20150321-26




1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:05:58.41 ID:OomQYGzp0
その奇妙な絵葉書が私宛てに届くようになったのは、考えてみたらかなり昔に遡る。

記憶に残っているのは、高校のころだ。普通に学校から帰ってくると
テーブルの上には、差し出し人不明の絵葉書が置いてあったのだった。

どうやらどこかの観光地らしかったが、地名の書いてない、めずらしい絵葉書だった。
私はそれを誰かのいたずら、もしくは差し出し人が名前を書き忘れたのだろうと思って、気にも留めなかった。

一年後、私は東京の大学に運良く合格し、一人暮しを始めることになり、住みなれた志摩を離れて、
神奈川に移ることになった。東京へは修学旅行で行ったことがあるが、横浜は初めてだった。

私はそこで奇妙な感覚に囚われることになる。大学にいってできた彼女とのデートで、
海が見える丘公園に行ったときだった。そこは初めて訪れる場所だったのだが、一度見た覚えがあった。
それがその絵葉書だったのである。




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:07:33.53 ID:OomQYGzp0
次に差し出し人不明の絵葉書が届いたのは、大学3年のときだった。
青い海と白い砂浜だけがキレイに描かれた、イラストの絵葉書だった。エアメールだった。

差し出し人の名前こそ忘れられたのかもしれなかったが、
この絵葉書には私の宛て名以外にも書かれていたことがあった。5つの数字だった。

私は、東京の大学を卒業するときに、友人から卒業旅行に誘われた。詳しく言えば、予定以外の卒業旅行である。

私はあまり裕福ではなかったので、卒業旅行は自ずと国内に限られた。
そして同じように一人暮しをして、アルバイトで暮らしていた友人らとともに、
北海道へ4泊のスキーへいくことを企画したのだった。それが精一杯だったし、それで充分だったのだ。

だから、他の友達が海外に旅行に行かないか、と誘ってきてくれても、断っていた。
しかし、彼らのグループのうちのひとりが旅行直前に交通事故に遭って、行けなくなってしまったのだった。

もちろん一人分をキャンセルすればよいはずだったが、
彼らは「4名様特別セット」なるものを利用していたために、人数を減らすことができなかったのだった。

私は、彼らが少しずつ援助してくれるという申し出を受けて、
その旅行に急遽参加することになった。行き先は、モナコだった。

モナコは地中海に面したフランスの一都市である。その旅行の滞在先は、
期間中ずっと海に面した小さなペンションだった。家庭的なサービスを売りにしたペンションだった。




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:08:17.90 ID:OomQYGzp0
そこに滞在した次の日あたりに、私は、少し驚くことに気がついた。

「あの、玄関に飾ってあるあの絵は、誰が書いたのですか?」

ペンションの管理をしているおじさんはていねいに答えてくれた。

「ああ、あれは前、ここに住んでいた人が描いたものだよ」

「有名な画家だったのですか?」

「いや、趣味みたいなものらしい」

私は、核心をついた質問をした。

「絵葉書とかにはなってないですか?」

おじさんは、あ、それならそこに売ってるよ、ここにしか置いてないけどね、と受け付けのデスクを指差した。
そこには何種類かの絵葉書に混じって、その絵葉書が置かれていた。

その晩、私たちは、モナコのカジノで少しだけ賭け事をすることにした。
もちろん私は彼らほどに裕福ではなかったので、見物を決め込むだけだった。

しかし帰り際、仲間の一人が一回だけでもやってみれば、というので、負けるのを覚悟で、ゲームに参加した。

そのときの勝ち手が、3、3、6、6、9、のツーペアだった。
私は、カードを引き、数字を見た瞬間に、背筋が寒くなったのを今でも覚えている。




4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:09:40.88 ID:OomQYGzp0
それから数年して、私の手許に届いたのは、「結婚おめでとう」とイラストされたカードだった。
天使が可愛らしく描かれていた。相変わらず差し出し人は不明だったが、当時、私はまだ独身だった。
私は、不思議な感覚に捕らわれたが、だからといってどうすることもできなかった。私は、机にしまい、忘れることにした。

