School Life is Wonderful

カテゴリ: 発表会

(第4話の振返り)
まさか、英語学校で人生最大のトラウマを克服することができるなんて、なんというサプライズなんだろう。

FORWARDとEri、そして今こうやって聞いてくれているみんなに出会えなければ、二度と人前で演奏することはなかったと思います。

そしてそのきっかけが英語でのスピーチだなんて、人生何が起こるかわからない。スピーチを書いて本当に良かったな、と思いました。

さらに、その後にとても大きな決断をすることになります。
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(ここからが第5話の始まりです)

【大学院へ−“The Gentle Nine”】
「プロジェクトワークでのドラマ作りがライフワーク」と感じるようになった3年目にふと我に返りました。

“英語を口にする”ということが死ぬほど嫌だったったのに、いつのまにか消えている。しかも英語を話し、コミュニケーションを楽しんでいる自分がいる。


しかし、実態は演劇学校に入ったのか英語学校に入ったのかわからなくなるほど、表現することを楽しんでいるだけ。

これまで辛さが伴わなければ学習ではない!と思い込んでいた自分にとって、この感覚は何と呼べば良いのか?と自問するようになりました。

どうして私たちはプロの俳優を目指している訳ではないのに、ここまでドラマにのめり込めるのか?
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演劇については専門家の指導を受けている訳ではないのに、なぜ魅力的な演技が出来るのか?

演劇を学んでいる訳ではないのになぜ素晴らしいアイデアが生まれるのだろうか?

演劇という芸術行為を体現するFORWARDの皆さんと一緒に学ぶ中で、もしかしたらここには社会と芸術をつなぐ、まだ発見されていない何かが埋もれているのかもしれない、と感じたのです。

私が専門に扱うContemporary Music(クラシック音楽の流れを基本とする現代の音楽)は、難解で、一般的には馴染みの薄い分野とみなされています。

しかし私は難解だったり、直ぐには理解できないものだからこそ、面白く魅力的だと考えています。

日常生活でも、答えの出ない困難な出来事や、人間関係などに直面しますよね?私はその感覚と同じだと思っています。

どうしてそうなるのだろう?どういうことなんだろう?と一歩立ち止まって考える機会を与えてくれる。

そしてその自分の力で導き出した考えや解釈は「正しい・正しくない」で判断されるものではないと思います。

それと同時に、他人の考えも「正しい・正しくない」と扱うことはできません。

芸術は、そのような、生きていくために必要な目線や考え方を教えてくれるものだと思っています。
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プロジェクトワークでは、自分たちの意見を出し合い尊重し合います。

時には予定通りに事が運ばなかったり、日本語だったら簡単なのに、英語で、しかも伝えにくいことを伝えなければならなかったり、様々な困難が待ち構えています。

しかし決して相手を「正しい・正しくない」で判断しない。

相手の意見を尊重し、受け入れ、新しい道を見つけていく。

私が芸術を通してやりたいと思っていることをプロジェクトワークでは出来ている。

私たちのプレゼンテーションは決して自己満足ではなく、自己開発、イノベーションなんだ!と思うようになりました。

だからこのプロジェクトワークで起こっていることを記述し、何かを発見したい。

そして社会と芸術をつなぐ媒介者になりたい。

そのために研究したい、

と私の夢が生まれ、ある決断をしました

青山学院大学大学院社会情報学部ヒューマンイノベーションコースへ入学したのです。

その夢に向かって研究が始まりました。

FORWARDの先生方と仲間の協力のもと、現在クラスのビデオ録画やインタビューを行なっています。

大学院の授業の一つでは、今回のMondayの演目だった“The Gentle Nine”を題材に、言葉の身体化について英語でプレゼンテーションを行いました。

そして、先日幸運にも初めての試みであるFORWARD生によるボーナス・ウィークで発表することができました。
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入学当時、私が英語でプレゼンテーションする姿を誰が想像できたでしょうか?

自分自身がとても驚いています。

今回この機会を設定してれたYoshiとAya、推薦してくれたRie、深い絆で結ばれたプレゼンターのみんな、聴講してくれた参加者の皆さん、そして、愛するMonday Drama classのみんなに深く感謝しています。

そしてふたたび、あることを思いスピーチを作ったのです。
(第6話最終回に続きます)

(第3話の振返り)
Scriptの作成は前回以上の困難を極め、毎回クラスが終わった後にマクドナルドで会議・会議・会議!

