「BLOG 高島回顧録」洋服屋ふじたの四方山話。釣り、競馬、クラシックカーをこよなく愛する男が書き下ろす散文です。

2017年04月19日

4月に入って三度目の水曜日。腰を据えて釣り仕度をするも、日本海は3mの波。西の風も強く、やはり先頃の豪雨の影響は小さくなかった。

沖家室島を目指すつもりも、まさかの仕事。北朝鮮問題に絡ん報道記者さんがインタビューなどを取りたいと申し入れがあり、まあ、高島でないのなら午後の時間帯に対応できるかと考えて応対。

豆アジを想像しながら朝に目覚めるが、やはり腰が重い。細かく時間割を考えてみると、竿を出せるのはたった2時間で、その相手が豆アジではモチベーションが上がらない。

凹んだ気分でフェイスブックを眺めていたら、友人の一人が国道187号の通交止め情報を出してくれた。あわてて詳しく見てみると、どうやら美川町四馬神の界隈で崖崩れか、それに近い災害によって復旧作業中。回復の目処は立っていないらしい。

そんな事とはつゆ知らず。もしも恵翔丸が出航していたら、昨夜は工事現場で通行規制に直面して、迂回路へ廻されるところだった。

現場はおそらく、広仏の縦長看板が設置してある少し川上。現場の写真は無いが、だいたい予想が出来そうな場所でもある。

益田から錦、岩国を繋ぐ街道。かつては鉄道接続計画まであった大街道筋でもあり、今も積雪などに強い陰陽横断道としての意味合いもある国道187号のこと。おそらくは早期に復旧がなされる事と思われるが、果たして、来週の水曜日に間に合うのか否か。

というワケで、本日休漁。修理に出した竿でも取りに行くか。



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グーグルの広告です

2017年04月18日

4月になって仕事の段取りがうまく付けられるようになってきて、いよいよ高島復帰と息巻いたのだけれど、二週続けてのNGで高島がなかなか遠い。満を持して迎えた三度目の水曜日は、おりからの春の嵐が尾を引く形で西の強い風と3mの波高予報。これでは手も足も出せない。

くわえて先の漂流物にとどまらず、アチラサンの国では核だのミサイルだのと穏やかではない言葉がニュースに飛び交う。空母カール・ヴィンソンと云ったら全長333m、10万トンを超える巨艦。その長さはうちの商店街より長く、東京タワーの高さと同じだ。こんなのが日本海に停泊して、北朝鮮に向けてドンパチ始めた日には、もうそれは釣りどころではなくなる。

そういえば岩国の米軍基地の海側にある、パブリックアクセスロード(通称北エンド)が、突如として無期限封鎖となった。協議ではなく軍事施設による一方的な封鎖。市の問い合わせに対して、封鎖理由はセキュリティ上の理由とするだけで、どうすればどうにかなるモノではない。その数日後にシリアの攻撃がニュースに出た。なにをかいわんや。

さて、そんな流れで高島お預けが続くのだが、釣りへ行かずに過ごしていると必ず仕事が舞い込む。なので何が何でも釣り竿を持って出かけてしまいたいのだけれど、いまの火電沖波止がどんなものかは2週間前に良く解った。

そういえば沖家室島。昨年の春に病み上がりのリハビリだと云ってチヌを釣った春のこと、湾口工事のお兄ちゃんが、夏以降も釣れなくなるだろうと予測した。

造船所付近の防波堤を根元で封鎖し、堤防の修繕工事が始まったばかりの事だった。立て看板には7月末までの工期が記されていたが、お兄ちゃんは、その後にも間もなく次の工事が始まる〜そして新しい堤防が出来ているかも知れない、と話していた。

それから1年たらずが過ぎた。何度か沖家室島本浦へ行くチャンスがあったが、いずれも達せず。インターネットにも立ち入り禁止との話題も見あたらない。

実際の本浦はどうなっているのか。真鯛を釣ることは出来なくなったのか。アジを釣る環境はどうなったのか。ちょっと散策がてら赴いてみるか、水曜日。


昨年6月上旬の本浦





















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2017年04月14日

産経新聞のニュースサイトに不穏な記事を見つけた。山陰の議論と題されたコーナーに「韓国で塩酸入りポリタンク違法投棄か 日本海沿岸に6000個漂着で大迷惑」とある。

読み進めると、島根県の沿岸に今年2月中旬から一ヶ月間に、6千個以上の同型のポリタンクが漂着したといい、一部の内容残存物は塩酸だという。600個ではなく6000個。30日間に6000個だとすれば、毎日200個が連続30日間というのだから、その様子は尋常なものではない。

