2010年09月22日

沖家室島「遂に撃沈」

残暑が戻ってきたと思っていたら、なんたる事か水曜日になって前線が南下。前夜になって日本海には高波や波浪注意報が出され、万事休す。行く先は、もはや沖家室島しか無い。

数週間前の沖家室島は、やはり水温が高いせいか、マダイの姿は見えなかった。お盆明けには頻繁にあったワカナのナブラさえ無く、辛うじてチヌを一枚釣るのが精一杯。過度な期待は出来ないが、それでも二週間の日々が過ぎている。

海の様子は刻々と変化している筈。どこかで水温が一定レベルを下回れば、マダイは潮にのって回遊を始める筈。希望的観測をもって本浦港へ、向け5時半に到着する目安でクルマを走らせた。日の出は午前6時前。


港の堤防へ視線を向けてみると、先の水曜日と同じく先客は一人。しかし活き餌の泳がせ釣りではなく、純粋なサビキ仕掛けでアジを釣っているらしい。造船所の石波止へもう一人。こちらはガッツのジギンガー兄さんだ。

難なく堤防の先端へ座を構える。大潮3日め、満潮は午前8時過ぎ。すなわち上げ8分くらいに朝間詰めを迎えるタイミングで、チャンスは大きい。

冷静に準備を終え、早々に第一投。早朝の潮は、しかしなぜか何時も動いていない。広範囲へ仕掛けを入れて確かめてみるが、何処も同じ。それでも半時間と経たないうちに程よく潮は通し始めた。

本浦港にあって本来、満ち潮は右へ通すもの。しかし沖家室大橋が掛かる海峡の潮流は勇ましいほど速い豪潮で、この潮が本流となって沖を突っ走ると、本浦の堤防から届く100メートルの範囲は完全な引かれ潮となる。大潮のこの日の満ち潮は、すなわち左へ通す。

牛ヶ首を目安にして仕掛けを遠投すれば、潮に乗ったウキは岬に重なる。マダイがヒットするのは、およそこの辺りの筈だ。真剣な眼差しでウキを睨みつけ、短いリズムで仕掛けを打ち返す。なにしろチャンスなのだ。

やがて8時が近づいてきた。潮の動きは実に素直な変化をみせる。潮留まり。

ここまでサシ餌は偶に残って帰ってきたが、定点へ投げ続けると必ず餌は落ち始める。ひと度サシ餌が盗られると、ほとんど二度と同じ場所で残る事は無い。

最初の頃はサシ餌が無くなるだけだったが、時間が経つにつれて鈎の塗装が剥げてきた。『ハゲでも居るんか?』思って漂流するクラゲの周囲を見ると、ウマヅラハギが数尾。『はやり』ハゲ鈎に交換してみるも、ハゲが鈎に掛かることは無い。

そうしている間に潮替わり。遂には右へ出る早い潮になってしまった。

この種の潮は沖家室島で最も苦手に思う動き方だ。必ず釣れないワケではないだろうけれども、唯の一度として釣った記憶が無い。徐々にテンションが下がるのを感じ、打ち返すリズムは間が空いてきた。

『こりゃあ、ダメじゃの』(´Д`;)

半ば諦めムードで流していたウキが、フニャリと入って再び出てきた。一瞬にして緊張した右手は、全くの肩すかし。サシ餌交換のために仕掛けを回収してみると、味噌汁に尾かしら付きで入れられる程のチャリコ。しかもスレ。orz....

一気にテンションが「0」まで下がった。


後半のために用意したジアミがあるが、下げ潮でアジを望むのは酷というもの。早朝のサビキマンの釣果を聞いて(3時間で豆アジ3尾(´Д`;))いては、もはやサビキを試す気にもならない。いわんや泳がせ釣りなど、餌も無ければナブラも立たず。

ちょうど3kgのオキアミを使い果たしたので、これにて終了。首の皮一枚を繋いでここまで来たが、遂に撃沈。orz....

foujitas at 16:13コメント(8)TB(0)潮待放談  
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コメント一覧

1. Posted by 高島迷人   2010年09月22日 21:08
ふじたさんへ
お久ぶりでございます。私も今年は不調です。浜田のシャクリ波止で撃沈!サーフのキスもダメ、先日Y仙人と話しましたけれども陸や島は何処もダメみたいです。K先生も不調の様子。