とにかく私は独身であるし、結婚の予定もなかったのだ。消印は読めないし
しかし、別段悪口が書かれているわけでもなかったのだ。

私は、入社して4年後に、今の妻と結婚した。妻とは会社の課が同じだったことが縁で、1年ほどつきあい、
そして結婚した。妻は、結婚したら会社を辞めて、主婦に専念する、と言って、結婚の申し出を受けてくれた。

結婚の準備は結構大変だった。しかも当時私は会社のプロジェクトのチーフをしていた関係で、
結婚式の準備はもっぱら寿退職した妻に任せっきりだった。
結婚間近に控えたある日、私が帰宅すると、妻は、プリントゴッコを使って何かをせっせと作っていた。

「あ、おかえりなさい。」

「ただいま。何やってるの?」

妻は、まだつくりかけなんだけど、と言って、結婚案内状を見せてくれた。
可愛らしい天使のイラストをベースにした手作りのカードだった。
瞬時に、私の記憶が呼び出され、その紛れもない一致に全身から熱が逃げていく。
言葉なく固まる私を不審に思った妻が、どうしたの、と聞く。妻は、私に届く絵葉書のことは知らないのだ。

「あ、いや、…それは、誰か有名な人のデザインを真似したワケじゃないよな」

「ぶ~、このエンジェルちゃんはあたしのだよ」

偶然の一致なのだろうか。




5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:10:20.14 ID:OomQYGzp0
私に届いた差し出し人不明の絵葉書は、まだあと2枚ある。

結婚のお知らせをしたカードの次に届いたのはまた景色の絵葉書だった。
写っていたのは、古い日本家屋のような建物で、鬱蒼とした林に囲まれていた。

そのときもメッセージが付けられていた。「この度は畏れ多いことでございます」とだけ書かれていた。
ワープロではなく、手書きだった。懐かしい感じがするのは気のせいだったのだろうか。
そのときはまだ何もわからなかった。

そのハガキが届いてから一週間ほどした後に、私の父と母が、ダンプに轢かれて死んだ。
ダンプの運転手による居眠り運転が原因で、対向車線を走っていた父のクルマに衝突したのであった。

私は喪主として、葬式を行わなくてはいけなかった。私が喪主として最後の役目を果たしに、
霊園を訪れたところ、私の目に入ったのは、見たことのある、しかし初めて見るはずの寺だった。




6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:10:51.59 ID:OomQYGzp0
最近、一番あたらしい絵葉書が私のところに届いた。相変わらず、差し出し人の名前はない。

しかし、今回の絵葉書がほかのと違っていたのは、メッセージが書かれていなかっただけではない。
景色すら描かれていないものだったのである。ただの一色しかなかったのだった。

今、私は、二つのことを理解した。ひとつは、宛て名の筆跡を懐かしいと思ったその理由である。
あの字は、どこか私の字に似ていたのだった。そしてもう一つ…。

どこかで遠い声がする。

「おい、救急車はまだ来ないのかよっ!」

そんなに怒鳴らなくてもいい。私はもう多分助からないだろう。
私の視界にはアスファルトに広がっている赤い血しか見えなかった。それは最後の絵葉書の表と同じ色だった。

これだったんだな…




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:25:32.90 ID:OomQYGzp0
誰もこないしこのまま次行こう




9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:25:51.60 ID:l0Bjp29RO
怖い話は年中やってもいいだろ




13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:32:09.44 ID:OomQYGzp0
>>9
怖い話は夏って感じするだろ




10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:27:44.43 ID:OomQYGzp0
・・・そう、初めは寂しさを紛らわすための冗談のつもりだったのだ。

私は23歳の独身の女。
今年の4月、就職で親元を離れ念願の一人暮らしを始めた。
大学卒業までずっと親元で生活していたため、やはり自由というものにあこがれていた。
私はあえて東京に本社のある会社ばかりを選んで面接し、そして就職。
配属は思ったとおり東京になった。

私が一人っ子だったためか両親は寂しがったが、それでもずっと親の監視の下で結婚まで生活する気もなく、
一度は夜遊びや朝帰りなどをしてみたいと思っていた。
そのあたりはやはり私は普通の女の子だったということだろう。
3月の終わりに引っ越してきたマンションは少々狭いけど社会人一年目の人にはむしろ割高の感さえある家賃だったし
交通の便も考えれば満足のいく部屋だった。
4月、本社営業部に配属になった私はそこで心ときめく男性に出会った。
彼は中学からずっと慶応に通っていたエリートで、どうやらここの専務の息子という話。
エリート街道まっしぐら、といったところかしら。

