いつでも笑みを 

CFP(R)/1級ファイナンシャル・プランニング技能士 柳澤美由紀のブログです。

教育資金・金銭教育

お金の大切さ、伝わったかな?

私には小4(9歳)の息子がいます。

底抜けに明るい天然キャラの息子にふりまわされている毎日ですが、
ちょっと嬉しいことがありました。

拙著「運用以前のお金の常識」をこっそり読んでいたんです。

そして、こんなことを言いました。

「お金の常識って言ってるのに、借金は損をするって書いてないじゃん!」

「少しがまんしてお金を使って、困った人に募金しようって書けば?」

「お金は大切に使わなくちゃいけないよね」


・・・・・・ほほう。こんなことを言うようになったんだ。

普段はチャラチャラしているけど、
お金の大切さはちゃんと伝わっていたんだね。

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息子には、お買い物に興味を持ち始めた4歳の頃から小学生になるまで
1日105円のおこづかいを渡していました(今は1ヶ月900円)。
100円の価値を早い時期にわかってほしかったからです(5円は消費税分)。

1個105円のお菓子なら1個しか買えないけど、
1個10円のお菓子なら10個買えること。
1個315円のカードなら、2日お菓子を我慢したら3日目に買えること。

実際に体験するなかで、覚えていけると思ったんです。

そして、毎日の買い物の中で、いろんな話をしてきました。

4割引のときに買えば、105円のアイスが63円で買えること。
計算がわからなくなったら、店員にたのめば教えてくれること。
おつりが足りなかったら、レシートを見せて「足りません」といえば
返してもらえること。

息子がつまづいたときに、1つ1つ教えていきました。

借金に関してもそうです。小遣いをうまく貯められなかった息子が
私に内緒で夫にお金を借りて漫画本を買っていたことがあり、
そのときに「借金」の意味を説明し、実践することにしたんです。

お金を借りたら、利息をつけて返す。

すると、息子は借金をしなくなり
お金を貯めて暮らす工夫ができるようになりました。

きっと、身にしみたのでしょうね。だから、
私の本にそれを書けと言ったのでしょう。

**********

小さな頃は

「募金なんて、(ただでお金をもらえる人に対して)ずるくてイヤだな」

と言っていたのに、
最近ではコンビニやマクドナルドなどの募金箱を見つけると

「今日は6円募金するんだぁ〜」

なんて、張り切ってやっている。

私が毎月3000円ユニセフ募金していることを話したからかもしれません。
お母さんの3000円で助かる命があるんだよ、って言ったことが
心に残ったのでしょうか。

「募金したからお金なくなった〜なんて言われても、援助しないからね。」

というと、

「そんなことわかってるよ。ちゃんと考えてるから6円なんだよ」

と、切り返す息子。

お金の大切さ、使い方が少しずつですがわかってきたのかもしれません。

どんな仕事に就いたって、立派に生きていけるはず。

このまま、この心を大切に。

忙しくて、勉強はあまり見てあげられないけど、
お金に関することだけは、親である私が教えるからね。

子供にお小遣いを与えるタイミング

こんばんは。+33

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

わが家では、息子が4歳のときからお小遣いを与えています。

金額は1日105円。

当時は消費税が外税だったので、買い物の計算がしやすいように
消費税分の5円を加えて、毎日毎日渡していました。

なぜ、そんなことをするのか。理由は2つありました。

1つは、限りある収入のなかで、いかに楽しむかを考えてほしかったから。

お菓子を買う上で、100円+税は工夫のしがいのある金額です。

10円のお菓子なら10個、50円のお菓子なら2個買えます。

1日買うのを我慢すれば、200円のお菓子が、2日我慢すれば
300円のカードパックも買えます。

安い商品を組み合わせることで、いろんな味を楽しめたり、
小遣いを貯めることで、ちょっと高い品物も買えるようになる。

それを幼いうちから体感してほしかったのです。

もう1つは、
「自分で決断して、自分で行動する」ことを数多く体験してほしかったから。

子供のうちにお金の失敗をいっぱいすることで、
自然と判断力を身につけられるだろうと考えました。

最初の頃は計算を間違えて、レジでお金が足りなくなることもありました。

私に泣いて訴えたこともありましたが、無視しました。

自分で解決策を見つけてほしかったからです。

お店の人にはご迷惑をおかけしましたが、レジでお金が足りないときには、

「お金が足りないので、これはいいです。ごめんなさい」

と、言えるようになりました。

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おかげでちょっと風変わりではありますが、

自分の頭で考え、決断し、行動することができる男になりました。

頑固すぎるところはありますが、友達がやってるから、とか、
友達がもってるから、という理由でも何かを欲しがることはありません。

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お客様からおこづかいのタイミングをご相談されるとき、私は、

