20170809-28




1: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)18:54:12 ID:MrF





3: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)18:55:10 ID:MrF
銃兵隊兵士その1「正午だ、さあ行こう、さあ行こう!」
銃兵隊兵士その2「待ってくれ、起きたばかりでまだ眠いんだ」




4: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)18:56:02 ID:MrF
その1「見ろよ、クーシカだ、まだ寝てやがる」
その2「さあ起きろ、クーシカ、お天道さまが笑っているぞ!」




5: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)18:58:00 ID:MrF
なぜかキリル文字が投稿しても反映されないわ
ロシア語の原文はぐぐって、どうぞ

クーシカ「昨日も敵をやっつけた、手柄はみんなおいらのものさ」
その1「クーシカ、もう正午だぞ」
その2「夢見る一時はもう終いだ」




6: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)18:58:49 ID:MrF
クーシカ「あれを見ろ、あすこに代筆屋がいるぞ」
兵士その1&その2「ごきげんよう、親愛なる代筆屋殿!」




7: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)18:59:50 ID:MrF
クーシカ&その1&その2「相変わらずみすぼらしい身なりだな、代筆屋殿!」
クーシカ「おいらたちのところに来れば、貴族のような暮らしができるぞ」
3人「ハハハハハ!」




8: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:00:44 ID:MrF
代筆屋「ソドムとゴモラみてえに堕落しきった街だ、ちきしょうめ!
ごろつき同然の輩がのさばってやがる」
シャクロヴィートゥイ「そこな代筆屋、よろしいか?」




9: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:01:40 ID:MrF
代筆屋「ヒッ!誰だ誰だ、死神のように小生を呼ぶのは!」
シャクロヴィートゥイ「名は明かせぬ、代筆屋よ、仕事があるが、聞いてくれるな?」




10: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:02:33 ID:MrF
代筆屋「代金さえいただければ、引き受けますとも」
シャクロヴィートゥイ「では、密告書を書いて頂けるな?」




12: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:03:27 ID:MrF
代筆屋「密告書?とんでもない話ですな、他をあたるんですな」
シャクロヴィートゥイ「それは残念だ、僅かばかりだが、これは報酬だ」
代筆屋「喜んで引き受けますとも!」




13: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:04:41 ID:MrF
シャクロヴィートゥイ「偉大なるルーシを統べる高貴なるソフィア様に奏上す、
ホヴァーンスキー一味がモスクヴァを荒らしまわり、
彼奴等のドン、イヴァン・ホヴァーンスキーとその惣領息子アンドレイが、
ツァーリの座を狙っておりまする!」




14: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:05:17 ID:MrF
代筆屋「(やべえ、やべえよ、これは……)」
シャクロヴィートゥイ「今一度ホヴァーンスキー一味に正義の鉄槌を!」




15: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:06:25 ID:MrF
代筆屋「これがホヴァーンスキー公の耳に入れば、小生はどんな目に遭う事か!」
銃兵隊の合唱「誰にも我らを止められぬ、我らに歯向かうものには死あるのみ!」
シャクロヴィートゥイ「銃兵隊だ!身を隠せ、代筆屋!」




16: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:07:46 ID:MrF
シャクロヴィートゥイ「行ったようだな、さあ、続きを書け!」
代筆屋「お望みとあらば、血でも書いてやりますわ!」
シャクロヴィートゥイ「我ら、真にルーシを愛するものは、
今は臥薪嘗胆しておりますが、ソフィア様の命とあらば命すら投げ出しまする」




17: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:10:18 ID:MrF
シャクロヴィートゥイ「一字ももれなく記したな?」
代筆屋「あんさんは何だって、こんな仕事を小生に依頼しなさったのです?
そのように威圧的な空気をまとって?」
シャクロヴィートゥイ「余の素性を問う事は許されぬ、
余の正体を知って生きて帰ったものはおらぬ」
代筆屋「((ボヤール(門閥貴族)だ、深入りせぬが吉と見受ける)」




18: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:11:08 ID:MrF
代筆屋「えらい目にあった、貴族の依頼など受けるものではない
だがあいつは馬鹿者だ、小生が死んだ同僚の筆跡で書いた事すら分からない!」




19: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:12:57 ID:MrF
ナロード(臣民)「でっけえ石柱だ、何か書いてある、だけど俺らには読める奴はいねえ」
臣民「そうだ、代筆屋に聞こう」
臣民「代筆屋、ちょいとお願いがある」
代筆屋「なんだなんだ、今度は何だ!厄介ごとはごめんこうむる!」