背は高くて頭脳は明晰、家柄も申し分なく、顔は彫りの深い美男子。
彼は二年先輩で、研修の時の私の教育係だった。
多分、先輩の女の人も同期の女の子も彼を狙っていたんだと思う。
私も普通の女の子だったし、彼に夢中になるのにはそんなに時間はかからなかった。
指導を受ける身になって、ほんとに運が良かったんだろう。
周りの嫉妬の視線が痛かった。




11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:29:07.41 ID:OomQYGzp0
彼が初めて私の家に電話をくれたのは5月の中頃のことだった。
「キミの担当になれて楽しいよ。これからもよろしく」
会社から帰宅すると留守番電話のメッセージにはそんなふうに入っていた。
私はその晩、何回そのメッセージを聞き直したことだろう。
きっと私はそれこそニヤニヤしながら眠ったに違いない。

そして彼からのメッセージは日を追うごとに少しずつだけど確実に多くなっていった。
あるときは社内メールで
「さっきは手伝ってくれてありがと。またよろしく頼むよ」
あるときは携帯電話のメールに。
「今日の香水はディオール?いい香りだね」
部屋に帰るとやはり留守番電話にメッセージ。
「仕事お疲れ様。今日は忙しかったしよく寝ること。明日もちょっと残業かもしれないよ」
私は会社にいってコンピュータを立ち上げるのもワクワクしたし
部屋に帰ってきてから留守番電話をチェックするのがとても楽しみになっていた。

これから彼と私はどうなるんだろう・・・?
それを考えるだけで私は幸せな気分になれるのだった。
いつか、もしかしたらこのまま結婚できるのかな・・・?
結婚、したいな。彼と。
いつも一緒にいて、一緒に手をつないで寝て、おはようのキスをして・・・。
朝食はクロワッサンとコーヒーかな。




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:30:41.53 ID:OomQYGzp0
6月も終わりの頃。
一人の女性が殺人事件で逮捕された。
その女性は職場の同僚である男性を殺害した疑い。
男性の遺体は彼女の自宅マンションのベッドの上で腐乱した状態で発見され、死後2週間以上経っていると思われる。
この事件を担当した刑事の話はこのようになっている。


彼女の留守番電話はカセットテープ式のヤツなんですが、それが4本。
全部でおよそ200件のメッセージが入ってたんですが、おかしなことにそれがすべて彼女の声なんです。
NTTの通信記録を見ても、彼女が自分の携帯電話から掛けたことになってまして。
自宅のコンピュータも調べてみたら、会社の“彼女の”コンピュータから送信されたメールばかりが約150件。
殺された男性は既婚で、マジメという評判でしたし、彼の携帯電話のメモリーを見ても彼女の家、
携帯電話の番号はメモリーされていませんでした。

職場の人間に聞いても、殺された彼が逮捕された彼女に言い寄っていた気配はまったくなかったそうです。
彼女、田舎から出てきたばかりで、内気な性格も手伝って友達もいなかったそうですし、
もしかしたら、寂しかったのかもしれません。
あ、そうそう、一つわからんのが、遺体の口の中がパンみたいなものでいっぱいになって塞がれていたんです。
あれは何だったんでしょうなあ。




14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:40:32.57 ID:OomQYGzp0
誰もこない・・・




15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:42:19.24 ID:OomQYGzp0
>>1
長すぎるのが原因なんじゃね




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:43:36.30 ID:OomQYGzp0
>>15
もうちょっと短くてわかりやすいのにしてみるよ




17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:48:04.35 ID:OomQYGzp0
>>15
短いのがない




18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:49:24.10 ID:OomQYGzp0
>>17
作れカス




19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:50:59.75 ID:OomQYGzp0
>>18
なんで自演までしてるのに人来ないんだろうね




21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:52:34.93 ID:OLPttfnB0
>>19のレス見て、一人で自演していることに気付いた時は
おまえに恐怖したわ




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:54:07.59 ID:OomQYGzp0
>>21
あまりにも人が来なかったからつい・・・




20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:51:55.79 ID:l0Bjp29RO
今から読ませてもらう




22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 21:52:55.66 ID:OomQYGzp0
>>20
ごめんねごめんね
面白かったら追加するね




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:03:46.05 ID:t23ZSjdq0
正直怖い話ししようにも
無人の部屋でどたどた物音するから出来る状況じゃ無い




28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:04:10.41 ID:OomQYGzp0
>>27
それ自体十分怖くないか?