恵翔丸で高島へ渡る際にも、ブリッジのソナーやレーダー探知画面には漂流物が示され、船長や副船長は常に肉眼による監視を続けて航行している。それを「流れ物」と呼んで警戒し、安全で迅速な航海を目指すもの。渡船なくして高島の釣りはあり得ないので、これはとても有りがたい事に違いない。

記事中、島根大生物資源科学部の秋吉英雄准教授の談話によると(引用──)

『日本海は海水の出入り口が間宮海峡、宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡の狭くて浅い4つの海峡しかない一方で、大陸と日本列島に囲まれた部分は、陸地の縁に当たる「縁海(えんかい)」ながら、水深3500メートルの日本海盆が広がる。こうした地形的条件が生み出す特殊な海面の動きに加え、冬季に大陸から日本列島に向かって吹く北西風などが絡み合って、大陸方面からの投棄物が島根県の長大な海岸線を直撃しやすいという。』

つまり島根県の沿岸、および近海には、地形上も気候の観点からも様々なモノが集まりやすい環境にあるという。

それは、今回の劇薬入りポリタンクのような迷惑極まるモノもある一方で、豊富な漁獲物もまた集まってくるということ。そういえば高島の磯際を思い出すと、奇妙な物体が磯へ流れ着いていたり、また肉眼で見える漂流物も少なくない。

もしもゴウトウ周りやワレ辺りでこんなポリタンクを見つけたら、くわばらくわばら、船長に知らせるか保安本部か。(^。^;

▼産経WEST
http://www.sankei.com/smp/west/news/170412/wst1704120002-s1.html

(すみません、重要な話しなので魚拓に(^。^;)

foujitas at 09:51コメント(0)TB(0)潮待放談 

2017年04月13日

フェイスブックにいろいろな記事が出てきて面白い。釣りのネタに偏って書き始めると、自身のニュースフィードには釣りに関する広告が自動的に多くなり、購買意欲をそそるもの。テキスト走査による、いわゆるインタレストマッチング手法だ。

そんな中で「赤外線水中魚っちカメラ2」という商品の広告があった。品物としてはケーブルの先にある水中カメラを沈め、魚が仕掛けの餌を補食する様子を撮影することが出来るという物。あまり目新しい物でもない。

しかし、コメント欄を見て吹き出した。下の方にある──

「リールの付け方があり得ない向きですが…(^^;」

見れば確かにスピニングリールが逆向きにセットしてあり、竿を振りかざしている広告写真がある。道糸がどうなっているのかは見えないが、しかし、いくら宣伝用の写真とはいえ、いくらなんでも、ねえ。(笑)

その事を指摘するコメントに対して、サプライヤー側は一応認めてはいるものの、あまり掘り下げる様子も無い。

そういえば、生まれて初めて釣り道具(竿とリール)を見た子供は、どのようにセットして良いか解らないのはムリも無い。大型釣り具店では、そうしたビギナー客を相手に懇切丁寧に使い方を伝えるPOPカードもあった。

いまどきの若者の多くは釣りへの関心は少ない。せいぜいスマホの釣りゲームか、それでなければハウステンボスのVR(バーチャルリアリティ)グラスを使った、バーチャル釣りが精々か。

だとすると、秋葉原を拠点とするこの品物の発売元であるベンチャー企業に勤めるスタッフ、また広告制作にかかわる若者世代にとって、スピニングリールの使い方が不明である事は、実はあんまりおかしな事ではないのかも知れない。

