「BLOG 高島回顧録」洋服屋ふじたの四方山話。釣り、競馬、クラシックカーをこよなく愛する男が書き下ろす散文です。

2016年07月25日

短気は釣り気。つまり気が短いほど釣りに向いていて、気長にぼんやりしている者は釣りには不向きというもの。鈎はどうか、餌はどうか、タナはどうか、といつも気にしているくらいの者でなければ、ただボンヤリとウキを眺めているだけでは、魚は釣れないと先達は説かれる。

実際のところ、カゴ釣りは大変に忙しい。カゴ釣りは手返しの釣りという程で、コマセを送り込んではサシ餌を潮に乗せて流し込み、沖合いでフカセ釣りを展開しているかのような論理で釣るもの。何かしら意識を向けているか、動作を行っているか、仕掛けが入っている間はずっと動きがある。

さて、ガラケーによるフェイスブックへの投稿が出来なくなって久しい。サーバデータの自動更新をクライアント側のデバイスで行わせるために、SNSの多くはflashの機能を応用した。つまりフェイスブッククライアントにflashを実装する事でサービスの発達を図った。

それ以前のフェイスブックは、スマホやPC向けの閲覧画面にはflashを使っていても、ガラケーなど低脳なブラウザやOS向けにモバイルモードのシンプルなインターフェイスを用意し、一部の機能を制限してでもガラケーを迎え入れていた。

しかしスマホユーザーが増加し、日本国内でもガラケーユーザー比率をスマホユーザー比率が上回ろうとするころ(2016年遂にに逆転)、遂にガラケーを見限った。それまでは特定のメールアドレスに対して添付ファイルの形で画像データを送信すると、受信したサーバが自動的にフェイスブックへ転送し、その本人のIDと共にフェイスブック内へ投稿されていた。

だがflashの機能強化などフェイスブッククライアントの進化の過程で、遂にガラケーからの写真投稿は許されなくなり、ガラケー用簡易クライアントによる閲覧と、テキストのみの投稿に制限。万事休す。高島の磯からフェイスブックへ写真を直送することが出来なくなった。

そこで、そろそろスマホ。(^。^;

格安simなどを駆使して手に入れたスマホは、当然のようにフェイスブックも何もかも使える。さてはタカイワの釣況を投稿すべく、磯へ持って上がった。

海へ落したら即完。滑りにくく、シンプルなカバーを装着し、防水機能に神経を払いながら、かつカラビナに繋いでおけるループを作って磯に置く。そしてイサキが釣れたり、マメヒラが掛かったりするたびにスマホで撮影をするのだが不便極まる。

なんと云っても、僅かな時間であっても両手を差し向けなくてはならない所作は、釣りにあって最大の大敵。どこでアタリが出るか知れず、また風雨があれば道糸のメンテナンスで竿を捌かねばならない。

そんな中でスマホを弄くっていると、そういう時に限ってピトンへ掛けた竿の道糸が走り出し、穂先を引っ張られて泡を喰う。操作もそこそこにスマホを閉じ、後手に回りながら竿をとって臨戦態勢。これが瀬のヒラマサなどだったら、一発で根に潜られてしまい、チャンスを失うリスクもある。

このタカイワでも予想通り、スマホを手に取った途端にアタリが出たり、スマホを確かに置いた筈も強風で煽られたり、カラビナとロープで繋いでおくも手にしたままでは行動が制限されたりで酷い邪魔。ベストに収納しておくにはやや大きく、どのみち、両手を奪われる時点でダメダメ。

その点、ガラケーは良い。片手でベストの内ポケットから取りだし、片手でスライドさせてキーや画面にアクセス可能で、もちろん写真撮影も出来て、電話をとることも掛けることも可能。

結局のところブログ用写真の大半はガラケーで撮影。釣り終えた後や、竿をあげているときだけスマホで撮影。なんのこっちゃ。さらには、まさか磯へwimaxなどモバイルルーターを持ち込むことなどできず、LTE回線でリロードを繰り返すので、充電池は悲鳴を上げる。充電ケーブルを車載していなかったら、帰路はただの箱。