30: ミリヲタのぽこちょ&rlo;ぽるぬ&lro; ◆TLCuAGZ/CY 2006/09/21(木) 22:04:59.10 ID:BouNy3kT0
怖い話好きだから頑張って。




31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:05:59.24 ID:OomQYGzp0
怖いと思ってもつい読んでしまう




32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:07:35.61 ID:OomQYGzp0
僕がまだ小学校の低学年だったころのこと。
近所には遊ぶのにうってつけな雑木林がたくさんあった。
僕らは学校から帰るとランドセルを放り投げ、戦争ごっこ、虫とり、仮面ライダーごっこをして遊んだものだった。
ただ、それらの雑木林は当然どこかに持ち主がいて、私有地だったわけで。
小学校の先生からも立ち入りを強く禁止されていた。

その雑木林に関しても有刺鉄線で囲いがされている上に、「幽霊が出る」というまことしやかな噂さえ流れていた。
確かに子供が立ち入ってケガをした場合には補償問題とかが厄介になるわけで、
そういう噂を大人たちが意図的に流していたとしてもうなづける話だ。
もう一つ、そこの雑木林が遊び場として最適だったのは、そこが不法投棄の場所になってしまっていたことだった。

どこかのテナントから捨てられたと思われるオフィス用品、電気関係の会社が捨てたと思われる電子基盤、
飲食店が捨てたと思われる冷蔵庫やキッチン用具・・・。
戦争ごっことか仮面ライダーごっこには最適だったのだ。
その日、僕らは雑木林に入って遊んでいた。

友人A: 「なあ、なんかヘンなのがあるぞ~。人が死んでる・・・」

友人B: 「え?!」

よく見てみると、それは服飾店が不法投棄したと思われるマネキンだった。数体ある。
近くにそのお店のものと思われる服も捨てられていた。

友人A: 「なんだよ、びっくりした~」




33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:09:18.81 ID:OomQYGzp0
その日、僕らはいつもの戦争ごっこや仮面ライダーごっこはせず、別の遊びをすることにした。

自殺ごっこ。

遠くから見たら首吊りしているようにマネキンをぶら下げて、近所の人を驚かそうという企画だった。
幸い、そこらに建材屋が投棄したと思われるロープもあった。
僕らは、マネキンに赤いワンピースを着せ、木に登り、ロープをかけ、そのロープにマネキンの首をかけた。
いい出来栄えだったと思う。僕らはその日、満足して帰宅した。
そしてその日からしばらく、僕らは別の遊び場での遊びに夢中になって、雑木林のことは忘れていたんだと思う。

ある日、僕らが自転車で探検ごっこをしていたとき。
雑木林の前を通り過ぎようとしたとき、そこにパトカーが止まっていた。
あ、あのいたずらだ!
怒られる!、と危険を察知した僕らは逃げるようにその場から立ち去った。
きっとあのいたずらをした子供を警察や学校、雑木林の持ち主は探しているはずだ。
そう考えた僕らは誰にも秘密にするという固い約束をした。

次の日学校へ行くと、女子がひそひそと何かを話していた。

僕: 「なに?どうかしたの?」

女子A: 「自殺があったんだって~」

前日、例の雑木林にパトカーが止まっていたのは、自殺があったためらしい。
30歳前後の女性が首吊りをしていたのだ、と。
そして。


女子A: 「赤い服着てたんだって」




40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:19:03.30 ID:OomQYGzp0
「ねぇ、最近寝てないんでしょう? 顔が疲れてるよ?」