もう怖いものがなくなったので、周りの目もまったく気にせず英語でガンガン喋っている自分が不思議でもあり、誇らしく思えた瞬間でもありました。

主役のポワロを務めたToshiがギネス記録だ!と表現していたように、映画でも2時間かかる内容を破綻なく23分でまとめ上げ、チームで作り上げたすべてを出し切ることができました。また、その喜びを全員で共有することができて、本当に嬉しかったです。

そして、もう一つ、大きなものを手にすることができたのです。それは、、、

スピーチのファイナリストとなれたことです。
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(ここからが第4話の始まりです)

 【スピーチ・ファイナリストとして】
心を打たれたスピーチコンテストから1年半後、スピーチコンテストのファイナリストに選ばれたのです。

スピーチを作り始めたあの日から、何度かMISで披露したものもあれば、一回で諦めてしまったものも含め、いくつかのスピーチを作りました。

ちょうど“Inside Out”の練習が本格的に始まった頃、とても悲しいことがあり、お風呂の中で涙を流したことがありました。

散々泣いた後「こんなことで泣いて下を向いても何も始まらない、顔をあげるんだ、あげるんだ Oriyo---!と、「あしたのジョー」に出てきそうな台詞を心の中で唱えていました(笑)。

そして、「今まで恐怖でしかなかった舞台で、自分を応援してくれている客席からの温かい目線に気が付けたのは、顔を上げられたからだ。そうだ、だから下を向いてはいけない」と気づいたのです。
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そして出来上がったのが、高校時代のピアノの失敗から舞台恐怖症となったことを題材とした“Life is your stage”です。

人生もお芝居も一度幕が上がると後戻りは出来ない。しかも平坦なストーリーはつまらない。山あり谷ありの方が断然面白い!

日常そのものが舞台だと思ったら、舞台恐怖症って小さなことだな、って思ったのです。

もちろん今でも舞台に上がる前は緊張します。

しかし、以前のように、ネガティブな気持ちは無くなりました。

そして、舞台に上がって、観客の皆さんとつながる、という貴重な機会にとても感謝しています。
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【20年後のプレゼント−トラウマとの決別!】

「ORIYOと連弾したいんだけど!」

スピーチコンテスト直後の2016年12月、キラキラと目を輝かしたEriからまさかのお誘い!

「ええ!?いや、もう約15年間弾いてないって言ったじゃん!」

と内心思いながらも、Eriがとっても楽しそうに話すので、とりあえず楽譜だけもらうことにしました。

Eriから受け取った楽譜を年末実家に持ち帰り、久方ぶりにピアノを弾いてみると、
「Eriとだったら出来るかもしれない、いや、やりたい!もしかしたら、これは20年前のトラウマと向き合うために神様がくれたチャンスかもしれない!」と思ったのです。

「弾けるかもしれない、、、」とEriに告げた途端、

「3月のMini-Presentationで弾くからね!」

と、驚く間も与えられず(笑)、Eriに引っ張られる形で演奏することになりました。

いざ練習が始まると、一人での練習は苦痛だけど、二人で練習すると、どうせならサプライズでやりたい、演奏前に寸劇を入れたい、とアイデアもやりたい事も湧いてきて止まりませんでした(笑)

そして、本番まで周りのみんなには秘密にしていたので、ずっと緊張していたのですが、演奏が始まると、、、、

ああ、あのトラウマはこのために神様が用意してくれた試練だったのかもしれない、と思うほど、心の底からピアノの演奏が楽しい!と感じることができました。
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まさか、英語学校で人生最大のトラウマを克服することができるなんて、なんというサプライズ!!!

