2019年07月19日

高島の磯「スズメノコ」

ベテラン勢の間ではしばしば「コスズメ」と呼ばれる場所。雀の子と書くのか、その大岩にな雀が営巣しそうな小さな穴が無数に空いている。場所は高島の地方にあってタカイワとコンクリに挟まれた、大岩の影になる場所で、平らな広い座が特徴。低手だけで3名は充分に釣れる。

スズメノコの難点は、釣り座のすぐ下にある沈み根と、同じく根に生えたホンダワラの巨大な群生。前者は道糸を擦って傷が付いたら高切れの原因になり、後者は取り込みのとき魚が海草に突っ込んだら鈎が外れてダラしてしまう。したがって取り込みは、できるだけ沖で浮かせて、寄せる経路を考えながら道糸を巻き取らなくてはならない。

それでもスズメノコの美点は、瀬と駆け上がりが混在しているところ。座から見てタカイワ側は潮が淀むところから、やや深みがある砂利底。正面あたりでコンクリ側へ向けた駆け上がりがあり、満ち潮のとき潮表となる。駆け上がった後は竿2本までの瀬が続き、それは俗称スズメノマゴと呼ばれる小さな磯の前を通り過ぎ、コンクリの手前にあたりヒラセの辺りまで続く。

中距離から遠投がセオリー。あまり磯に近いところには餌盗りが待ちかまえている。正面40mほどに放り込み、左流れで火電沖波止の煙突のようへ潮が通していたら釣りやすい。スイートスポットは真正面から11時の間にある駆け上がり。イサキやヒラマサを瀬で釣るなら、そこからスズメノマゴ前へ流す。棒ウキ、タルウキともに使える、釣りやすい場所。

獲物は主にヒラマサ、シーズン序盤のイサキがとても良い。イケマの辺りでイサキが活況になってくると、そろそろコスズメの番が回ってくる。座が広いので数釣りをするにも便利であり、また大人数を捌くにも最適。ただし深いところで3本半までなので、タカミやイケマのような4本より深いタナを釣りたいときはNG。


さて、この磯にあって高手をどう考えるか。

釣る人が多いときは高手へ上がると広々としていて気持ちが良いもの。また高手というだけあって、ちょいと投げれば遠投も可能で面白い。一方で、魚を掛けたら(6mのタモでは)自分では掬えないので、いきおい低手の仲間に頼ることになる。それもオーバーハングした磯際なので、ヒラマサが暴れたらけっこう厄介。

しかし、スズメノコの正面右側の沖は砂利底の平坦な海域。真鯛などを釣るには丁度良く、ときにヒラマサが乱暴に引っ張る。釣り場としては瀬のコスズメにあって、いろいろな攻め方ができる海域かいも知れない。

正攻法は正面の遠投。左流れの満ち潮に乗せて駆け上がりを流し、マゴ前の瀬を通す釣り。竿2本を基本に、時にタル遊動やタル固定、時にはアタリウキを付けたヒラマサ釣りなども威力を発揮する。

海へ向いて右側へ大きな岩があるので西寄りの風には強いが、逆に北東の風が吹いたら難儀する。

シーズンは通年。なかでもイサキが本格化する初夏から夏のマメヒラには強い磯ではないだろうか。



foujitas at 18:52コメント(0)高島の磯 | 潮待放談 
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