リールのハンドルの左右論争に比べると、なんとも微笑ましい事ではあるが。(笑)




foujitas at 11:20コメント(0)TB(0)潮待放談 

2017年04月12日

残念無念。故あって本日は休漁。

復帰に向けたストーブシーズンにガラケーを刷新した。それまでのsonyサイバーショット携帯は、その前まで使っていたCASIOのG's-One。アウトドアユースを念頭においた、いわゆるGショック携帯だったが、その何代目かが突然シャットダウンするアクシデントに見舞われ、大慌てでキャリアを交換したもの。

後になって考えてみれば、充電池の寿命だったのかも知れない。が、なにしろ電話を失うと仕事は致命的エラーとなるので、何が何でもリスクを回避しなくてはならなかった。

そうして使い始めたガラケーは、時代遅れもいいところのデジカメ機能満載のそれ。16メガを謳う高精細写真が撮影できるものだが、画像1個のファイルが13MBとか、どうやって通信するというのか。それほどの画像が必要なシーンには、元よりデジイチを持って行くわ。高精細画像を得たいシーンにおいては、そもそもレンズ径が小さすぎる。

そんなワケで久しぶりにタフネスケータイ。レビューによると熊避けの鈴音を発するアプリがあるとか、山用の装備を充実させたとある。前出のスマホ型トルクでは海のシーンをフューチャーして開発がなされ、そのコンセプトに今回山仕様が加わったとある。

そういえばかつてのGショックケータイで高度計が付いていて、どういう使い道があるのか不思議に思った記憶が蘇る。

今回もタイドグラフが付いていて、釣り好きには格好のアプリ。と思いたいのだけれど、磯釣り、堤防釣りで、しかも週1の水曜日しか釣り場に行くことが出来ない者の場合、その潮見表がどうだというのだ。

実のところ先の火電沖波止では、まったく潮が行かなかった。午後近くになり、強風と共に潮が動き始めた。釣り人の視線に立つなら、その場その時刻に釣っているとき潮が動かず苦戦するのであって、タイドグラフを見たからといって意図的に潮相を変えられるワケでは決してない。

それどころか、小潮の当日を知り、干満差が小さいことを思い知らされて、余計にがっかりするのがオチ。潮が小さいことくらい、道中の夜空の月を見ていれば予想は付く。

というワケでアプリは依然として余り役に立たない。一つだけ歩数計が機能していて、錦帯橋からの帰路が徒歩になったとき、1万歩達成を褒めて貰えたことが嬉しかったことか。さほど嬉しい事でもない。

火電沖波止にて。あれだけアタリが渋い中にあって、居食いを見抜き、そのやりとりだけでも楽しめたのは、むしろ少し運が良かったと思うべきなのかも知れない。

来週の高島や如何に。



foujitas at 10:58コメント(2)TB(0)潮待放談 

2017年04月05日

逡巡した挙げ句の果て、高島を諦め、伍八を諦め、鹿島を諦め、古湊へたどり着いた。思えば10数年前に中本渡船に乗って沖堤防へ渡り、ほぼ初めて自力で竿を出したのが総ての始まり。いわば高島回顧録発祥の地であり、ヒラマサ釣りのスタート地点が、まさに火電沖波止。ここでダメなら、納得がいく。

しかし、そうは云っても魚は欲しい。しかし、なにしろ10月以来の釣りだけに、糸の結び方やら、仕掛けの仕度やら、体が覚えていることを思い出しながらの前夜であり、もしも魚が掛かったどうするのやら。奇妙な思いが交錯しながら、先発のよしみ丸に乗り込んだ。

始発のお客は3〜4名。辰丸も同じようなもの。昨日の様子を船長に尋ねながら、真鯛のオマケを目論んで久しぶりの1番。1番のテトラポッド付近には瀬があると云われていて、かつてT大先生と一緒に釣ったポイント。大先生直伝のレクチャーを記憶に刻み、その1番段差へ乗った。

午前5時過ぎはまだ暗く、およそ半時間は何もせずに過ごす。夜明け前にケミホタルを浮かべるのは風情があるが、さっぱり釣った記憶が無い上に暗くて手元が悪い。わずか20分程度の暗闇の釣りをするためにケミや懐中電灯を仕度するのが面倒になって、もう暗い間はしっとしておくに限ると知った。