FORWARDとEri、客席から応援してくれたみんなに出会えなければ、二度と人前で演奏することはなかったと思います。
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そしてそのきっかけが英語でのスピーチだなんて、人生何が起こるか本当にわかりませんね。

スピーチがくれた大きな大きなプレゼントでした。

さらに、その後にとても大きな決断をすることになります。

(第5話に続きます)

(第2話の振返り)
最初の練習の時、Mondayのドラマ作りに対する姿勢を見て、電撃が走りました。 全員、本気なのです。

しかも常に観客の目線を考え、暗転が多すぎると観客の集中力が途切れる、とか、今のセリフでは聞き取れないとか、自分たち本位ではなくて、見てくれるお客さんがどう感じるか、ということを常に考えて取り組んでいました。

その姿を見て、変なプライドに縛られていた自分がバカバカしく感じ、最初は渋っていた舞台に立つことを承諾しました。

それでも「舞台と私」の深いわだかまりがすぐに消えたわけではなく、心から反省したのは、初めてのFestivalが終わった直後。

みんなで作り上げた喜びはあったものの、もっとこうすれば良かった、ああすればもっと良くなった、どうしてできなかったのか?と後悔の涙を流し、自棄酒を浴びる始末。

これは、正面から向き合わなければならない、と決心したのでした。
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(ここからが第3話の始まりです)

【JOYが私を変えた−“Inside Out”】
前回の反省から、舞台が怖いとか言ってられない、とにかく一回は真剣に演じてみようと決意して取り組みました。

英語のレベルがまったく足りていないのはわかっていたものの、決意は固まっていたので、思い切って主役のJOYに手を挙げたのでした。

この“Inside Out”、前回のALLの教材にもなっていたので、FORWARDの皆さんには馴染み深い作品と思いますが、とても奥が深いストーリーだと思いました。

今までRileyを幸せにできるのは自分だと信じ込んでいたJOY。
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しかし、ある時期を境にJOYが頑張れば頑張るほどRileyの状況は悪くなっていく。

そして、諸悪の根源だと思い込んでいたSadnessをJOY自身の中に見出した時、JOYは自分の誤りに気づく。

私はこのJOYが涙を流すシーンと、Sadnessに “It’s up to you. Riley need you.” と自分が握りしめていたバトンをSadnessに受け渡すシーンが大好きです。

JOYと仲間であるEmotions の成長がRileyの成長であるというメッセージを胸に、JOYを自分なりに演じることによって何かが大きく変わった気がします。

全員の力があってこその成功ですが、血の滲むと言っても過言ではない難しいストーリーを完成させてくれたScriptチームとLeadersには本当に感謝しています。
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【怖いものがなくなった−“Murder on the Orient Express”】
“Inside Out”の経験で気を大きくした私は、もう恐れるものはない(笑)というほど、プロジェクトワークに没頭していきます。

とにかく今まで誰も見たことがないチャレンジングなものがやりたい!と思って提案したのが、ミステリーの金字塔「オリエント急行の殺人」でした。

私は演目が決まる前から、クラスのメンバーが犯人役を演じている姿を想像しただけでヨダレが出るほど一人で興奮していました(笑)。

最初は、ポワロって誰?ってところから始まり、私の熱意に押され気味だったMondayの雰囲気も、役が決まると段々とみんなの顔付きが変わっていきました。
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その過程は楽しかったものの、Scriptの作成は前回以上の困難を極め、毎回クラスが終わった後にマクドナルドで会議・会議・会議!

もう怖いものがなくなったので、周りの目もまったく気にせず英語でガンガン喋っている自分が不思議でもあり、誇らしく思えた瞬間でもありました。

主役のポワロを務めたToshiがギネス記録だ!と表現していたように、映画でも2時間かかる内容を破綻なく23分でまとめ上げ、チームで作り上げたすべてを出し切ることができました。

また、その喜びを全員で共有することができて、本当に嬉しかったです。
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そして、もう一つ、大きなものを手にすることができたのです。

それは、、、

スピーチのファイナリストとなれたことです。
 
(第4話に続きます)

私は舞台に上がる人間じゃない、と思い込んで生きていました。それが、英語を習いに来たはずなのに舞台に上がるなんてまさに青天の霹靂!

しかし、いざ舞台に立つと、明らかに客席にいるみんなの目が私を応援してくれていました。たった一行 “In a sense we’ve come to our nation’s Capital to cash a check.”と言うだけで大拍手!