そんなワケで高島のカゴ釣りにおいてスマホは不向き。釣りはそんなに長閑で退屈なものではないことが良く解った。

そうは云いつつも、もしもポケモンGOをタカイワでやったら、なにかレアなモンスターが出て来るかね?(やってないが)



foujitas at 07:28コメント(0)TB(0)高島回顧録潮待放談 

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2016年07月22日

<<つづき「高島タカイワ(釣行記1)復帰緒戦」

大潮の3日め。潮の動きは大きく、潮位も高くなる。実際、昼過ぎの満潮時に帰港した恵翔丸から下船する際、桟橋は未明の出港時に比べて50センチほど高くなっていて、この日が大潮だったことを示していた。

高島10年の経験則から、大潮の高島周辺は潮が動かない。周防大島や沖家室島の大潮といったら川のように流れて釣りにならないが、なぜか高島では逆の現象が生じる。海峡に挟まれた瀬戸内海では干満差が激しく、ただひたすら広く水平線が見える日本海では干満差は小さいもの。それだけでは説明がつかないのが高島の潮だ。


高島40年のK先生も、高島で生まれ育った先代の大船長や船長も、口を揃えて高島の潮は読めないという。大潮で沖の本流が・・・と予測して選んだタカイワだったが、これが予想に反して潮が行かない。

それどころか、沖のチンセン辺りに掛かっている恵翔丸と島義丸は、二隻ともが舳先を左へ向けてアンカーから流れている。つまり沖の潮は右へ向けて流れる下げ潮の向き。タイドグラフとは真反対に向いているのだから面食らう。

ゴウトウ沖にしても、前の瀬にしても、沖の潮の向きが急に反転することは珍しくない。このときも、きっと向きが変わるのだろうと予見したが、船は精々こちらを向いただけで遂に左流れになる事は無かった。

一方、そんな沖の船を眺めながら、左流れの潮を待つタカイワだったが、8時になっても潮は立たない。それどころかジワジワと巻き始め、とうとう右へ行き始めた。タカイワの下げ潮など、まともに釣った試しも無く、どのポイントを攻めれば良いのかさえ判らず、ただ翻弄され続けた。

そんなときにウキを揺らすのはタカベ、あるいはウマヅラなどで、ババイサキどころかマメヒラさえ顔を見せなくなってしまった。

折れそうな心を支えながら、段々鈎へ丁寧にオキアミを挿して深みへ打ち返す。すると再びヒラマサのアタリ。さっきより少し元気が良い。さっそく臨戦態勢に入り、さらに慎重にドラグを緩めて応戦。しかし無念、手応えはウキが見えるより早く失われ、空のい仕掛けを回収することになった。

『やっぱり4号じゃ獲れんのか』ドラグ操作を含めた遣り取りを回顧しながら仕掛けを手に取ると、チモト切れではなく、鈎外れ。どうやら掛かりが浅かったか、唇の皮に引っ掛かっていたようだった。ミスでは無かったことが立証された気がして、これはこれで一安心。

時刻は午前9時。やおら北東から強い風が吹き始めた。徐々に強さが増し、日向へ干していたタオルが舞い上がる。磯へ立てかけていたタモも風に押されて倒れた。この風速は10mくらいか。

竿を支えているのも難儀な強風ゆえに遠投も困難。強い風に加えて奇妙な潮のせいか、段々鈎が何度も絡む。幹糸とエダスが絡むと実に厄介であり、どうにも解けなくなって結局、段々鈎の作り直し。時間のロスは痛いが、この釣況ならさほど損した感じはしないもの。

風速はさらに増す。道糸は大きく右へ膨らみ、投げた仕掛けも狙ったポイントより遙か右へ着水する。

そんなコンディションでもハゲは鈎に掛かり、中イサキやウリボウの兄程度の小イサキがタカベと一緒に浮いてくる。もう釣りとしてはダメな領域で、リズムも悪い。


『バッカンが風で動いたら船に電話して帰ろう』。撤収も視野に入れて爆風の中で堪え忍ぶように釣りを続ける。依然としてタカベなどの魚が掛かり続け、ほぼ入れ食い状態となるが、いかんせん小さくて持ち帰るには憚る。

強風は11時頃まで続いてピタリと止んだ。風が落ちるというのはこの事か。

少し大人しくなった海面だったが、潮は依然として撚れながらアカイワの方へ動く。釣況に変化は無く、相変わらず、釣ったのか釣れたのか解らないような遣り取りで小さな魚が揚がってくる。時に掛かった魚を海へ戻し、時に包丁を入れてバケツに放り込み、ダラダラと釣りは続いた。

