20171014-45




1: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:46:54.189 ID:L2EGj21p0
書き溜めが少ししかないんだけど…ちょっと気になることがあって聞いてほしんだ…




2: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:47:16.351 ID:L2EGj21p0
両親が離婚して、なんで離婚したか僕はまだ子供だったから知らなかったんだけど…とりあえずお母さんに付いていくことになったんだ。それで団地に住むようになった。




3: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:47:48.823 ID:z0/einW+d
期待してるぞ




6: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:47:59.481 ID:L2EGj21p0
団地と言っても今みたいな新しいお洒落な感じじゃなくて、公営住宅とか市営住宅みたいなものを想像してくれるとわかりやすいと思う。そういう家って古くてさ、やっぱり一軒家とかマンションみたいなのに憧れてたんだよね。




8: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:48:55.233 ID:L2EGj21p0
でも僕がその家で唯一気に入っていた場所があってね、それは中庭なんだけれど…ジャングルジム?って言うのかな…それと少しの遊具があったんだ。団地はその小さい公園というか…まあ中庭だね、それを囲うようにあって僕はそこが自分の居場所みたいに感じていたんだ。




10: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:50:12.230 ID:FSiFJEy00
まとめて書かれてもvipは3行以上読めないだろ




12: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:50:35.096 ID:L2EGj21p0
>>10
スペースを開けてみるわ




11: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:50:17.598 ID:L2EGj21p0
低めの立派な木が一本生えててそこで僕はいつも一人で過ごしていたんだ。

というのも学校で僕はいじめにあってたんだ。小学校4.5年生くらいだったんだけど、まあその年頃の子にあるような理由だった。

お父さんがいないこととかも関係してたかもしれない。辛かったけど、でもあまり気にしないようにしてた。




13: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:51:25.519 ID:L2EGj21p0
ある冬の日にね、雪が積もってる日だったんだけど僕はいつも通りその中庭でジャングルジムに登ってたんだ。

一番上に座って買ってもらったばかりのゲームをしてたんだ。

そんな雪の日に何やってんだって思うかもしれないけど、家の中は凄く居づらくて…裁判の話とかお金の話でお父さんとお母さんはいつも喧嘩してたし…




14: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:52:28.101 ID:L2EGj21p0
だから僕はよく中庭にいたんだけどさ、その日は珍しく父親のような人と女の子が歩いてきたんだ。

団地の入口は中庭を通ってしか入れないから団地の人だとすぐに分かった。

でも僕の住んでいたところに子供はそう多くなくて…だからすぐ新しい人だってわかったよ。

引越しにしては少し時間が遅いなぁとしか思わなかったな…夕方だったし、あと荷物がそれぞれ一つずつだったから随分少ないなとも思った。




15: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:52:40.787 ID:L2EGj21p0
みんな飽きちゃったかな…




17: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:53:27.359 ID:L2EGj21p0
まあ続けるよ

その時は気にしなかったんだけど数日後くらいかな家具かなんかが僕の部屋の隣の部屋に搬入されてるので隣に越してきた人だってわかった。

すごい可愛い女の子だったからちょっと嬉しくなっちゃってさ。




18: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:53:28.116 ID:/4g8fSCUM
はよ




19: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:53:56.419 ID:L2EGj21p0
でも学校では会わなかったから隣の学校に通ってたのかも。それからしばらくしてまた僕はいつも通り中庭に行って一人遊びしてたんだ、そしたら珍しくその女の子が来た。




20: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:55:22.680 ID:L2EGj21p0
服がちょっと古いっていうか…なんていうんだろ、虐待までは行かないにしても大変な家庭なのかなって思った

でもその時はそんなことよりその子と話すことにしか興味がいかなくて…




21: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:55:31.497 ID:sVdRzqRG0
異世界への入り口か




23: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:57:05.886 ID:L2EGj21p0
とにかく気を引くために買ってもらったばっかりのゲームを一緒にしようと思ったんだ…でも声がなかなかかけられなくて…