しかも、その拍手が単なる慰めではなく、最初の一歩を踏み出すのがどれほど大変なことかを知っているからこその賞賛の拍手だと感じました。

今でもその感動は忘れていません。あの拍手をもらった時、ワンデープログラム受講前に入学を決心したのでした。

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(ここからが前回からの続きです)

【FORWARDライフの始まり!】
2015年6月に入学し、初回の授業はMISでした。最初だったので、自己紹介があるとも知らず、しどろもどろに挨拶したのを覚えています。

そして石渡先生から「Which project work?」と尋ねられ「Monday…」と答えると、一部から「Oh!」と声が漏れ、これまたなんで歓声が上がるのか疑問に思いながら(今では私が声をあげていますが)、私のFORWARDライフがスタートしました。

プロジェクトワーク初日は、Festivalで発表する演目を決める最もエキサイティングな日でした。

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(2015年6月のプロジェクトワーク初日の写真)


違わず歓迎ムードで迎えられると、すぐに3分間プレゼンテーションの真剣練習モードに(!)。しかし、私は何がどうなっているのか理解する間も無く、言われるがまま動き、Monday Dramaクラスの温かく、ドラマティックな洗礼を浴び、現在に至ります(笑)。

今でこそMondayの中で在籍年の長いメンバーの一人となり、誰よりもプロジェクトワークを楽しんでいる私ですが、最初から楽しんでいた、というわけではなく、最初は皆についていくだけで精一杯でした。


【スピーチとの出会い】
入学から1ヶ月経った7月、最初のMini-Festivalに参加しました。先日終わったばかりのMini-Festivalでも少しお話ししましたが、初めて見たスピーチコンテストでのファイナリスト一人一人のスピーチにとても感動しました。

そして、その時の優勝者であるYutaの言葉が今でも忘れられません。

“Making speech helped me to remember myself. Everyone has own stories. I want to listen to your story.” 

私のストーリーってなんだろう?って考えた時に、真っ先に思いついたことは、舞台恐怖症のことでした。これをスピーチにしたら“Own Story”になるかもしれない。そう思いながら、次の日から書き始めました。

書き始めてから思ったのは、自分のことだと話が長くなるということ(笑)。

気がついたら、今まで見たこともない文字量を書いていました。英作文なんて英会話の次に苦手で誰かに頼らなければ書けなかったのに!

そして「あの時私はこう感じていたんだな。でもこれがあったからこそ、気づくことがあったよな」と、自分自身のことなのに見落としてきたこと、見ぬふりをしてきたことなどが次から次へと出てきました。

まさか、英語でスピーチを書くことで、自分と向き合うことになろうとは、思いもよりませんでした。

初めてMISで披露した時は、足がガクガク震えましたが、初めての挑戦をその場にいる全員が喜んでくれたことがとても大きな自信となりました。もうこの時には、皆の反応に驚いている自分はいませんでした。

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(初めてのMini-presentation)

【初めてのFestival −We Are The World”】

Mini-Festivalが終わり、FORWARDの雰囲気にも慣れ、秋の始まりが感じられる9月になると、だんだんとFestivalに向けての雰囲気が濃くなってきました。

私はというと、、、、最初にお伝えした通り、舞台を支える裏方の仕事に携わる身だったので、舞台に立つ気は全くありませんでした。

今だから告白しますが、素人の自己満足で創られた舞台に立つなんて、同業者に知られたら恥ずかしくて明日から働けない!とまで思っていたのです。

だから、初めての
Festival、しかもドキュメンタリーの“We Are The World”を舞台化するというチャレンジングな演目でDirectorに手を挙げたのは、チャレンジでもなんでもなく、裏方としてサポートはするけれども、舞台で演じるなんて絶対無理!と思っていたからです。

しかし、最初の練習の時、
Mondayのドラマ作りに対する姿勢を見て、電撃が走りました。

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 全員、本気なのです。


しかも常に観客の目線を考え、暗転が多すぎると観客の集中力が途切れる、とか、今のセリフでは聞き取れないとか、自分たち本位ではなくて、見てくれるお客さんがどう感じるか、ということを常に考えて取り組んでいました。


その姿を見て、変なプライドに縛られていた自分がバカバカしく感じ、最初は渋っていた舞台に立つことを承諾しました。

それでも「舞台と私」の深いわだかまりがすぐに消えたわけではなく、心から反省したのは、初めての
Festivalが終わった直後。

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みんなで作り上げた喜びはあったものの、もっとこうすれば良かった、ああすればもっと良くなった、どうしてできなかったのか?と後悔の涙を流し、自棄酒を浴びる始末。