今年は高水温で海がおかしいのでしょうね。小水無瀬のハマチもまだまだ…。行き場が無いので今週末は20年ぶりにチヌのダンゴ釣りに行きます。その昔、行くたびに大釣りしていたある港へ行きます。昔のままならいいんですけどね。
2. Posted by かっちん   2010年09月22日 21:19
お疲れ様でした。
何故ですかね??・・・・
水曜日になると高島の機嫌が悪くなるようですが。  汗

沖家室撃沈とありますが、何を仰いますか。。
鯛をゲットなさってますよ!! スレでもゲットに違いありませんから・・・・
テンション継続で次回に爆発してください。

私は本日、代休を頂きまして・・・・
愛媛県までエギングに行って参りました。

撃沈です。  爆
3. Posted by シュシュ   2010年09月22日 21:57
やはり高島は時化でだめだったんですね。

火曜日の火電はというと5時の始発便に乗り遅れたものの30分遅れで渡してもらった波止には一番に3人、8番に3〜4人、5番に我々3人だけという貸切状態。既に雨交じりの強風が左から吹き荒れており潮もかなりの勢いで流れておりました。懇親の力で投げてもせいぜい30mくらい。海の中もふじたさんが行かれた先週とまったく同じで餌はほぼ秒殺。ときおり針掛かりするのはアジ子、チャリコ、コッパグレ。うきがスパッと入ったと思えばバリという状況でした。3時くらいまで粘ってみたものの海・風ともに荒れた状況でした。

まあ今回は撃沈覚悟のうえでPEの試し投げに行ったんですが、最初の1時間くらいでなんと高切れ!前回は2〜3投でナイロン8号が高切れしておりこれって竿に問題あり?なんですかね。
4. Posted by ふじた   2010年09月23日 11:23
高島迷人さん^^
ご無沙汰しております。
ベテラン方々が不調のシーズンですから、さらに巡りの悪い私はダメダメな筈です。もう二ヶ月ほど雑魚ばかり掛けていますです、はい。
ダンゴ釣りの季節になりますね。あの寝ウキの独特な動きは風情もあっていいものですねえ。
ここは一つ、ドカンと年無しを釣って、景気を挽回してくださいね!^^
小水無瀬が始まったら忙しくなりますもんねえ。
5. Posted by ふじた   2010年09月23日 11:26
かっちんさん^^
毎度ありがとうございます。
チャリコの事は書かずにおこうかと思ったのですが、なにしろ正真正銘コレしか鈎に掛からなかったので、もう致し方なく。(笑)
アジが廻ってきたら混雑する港ですが、ほとんど無人状態ですから、如何に今がダメか解りますわ。(^^;
愛媛のエギング釣行、愉しみにしています!
6. Posted by ふじた   2010年09月23日 11:30
シュシュさん^^
いつもありがとうございます。
昨日は最初、火電沖波止へ行く道もあったので、シュシュさんにお尋ねしようとも思ったのですが、どうやら雨模様。更にチャンスの少ない沖家室島で、予見通りに撃沈でした。(´Д`;)
火電沖波止もなかなか上向きませんねえ。あの餌盗りの猛攻は尋常でなく、遠くの沖で豆アジが掛かったら、遣る気が失せますよねえ。
ところで竿は中通しですか?外ガイドならガイド周りの傷を確かめられます。高切れの原因が傷なら、リールのベールに備わるローラーも怪しいでしょうか。
しかし高切れは痛いです・・・。(^-^;
7. Posted by シュシュ   2010年09月23日 23:42
竿はインナー(ダイワメガドライ)です。
買ってすぐのときはリールにはPEでなくナイロン8号を巻いていたのですが、これがわずか2〜3投で投げた瞬間ブチッ(涙)。このときは道糸に傷でも付いていたんだろうと思っていました。その後外ガイドで同じリールをずっと使っていたんですが何も問題はありませんでした。でこのたび夢の100mを目指してPEを購入したわけですが、ものの1時間足らずであわせ切れ(涙涙)。しばらくインナー使うのやめます(涙涙涙)
8. Posted by ふじた   2010年09月24日 07:35
シュシュさん^^
毎度ありがとうございます。
素晴らしい竿ではありませんか!しかしインターライン型の竿は、内部の目視点検が出来ませんから、トラブルが出たときに不安ですよねえ。
一度、高島でヒラマサと引っ張り合いをしていて道糸が切れた事がありました。おそらく知らない間に傷が入っていたと思って諦めましたが、どうも納得いかず。それから道糸は硬いアドミックス(よつあみ)限定に戻りました。
しかし高切れは悲しいっす。。。(泣)

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