そしたらまさか女の子の方から声をかけてきてくれてさ…その日はいつもより長く中庭にいたな。

もうゲームの内容なんて頭にはないけど…いつも一人でやってたからそれなりにゲームが上手い方だったんだよね




24: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 18:59:14.870 ID:L2EGj21p0
女の子が僕を褒めてくれて嬉しかった。それで距離がだいぶ縮まったように感じてた。まあ、団地に子供がほとんどいないのも味方してね。

学校で友達とかが出来るとみんな外で遊ぶから中庭なんて誰も来ないんだよね。

でも僕にとっては女の子とふたりでいられる唯一の場所だから幸せだった。
その時はまだ何も考えてなかった。




25: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:01:25.894 ID:RJf05YjGd
読んでるよ




26: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:02:24.646 ID:L2EGj21p0
女の子はあんまり自分の話をしなかったんだ。大人なら気を使ったり、なにか話せない事情があるのかなって諦めるところでも、まだ子供だった僕は女の子のことが知りたくて気を使えなかった…

大抵の質問にはうまく流されたんだけど、学校に行ってないの?っていう質問にだけちょっと怒ったような悲しいような顔をしてから黙っちゃった…

それからしばらくは中庭に来てくれなかった




28: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:04:21.002 ID:L2EGj21p0
もう僕の頭の中は女の子のことでいっぱいでいっぱいで…万年発情期のハムスターかよって自分でも思うほどだった。

やっぱり虐待されてるのかな?とか、でもそれなら隣に住んでるから気づくよな…とかそんなどうしようもない考えとかしちゃって…

でもまた何週間後かには何気ない顔で中庭来てくれた。




29: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:05:53.596 ID:L2EGj21p0
この前はいきなり帰ってしまってごめんね、しばらくは家のことがあって来れなかったの。と言われて変に安心してしまった

しかも嫌いにならないでねとまで言われてしまって本当にその後のことを好きになってしまった気がした。

勿論前から惚れてはいたんだろうけど。




30: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:07:45.596 ID:L2EGj21p0
そこで僕は素直に心配したこと、何かあったら僕のところへ来て欲しいこと、できる限りのことをしたいことを伝えた。

もう半ば告白のような状態だった気がする。その時は一生懸命でそれどころじゃなかったけど、後で家に帰った時はすごい恥ずかしかった。




31: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:09:20.094 ID:L2EGj21p0
その後しばらくして知ったことなんだけど、女の子の部屋と僕の部屋は壁1枚の向こう側だったんだ

それである日何を思ったかノックしたんだよね。そしたら返してくれて。今思えばやばいやつだよね。団地の壁の薄さに感謝もした。

それで僕は考えたんだ。何かあってまた中庭似いけない時が来てもこれなら話せるって。




33: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:12:06.828 ID:L2EGj21p0
もう恋する乙女ならぬ恋するハムスターだよ。その事を女の子に話したら、それはいい考えだねって言ってくれて色々話した

数日後に女の子が調べてくれたのかな?トントンツーみたいな会話あるでしょ?あの表みたいのをWikipediaでコピーして持ってきてくれたの。

僕はあまり頭が良くないんだけどその後は結構頭がよかったんだ。

しばらくそのやり方を僕に教えてくれた。もうなんか教えてもらえる快感を教えられてる内容より学んだよ。




34: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:13:56.527 ID:L2EGj21p0
それからしばらくは中庭で会ったり会えない日とか夜寝れない時は壁越しに会話した。

僕から話しかけることもあれば、女の子から話しかけてくれることもあったんだ。

付き合ってるみたいで楽しかった。というか気分は彼氏だよね、もう。




35: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:16:26.145 ID:L2EGj21p0
僕はいつも女の子のことばかり…考えていた。僕のお母さんは夜勤の仕事を始めていたのもあって夜はいつもいなかった。

その話をしてしばらくしたある日女の子が夜に抜け出したのか僕のところへ遊びに来たんだ




36: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:17:23.123 ID:L2EGj21p0
まだ子供だから考えられることも少ないけど、とにかく愛情を伝えたくて…抱きしめた。

女の子も抱きしめてくれた。それからふたりでベッドに入ったんだ。




37: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:17:54.186 ID:iquEItAla
女の子が死ぬか今の嫁なら先に言っておいてくれませんか