これは、正面から向き合わなければならない、と決心したのでした。

(第3話に続きます)

みなさん、こんにちは!Monday drama class のOriyoです。
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FORWARDと出合って早3年が経とうとしています。入学した2015年6月の時点では、予想もしなかったWonderfulなことがたくさん起こりました。

これまでの出来事を振り返り、先生方や切磋琢磨してきたFOWORD生の皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたく、そしてまだまだ不安でいっぱいのNew comerの皆さんにも少しでも参考にしてもらえればと思い、このブログを書きました。

3年間の思いをギュウギュウに詰め込みましたので、少々長くなりましたが、お付き合いいただけると嬉しいです。

私は主にクラシック音楽のコンサートやイベントの企画制作を行うアートマネジメントと呼ばれる仕事を2017年3月まで行っていました。

?が思い浮かんだ方は、コンサートをFORWARDのFestivalに置き換えていただけると少しイメージしやすくなるかもしれません。Festivalを開催するために、企画内容の立案、会場の予約、会場のスタッフや出演者であるFORWARD生との打ち合わせ、スケジュール管理、当日の人員配置、タイムマネジメント、ポスターやチラシ、パンフレットの作成、イベントの告知、会場でのお客さまの誘導、そして会場を盛り上げるための司会進行などなど、Festivalを成功に導くために先生やスタッフ一丸となって私たちを支えてくださっていますよね?そのようなイベントを滞りなく行うためにマネジメントすることが私たちの主な仕事です。

出演者であるアーティストとご来場いただいたお客様がストレスなく喜んでいただけたならば、私たちの仕事はほぼ成功です。いわゆる舞台の裏方の仕事をしていました。

しかし、現在は今回のスピーチ“Are you happy now?”でお話ししたとおり、FORWARDでの学びがきっかけとなり、社会と芸術の関係を研究するために大学院の社会情報学部で学んでいます。

そんな私がなぜFORWARDの門を叩いたのか?

【英語と私】
英語を話せたらかっこいいなぁ、勉強頑張るぞ!と誰もが思う願望を胸にスタートした中学時代。意気込んだのも束の間、中学2年生の時に受験した英検3級の面接試験で一言も喋れなかったことがトラウマとなり、完全に英語アレルギーに。

それから何度も英語を習得しようと試みましたが、ただでさえ飽きっぽい性格な上、極めることなく色んな教材に手を出し続けること約20年。結果は笑って誤魔化す自分がいるだけ。投資した額を怖くて勘定できない惨めな自分がいるだけでした。

【FORWARDとの出合い】
2013年の春、当時京都にいた私は、東京で働けるチャンスをゲット!しかも日本で唯一とも言える現代アート・音楽を専門的に扱うアートセンターのスタッフの職を得ることができ、希望を胸に東京へやって参りました。

しかし、一つ問題が…そう、英語です。最初の2年間は優秀な同僚の陰に隠れ、とびきりの笑顔(!)と勢いでなんとか乗り切れたものの、2015年の春、英語ができないことで、仕事の自信を失い、人間としての自信も失い、出社拒否寸前まで追い込まれました。とにかく、自分の英語が恥ずかしくて、口に出すと死んでしまうのではないか、というくらいの拒否感がありました。

「このままでは本当に自分が駄目になってしまう!」

このとてつもない挫折感が、すべての始まりかと思うと本当に不思議!「自分を変えたい、英語ができるようになりたい!」と藁にもすがる思いで「1日 集中 英語」とキーボードを叩き、ヒットしたのがFORWARDでした。

私のスピーチ "Life Is Your Stage" を聞いてくださった方はご存知かと思いますが、私の最初のFORWARD体験は、ワンデープログラムではなく、朗唱ブートキャンプ、当時の朗唱セミナーでした。すぐにでも英語を話せるようになりたかったので「とにかく何でもやります!」と思った私は、スクールガイダンスの時に、ワンデープログラムの前日にあった朗唱セミナーにも勢いで申し込みました。

その出来事はスピーチの内容になるほど、私のこれまでの人生を揺さぶるものでした。


("Life is Your Stage" スピーチ)