かくて午前6時前。初手は正面の中距離。潮はまったく動かない様子で、当然ウキも流れず変化はない。4月初旬とは云え、夜明けはまだ寒い。日中の陽気は暖かいが、曇りの一日の場合、上着は必須。

1番には、同じ渡船の仲間が二人で並び、継いで辰丸のお客。5〜6人が広い火電沖波止で密集して釣る。仕掛けが流れないので、狭いことはさておき、コマセが集中的に撒かれてむしろ良い環境かも知れない。

1番の水深はおよそ15〜16mか。竿3本で入れるとじわじわ動いたウキが引っかかったような挙動を示し、引き上げてみると4尋ハリスの先に海藻が掛かっていた。

タナは2本半〜3本にすると底に掛かるか、希にサシ餌が無くなるか。2本では確実に残る。アジも居なければ、クロの仔やタイの仔も居ない、何も居ない海のような有様。テトラ前には海鵜がチャプチャプと泳いでいた。

午前7時。隣人がチャリコを釣って暫くの時間を過ごしたとき、それは起こった。

1番に立ち、高島を正面に見据えた沖合40m程度のタナ2本でウキは立っていたが、アジが悪戯をするように、ウキの頭が浮き沈みを繰り返す。少し前にも同じような挙動を見たが、そのときは間もなく平常に戻って何事も無かった。仕掛けを回収したら、サシ餌はしっかり残っていた。

そして二度目。不可解に思い、少し道糸を張って訊いてみる。何か居るようだ。そう思った瞬間に仕掛けがグーンと引き込まれた。『こ、これは、ヒラ?!』居食いである。

マメヒラの居食いはよくある事で、だいたい夏の小型ヒラマサを数釣りするときには、この居食いを見分け、訊き合わせを上手くやって魚を釣る。が、今はまだ4月。K先生の話では「コダンのヒラマサは足元まで泳いできとったそうな」という事だから、たしかに当節のヒラマサが居食いをしても不思議ではない。

そんな事はどうでも良い。まずはこいつを釣り上げねばならん。

そこそこの沖合で掛けている事もあり、またハリスに6号を使っていることもあり、比較的安心して、左のテトラ沖の瀬に突っ込まれない事だけを考えて寄せれば良い。ときどき頭を振る仕草を加えてくるので、ちょっと真鯛を連想するが、これは間違いなく中型のヒラマサ。

「大事にいけぇよーっ」と外野から声が掛かる。もとより慎重にやりとりをする。よしみ丸の仲間氏がタモを構えて待ってくれている。獲物は予想通り、堤防の際で海面を見て最後の突っ込みで抗った。

この磯際(堤防際)を乱暴にしてバラした経験は数知れず。貴重な一本をぞんざいな扱いで失敗し、そのままボウズを喰らった高島の経験が蘇るというものだ。そこでドラグを緩め、ひときわ丁寧な取り込み口を行ったとき、無念、穂先が伸び上がった。

『南無三!』

致し方ない。ここまで丁寧な寄せ方で鈎が外れたというなら、それは掛かりが悪かったというしか無い。嫌らしい居食いだった故に、もしかすると唇にスレ掛かりしていた事も想像できる。しっかりと見えた魚体は、カンヌキに掛かっていたら、決して捕れないサイズでは無かった。残念無念。

何の前触れも無く、突然出たアタリだった。船長の情報のそのまんま。まったく出会い頭かか宝くじか、10数人の1〜3番付近の釣り人があって、ヒラマサのアタリはコレを含めて3回。かなり厳しいと云わざるを得ない。

それから1時間ほどが経過すると、今度はよしみ丸の仲間氏に大アタリ。今度は居食いではなく、道糸が突っ走るアレ。しかしヒラマサは竿で捻伏せられるほど甘くなく、テトラ沖の瀬へまっすぐ突っ込んで、やりとりをする間も与えられずハリス切れ。その後にもう一度、デジャビュのようなアタリが出たが、これも敢えなく瀬ズレによって捕れず。


こちらはというと、居食いに対処するためハリスを1尋伸ばして5尋とし、フロートパイプを外し、鈎をカゴスペ12号から金龍のヒネリ入りに換装。

着水後、カゴがタナへ届いたらコマセを出し、それから5尋分ほど仕掛けを引き寄せハリスに張りを与える。面倒くさい手返しだが、潮が動かぬ+餌取りも居ないではロングハリスが仇になるので、このオペレーションは必須。