結果的にイサキが9、マメヒラ1、ウマヅラ5、タカベ2。それ以外はノーカンに等しい小物がぞろぞろ。マメヒラにムシが居ないことを祈るばかりの終盤を過ごした。


面妖なる大潮。

早朝の大イサキが中ったらカスばかり引くところだった。マメヒラが多いのも困るが、しかし考えてみれば半年ぶりの高島。少ない記憶の中から選んだタカイワに乗ることができて、さらにイサキまで獲れたのなら良い部類と思わなければいけない。

イサキ祭を窓の内側から眺めては溜息をつき、ヒラマサの噂を聞きつけては一喜一憂。冷凍したオキアミも1月以来のそのまんま。治してもらったリールの調子をみることも出来ず、悶々と過ごしていた半年を振り返れば哀れなばかり。

10年通い詰めて漸くイロハが見えてきて、釣果が伴うようになってきた高島。幕間、が長かったけれど、長らく恋い焦がれた分だけ染みついた感覚は色濃く深かった。磯の風景も、恵翔丸も、船長や仲間の方々も何も変わらずそこにあった事が底知れず嬉しく思えた復帰緒戦。

高島の夏は始まったばかり。高島回顧録も再出発の気持ちで続けていきたいと思います。m(__)m



foujitas at 09:34コメント(0)TB(0)高島回顧録潮待放談 

2016年07月21日

正月明けから実に6ヶ月。競馬でいうなら、もう休養や放牧と扱われる長期。骨折休養明けではないけれど、それに近い状況。結果的に翌日にはおそろしい筋肉痛に見舞われるのだが、ひとまず高島復帰の機会を得る。この間にスマホも入手し、今回は高島から写真投稿することも任務の一つ。(笑)

7月の恵翔丸は4時乗船、4時半出航の段取り。いつものように深夜の187号をひた走り、大浜港に着いたのは午前2時半だった。夏の季節は寝袋も不要で、そのままベッドで仮眠に入るが、今年は未明の気温が低く肌寒さを覚える。

恵翔丸は2211の6名。北東の風が強い予報もあり、島の表は全滅。加えて今日は大潮の3日目とあって、沖の本流が活発であり磯周りの多くは引かれワンドでは潮が生じて逆潮、さらに総じて緩くなる。狙う対象魚はイサキ。こうした観点から、やはり夏の瀬釣りが良かろう。

というワケで昨年の同時期を振り返り、大船長の言葉「漁師と猫は獲ったとこへ行け」を思い出し、ワンドのなっていない素直な大潮を釣るべく、もとよりタカイワを選んでいた。船はコンクリやイワグチから着岸。瀬が人気を博す夏の風景だ。

タカイワ。同じく恵翔丸のピン釣り師F師に荷揚げを手伝ってもらい、久しぶりのタカイワの眺めに懐かしさを覚える。


やや強い風の中で釣り仕度。イサキ釣りの場合は、タモはもちろんクーラーの潮氷り水、血抜き網など釣ったた直ちに手順をこなし、何より先に次の仕掛けを投入しておく必要がある。そのために最初の一尾を釣ってから仕度をしたのでは、釣果に大きな差がつく。なぜならイサキは群になって接岸したり、棚を変えたりしながら泳いでいるので、一尾が掛かったら、その近くに必ず同じ大きさのイサキが居て、ほぼ間違いなく掛かる。

朝露に濡れた足場を確かめつつ、総ての仕度を終えて初手。潮は少し鈍いが東。つまり西向きに流れる素直な満ち潮で、これは予想通り。『朝真詰めが終わる頃にはシャンシャンと通すだろう』そんな予見をしながらゆっくり流れるウキを視ていた。

スミイチ。初手に魚が掛かり、それっきり一日を終えてしまうことはしばしばある。K先生との笑い話を思い出し、スミイチのジンクスを警戒しながら初手を引き上げる。竿1本半の底カゴ+6号ハリス3.5尋にサシ餌は無かった。

打ち返すこと3手め。脇見をしている間にウキは無くなっていて、間もなく道糸が引っ張られる。アタリじゃ。(^△^)