【舞台恐怖症とブート・キャンプ】
とにかく切羽詰まっていたのでそれなりに覚悟はしていたものの、驚きと戸惑いの連続が私を待っていました。

どうして習う必要があるの?と思うほど参加者のレベルが高かったり、私を含めたNON FORWARD生を大歓声で迎えたり。

「なんなんだ、ここは!!」と内心思っていましたが、戸惑いつつも、誰かと英語を練習することがこんなにも楽しいとは、参加するまで夢にも思いませんでした。

しかし、私が一番驚いたのは、舞台の上で、しかもみんなの前で英語を朗唱しなければならないということ。

「人前で話すこともできないのに、舞台の上でなんて絶対無理!!」

私は今でも石渡先生の “Okay, next group, come up on stage!”という声が忘れられません(笑)。

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(初めて参加した朗唱ブートキャンプセミナー)

高校1年の春、地元(福岡)の音楽高校にピアノ科で入学した私は、最初の実技試験でとんでもない失敗を犯しました。演奏の途中で次の音がわからなくなり、完全にストップ。パニックになった私は、その後、何度も何度も間違えながら、ボロボロの演奏を恩師の前で披露したのです。

演奏後、お辞儀をしたまま顔をあげられず、下を向いたまま部屋を出ました。今でこそああいう経験をしたからこそ今があるんだな、と思えるようになったのですが、当時は人生最大のトラウマとして重くのしかかり、私は舞台に上がる人間じゃない、と思い込んで生きていました。

それが、英語を習いに来たはずなのに舞台に上がるなんてまさに青天の霹靂!

しかし、いざ舞台に立つと、明らかに客席にいるみんなの目が私を応援してくれていました。

たった一行 “In a sense we’ve come to our nation’s Capital to cash a check.”と言うだけで大拍手!

しかも、その拍手が単なる慰めではなく、最初の一歩を踏み出すのがどれほど大変なことかを知っているからこその賞賛の拍手だと感じました。

今でもその感動は忘れていません。あの拍手をもらった時、ワンデープログラム受講前に入学を決心したのでした。

(第2話に続きます)

私は Project Work が好きです。

1つの目標に向かって、
あれこれ悩みながら、
得意なことを持ち寄り、
時には揉めたりしながら、
感動をつくりあげていく…。

個々のProject Workの思い出は尽きません。
(ここからが前編からの続きです)


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☆初めての「Shall we ダンス?」 'Shall We Dance?'

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サタドラ(Saturday Drama)では、、、

毎週ダンスレッスン。

ここは英語学校なのに、と苦笑。

楽しかったけれど、
衣装や小道具や、主要メンバーの個人レッスン参加に、
ここまでやるの?と驚きました。



☆2つ目は「ラジオの時間」 'Radio Time'
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直前でそこまで練って来た企画が全カットになり、
口惜しい思いをしました。

反論出来なかった、自分の英語力のなさも不甲斐なかった…。

また、企画の精度や、
メンバーの発表会への参加のしかたについて、
深く考えもしました。
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仲間には恵まれ、その後も旅行で尋ねたり、
お茶や御飯に行ったり、友情は続きました。



☆3つ目は「ミセス・ダウト」 'Mrs. Doubtfire'

SMD(Sundy Morning Drama) へ移り、
初めてのスクリプトチームに。
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アマゾンで買った、英語脚本本からセリフをコピペして、
毎週なんとかスクリプトをまとめたなぁ。

主役のMasaとBucho、スクリプトチームのSakiとは、
「どういう気持ちなのか」
「何を伝えたいのか」
直前まで何度も話し合い、
細かくセリフを修正しました。

本番が終わった時の感動は、
汗と涙の結晶だと感じました。
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今回、渡星に当たって、DVDを観返したのだけど、
場面やセリフのそこここに、
そう、ミセス・ダウトはそう言ったの!