38: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:20:22.606 ID:L2EGj21p0
その時女の子の体が冷たいことに気付いた。冬の寒い日で凍えてしまったのかなとしかその日は考えてなかった。

それよりも一緒に寝れるなんてって…思った。




39: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:21:15.190 ID:L2EGj21p0
ある日僕は昔まだ友達がいた時に一緒に作った秘密基地へ女の子を連れていくことにしたんだ…




40: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:22:14.956 ID:nm82mIAW0
読んでるよ




41: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:23:18.718 ID:L2EGj21p0
その秘密基地で映画で見た血の誓いをしようとした。今思えば何やらかしてんだってところだけど…その時はもうとにかく離れないでいたいって思った…血を垂らしたら女の子が変になって…血を舐めだしたんだよね…床に落ちた血を…




42: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:24:24.228 ID:L2EGj21p0
僕は何が起こったかわからなくて…心の病かなにかで学校に来れなかったんかなとか思った。

女の子は我に帰って焦ってというかショックというか、とにかく取り乱して出ていってしまった。




43: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:26:03.033 ID:L2EGj21p0
それからしばらくは中庭には来てくれなかったし壁の会話も全くなかった。

ただただ虚無感に苛まれながらも毎日をやり過ごした。




44: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:27:50.591 ID:L2EGj21p0
その頃くらいに家の近所で人が死ぬ事件が多くなったんだよね、動物が逃げたのか熊なのかあまり覚えていなくて…まさか食べらちゃったりしてないよねって不安になった。




45: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:30:52.066 ID:L2EGj21p0
それからしばらくしてまたある夜女の子が家に来た。突然で嬉しいのやら悲しいのやら安堵やら…ああいう気持ちを入り交じった感情っていうんだろうね。

女の子は自分についてすべてを話してくれた。僕は受け止めようと思ったけど…それは壮絶過ぎて受け止めきれなかった。まだ小さかったし、それは大人になった今でも受け止められないと思う。

でも僕は女の子のことは相変わらず好きだった。最後に女の子は僕を抱きしめて「ずっと好きでいてくれる?私はもう遠くに行くけれど」と言った。

僕は頷くだけしかできなかった。




46: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:32:31.325 ID:L2EGj21p0
その後女の子がどこへ行ったのか誰も知らない。話はこれですべてだけれど最後にまんなにおしえなくてはいけないことがある。

女の子の名前はアビー。僕が一番印象に残ってるのは、雪が降っている中彼女が裸足だったこと。1度やってみたけどとても生きた人間が耐えられるものではなかった。




47: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:33:05.649 ID:L2EGj21p0
おしまい。




48: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:36:56.676 ID:nm82mIAW0
受け止めきれなかった彼女の事情って?




50: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:38:48.719 ID:Vm01IH3y0
近所の人の死と彼女に関連性がありそうだね
映画にでもできそうだ




52: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:41:41.251 ID:L2EGj21p0
この話の元ネタは

LuXd8Z4-1

僕は女の子だし団地住みじゃないよ




53: 以下、VIPがお送りします 2017/10/14(土) 19:43:51.499 ID:nm82mIAW0
ふむふむ
おつかれさま

『モールス』(原題: Let Me In)は、2010年のホラー・恋愛映画。トーマス・アルフレッドソンが監督した2008年のスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』とその原作であるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによる小説『MORSE -モールス-』(Låt den rätte komma in)に基づいており、マット・リーヴスが監督し、コディ・スミット=マクフィーとクロエ・グレース・モレッツが主演した。1980年代のニューメキシコ州ロスアラモスを舞台に、いじめられっ子の12歳の少年と、常に裸足の謎めいた少女との間に生まれた友情を描く。

ストーリー
舞台は、雪に閉ざされた田舎町。学校でのいじめに悩む孤独な少年・オーウェンは、ある日隣家に引っ越して来た少女・アビーと知り合う。オーウェン は、自分と同じように孤独を抱えるアビーのミステリアスな魅力に惹かれていき、何度か会ううちに2人は仲良くなり、壁越しにモールス信号で合図を送りあう ようになる。しかし、時を同じくして町では、残酷な連続猟奇殺人事件が起きていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/モールス_(映画)