ババイサキには届かぬが、35cm超えの良型。タカイワは昨年7月同時期に40超を頭に単独で40枚の爆釣を演じたミラクル磯。今日の大潮でも勝負になると踏んで選んだ磯であり、このアタリは想定内。慌てることなく魔法のタモへ誘導し、まずはボウズ脱出に成功。

その次の一手を投入しておくが、ここは続かず。コンスタントに打ち返すがなかなかアタリが拾えない。潮が緩いので、正面40mへ投入するも左の瀬に達するまで時間がかかり、その間に餌盗りの餌食になる。徐々に瀬に近い方向、11時方向へ投入点を変え、とにかくサシ餌をイサキの群に届けなければダメだ。

そんな一手に次のアタリ。今度はやや手応えが大きい。40センチ近いババイサキサイズを取り込み、調子を上げていく時間帯『今日も忙しくなりそうじゃ』。


しかし好機は長続きせず。潮の動きはさらに鈍化し、ウキは立ったまま。最初のイサキを確認してすぐに4号段々鈎イサキ仕様に換装しているが、それでも反応が無い。風向きと相性が悪く、しばしば仕掛けがウキの上に掛かり、無駄な手を投じてしまうことも悪しき一因。サミングを大きくして、ハリスを前へ飛ばしてやるなどの対処で四苦八苦。

中イサキがときどき仕掛けを引っ張るが、数は出てもイサキ祭というような盛況には程遠い。

一息入れるか。このまま釣っていたのでは、手が縮んでしまうばかりで挽回のキッカケが掴めない。思い切って投入ポイントを変更。タナもそれまでの2本以内から深く下げて、正面よろアカイワ側の深みへ投入。

すると仕掛けが馴染むと同時にウキがズブズブと潜った。「ありゃ?!」これはハゲ、ウマヅラハギがイサキ鈎に掛かっていて、ここは儲け物。煮て良し、刺身で良し、晩酌のおかずにもってこいの魚。

深みのタナ2本チョイというのは、いろいろな期待が掛かる仕掛け。多くの魚がこのタナで当たってくることは経験の内。

それにしてもいつものタカイワなら深みから瀬が始まる潮表の駆け上がりがスイートポイントだが、今日のところは、そこでアタリが出ない。むしろ瀬を流した先か、瀬に達する前の深みにアタリが集中している。そのアタリも本命のババイサキではなく、ハゲや中イサキ。どう攻めたものか。

半年ぶりの記憶を辿りながら、経験則の引き出しから手を探す。誘ってみたり、仕掛けを止めてみたり。

深みの定点へ落としたウキが立ち上がって止まった。なかなか流れようとしないウキは、特徴的にスローなアクションで『ヌルリ』と消し込んだ。これはヒラマサのサインだ。

しばらく待っていると道糸が走り出す。間違いない。竿を起こして臨戦態勢に移り、相手の強さを量る。『マメじゃ』大物なら4号ハリスに特別な意識をもって応戦しなくえればならないが、マメヒラなら話しは別。瀬に潜りさえされなければ4号で充分。念のためにドラグを緩め一気の体制逆転に備える。

スルスルと根性無く寄ってきたマメヒラは、やはり磯際の水面近くまで来て抗う。左へ廻り、右へ泳ぐが、一旦息を吸わせてしまえばたちまち降参。大人しくタモに収まって御用となった。55センチまでに足りないマメヒラだった。

時刻は午前7時30分。朝になっていた。


>>つづく「高島タカイワ(釣行記2)面妖なる大潮」

foujitas at 08:12コメント(0)TB(0)高島回顧録潮待放談 

2016年07月19日

患いというのは人の心を弱らせるもので、高島の磯へ立つことが、回復を自覚させる一つの到達点だった。7月に入っても水曜日の会合は続き、まるで休みが無い暮らしが連続して閉口。己の休みを何週間も前から予約しなくてはならんなど、どうかしている。

恨み節ばかりでは撒き餌にもならんので、高島。実に1月6日に釣って以来の渡島であり、真冬のヒラマサから春の大鯛、初夏のイサキ祭をすべてスルーして、いきなり梅雨明け&真夏の高島。酷暑&餌盗りもぐれ。(^。^;

こうなると仕掛けはどうしたものか。いったい今の高島はどんな釣況なのか。着る服でこそ真夏仕様で良いことは解るが、冬から現在までの過渡期をまったく釣っていないというのは、もう、初めての釣り場へ行くも同然。