真由美が僕の腕のなかでそんなことを言った気がした。

「う…ん? まぁね。僕もまだ新人だから、いろいろと3使いまわされて大変なんだよ。聞き込みとかさ。証拠物件の整理とか」

僕は今年から捜査1課に配属になった刑事だ。自慢じゃないが警察官試験を主席で突破して、
念願の警視庁の捜査課に行くことになった。

「あの事件? まだ犯人つかまんないの? 怖いよ~」

真由美はそういって僕の胸に顔をうずめた。

ここ2週間のあいだに、都内で奇妙な殺人事件が勃発しているのだ。
殺されたのはすべて20歳前後の若い女性。鋭い刃物で心臓をえぐられている。
そして奇妙なのは、彼女らの、親指を除くすべての四指が切り取られていることだった。そしていまだにそれらはまだ発見されていない。

「ハハ…大丈夫だよ」

「ねえ、犯人ってどんなヤツなんだろうね? やっぱり頭おかしいのかな」




41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:19:57.62 ID:OomQYGzp0
こういうケースの猟奇殺人には2種類の犯人像がある。

一つは、いきあたりばったりで殺人を犯す無計画パターン。これは情緒に任せて犯行を犯すので、
いずれ大きな証拠を残したり、目撃者が現われることになる。

もう一つは犯人が非常にクレバーで、計画通りに犯行を重ねるパターンだ。
今回のケースは後者だという見解が捜査本部の見方だ。これまで7人が殺されているが、
いずれも重要な証拠なし、そして目撃証人もなかった。いや、指紋が発見されたが該当なしだったのだ。

「犯人ねえ、もし真由美が捕まえてくれたら、僕は一気に階級特進だよ」

「ふふ、じゃあ、あたし、囮になろっか?」

「おいおい、そういう危険なことはしないでくれよ」

僕は軽く頭をつついてそういった。

「ウソだよん。心配させるようなことはしないって♪」

真由美は微笑んでそう言った、ように思えた。僕のまぶたは相当重くなっていた。

「好きよ」

「僕だって、真由美のこと、愛してるよ」

僕はそういったつもりだったが、眠気には勝てなかったかもしれない。真由美の返事を聞くまえに、眠ってしまったらしい。




42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:21:50.21 ID:OomQYGzp0
次の日、真由美を大学まで送っていき、僕は警視庁に出勤した。
これまで数ヶ月のあいだ毎日のように広い玄関をくぐり、階段をのぼるのだが、いまだに緊張感が拭えない。
この建物自体に、正義の戦士の気迫が満ち溢れているような気がするのだ。

「あ、おはようございます。…どうしたんですか?」

なにやら空気があわただしかった。まだ定例会議前にもかかわらず、
すでに出勤した刑事が数人、眉をひそめて何かを話し合っているようだった。

「あ、おはよう、~君。さっきな、科警から連絡があって…」

僕は一回では理解できなかった。

「え? どういうことですか? 犯人が一人じゃないって?
だって犯行のしかたから恐らく犯人は同一犯じゃないか、ってそういう…」

いかつい顔をした、ザワさんと呼ばれる年配の刑事が口をはさんだ。

ザワ「いや、そういう可能性がでてきた、というだけの話だ。簡単にいえば、
    2種類の『右手の親指の指紋』が出てきたってことなんだ」

普通、人間の死体には人間の指紋はつかない。
これは人間の肌が人間の出す脂を分解、分散させてしまうからなのだが、凝固した血液の上には稀に指紋が残る場合がある。
これは不完全に凝固した血液に指紋の形が残るのだ。つまり、犯人はそれくらいの時間、ずっと「死体を見ていた」ことになる。
そして右手の指紋が二つ、ということは犯人も二人、ということになるのだ。

僕「で、その新しく見つかった指紋のほうは該当者あったんですか?」

最新式の指紋検索では、過去20年間に渡って、犯罪暦のある人間の、部分的な指紋でさえも照合してしまう。
たとえ中央部分が欠けていても周縁部だけで照合が可能なのだ。




43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:22:52.95 ID:OomQYGzp0
「う…ん、それなんだがな」

歯切れの悪い説明が続く。
聞いていて眉をひそめる度合いが高まるだけだった。

「一年前に身元不明で死んだ人間の指紋???」

推定年齢50代半ば。中肉中背。東京湾から引き上げられた自動車の中から発見。
自動車は品川区で盗難されたものと確認。1998年5月、●○区の無縁墓地に埋葬された。
資料はそう語っていた。

