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梓弓です。

 

「あの会社、管理職は4週間以上の連続有給を取ることが義務付けられてるんですって」

「そりゃ凄い」

「で、4週間いなくても問題なく業務が回る事が確認されたら、次の年に首になる」

と言うホワイトなんだからブラックなんだか分からない事を在米時代に聞きました。

 

本当にクビになるかどうかは別として、管理職たる者、自分が4週間いなくても回るシステムを構築する事が求められるし、それが出来たとしたら、その管理職は次のステップに進むべきだと言う事でしょう。

管理職と言うのは、自分が手を下さなくても回るシステムを創るのが仕事で、もし本当に完璧に管理職としての仕事を熟せたとしたら、その人のいるべき場所は、そこでは無くなってしまうと言う矛盾を孕んだ職種です。

実際には、市場も変化するし従業員も変化するしシステムには不断の改善が必要ですし判断業務もありますから、そんな事は不可能ですが、理屈の上では、その様な変化への対応や判断も自律的に行える組織を構築するのが理想形です。

 

ただし、この場合の管理職とは英語の「Managerを指します。日本語の「管理職」とは似て非なるものだと思います。

 

日本の管理職の場合、職種と職能がゴッチャになっています。

私が勤める会社が典型的なんですが肩書きが、主任、係長、課長代理と変わっても、やる事は全く変わりません

軍隊で言ったら軍曹的な下士官のイメージで、自分も実働部隊として働きつつ、部下の指導育成が求められます。

しかし下士官なら判断業務以上の事は士官が受け持ちますが、日本の管理職の場合は判断業務のみならず組織編制などまで求められてしまう場合があります。

それはそれで現場に詳しい者が判断業務や指導育成を行うと言うメリットもありますが、現場叩き上げなので書類仕事に弱かったり、抽象的な概念を駆使する戦略が弱かったりします。

逆に米国の様に「私は考える人、貴方は体を動かす人」とキッパリ分ける傾向が強いと書類仕事や戦略には強くても、現場に詳しくない者がルールを決めたり指導をしたりするとタイガイ明後日の方向になりますから、トンデモな指示を出す管理職ばかりになり現場は荒れる傾向になります。

システム構築や抽象的な戦略が得意なのに現場の事を良く理解している超スーパーなManagerなので、雇用の流動性が高い米国の場合、そう言う人は取り合いになり高給取りになります。

 

日本であれ米国であれ、組織の上の階層に行けば行くほど、抽象的な概念に関わる仕事が増え、具体的に手を動かす事は減ります

日米の仕事文化上、ルートは別々でも結果としては同じ様な能力が求めれられるのですが、どちらの道から行っても良き管理者になるのは中々難しいのは同じです。

 
梓弓

 いずれにせよブラックボックス化して
抱え込むんでは良き管理者ではありません。 


 自分が有給取れない、
 部下にも取らせない、
 が有能の証って幻想
やよい
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