ヒラマサはおよそマメヒラ。イサキも中型まででウリボウ混じり。タカベも鈎に掛かる。餌盗りはウマヅラかバリ。タルが有効な時節も、ダツが乱舞する──など、過去の夏の記憶を掘り返してみると、こんな感じか。

さればハリスは7号まで要らず、4〜6号で対処できそう。段々鈎も細番手が有効で、時にはダンゴ鈎の出番も想定される。基本的にはカゴ。ときに応じてタル。ほかでは大量の水、クーラーの保冷カバーが威力を発揮。高島の夏仕様というと、こんなところだろうか。

その前に、恵翔丸の人数が不足すると、復帰の舞台がまたしても先延ばしになってしまう。真夏に高島の餌盗りを釣りに行く人が少ないことは知っているいるけれど、お願い、出航して、釣れて!(^。^;

それから、遂にスマホ投入。フェイスブックを介した高島からの釣りの最中のレポートは、フェイスブックによる写真投稿のガラケー排除が始まって以来、仕方なくテキスト投稿に甘んじていたが、これで写真投稿が再び可能。せいぜい餌盗りの写真を載せるハメにならぬよう祈るばかり。

ケブラー紐で磯での落下防止策も準備万端。



foujitas at 10:31コメント(0)TB(0)潮待放談 

2016年07月15日

ネタサイトの情報を拾った。『これは反則!?ドローンを使って「マグロ」を砂浜から釣り上げる男たち TABI LABO』と題されたページを見ると、砂浜から30kgオーバーと思われるマグロを釣り上げる一部始終が書かれていた。

ドローンにイカをサシ餌にした大きな仕掛けを吊し、砂浜に居ながら海上へドローンを飛ばす。海鳥やカメラなどでマグロの群を捉えると、ドローンの仕掛けを真下へ落下させる。

仕掛けは食い気が立ったマグロの群の真ん中へ落とされるので、アホなマグロは一発でバイト。砂浜で船竿と思われる竿を構える攻防が始まる。見たところ大きな障害物もなく、ハリスや道糸を傷つけるモノも無い。水深が浅くなるとマグロは行き場を失い、呆気なく引きずり揚げられる。

ドローンは首尾良く帰投させ、傷つけることなくマグロを確捕。見事という他ない。

http://tabi-labo.com/264920/drone-fishing-tuna/

高島で釣っていても、沖に見えるナブラや魚の群に仕掛けが届かず、悔しい思いをしたことはある。沖家室島でもかつて、H師と本浦で釣っていて「あの沖の潮筋に仕掛けを入れたら釣れそうですよねえ」と、一向に動こうとしない道糸の先の棒ウキを見ながら恨めしく会話したことが懐かしい。

当時はドローンは無いので二人は、ラジコンボートに仕掛けを運ばせ、沖へ運んではどうかと論議した。釣りキチ三平のようなラジコントローリングではなく、ただ仕掛けを運ぶだけのもの。

トローリングで大きな魚(真鯛)が掛かったら、ラジコンボートなど一溜まりもない。たとへ取り込んで引き揚げたとしても、エンジンやモーターが水没したのでは損害が大きい。ラジコン1台1万円で真鯛が1枚では割に合わん。

そんな事を話しながら釣った沖家室島本浦も、そろそろ堤防の修理工事が終わるはず。しかし工事人の話しでは、続けて、新たな30mほどの堤防を建設する計画があるような事を云っていた。どの向きかは不明。

ドローン釣りはさておき、いよいよ高島復帰の水曜日が射程圏内に入ってきた。イサキ祭は終わってしまったようだけれど、たとへバリやタカベであっても、あの磯に立ってウキを沈めてくれる魚と巡り会えるのなら幸い。

水曜日よ晴れてください。m(__)m



foujitas at 11:29コメント(0)TB(0)潮待放談 

2016年07月09日

7月だというのに、依然として毎週水曜日に湯田温泉で会議。週に一度の休みに湯田へ呼ばれると、ほぼ終日に影響が及ぶ。無論、釣りへなど行ける筈もなく、すでに13日水曜日まで会議予約済み。同じ予約をするなら、恵翔丸に予約したいわ。

