2005年11月28日

ネットを見ないフツーの人の靖国感

先日事務所の先生が、何がきっかけだったかは忘れたがポツンとこんな事を言った。
「それにしても小泉さんは、なんにも意地張って靖国なんか行かなくてもいいのにねぇ。」
…今思えばなんでいきなり先生はこんな事を言ったのだろう?? 何をしていた時だったんだろう? まぁともあれ仕事中の事だ。
…先生はヒマしてるので、新聞でも読んでいたのか?
もちろん私はすぐに反応して「いえ、先生 それは違いますよ」とつい出てしまった。

「他国のいいなりになって日本が姿勢を変えることが問題なんです。
あれは完璧に"内政干渉"なんだから、言うなりになってはいけないんです。
日本国内で、憲法違反がどうとかいう話でやる、やらないが問題になる事はかまいませんが、他国に言われて変えることではないんです。日本の独立国としての尊厳に関わる問題です。」

「しかし向こうの人がいやだというものを無理にしなくても…
どっちも意地の張り合いで…どちらかが意地を引っ込めなくちゃ、先に進まないでしょう」

「いえ、向こうは単に国内をまとめるために反日政策を取っているのですから、日本が譲歩する事ではないです。
靖国で譲歩したとしたら、これ幸いと又他の事でいちゃもんをつけてくるのは、目に見えていますよ。
意地の張り合いだというのなら、向こうが反日政策を止めればいいだけの話です。先に進まない、と言っても困るのは向こうなんですから。
現に盧武鉉は、靖国のせいで会わないってさんざ言ってましたけど、先週会ってますよね。ちゃんと向こうが折れてきてるんですよ。
それを日本の新聞は、ちゃんと書こうとしない。小泉が孤立しているなんていう見出しで記事を書いて、それに気づかせないように書いている。
(思い出した。盧武鉉と会った土曜日の次の週の火曜日くらいの話だ)
それに向こうは…特に中国は、国が情報を統制していますから、国民に本当の事を教えていないのですから、国民が反対しているからというのは、理由になりません。そう言うように、中国共産党がし向けているだけなんですから。
韓国の場合にしてみても、マスコミがかなり片寄っていますし、形だけの民主国家で、全体主義的にどんどん片寄って行ってるんですから。
先生は新聞やテレビのニュースしか目にして見えないから、そんな事をおっしゃるんですよ。日本の現在のテレビや新聞なんて、めちゃくちゃ片寄ってるんですよ。向こうにとって都合の悪い事なんて全く載せない。今日も中日新聞があんまり片寄ってるから、文句言ってやろうと思って、新聞ちぎって持ってきたんですけどね…」なんて、靖国をその内離れてどんどんしゃべりまくってしまった。

そう。たまたまその日は、あまりに新聞の書き方が片寄っていて腹がたったから、実際バッグに新聞の朝刊の一面をやぶいて入れて持っていたのだ。

きっとここで、内心先生はひいただろーなぁと…。

最近電凸が自分の中では、かなり当たり前になっているので、ついこんな事まで話してしまったけれど、ちょっと前の自分なら電話で文句いう人なんて、かなり激しいと私でさえ思っただろう。
感じ方というものはちょっと考え方が変わるだけでずいぶん違ってくるものなんだなぁと自分でも実感。

とうとう先生は「だって○○さんは、(私のコト)どっちかと言えばウヨクだから…。
わしは、どっちかと言えば左翼だもんで…」なんて言い出した。

どういう話のくだりでこの言葉が出たのか、もう忘れてしまった。
やっぱしこう言うことはすぐに書かないといけないらしい。書こう、書こうと思いつつ、ちっとも書けないでいたまま日にちが過ぎてしまうと、記憶がかなりいい加減だ。

この言葉にしばらく考えて、
「はは…まぁそうですねぇ。最近かなり私は右いってますから…」と笑ってごまかした。ここで「先生」を怒らせても致し方ない。
だいたいが私は激しい人間なので、こういう事をしゃべり出すと、どんどん熱くなっていってしまう。案外向こうの人の血が混じっているのではないかと思うくらいだ。