20: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:14:51 ID:MrF
臣民「この石柱に書いてある文字を、ちょいと読んでほしいんだがね」
代筆屋「小生は代金を払わぬ奴の為に仕事はしないんでね」
臣民「生意気な事を言う、こいつの仕事場をちょいと荒らしてやれ!」
臣民「代筆屋は70歳、ご隠居することなく、善良な人々から金を巻き上げる」




21: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:15:31 ID:MrF
代筆屋「わあ、わあ、やめてくれ、やめてくれ!
仕事は引き受けるから!」
臣民「そうこなきゃな、さあ、読んでくれ!」




22: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:15:54 ID:MrF
ちょっとコーヒー飲んでくる




23: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:16:40 ID:t39
ムソルグスキーとか展覧会の絵と禿山の一夜しか知らんわ




26: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:22:08 ID:MrF
>>23
ボリス、ホヴァンシチナ、死の歌と踊りはぜひとも聴いてほしいやで
後の2つの訳もいずれ立てるやで




24: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:17:37 ID:ofa
オペラとオペレッタとミュージカルってどう違うんや?
オペラ座の怪人はミュージカルやんね?




26: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:22:08 ID:MrF
>>24
オペラ いわゆる歌で進められる芝居
オペレッタ オペラに準ずるが、内容が軽くて楽観的、サクッと楽しめるのが特徴
ミュージカル オペラと違って、セリフに音楽はつかない




25: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:20:13 ID:xKM
間奏曲だけでええんじゃ!




26: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:22:08 ID:MrF
>>25
ゴリーツィン公の流刑の間奏曲やな?
有名な前奏曲ではなく間奏曲を挙げるあたり分かってるな

(脳の栄養を補給してきたやで~
ガンガンいくやで)

代筆屋「周知のとおり、銃兵隊がモスクヴァを荒らしまわり、
大貴族らを私刑に処した、
犠牲者は以下の通り……
チェレプニン大公、ロマダノフスキー大公、ラリノフ大公とその息子!」




27: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:23:11 ID:MrF
臣民「悪魔のように、次から次へと殺しまくる!こんな奴らがのさばるなんて、なんてひでえ時代だ」




28: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:24:41 ID:MrF
臣民「ルーシよ、何と辛い時代に苦しめられている事か……
誰がそなたを苦境より救ってくれるというのか……」

※こ↑こ↓だけ臣民の思考がいきなりレヴェルアップしている気がするが、
ショスタコーヴィチが挿入した部分なんでまあ多少はね?




29: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:25:31 ID:MrF
代筆屋「ほら、悪魔のラッパが聞こえる、銃兵隊のお出ましだ!」
臣民「ほら、ほら、引き上げるぞ、みんな!」




30: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:26:17 ID:MrF
銃兵隊の妻と子供たち「親父殿がいらっしゃった、いらっしゃったよ!」
銃兵隊ら「偉大なるホヴァーンスキー大公に、敬礼を!」




31: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:26:38 ID:MrF
銃兵隊「親父殿!親父殿!お言葉をお聞かせください!」




32: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:31:53 ID:MrF
イヴァン・ホヴァーンスキー大公(※以下イヴァン)
「子らよ!我が子らよ!主の恩寵深きモスクヴァとルーシに降りかかりし災難を、我らは振り払った!
ルーシを裏切り、不正をはたらく門閥貴族どもは排斥された!
そなたらの働きのおかげじゃ、感謝するぞ!」
銃兵隊ら「そうですとも!そうですとも!親父殿!親父殿!」




33: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:33:27 ID:MrF
イヴァン「さあ、子供たちよ、今日もモスクヴァのため、ルーシのため、出陣せよ!」
銃兵隊「我らが白鳥公に敬礼を!敬礼を!」




34: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:34:39 ID:MrF
アンドレイ・ホヴァーンスキー大公(以下アンドレイ)
「こっちにこいよ、逃げてないで……楽しもうぜ、娘さん!」
エンマ「放して!放して!私を放っておいて!誰か、私を助けて!」




35: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:36:40 ID:MrF
アンドレイ「ほうら、追い詰めたぞ」
エンマ「あなたの事は存じ上げておりますわ、ホヴァーンスキーの若殿、
あなたは私の父を殺し、婚約者を追放なさった!
母に何の情けもかけず、今はこうして私を嬲って楽しんでいる……」
アンドレイ「小鳩が鷹から逃げられると思うなよ、お嬢さん!」




36: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:37:33 ID:MrF
エンマ「助けて!誰でもいいから、私を助けて!」
マルファ「相変わらずね、アンドレイ!」
アンドレイ「(魔女が来やがったな……)マルファ!」




37: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:38:08 ID:Pp8
インテリj民オッスオッス!