釣りへ行けないそんな日々を慰めるのはyoutubeの釣り動画。なんとか百景という番組に出てきた可愛らしいオネイサンが、沖磯にあってクロやオジサンを釣る顛末が記録されていて、なかなか興味深い。

そんな中で大きな獲物をバラした彼女は、後のインタビューで「釣れない時間にこんなにワクワクした事は無い」という旨を話していた。魚影が濃く、しかも大物をバラしたとなると、まったくその気持ちはよく解る。

高島で釣っていて(尤もレポーターのようなオネイサンは長らく見かけた事も無いが)大きい奴に逃げられたら、それはもう悔しいなんていうものではないが、その一方で鮮烈に残る引きの感触は、必ずもう一度チャンスが来るに違いないと確信をもたらし、ウキを睨み付ける目に一層の力が入る。それが高島のポテンシャルであり、そこに期待をかけて遠路を越えて通う。

しかし──今年も間もなく梅雨明け。イサキの大祭も終わり、夏魚がえげつなく泳ぎ回る時節。アジ、ハゲ、ダツ、サメ、バリ・・・だいたい二文字名の魚に碌なのが居ない。(秋のスマなんて二文字名の神レベル)

そんな中で数年前、板前の友人が「バリを持って帰れ」と云ってくれた。

食べれば美味しいとか、和歌山では珍重されると聞き、何度か持ち帰ったバリだったが、なにしろアンモニア臭が凄い。内蔵を傷つけてはダメと知り、上手に大名取りをして、皮までひいてクーラーへ入れるが、やっぱりダメ。クーラーの庫内ばかりか、他の魚にまで臭いが移って被害甚大。

それでも持ち帰れというので、堆肥を密封する厚手のビニル袋を用意し、完全隔離して持ち帰ったところ、板前の包丁捌きと何が違うのか、刺身は劇的に美味い。またフライやフリッターにしても、その美味しさには下鼓が破れそうになるばかり。

今年も夏になったら成長したバリがウキを持っていぬる。首尾良く磯へ抜き上げたなら、そのバリを持って帰ってみるか。すると必要なのが、毒針を持った背びれを安全に切除するハサミ。

キッチン万能ハサミというのか、百均に売っているモノか、刃を分離させて洗うことが出来るこのハサミは非常に便利なもの。

釣りへ行ける最短の日は7月20日。おそらく梅雨も明けた後の夏の高島ではないだろうか。

バリ祭。(;´Д`)



foujitas at 11:16コメント(0)TB(0)潮待放談 

2016年07月02日

しとしととした風情の欠片も見せず、災害に至るまでの豪雨を降らせる梅雨。7月になろうかというのに1つの台風も生まれていない夏。さらには向こう30年間に中国地方でM6.8以上の大地震が起こる確率が40%だという。それでも高島のイサキは釣れ続けている様子。

7月には復帰するつもりで進めてきた釣り仕度も、月の前半は立て続けに無休仕事でアウト。またしても21連勤が確定したような初夏の立ち上がりではある。

断片的ではあっても、日々送っていただく高島釣果を見ていると、ヒラマサはやや小型化してマメヒラモード。イサキは依然として数が出ているが、やはり卵をおろした魚や、オスのイサキが混じるなど例年と同じ流れ。当然、ババイサキばかりではなく小型の中学生イサキも多く混じるらしい。

5月頃に始まった今年のイサキ祭は、結局、一度も御神輿を担げないまま終わってしまいそうな気配。そもそもイサキの釣り方を忘れてしまっているようにも思える。

イサキといえば段々鈎、イサキ鈎、4号ハリス、蛍光ビーズ、軽いカゴなど同じ底カゴ仕掛けでも、イサキ向けにフィットさせた選択や工夫があり、手慣れてくると潮との相性も良くなって、徐々に釣果は伸びるもの。

10年前と昨年では、もうまったく別の釣りをしているように内容や質は違っていた。こうして身体が覚えた感覚だったが、半年にわたって留守を通すと、理屈は覚えていても、やはり忘れてしまうモノがありそう。

