2005年09月
2005年09月15日
分散投資って何?
分散投資って何?
9月のマネースクールで、40代女性が個別相談にやってこられました。
この女性の方は、既にたくさんのファンド(投資信託)や外貨預金、個別株式等を1つの金融機関から、購入していました。
40代女性『今までに営業の方に勧められるままに買ってきたけど、このまま商品を持ち続けてよいか迷ってるんです。担当(証券会社の)に相談したら、キャンペーン中の新しい商品を持ってきたんです。なんか、インドがすごくいいんでしょう?だから、乗り換えるべきか、今の商品を持ち続けるべきか・・・。』
隊長『担当の方は、なぜ、インドをおすすめになられたのですか?』
40代女性『今インドは、ITがすごいんですよね!今年もすごく伸びる可能性が高いっていってました。』
隊長『・・・・。』
40代女性『え?すごくないんですか?』
隊長『いえいえ、そういうわけではありません。ただ、市場の大原則として、世の中の誰も、今年成長する市場を予測できる人はいないんですよ。例えば、アジアでしたら、今年1番成長している市場はスリランカです。2番目に韓国なんですよ。』
40代女性『へーそうなんですか。じゃあ、スリランカがいいんですか?』
隊長『いえいえ、そういうわけでもありません。私がお伝えしたいメッセージは、市場の当てっこは止めましょうってことなんです。どこの市場が上がるか分からないので、きちんと資産を世界中に分けて、投資しましょうね、っていうことなんです。
今、○○さんが購入している商品を教えていただいてもよろしいですか?』
40代女性『あれと、これと、それからあれも、これも・・・・。少しづつの金額でたくさん買ってるんですよね。今じゃ、管理も出来なくなって。担当の方も、商品は分散するのがいいと言うことで、結構、分けて買ってるんですよ。その点は大丈夫と思います。』
隊長『なるほどですね。今から確認させて頂きますね。・・・
40代女性『どうですか・・・?』
隊長『たくさん商品を購入されてますが・・・・・、通貨の配分が、ほとんど、円とドルですね。また、資産配分に非常に偏りが出ています。日本株式に投資をするファンドと個別株式、個別株式はいくつか銘柄を分けてありますが、業種にも偏りが強いですね。あとは、アメリカの債券に投資する商品やドル建ての外貨預金がほとんどです。
現在の状況では、商品は分けてますが、投資先が、日本とアメリカのみになっています。こちらは、意図的にこのバランスを選択されたんですか?』
40代女性『いいえ、よく分からないまま買ってるみたいです・・・。って何か人ごとみたいですね。どういう風に見直しをすればいいんですか?』
隊長『まずは、通貨配分と資産配分を見直しましょう。この配分によって、10年後のリターンの90%が決まってしまいます。○○さんのライフプランにあわせて、配分しましょうね。』
40代女性『へー。そうなんですか?じゃあ、商品を選ぶことよりも、どの市場に投資したかが重要なんですね。』
隊長『そうなんです!それを伝えたかったんです!(喜)』
40代女性『あっ、それと最後に質問いいですか?』
隊長『ええ、どうぞ。』
40代女性『南アフリカの債券って、すごくよさそうですけど、買ったほうがいいと思いますか?』
隊長『・・・・・・・・。(涙)』
こういったやり取りを数回繰り返し、この方の資産配分はベストなプランを組むことが出来ました。
また、来年、子供の大学の入学資金が控えているため、全体の投資金額を大幅に下げ、子供の学費は、普通預金できちんと準備しておくように伝えました。
購入している商品が多く、見直しも大変でしたが、最終的にはご主人にも喜んで頂き、本当に良かったです。
9月のマネースクールで、40代女性が個別相談にやってこられました。
この女性の方は、既にたくさんのファンド(投資信託)や外貨預金、個別株式等を1つの金融機関から、購入していました。
40代女性『今までに営業の方に勧められるままに買ってきたけど、このまま商品を持ち続けてよいか迷ってるんです。担当(証券会社の)に相談したら、キャンペーン中の新しい商品を持ってきたんです。なんか、インドがすごくいいんでしょう?だから、乗り換えるべきか、今の商品を持ち続けるべきか・・・。』
隊長『担当の方は、なぜ、インドをおすすめになられたのですか?』
40代女性『今インドは、ITがすごいんですよね!今年もすごく伸びる可能性が高いっていってました。』
隊長『・・・・。』
40代女性『え?すごくないんですか?』
隊長『いえいえ、そういうわけではありません。ただ、市場の大原則として、世の中の誰も、今年成長する市場を予測できる人はいないんですよ。例えば、アジアでしたら、今年1番成長している市場はスリランカです。2番目に韓国なんですよ。』
40代女性『へーそうなんですか。じゃあ、スリランカがいいんですか?』
隊長『いえいえ、そういうわけでもありません。私がお伝えしたいメッセージは、市場の当てっこは止めましょうってことなんです。どこの市場が上がるか分からないので、きちんと資産を世界中に分けて、投資しましょうね、っていうことなんです。
今、○○さんが購入している商品を教えていただいてもよろしいですか?』
40代女性『あれと、これと、それからあれも、これも・・・・。少しづつの金額でたくさん買ってるんですよね。今じゃ、管理も出来なくなって。担当の方も、商品は分散するのがいいと言うことで、結構、分けて買ってるんですよ。その点は大丈夫と思います。』
隊長『なるほどですね。今から確認させて頂きますね。・・・
40代女性『どうですか・・・?』
隊長『たくさん商品を購入されてますが・・・・・、通貨の配分が、ほとんど、円とドルですね。また、資産配分に非常に偏りが出ています。日本株式に投資をするファンドと個別株式、個別株式はいくつか銘柄を分けてありますが、業種にも偏りが強いですね。あとは、アメリカの債券に投資する商品やドル建ての外貨預金がほとんどです。
現在の状況では、商品は分けてますが、投資先が、日本とアメリカのみになっています。こちらは、意図的にこのバランスを選択されたんですか?』
40代女性『いいえ、よく分からないまま買ってるみたいです・・・。って何か人ごとみたいですね。どういう風に見直しをすればいいんですか?』
隊長『まずは、通貨配分と資産配分を見直しましょう。この配分によって、10年後のリターンの90%が決まってしまいます。○○さんのライフプランにあわせて、配分しましょうね。』
40代女性『へー。そうなんですか?じゃあ、商品を選ぶことよりも、どの市場に投資したかが重要なんですね。』
隊長『そうなんです!それを伝えたかったんです!(喜)』
40代女性『あっ、それと最後に質問いいですか?』
隊長『ええ、どうぞ。』
40代女性『南アフリカの債券って、すごくよさそうですけど、買ったほうがいいと思いますか?』
隊長『・・・・・・・・。(涙)』
こういったやり取りを数回繰り返し、この方の資産配分はベストなプランを組むことが出来ました。
また、来年、子供の大学の入学資金が控えているため、全体の投資金額を大幅に下げ、子供の学費は、普通預金できちんと準備しておくように伝えました。
購入している商品が多く、見直しも大変でしたが、最終的にはご主人にも喜んで頂き、本当に良かったです。