そして考えた。

今の先生は本当にいい人なのだ。
職員の事をいつも考えてくれ、自腹でおやつを買ってきてくれたり、残業の心配をしてくれたり、有給は取っているのか?と聞いてくれたり…
そんな親切で人のいい、やさしい先生だからこそ、この場合でも気楽に反対論を述べる事が出来たわけで、前の先生のように、自分が一番エライと思っていて人が反論するのは気にくわない、というタイプの先生なら、私はきっと何も言わなかっただろう。
そんな「いい人」だから、テレビや新聞で言われるままに、そして 70年代、80年代を普通に生きてきた人にとって当たり前の、いわゆるお花畑思想の、

戦争はいけない、
平和が大事、
武力による外交はもっての他、
話し合いで何事も解決できるし、しなくてはならない、

という感覚でいて、ふと 口に出てしまったんだろうなぁと。

それに、強制連行や南京の問題にしても、従軍慰安婦の件にしても、
多分新聞テレビの垂れ流すデマをそのまま信じているのだろうし、連中が意図するままに、それが「当たり前の考え方」だと、洗脳されてしまっているのだろう。
中国の危うさ、恐ろしさなんて、全く思っても見ないんだろう。
(そうだ、ここで私は確か、中国共産党が文革で6000万人を殺した事、今もチベットで東トルキスタンで民族浄化をしつつある危険な政党である事を話し、
「先生ワイルドスワンは読まれました? 一度読んでみてください、中国共産党というものへの考え方が変わりますよ」と話したのだった…。)

人のいい人ほど、きっとそうなのだろう。。。。と、後から考えてもつくづくと思った。
そして、怖くなった。
実際、いかにネットでこの手の事が話題になり、たくさんのブログでそれらが語られていても、興味のない人はそんな話は「又ウヨクが何か言ってる」くらいにしか感じてくれなくて、読みもしないだろう。
こういう事に関心のある人なら、今までだって自分から本でも手にとって読んでいただろう。
この手の話題は出版界ではかなり昔から、たくさん出ていたのだから。
それでも興味のない人にとっては、そんなものは目に入らなかったのだ。

問題はこれら多くの政治や国際問題に関心のない人に、こういう話をどう知らしめるかなのだ。
残念ながら、殆どの一般の人は新聞やテレビしか見ない。
私のまわりなんて、ネットでニュースを見る人なんて、20人に一人いるかいないかだ。
つまり、彼の国の連中のやり方はかなりの部分で成功していると思わざるを得ないではないか。そう思うと、ネットが台頭してこなければ、どんな事になっていただろうと思うと、心底ぞっとする。

日本を普通に愛し、日本の将来を憂い、中国や韓国の理不尽に怒る人が自由な発言の場を得、今までマスコミが勝手に作り出していた「世論」がいかにうさんくさいものだったを、ネットが知らしめた。
そしてこの時期に、日本の首相がたまたま小泉さんだった。

もしも、今この時期にネットというものがなかったら、
もしも日本の首相が小泉さんでなく、親中売国の政治家だったら…と思うと…
ほんとにぞっとする話ではないか。

ここに何かの力、日本を守ろうとした何らかの力が働いたのかなと、ふと感じてしまった。

考え過ぎかな…

それにしても、普通の人はやはり、そんなふうに感じているという事なんだ。
なんとか一般の人に、知らしめるいい方法はないものなんだろうか。

あれ以来、ずっと考えている。

車にステッカーでも貼ろうかな…

「マスコミ報道はゆがんでいます 2ちゃんねるでニュースを見よう!!」
なんてステッカーを作って貼ったら…車止めておく内に、壊されるかなぁ。 



Posted by foryou_m at 03:18│Comments(1)TrackBack(5) │この記事は「ニュース:政治教育」カテゴリーに含まれています |★ 

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この記事へのコメント
こんにちは

トラックバックさせて貰いました。時々お邪魔しますので、よろしく、どうぞ。
Posted by 佐々木 寛 at 2005年12月05日 18:59