猛暑の7月だが、まだチャンスは残っているだろうか。シモさんのおかげで調子を取り戻したリールも、出番を控えて活動休止状態。

過去の釣果に頼ってはダメだけれど、昨年は7月下旬の記録的な爆釣があった。偶然の賜物か、今夏もそういうことがあるのだろうか、まずは竿を出してみぬことには。

写真は昨年7/29のイサキ。夢よもう一度。(笑)



foujitas at 10:40コメント(0)TB(0)潮待放談 

2016年06月29日

依然として侭ならぬ休日稼業が続く。6月も、またこれから来る7月もおよそ水曜日の半分は仕事がねじ込まれ、休みにならない。釣りへいこうにも、午後2時から会議と云われると、つまりは午前〜午後まで会議に備えることになり、わずか1時間先の釣り場でさえ不問。

そんな中だったが、ウキが消し込む様子を体感したくなり、アジ釣りの支度をして大畠へ向かった。

周防大島へ渡れば各所でアジは狙えるのだが、橋を渡らずに竿が出せるなら、都合およそ1時間ほど移動にかかる時間が短縮できるというもの。もしも信号が無い深夜なら、出発から30分後には竿を出していることさえ可能なエリアが大畠。

しかして釣ったアジを食べようと思うなら、やはり由宇より西の海域で釣りたい。そうするとJR大畠駅の裏手にある漁港の堤防が格好の位置なのだが、近年、この堤防が立ち入り禁止となり、釣りができなくなった。

大畠瀬戸は、かつて高島へたどり着く以前、カゴ釣り以前の時代に通い倒した場所がある。通称、タイの波止場とよばれた大型の新設堤防で、沖合いの潮へ向けてコウジを付けた夜のぶっこみ釣りで大型の真鯛が釣れるというあそこ。インターネットでそんな情報を拾い、すっかりその気になって通った場所だった。

夜のぶっこみ釣りはなかなか面倒なものだったが、希に40センチ程度の真鯛が釣れて、チヌから脱却して真鯛を狙い始めた当時の大手柄だった。しかし、さほど多く釣れたワケではなく、大人の腕ほどもある大アナゴや、竿を持って逃げるサメのほか、スレ掛かりではあったけれど大型のオニオコゼなどが掛かった。

やがて遠投カゴ釣りの事を知り、沖家室島へ根を下ろす以前、周防大島なら伊保田、出井などを徘徊し、その途中にここタイの波止場へもカゴ竿を持って周った。

だが、大畠瀬戸というのはドえらい潮が速く、とてもカゴ釣りは無理だと感じた。それはもうゴウトウの豪潮どころではない巻き返すような激流で、どこへ投げても潮相は同じ。カゴから出たコマセとサシ餌が同調などする筈も無いことは一目瞭然。

そんなワケでカゴ釣りは一回の試みで終わってしまい、以来、釣りに訪れたことさえ無かった。

入院騒動から1ヶ月が過ぎ、少しずつ日々のリズムを取り戻す。しかし磯へ立つにはもう少し時間をかけたほうが良いような気がして、水曜日の休みに悶々としながら釣り竿を握ったり、リールをグルグル回してみたり。なにしろ雨続きなのである。

そんな長雨の中、半日ばかり曇り空が保たれる水曜日を見つけた。ウキが消し込む映像を見ると、やはりあの感動を現実に体験したい思いに駆られる。しかし沖家室島はアウト。かと云って伊保田は遠い。

そこでyoutubeを散策しながら見つけた一つの動画があった。それは大畠瀬戸でアジを上手に釣るオジサンの姿が納められたもので、およそ何処の堤防か見当がつく。googleアースで目星を付けたそれは、かつてのタイの波止場からほど近い新設堤防だった。

なるほど、あそこへ行けばアジが釣れるのか。そう考えて駐車場を探し、アジ専用の軽いカゴ釣りの道具を持って出かけた。やはり大島大橋を渡らなければ、30分以上も早く着く印象。

潮回りも分からぬが、先客といて釣り終えていたお兄ちゃんによると、下げ潮の時間帯か。潮は左流れでワンドへ少し入って回る様子で、初めての釣り場であるにもかかわらず何か釣れそうな予感があった。

お兄ちゃんに続いて竿をもってやってきたオジサンによると、この大畠瀬戸は潮の干満を問わず9割が左流れ(満ち潮向き)、1割が右流れ(引き潮向き)だという。おそらく本流は左右の向きが明確に変化する筈だが、引かれ潮となる沿岸部に見られる状況か。沖家室瀬戸と本浦でも同じような状況が見られる。

