2007年06月

トキワツユクサ(常磐露草)

キツネの花図鑑

トキワツユクサ(常磐露草) Tradescantia fluminensis
ツユクサ科ムラサキツユクサ属 花期:6月〜8月頃
別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)

南アメリカ原産の帰化植物。園芸品種のシロフハカタカラクサが野生化したものといわれています。

撮影地:三角町(2007/06/10)


ハマユウ(浜木綿)

キツネの花図鑑

ハマユウ(浜木綿) Crinum asiaticum var. japonica
ハマユウ科ハマオモト属 花期:6月〜9月頃
別名:ハマオモト(浜万年青)

海岸付近に自生し、「木綿(ゆう):コウゾ樹皮を裂いて作った繊維」を垂らしたような花を咲かせることから、「浜木綿」の名前が付けられています。
宮崎県の花です。

撮影地:西表島(2007/06/15)


グンバイヒルガオ(軍配昼顔)

キツネの花図鑑

グンバイヒルガオ(軍配昼顔) Ipomoea pes-caprae
ヒルガオ科サツマイモ属 花期:5月〜9月頃

葉の形が軍配に似ていることから「軍配ヒルガオ」の名前が付けられています。種子が毛で覆われ、海流を使って広がりますが、冬の寒さに弱いことから定着する地域は宮崎以南に限られていました。最近その分布が北上しているといわれています。

撮影地:西表島(2007/06/15)



オオハマボウ

キツネの花図鑑

オオハマボウ Hibiscus tiliaceus
アオイ科フヨウ属 花期:6月〜9月頃
別名:ユーナ、ユーナギ

台湾、中国、インドラ、オーストラリア等に分布。日本では屋久島、琉球列島に自生します。学名にあるとおり、ハイビスカスの仲間です。朝開いて夕方には咲き終わる1日花です。三浦半島以西の海岸に自生する「ハマボウ」に似ていますが、大きな木となります。

撮影地:西表島(2007/06/15)



アメリカディゴ

キツネの花図鑑

アメリカディゴ Erythrina crista
マメ科ディゴ属 花期:6月〜9月頃
別名:カイコウズ

南米原産。真っ赤な花が鮮やかです。

撮影地:三角町(2007/06/10)


サクラソウ(桜草)

キツネの花図鑑

サクラソウ(桜草) Primula sieboldii 
サクラソウ科サクラソウ属 花期:4月〜5月頃
別名:ニホンサクラソウ

花の形が桜に似ていることから、「桜草」の名前がつけられています。
江戸時代から栽培されています。

撮影地:阿蘇市(2007/05/20)


ツクシシオガマ(筑紫塩竃)

キツネの花図鑑

ツクシシオガマ(筑紫塩竃) Pedicularis refracta 
ゴマノハグサ科シオガマギク属 花期:4月〜6月頃

九州地方中部に自生するシオガマギクの仲間です。
シオガマは海水から塩をつくる竃のこと、浜で塩をつくる風景が美しいことから「浜で美しいのは塩竃」といわれ、一方、シオガマギクの仲間は「葉まで美しい(ハマデウツクシイ)」ことから、シオガマという名前が付けられたといわれていますが、いかがですか。

撮影地:阿蘇市(2007/05/20)


オカオグルマ(丘御車)

キツネの花図鑑

オカオグルマ(丘御車) Senecio integrifolius 
キク科キオン属 花期:5月〜6月頃

牛車の車輪のように花びらがきれいに並んでいることから「小車(御車)」というようです。オカオグルマは名前のとおり、乾いた草原に自生します。よく似た花の「サワオグルマ」は、湿地に自生します。サワオグルマに比べると茎につく葉が少ないなどの特徴があります。

撮影地:阿蘇市(2007/05/20)


スズラン(鈴蘭)

キツネの花図鑑

スズラン(鈴蘭) Convallaria keiskei
ユリ科スズラン属 花期:4月〜6月頃
別名:キミカゲソウ

鈴をつるしたように花がつき、ユリ科の植物であるがラン科の植物に似ていることから「鈴欄」の名前が付られています。

撮影地:阿蘇市(2007/05/20)



ビヨウヤナギ(美容柳)

キツネの花図鑑

ビヨウヤナギ(美容柳) Hypericum chinense
オトギリソウ科オトギリソウ属 花期:6月〜7月頃
別名:未央柳(ビョウヤナギ)、美女柳(ビジョヤナギ)
中国原産、同属のキンシバイ(金糸梅)と同様、鮮やかな黄色の花を咲かせます。
遠目に見ると、金糸梅と見分けがつきませんが、近づくと雄しべの長さ、花びらの形、葉の形が違います。

撮影地:熊本市(2007/06/02)


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