38: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:39:02 ID:Lwn
展覧会の絵しか知らないンゴねえ




39: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:39:16 ID:MrF
マルファ「かつて私と永遠の愛を誓いながら、私をもてあそんで捨て、
今度はこのお嬢さんに私と同じような事をしようとしている……
それが誇り高き貴族のなさることなの、大公様?(※マルファはこのオペラで、かつての恋人であるアンドレイを一度も名前で呼ばず、大公様、あるいは愛しい人!と呼びかけている)」




41: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:40:15 ID:MrF
アンドレイ「形勢不利だ、ともかくマルファを説得して……」
マルファ「聴こえて?あなたの父君がいらっしゃるわ!」
アンドレイ「父上が?」




42: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:41:03 ID:MrF
イヴァン「何やら騒がしいの、何をしておるのじゃ?
アンドレイではないか!
それにマルファ、ごきげんうるわしゅう……」




43: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:42:11 ID:MrF
イヴァン「ほう、他に一人いるな……
余の好みの美しい娘じゃ」
イヴァン「銃兵隊よ、彼女を丁重にもてなせ!」




44: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:43:10 ID:MrF
アンドレイ「下がれ銃兵隊どもよ、
蛮族の如き貴様らに彼女を嬲らせはせぬ!(※お前が言うな定期)」
銃兵隊「坊ちゃまはかようにおっしゃっておりますが、いかようになされます?」




45: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:44:30 ID:MrF
イヴァン「銃兵隊よ、余の命は絶対ではなかったのか?
アンドレイよ、息子が父に逆らえるとでも思うのか?
銃兵隊よ、かまわず連れて行け!」




46: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:44:52 ID:MrF
アンドレイ「引き下がらぬというのなら、彼女を殺して俺も死ぬ!」




47: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:45:00 ID:MrF
ドシフェイ「やめよ!」




48: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:46:43 ID:MrF
エンマ「助けてください!助けてください!」
ドシフェイ「今はルーシ危急の時、娘一人のために争っている場合ではない
双方鎮まりたまえ!」




49: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:48:38 ID:MrF
ドシフェイ「マルファよ、ルター派の娘を家へ帰してあげなさい」
マルファ「お言葉の通りに、教父様」
ドシフェイ「周知のとおり、ルーシは危機に瀕している……
古き信仰の力に寄りて、ルーシを滅びより救う事こそ、我らの使命」




50: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:49:12 ID:MrF
イヴァン「銃兵隊よ、下がるぞ!ついてまいれ!アンドレイ、そなたもだ!」




51: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:49:41 ID:MrF
ドシフェイ「主よ、我らとルーシに慈悲を、深き恩寵を……」




52: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:50:25 ID:MrF
第一幕はこれで終わりやで~
次は第二幕やで~
糖分を補給してくるので、ちょっと待っていちくり~




53: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:53:30 ID:MrF
第二幕
ゴリーツィン大公(ソフィア皇女の愛人で懐刀の西欧派貴族)の夏の離宮




54: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:54:49 ID:MrF
ゴリーツィン大公(以下カスゴリ)
「ソフィア様からのお手紙だ!
“愛しいヴァシーリー、そなたの忠心には感謝しておりますわ、
これからもわらわに誠心誠意仕えてくれたもれ"」




55: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:55:45 ID:MrF
カスゴリ「何と甘い言葉だろう、しかし気まぐれな姫様の事、
私もいつ寝首をかかれる事か……
ああ、母上からの手紙だ!」
「"心身ともに潔白たれ"」




56: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:57:24 ID:MrF
カスゴリ「これはいかような事であろう?胸騒ぎがする、占い師を呼ばせよう!」

※本当はここでルター派牧師があらわれ、
エンマの保護をカスゴリに陳情し、カスゴリが快諾するんやが、
この動画では削られているんで訳出しないやで~




57: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)19:58:25 ID:MrF
マルファ「迷宮のような御殿ですのね、大公様!」
カスゴリ「余の命を狙う不届き者は多いものでな……
さて占い師よ、余の未来を占っておくれ」