そこ、どうしても残したいって話したの!
などの思い出があり…
映像は自由に持って来られないお国柄、
DVDは処分して来たのだけど、
後ろ髪を引かれる想いでした。



☆4つ目はプレゼン「笑い」 'lol Laughter'

水曜プレゼン、初めてのサブリーダーとなりました。

リーダーのKaoriとはたくさん話し、
Kaoriの無駄のない、けれど、もの凄い努力と、
周りとうまくやっていくパワーに感銘を受けました。
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華のあるKaoriに対し、地味な私は、
これはずっと裏方かもしれない、
と一時は諦めかけましたが、

「ラジオの時間」の頃の友人Kazuの励ましもあり、
ステージ上でみんなと感動を分かち合いたい、
という気持ちを貫くことが出来ました。

ステージ上で少しでも輝きたいと、
一人でパントマイムレッスンに通ったりしたのもこの頃です。
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☆最後の「るろうに剣心」 'RURONI KENSHIN'

SMDへ戻り、2度目のサブリーダーとスクリプトチームに。

リーダーのQ-chanは太陽のような人で、
いつもクラスを明るく温かくしてくれました。
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人数が多かったので、目配り✖️気配り、
何かと気を使いました。

発表会まではいつも心配ばかりしていて、
気苦労もあったけれど、
発表会当日を感動で終えられ、
全ていい思い出になりました。

打ち上げでは予想通り泣いてしまいました。

9月から11月の発表会前までの3ヶ月間は、
毎週日曜日の夜、有志で殺陣のレッスンに通いました。
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先生や先輩生徒さんが熱心に指導してくださって
本当に有難かったのだけれど、毎週通うのはなかなかキツかった…。

いっしょに通った、NatsukoやGo、Q-chan, Megu-chanとは…
「がんばったよね~」と(感涙)。

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これらの過程で「雲の上の人々」が
どんどん信頼できる友人に変わっていきました。


思い返せば、私はそれまでの人生、
ずっとなるべく目立たないようにひっそりと、
と考えて生きて来ました。


だけど、ここで「凄い人たち」にたくさん出会い、
いっしょに頑張ることで友情も芽生え、
その内に、「凄い人たち」と私には、
ものすごく大きな違いがある訳ではない。

言ってみれば、努力してやり通す覚悟くらいのものだ、
今までの人生、私はなんて怠惰だったのだろう、と反省しました。

努力は、腹をくくれば誰でも案外できる、
分相応な目標なら叶うものだ、と思いました。

最後の発表会が終わったとき、
これから英語をどう学ぶのか、
また、自分の人生について、じっくり考えました。

そして、3年間勉強した英語を校外で試してみたい、
海外に関する仕事がしたい、と思っていることに気づきました。

ちょうどその時、会社でシンガポール駐在を募集しており、
思い切って応募したところ、縁あってこのたび転勤となりました。

これは全て、FORWARD と友人達のお陰です。

みんなが助けてくれて、励ましてくれて、
いっしょに頑張ってくれたから、
何があっても挫けずに続けて来られた。

いっしょに練習すると、気づきも2倍で楽しかった☆

FORWARDに通い始めた頃は
人の入れ替わりが多いな、と感じたけど、
それもこれも、ここは交差点なのだ、と、私は思います。
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行き交う人々の中、立ち止まる人も、足早に過ぎる人もいる。

私は、ゆっくり横切って、今は遠くに来ている…。

一期一会の積み重ねから、友情や夢が生まれ、
私は、お陰さまで、新しい夢に向かって一歩踏み出せたところです。

本当にFORWARDと仲間達に会えて良かった!
心から感謝しています。ありがとう!!

みなさまの夢が叶いますように。
星の国、シンガポールから愛を込めて☆//

Nobu


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Nobuのミニ発表会でのスピーチはこちらです。



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そして11月23日(文化の日)と26日(日)には、スピーチやプレゼン、ドラマなど、第22回目の英語発表会が開かれます。無料で公開していますので、ご都合がつくかたはぜひご観覧にいらして下さい。


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7/1(土)のミニフェスティバルでは、スティーブ・ジョブズのスピーチ朗唱コンテストや3分間スピーチの決勝も行われました。
ファイナリストのみなさんの朗唱そしてスピーチ、感動しました!

☆Recitation Contest New Comes League

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☆Recitation Contest Veterans League

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☆3-Minute Speech Contest

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夜の懇親会にて結果発表。

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今回はそれぞれの優勝者が同じ、土曜日のAAA Project Workクラスの受講生でした。
履修するための条件があり、ノルマがあり、より高い目標をもってプロジェクトに取り組んでいくドラマクラスです。

さあ、次回は11月の発表会、本番に向かってがんばっていきましょう~

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