しかし、そんな手当も全くの徒労に終わる。サシ餌は依然として残り続け、潮相にも海況にもまったく変化は無い。潮もうごかぬまま。

やがて10時頃になると予報通りの風が出始めた。それまでの暖かい南とは別物。明らかに寒気団が影響している、やけに冷たい北西風だった。12時前になって潮が行き始めたが、これもどうというきっかけにはならなかった。

中本渡船のブログを見ると、4/5付けの記事には「明日6日は欠航」とだけある。ラストに居残った仲間氏も、また報われなかったようだ。

さて、黒星発進といったら、磯釣りを始めて以来初のことかも知れない。初釣りが4月というのもアレだけれど、まあ、こういう日もある。次回こそはドックから帰ってきた恵翔丸で堂々と高島へ渡って、いざ。

高島回顧録、復活します。これからもご贔屓に下さいますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。m(__)m



foujitas at 18:03コメント(2)TB(0)古湊釣房潮待放談 

2017年04月04日

実に昨年10月のカンシキ以来ということになる。

これまで釣らずに過ごしたインターバルで、半年にも及ぶのは初めての事であり、我ながら戸惑いを禁じ得ないのが本当のところ。それでも釣り道具だけは大切に保管し、餌のオキアミも冷凍庫へ安置したまま。実は氷も充分な量が確保したまま時間だけが過ぎた。


それもそのはず。昨年秋の陣は順調に進んでいて、歳末モードに入る12月中盤までコンスタントに釣るつもりでいたのに、なにやら会議とかナントカで休日を失い、希に空いた水曜日はあいにくの天候で高島はお休み。

そのまま年が明け、昨年の初釣りを思い出して仕度をしたが、これもまた天候に阻まれた。それから悪魔の年度末。自前の商売だけなら何とは云わぬけれど、街づくりやら何やらのお遣いは、容赦なく休日を奪い去る。

いつっでも声が掛かったら釣りへ行けるよう、餌も何もかも用意したまま、遂に3月が過ぎてしまった次第。そして明日。

日々の釣果を見聞するに、高島の磯は非常に魅力的な状況にあることが解る。もちろん総ての照準を合わせて準備をしていたところ、まさかの恵翔丸ドック入り。こういう事はよくある。

三杯の船は同じ条件なのだけれども、半年ぶりの復帰緒戦に恵翔丸以外の船を使うことに、どこか気持ちが引っかかる。そんな義理がどうしたと云ってしまえば違いない。そんなこんなの逡巡の最中、Y仙人と電話で話したところによると、明日は風が出るという。

『加えて復帰緒戦が風で撤収のリスクか』。しかも、多人数の他船に単身で乗り込むと、まあ、ほとんど磯は後回し。恵翔丸のように残り磯の詮索も望めず、不利な磯に乗ることにでもなったら、ちょっと悔しいではないか。

火電沖波止。云うまでもなく足場は良い。しかし高島の磯に比べるとエキゾチックな期待感は薄い。が、山陰10年のスキルとは云え、明日は半年ぶりの釣り竿。云ってみればリハビリテーションのような一日でもある。

現在のヒラマサラッシュが長く続かないだろう事は予測できるが、4月からは比較的休みも取れる。恵翔丸もドックから帰ってくるし、そのうちにまた師匠やK先生らと一緒に遊んで貰える日も来よう。

大言壮語にせず、かくて明日の復帰戦は火電沖波止から。

まあ、釣れなくても、遠田のラーメンが味わえれば、それもまた良し。



foujitas at 23:01コメント(0)TB(0)潮待放談 

2017年02月25日

はや3月も目前。

3月の水曜日は1日、8日、15日、22日、29日。

1日は病院で野暮用。8日は今のところ狙い目。15日は湯田温泉で会議。22日と29日も今のところ空き。

おおっ、3月こそは今年の初釣りのチャンスが巡ってくるかも知れん。



foujitas at 17:24コメント(2)TB(0) 