58: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:00:11 ID:MrF
マルファ「水鏡に映る波よ、定めなき定めを映し出せ!
亡霊よ、未来を解き明かせ!
次第に形が定まってきた……
大公よ!はっきりと見えまする!」
大公「何と出ておる?」




59: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:03:54 ID:MrF
マルファ「大公様、名誉を汚され、流刑の憂き目にあう御身の姿が見えまする
富も力も名声も灰燼と帰し、屈辱と苦しみの中で、御身はこの世の定めを実感されまする事でしょう」




60: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:04:18 ID:MrF
カスゴリ「去れ!従者よ、あの女を沼に沈めるのだ」




61: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:05:46 ID:MrF
カスゴリ「これが余を待ち受ける運命か、
かつて傲慢なポーランド人どもを倒し、ルーシに栄光をもたらした余に、
主はかような運命を与えたもうた……
富も力も名誉も、永遠に失われるとは!」




62: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:08:43 ID:MrF
イヴァン「取次もなしに失礼するぞ、公よ」
カスゴリ「無礼ではないか、ホヴァーンスキー大公よ!」
イヴァン「余はゲディミナスの末裔、そなたのような成り上がりものとは違うのじゃ」
カスゴリ「何と申す!大公よ、もう一度申してみよ!」
ドシフェイ「双方鎮まりたまい!」




63: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:12:03 ID:MrF
ドシフェイ「怒りを鎮め、傲慢さを捨て去るのだ
今はルーシ危急の時、下らぬことで争っている場合ではない」




64: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:16:18 ID:MrF
カスゴリ「我らの長のように振舞うではないか、ドシフェイよ?」
ドシフェイ「そなたらを見ていると思い出す、私が捨て去った過去を……」
カスゴリ「貴殿はかのムィシェツキー公!」
イヴァン「ムィシェツキー公だと?」
カスゴリ「たった今まで下らぬ噂と思っておった……」
イヴァン「貴殿の振舞いも、げに大公のなせる業」
ドシフェイ「私はもはやムィシェツキーではない、今は卑しき神のしもべ、ドシフェイぞ」




65: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:17:46 ID:MrF
ドシフェイ「さて、本題に戻ろう、いかにしてルーシを救わんか、であるが……」
イヴァン「銃兵隊と、余に全てを任せてくれ!」
カスゴリ「銃兵隊は素行が悪い、ドシフェイよ、そなたはいかように考える?」




66: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:21:12 ID:MrF
ドシフェイ「古き教えに則り、清く正しく生きる事、それがルーシを救う最善の策ぞ」
カスゴリ「旧弊な手法は余の好むところではない」
イヴァン「公は随分と直截にものを仰るではないか」
ドシフェイ「異国で教育を受けたそなたがかように申すも無理からぬ事よ、
悪魔の軍勢を率いて存分にルーシを蹂躙するがよいぞ、
ベリアルもそなたの所業に満足しようぞ」
カスゴリ「ドシフェイよ、かように申すな、
余はそなたとは違う、ルーシを捨ててはおらぬ、
余の祖国愛はそなたのまやかしの過去より尊いのだ」
ドシフェイ「余の怒りは臣民の怒り、そなたの失策故に臣民は飢え死にしておるのだぞ!」
イヴァン「やめよ!」




67: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:23:18 ID:MrF
イヴァン「余の見立てではドシフェイに言い分がある、
古き教えを余は否定せぬ」
分離派教徒らの合唱「主よ、悪より我らを救いたまえ……」
ドシフェイ「見よ、これが民の望みだ」




68: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:25:00 ID:MrF
マルファ「助けて!助けて!」
ドシフェイ「マルファではないか?どうしたのだ?」
マルファ「ゴリーツィン公の命により、私はあわや殺されるところでした、
そこをピョートル様の近衛が助けてくれたのです」
ドシフェイ&イヴァン&カスゴリ「ピョートルだと?」




69: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:25:49 ID:MrF
カスゴリの従者「シャクロヴィートゥイが参られた!」
シャクロヴィートゥイ「ソフィア様からの命だ、
ホヴァーンスキー一味の心身を徹底的に洗えとのな!」
(一同沈黙)




70: 名無しさん@おーぷん 2017/08/09(水)20:26:32 ID:MrF
申し訳ないがここで力尽きたんでもう訳出できないんで、
第三幕以降は後日にするゾ
最速でお盆休みになると思うんで、待っていちくり~