2010年03月03日

高島コダン(釣行記1)コダンでBINGO!

国土地理院の地図上に「小段鼻」と記された場所がある。高島という地名は勿論記載されているが、高島の島内で唯一、その地名として広く認識されているという事かも知れない。それほど、コダンという磯は著名なのである。

3月。常用薄明は冬から春に移り変わると、急速に早まる。よって今月から乗船時刻は午前5時30分。同6時を目安に恵翔丸は高島へ向かって大浜を発つ。

先般から続く毎週の満員御礼にくたびれてしまい、今週こそは多人数で一番くじを獲ると決めて方々に声を掛け、集まったメンバーは4名。師匠と、そのご子息こと兄ちゃん、それに宇部のSK師だ。他の組を見聞きしてみると、なんと今日は全員で8名。しかも二番手はお馴染みWD師とその釣友、さらにT大先生。もう一人、ピンで磯へ上がるのはK先生。

要するに、全員が顔見知りというか、いつも一緒に釣っている面々ではないか。なんたる!

聞くところによると島義丸は総勢5名3組。先週までの賑わいが夢のような一日であるyo。(´Д`;)

それでも一番くじは一番くじ。船の先着け勝負にも勝利し、堂々の一番手が決まった。

ところで今日の日は波高1.5から2メートル。海上の風はやや強いという予報でもあり、およそ西磯はイワグチまでが精一杯。島の表は不可能という予測だ。そうすると、たとえ磯上がりの組が少なくても、やっぱり乗る事ができる磯は限られている。潮回りからワレも良いと考えたが、躊躇無くコダンと決めた──悠遊さんと上がって以来のコダンだ。


『おそらく早い時間帯から上げ潮が通す、時刻でいうなら午前8時頃か』という予測の下にコブ岩の上に立つ。第一投。正面よりやや左の沖合30メートルほどに落とした仕掛けは、ゆっくり押し気味に東へ、満ち潮が動く直前の風景である。悪くない。

まもなく4人全員が交互に仕掛けを投じ、コダンでは正面の左半分に集中してウキが立ち並んだ。

「魚が居りゃあ最初の3投よ」恵翔丸でK先生の話を聞き、期待を込めてウキを見遣るが、どうも早朝の時間帯は潮が緩い。しかし餌盗りが出る前の時間で、サシ餌は残る。火電沖波止の煙突方面を意識しながら仕掛けを打ち返す朝だ。

「この潮が沖へ出りゃあええのにねえ」11時方向に投げたウキを見て云う。
「(フナヒキの方へ)入って来ようるねえ」師匠だ。
「秋口じゃったらタルでこっちを遣ってみたいですねえ」

しかし今は3月。カゴを中心に釣るのが定石であり、何らかのヒントを拾ったならタルも有り得よう。少しずつ潮上へ投入ポイントを移動させ、かつ、タナを調節すて打ち返す。その仕掛けはタナを3本にして、コダンのほぼ正面40メートルの辺りへ入った。隣にはSK師のウキがあった。

「おっ、入ったわっ!」(^△^)

ウキが馴染んで3分程度か。真鯛特有の割り切りの良い消し込み様で、小さく見えていたウキが無くなった。コダンの最初の獲物である。(^-^)v(うへへ)

竿を起こして巻き始めると、思ったよりも軽い。頭を振らないところをみると『これはワカナか何かか?』。道糸のテンションを緩めないようにリールの力に任せて巻き取ると、随分と遠くの沖で獲物が浮いてきた。「あん?」

魚体はすっかり海面へ出てしまい、ときどき波に乗って飛び跳ねる。

「なんかね、ありゃ?」SK師。
「いやワカナか、いや?」想像が届かない。

足下まで寄せてみると白い魚の腹が見える。どうやら真鯛のようだ。しかし、魚が海から飛び出すほどの高速巻きをしたつもりは無いが、何故──SK師が網を構えてくれた。首尾良くタモへ収めて引き揚げてみたなら・・・

「ス、スレじゃ。尻に掛かっとるわ!」(笑)

これまで少なからず真鯛を釣ったが、尻穴近くの腹へ鈎が掛かる真鯛など、ついぞ見た事が無い。誘いを掛けていたには違いないけれども、偶然に掛かったとしても、これは相当に希なこと。そうとは知らずに巻いて寄せた事を思い返すと、いやはや、外れなくて良かった。(;´Д`)

かくてスレ掛かりの真鯛でコダンの幕は開けた。

続いて師匠が火電煙突の辺りでヒット。やや大きい、やはり真鯛だ。

これが時合いというもの。コダンのレギュラーサイズの真鯛が廻って来たらしい。

潮は予測通りの動きを示した。午前8時頃には素直な上げ潮が通し、コダン正面へ入れた仕掛けは火電煙突の方へ向かって流れ、煙突を過ぎた辺りで消し込む。まさしく典型的なコダンの真鯛釣りのパターンに嵌った。(^m^)

続いて再び師匠のウキが入った。今度は正面の遠投。もうそこいら中に真鯛が泳いでいるのである。わははは。

「今日はコダンで正解じゃったねえ」
「この潮じゃったらイケマは苦労しとるじゃろうねえ」
「スズメは寝るかも知れんよ」


イケマにはWD師一行。対岸のスズメはK先生が釣っている。

つづく>> 高島コダン(釣行記2)これも高島の一日か

foujitas at 18:54コメント(2)TB(0)高島回顧録 | 潮待放談 
グーグルの広告です

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by S・JOE    2010年03月03日 21:29
 やりましたね!水曜のみ出船のようですね日頃の行いですか、釣果も良かったんですか?つづきを楽しみに寝ます。
2. Posted by ふじた   2010年03月04日 08:41
S・JOEさん^^
毎度ありがとうございます。
辛うじて出してもらった恵翔丸でしたが、徐々にうねりは太くなり、最後は一時間早い撤収となりました。
しかし、あのまま続けていても釣況が一変するとも思えず、最後のポイントは心残りでしたが、結果的に帰って正解だったと思います。^^
次回、がんばります!

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
BLOG foujitas
高島回顧録


ADMIN


必読オススメBLOG(^^)

いろいろ報告…錦帯橋

【プロフィール】
ふじたのぶお


最新のコメント
  • ライブドアブログ