かくしてアタリはというと、これがサッパリ。あちらこちらの潮を窺ってみるが、やはりアタリはない。どこかに瀬がある筈だが、その情報も知る術がなく、いたずらに餌を失って時間が過ぎる。

それでもウキは消し込んだ。2回はベラ。もう2回はメバル。いずれも取り込むには至らないミニサイズで獲物にならない。

そうこうしている内に小雨が混じってきて、持参したジアミも無くなった。動画で見る限り、潮との噛み合いが良ければ良型のマメアジは掛かる筈。この日はダメダメ。致し方ない。

喰わないときの諦めというか、良くない潮をあっさりと受け容れることが出来るようになったのは、やはり高島の経験か。ここは潔く退散。

本浦の釣りも難しくなったとすれば、瀬戸内海のカゴはほぼ封印か、それでなければ伊保田を開拓するしかないか。



foujitas at 12:34コメント(0)TB(0)釣武者修行潮待放談 

2016年06月15日

カゴ釣りの醍醐味といえば、やはりあのアタリの瞬間。リールに当てた指が道糸に弾かれる感覚は一気に血圧があがるが、それよりも趣が深く感動的でスカッとするのが、あの大きな棒ウキがズバリと消し込む有様を目撃することだ。

もちろん、繊細な棒ウキがピクピクと動いて知らせる魚信は風情があって良い。しかし、その上をいくのが、遙か沖合にある40センチもあろうかという棒ウキが「ズバッ」という擬音でも携えているかのように消えるのは、もう幸せの絶頂。

沖家室島で釣っていると、遠投カゴで真鯛を狙う限り、そうズバズバとアタリは無い。一日竿を振って、せいぜい2〜3回。悪くすれば0回。これがアジなら数十とウキが動くが。

高島ならば忙しく釣れば10回以上のアタリが拾えるし、大当たりのタカイワでは40回以上のヒットがある。もうこうなるとありがたみも薄まるが、それでもウキが消し込む挙動と、それを見た瞬間の興奮は他に比べるものがない。

考えてみれば、フナ釣りはウキ釣り。テンカラは脈釣り。キスは引き釣り。アジはサビキ釣り。カゴは正真正銘のウキ釣り。道理で面白いワケだ。

もちろん磯際にあってウキを見るのが一番の幸せに違いないが、youtubeにアタリの瞬間だけを集めた動画があった。思うように釣りへ行けない昨今にあっては、これがなかなか面白い。

明日は午前中だけ堤防へ行ってみるかねえ。



foujitas at 06:29コメント(4)TB(0)潮待放談 

2016年06月14日

スイングジャズの巨匠「グレン・ミラー」は、米陸軍航空隊少佐として軍楽隊を組成し、世に数々の名曲を残した人物。ジャズを聞いたことがなくても、その名前くらいは耳にした事があるかも知れない。

グレン・ミラーの没後、アメリカには航空隊をルーツにする空軍が誕生する。USエアフォースであり、軍の頂点に経つ部隊。その正規軍楽隊をパシフィックショーケースと呼び、アジア地域の親善活動を一手に担っている。

所属するミュージシャンは全員が軍人。しかし厳しいオーディションを勝ち上がってきた職業音楽人であり、軍でも軍曹などの階級を持っている。一人々々のキャリアを訊けば、元ブロードウェイのステージに居たとか、有名なポップス歌手のバックバンドマンだったとか、いわゆるプロの音楽集団だという。

今回の米空軍ジャズ岩国公演は、正しくは「パシフィックショーケースジャズin岩国」という公演で、グレンミラー音楽に振れられる非常に貴重な機会。しかも軍属の活動故に出演ギャラが不要(演奏料の徴収は違法)の破格値。会場やポスター印刷にかかるコストだけで、その上質な音楽に触れられる。

福生の横田基地に在所する米空軍と岩国市、また私が属する街づくり会社が手を組んで実現する、極めて希なチャンスです。入場料はたったの千円。ぜひ、お誘い合わせの上、ご鑑賞ください。m(__)m

と き:6月16日(木)18時00分開場、18時30分開演(〜約2時間)
ところ:岩国市民会館大ホール(https://www.google.co.jp/map...)
料 金:大人1000円、中高生500円、小学生以下無料
チケットのお求めは「フジグラン岩国」や「岩国まちなか倶楽部」など
詳しくは中通り商店街ホームページへ。



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