僕「でも火葬されたんでしょ? その人? じゃあ指紋そのものがもう存在するはずないじゃないですか?」

ザワ「それがな…、不思議というか、不気味というか。 火葬になる前に一度棺桶が紛失されてるんだ。」

僕「棺桶?」

ザワ「そうだ。火葬場に向かう途中のクルマが消息を絶って、
    半日後に見つかっている。そしてそのまま棺桶は火葬、灰になっちまった。」

僕「つまり、その半日のあいだに、もしかしたら手が切り取られたのかもしれない?」

ザワ「灰になっちまったものを確認はできないがね」

その日一日、僕に与えられた仕事は、その消息を絶った霊柩車を運転していた人、
そして火葬に立ち会った人を捜すことだった。
しかし、去年のことだというのに、一向に運転手さえ見つからなかった。




44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:23:42.63 ID:OomQYGzp0
コリコリ。

次の日の朝刊の記事は、非番だったので読んだのは昼近くだった。

コリコリ。

「猟奇殺人再び! 女子大生殺される」

○日未明、○▲駅構内の女子用トイレ内で、女性が殺されているのが掃除人によって発見された。
被害者は都内に住む女子学生、田代真由美(19)。鋭利な刃物で心臓を刺され、
直接の原因は失血によるショック死。両手の四指を切り取られていることから、
これまでの連続猟奇殺人と同一犯と見られる。

コリコリ。

僕は、味がしなくなった真由美の『人差し指』を口から出してゴミ箱に投げた。
テーブルの上には、人間の皮膚でできた手袋が置いてあった。


ね、父さん。




45: なんかかっこいい人 ◆UQuZ7QIi2k 2006/09/21(木) 22:25:41.87 ID:oRHZs+YT0
俺ダメだな、長文読むのだりぃ




46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:27:22.03 ID:OomQYGzp0
>>45
やっぱ長いと読まない人もいるよね
短いのか・・・3日くらい考えてみる




47: なんかかっこいい人 ◆UQuZ7QIi2k 2006/09/21(木) 22:28:54.80 ID:oRHZs+YT0
3、4行ずつ書けば良いと思うよ




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:29:41.15 ID:OomQYGzp0
>>47
把握した。最後のやつ3行くらいずつにしてみる




49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:31:07.28 ID:OomQYGzp0
_____鬼さん、こちら、手の鳴るほうへ・・・

むかし懐かしい子供の遊び。
私も遠い過去に遊んだ記憶がある。
日曜日の昼下がりの公園。6月ではあるが、
梅雨前線が離れているのか今日は快晴で陽射しが強い。




50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:31:41.54 ID:OomQYGzp0
妻と私は5歳になる息子を連れて遊びに来ていた。
仕事三昧で残業続きの毎日だが、やはり家族というのはたまにはこういう時間を取ったほうがいい。
広い芝生があるこの公園は、日曜日には家族連れが
レジャーシートを広げてお弁当を食べる姿で賑わうのである。




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:32:21.78 ID:OomQYGzp0
毎週、とはいえないが私も妻と子供のため
そして自分自身のためにこういう時間を作りたいと思うのだ。
普段はたまに疲れたような顔で家計簿と向き合っていることもある妻も
この公園にいるあいだはずっと微笑みを絶やさずにいる。
家族のだんらん。大事なことなんだとつくづく感じる。




52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:33:00.12 ID:OomQYGzp0
「パパ~、ママ~、向こうで一緒に鬼ごっこしてきてもいい?」

少し離れたところで何人かの子供たちが鬼ごっこをしていたのだが、どうやらそれに加わりたいらしい。
先ほどまで人工池で遊んでいたのだが、どうやらそこで友達になったらしい。
子供というのは柔軟性が高いということなのだろうか。




53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:33:31.97 ID:OomQYGzp0
「ああ、気をつけるんだぞ。」

「は~い」

!!