2017年01月08日

コダンから時計回りに磯の解説というか、印象を綴ったカテゴリー「高島の磯」は、振り返ってみるとアナジゴウトウ(アナノクチ)からいきなりカンシキへと移っている。

右回りに行くならアナジの隣の著名磯はマツザキ、ノヅキ、マジマいよびオキノマジマ、あるいはウノクソと高島の表磯が続き、北東の一級磯であるナベへ、それからホトケ、ワクンチ、エンノシリ、コンクリ、スズメノマゴ、スズメノコ、タカイワ、アカイワとまだまだ続く。

10年の高島の中でもマツザキ、ワクンチ、エンノシリは釣った経験が無い。とりわけマツザキはオオアダ、コチバナの二手、岬の東西それぞれの側で攻め手や潮の趣が異なるといい、どんな釣りになるのか、想像さえできない。

一方、高島の地方である南岸には浅い瀬が続き、波もおだやかで釣りやすく、その昔はカンダイやボッコウの好漁場だったという。もちろんヒラマサも出る。

就中、ミヤノシタという磯は釣りやすい場所。左右に磯が広がっていて、背面の崖までは距離があり、足場も高からず、低からず。総じて水深は浅いが、ときにヨコワやマグロも回る。

尤も、やや西よりにはカンシキ、チョボと深みや駆け上がり有する変化に富んだポイントがあるので、悩ましい事には違いない。

だいたい高島の磯の名は、かつて底物釣りが主流だった時代、いやそれ以前に高島の住人が暮らしていた当時、磯際で魚を突いたり釣ったりしていた当時、瀬や穴など海底の形状に特徴を見いだし、識別のために命名したものらしく、必ずしもカゴ釣りのポイントと合致しない。

ミヤノシタは漢字で書くと「宮の下」となるらしい。高島の古い地図には神社の記号があり、その真下の磯がミヤノシタと云われている。

それではミヤノシタから見上げると神を祀った社や祠が見えるのかというと、灌木に覆われた山肌にそれらしいモノは見えない。

船長の話によると、実際の神社はミヤノシタの磯よりややアカイワ側へ寄った辺りに位置するもので、その界隈の磯をジンドシと呼ぶのだという。漢字にすると「神の道」と書くらしい。

実のところカゴ釣りのポイントで云えばスズメの隣がミヤノシタ。その隣がアカイワ。ずいぶんと離れた磯だが、これがカンダイなどを釣る、もしくは磯へ潜って獲物をとるのなら、スズメ〜アカイワの間には数多くのポイントがある。

そんなポイントをのべ竿一本と背負子姿で、磯から磯をサルのように飛び歩いてはボッコウを釣っていた老齢の御仁があった。高島のベテランは老人のことを山田名人と呼んでいた。今はどうなされているのだろうか。



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2017年01月06日

新らたな年が始まり、互礼会やら挨拶がとりおこなわれ、お店は3日が初売り。松の内も明けぬころからフル稼働が始まった。

最初の休日は11日の水曜日。釣りに行けなかった昨年でも初釣りは6日にイケマへ上がって上々の釣果。幸先を予感した素晴らしい一日だったが、今年は曜日の巡りが悪く次週へ。しかし、この前日に新年会が入りそうな気配むんむん。

お願いだから火曜日の夜はやめて、、、と祈っていたところ、天気予報に呆気なく突き放された。

天気は週末から下り坂。シンザン記念も重馬場が予想されるが、どうやらそのまま寒気が居座るらしく、次の週央の山陰日本海は雪印の連続。これでは釣りにならない。

年の瀬を越しても夏タイヤのままのサンバー号だが、さて今期はどうしたものか。

山越えの雪を警戒した冬タイヤだったが、高島へ通った10年を振り返ってみると、雪上を走ったことは一度も無い。日中に路肩から解け出した水が深夜に凍結した上を瞬間的に通り過ぎる峠が数カ所あったのみ。

六日市や七日市に雪が残っているような時節は、高島の波も落ちない。舟が出せる頃になると道路の雪は解けてなくなるようなタイミング。これを繰り返した10年ではある。

それでも復路の急な大雪に備えたスタッドレスタイヤだが、はて。

しかし、それより休みだ、休み。



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