何だろう? 私は何かとても大事なことを忘れていることに気がついた。




55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:34:16.39 ID:OomQYGzp0
時は流れ・・・

「よう、久しぶりだな~。元気にしてたか?」

7月のある日、私は新宿のレストランで小学校からの友人と会っていた。
テーブルは決まって奥から2番目。
イスの数が5つあるテーブルはここだけなのだ。




56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:34:47.16 ID:OomQYGzp0
大学のときから始まったこの集まりも、もう5年目を数える。
発端は、小学校の同窓会だった。
大学のときに行なった同窓会で私たちは小学校のときに仲がよかったクラスメイトが、
中学に入る直前に亡くなったことを知ったのだった。




58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:35:35.74 ID:OomQYGzp0
林くん。
彼は小学校を卒業すると同時に親の転勤で地方へ引越してしまい、
地元の中学に進んだ私たちとは縁が切れてしまったのだった。
そのあとも持ち前の活発さを発揮して、引っ越した先でもすぐに友達を作ってるのではないか。
中学に上がった私たちはそう思ったものだった。
しかし、中学校の入学式を目前にして、事故にあって亡くなったのだった。




59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:36:20.94 ID:OomQYGzp0
それを知ったのがその大学のときの同窓会であり、その年の林くんの七回忌を契機に
私たちは年に一回、林くんの命日に集まるようになったのだった。
その日、"最後"にやってきた山本克哉は、"4つめ"のイスに腰を下ろしながらそう言った。

「でも、ひどい話よね・・・」
すでに、私と中島雅子、河野万理の2人はテーブルについてオードブルをつまんでいた。




60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:36:53.28 ID:OomQYGzp0
昨年の食事のときとはまったく異なった空気がこのテーブルにはあった。
そして昨年の食事のときにはいた人物が、今回はイスを空けていた。
私はボーイを呼び、コースを始めてもらうように言った。
今回の食事は4人なのだ。




61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:37:23.38 ID:OomQYGzp0
「警察の話じゃ、金銭目的じゃなくて、怨恨の線で捜査してるらしい」
「やっぱり、普通の人じゃあんなやり方、しないものね」
「でも鈴原くん、それほどまでの怨みを買うようなこと、できる人じゃないのに・・・」
多分、彼は私たち5人の中でも、一番マジメで、そして誠実な人間だったのではないだろうか。




62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:38:19.27 ID:OomQYGzp0
「世の中には、ヤツを逆恨みするような神経の
 歪んだ人間がいるってことなんだろ・・・。
 あ~あ、やだね~、こういう世知辛い世の中」
「仕事も今一番面白いときだって、このあいだメールで言ってた・・・」
「他人の役に立ちたいって、小学校のときからそういってたもんね・・・」




63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:38:49.92 ID:OomQYGzp0
鈴原は、東大の法学部に入ったあと東京都庁に就職し、私たちの中でも出世頭だと誰もが思っていた。

「ねえ、誰があんなひどいことしたのかしら・・・」

中島が私を向いてきいた。
私は、静かに肩をすくめるだけだった。




64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:39:20.46 ID:OomQYGzp0
そのとき、私のイスに何かがぶつかった。
小さな子供だった。
後ろを振り返りながら走っていたらしい。




65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:39:50.93 ID:OomQYGzp0
そしてすぐ後ろから同じくらいの小さな子供が走ってきて、

「みっちゃん、つ~かま~えたッ!!」

「こらッ、こんなところで走り回っちゃダメでしょ。他の人の迷惑になるから」

近くのテーブルからその子供たちを叱る声が聞こえた。




66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:40:27.21 ID:OomQYGzp0
じっとテーブルについていることに辛抱ができなくて
はしゃいでしまうことは子供にとっては仕方のないことなのかもしれない。
うちの息子も、妻に叱られることが多いな、と思って苦笑いが出てしまった。

「小学校のときって、私たち“6人”でよく鬼ごっこして遊んだよね・・・」

ぽつり、と河野が言った。




67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:40:57.67 ID:OomQYGzp0
林くんを入れた私たち6人は、近所であり、同じクラスだったこともあって
近くの公園で日が暮れるまでよく遊んだものだった。

_____鬼さん、こちら、手の鳴るほうへ・・・

「もしかして林くんの怨念だったりして(苦笑)」

「山本くん、そういうことは言わないの」




69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:41:31.19 ID:OomQYGzp0
その6人のうち、林くんは小学校を卒業したときにいなくなり、そして先月、鈴原がいなくなった。
鈴原は、全身を数十ヶ所にバラバラにされて殺されたのだった。
最初に死体(?)を発見したのは、彼の彼女だった。
結婚を間近に控え同棲していた彼女は、その日の朝起きたとき
冷蔵庫の中に詰め込まれた右手左足を発見したのだという。
頭部は冷凍庫に入っていたのだとか。眼窩に眼球はなかった。




70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:42:07.73 ID:OomQYGzp0
次の月。
私は再び喪服を着ることになった。
笑顔の河野万理が、黒い写真立てに収まって、こちらを見つめていた。
私の横では、山本が嗚咽をあげながら涙を流していた。
彼の体の水分がすべて流れ出てしまうのではないか、と思えるほどだった。
山本と河野万理は来月、結婚する予定になっていたのだった。




71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:42:38.76 ID:OomQYGzp0
「誰が、どこの誰がこんなひどいことをしたんだッ!!絶対見つけておれが殺してやる」

低くつぶやく彼の声は神聖な通夜の場にはふさわしくないものであったが、誰もそれを止めることはできなかった。
河野万理は両腕と両脚を切断され、胴体と頭部だけの状態で発見された。
そして、鈴原と同様、眼窩に眼球はなかった。




72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:43:15.52 ID:OomQYGzp0
ただ、いっそう異常さを際立たせているのは
その状態で最低24時間は生きていたらしい、ということであった。
両腕と両脚の切断面、はきれいに縫合され、大量の出血はなかったらしいのだ。
通夜が終わり、そして。




73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:43:45.81 ID:OomQYGzp0
「警察の者ですが・・・」

通夜が済んだのは午前0時をすぎていたが、
そのころになって2人の男がやってきた。
異常な殺人事件が2件、しかもそれが小学校からの友人であったとすれば、
私たちのところに再び尋問に来るのは至極当然のことだった。




74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:44:24.90 ID:OomQYGzp0
「・・・では、あなたは失踪した中島雅子とついこのあいだまで付き合っていた、ということですか?」

中島雅子は、この2週間、連絡がとれていない。そして当然今日の通夜にも姿を現さなかった。
山本が席を外すように刑事に言われたあと、私にもいくつかの質問があった。

「あなたは中島雅子さんと河野さんが山本さんを巡って、つまり、三角関係だったということは知っていましたか?」

「いえ、知りませんでした」

私の声だけが静かに夜の闇に響いた。




75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:44:55.79 ID:OomQYGzp0
寒い夜。
10月はまだ秋ではないのだろうか。
初冬といってもいいくらい、寒い夜だ。

_____鬼さん、こちら、手の鳴るほうへ・・・

妻が隣で寝息をたてている。




76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:45:28.40 ID:OomQYGzp0
きっと隣の部屋で寝ている息子もすこやかな寝息を立てていることだろう。
私は疲れていた。
筋肉痛で全身が痛い。
私は、起きあがって隣の部屋の窓からベランダに出た。
妻と息子が目を覚まさないように。




78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:45:58.63 ID:OomQYGzp0
冷たい空気が私の肌を刺す。
足元には、私が趣味でやってる観葉植物が月の光を浴びていた。
果たして、人間の眼球というのは植物の成長にいいのだろうか?
今日、新しく2つ、山本の分も土の中に入れたのだが。




79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:46:29.26 ID:OomQYGzp0
_____鬼さん、こちら、手の鳴るほうへ・・・

私は、思い出したのだ。
子供のころ6人でやった鬼ごっこ。
最後の鬼ごっこは私が鬼だったのだ。
しかし、日が暮れて途中で終わってしまった。
鬼ごっこは最後までやらなくちゃいけない。




80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 22:47:00.58 ID:OomQYGzp0
中島は河野と同じ日に、海に棄てた。
山本の死体は明日、クール便で親元に届くだろう。
・・・ただ、林くんはもうつかまえることができないのだ。
鬼ごっこが終わらないということは、私はこの先もずっと鬼をしなくてはならないのだろうか。
私は、多少の疑問を持ちながら、包丁を握り締めた。
次は、妻と息子。




86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 23:00:07.51 ID:OomQYGzp0
あんまり人来ない・・・
1レスずつ短くしてもやっぱ長いとだめか




124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/09/21(木) 23:56:47.24 ID:OomQYGzp0
そろそろ日付変わるし00:00:00.00スレにでも行こうかな




★昔のスレです。
引用元:http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1158840358/