「お買いものごっこを始めたら、毎日小遣いを与えてください」

と、お伝えしています。

毎日お店で子供の買い物に付き合うのは根気のいることですが、
本物の商品を買う習慣をつけることにより、一生ものの金銭感覚が養えます。

貯めて買う、買ったものを転売する、中古を買うことでコストを抑える、

そんなことを息子は小学校低学年の段階でマスターしていました。
だから、無茶な金銭の要求をされたことはもちろん、小遣いはいまだに
月3000円です。(息子からは「いまどきありえない」と言われていますが)

詳しい効果は
拙著「ファイナンシャル・プランナーママの実践マネー教育」に
書いています。

高校1年生になった息子をみても
あのときやったことは間違っていなかったと胸を張っていえます。

小さなお子さんがいる方はぜひ取り入れてみてください。

金銭感覚は実際にお金を使って初めて育ちます。

マネー教育本

小5の自転車事故で親に9500万円の賠償命令!?

こんばんは。+96

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

今日(2013.7.5)の日経新聞の夕刊(社会2)に興味深い判決が掲載されていました。

「小5が自転車ではね寝たきり
 親に9500万円の賠償命令 神戸地裁」

小5の男子児童の自転車にはねられて寝たきりの状態になったとして、
被害者女性(67歳)と保険会社が、男児の母(40歳)に約1億500万円の
損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁は母親に対して約9500万円を
支払うように命じた、という記事です。

自動は2008年9月、神戸市北区の坂を自転車に乗って時速20〜30kmで
下った際に、散歩途中の女性(当時62歳)に衝突。女性は頭の骨を折る
などして意識が戻らない状態になったとのこと。

「加害者児童がヘルメットをかぶっておらず、
 自転車の乗り方について十分な指導や注意をしていたとは言えず
 監督責任を果たしていない」

という理由で、このような判決になったようです。

この母親は、被害者女性側に約3500万円、
保険会社に約6000万円をそれぞれに払うように命じられました。

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高齢者の事故で約1億円の賠償金?

保険会社に約6000万円の支払い?

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加害者の少年が息子と同い年(現在15歳)で
賠償命令を受けた母親と年齢が近いこともあり、他人事とは思えなくて
執筆作業を中断してこのブログをまとめました。

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なぜ、このような高額賠償になったのか?

この母子はこれからどうなるのか?

このような不測の事態に備える方法はあるのか?

想像の部分が多いですが、とても大事な話です。お付き合いください。

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まず、なぜこのような高額賠償になったのか。

それは、被害女性が事故以来、ずっと寝たきりの状態にあるからです。

以前より交流のある交通事故ジャーナリストの柳原三佳さんの著書、

「巻子の言霊 愛と命を紡いだ、ある夫婦の物語」に似たケースが紹介されています。
  ↓

※クリックするとアマゾンで詳しい内容が見られます

このノンフィクション作品の主人公・巻子さんは交通事故で
首から下が動かない寝たきりの状態になったのですが、
事故にあったときの年齢が62歳。今回の被害者女性と同じ年齢だったのです。

しかも、センターラインをオーバーしてきた対向車の運転手は19歳。未成年でした。

加害少年の車が、巻子さんの車に突っ込んできたために
巻子さんは脊髄の一番上のほうを損傷して、全身麻痺になりました。
脳挫傷、クモ膜下出血もあり、植物人間は免れないと言われていました。しかし、
ご主人の献身的な看護により、まぶたを動かすことで会話ができるくらいにまで
回復しました。でも、話すことも、食べることも、身体を起こすことも、
寝がえりを打つことも、指先や足先を動かすこともできず、
ベッドの上であおむけになったまま闘病生活を続けています。

巻子さんの民事裁判の判決は、
介護費用約1億9000万円、逸失利益約2000万円、後遺障害慰謝料2800万円などが
認められていますから、「寝たきりで約9500万円の賠償命令」は
決して高い金額ではありません。

交通事故は死亡するより、寝たきりで介護が必要な状態になったときのほうが
損害賠償金額が大きくなるのです。

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保険会社に約6000万円の賠償金を支払わなければならなくなったのは、
たぶん、この被害女性またはその夫が加入している自動車保険に
「人身傷害補償保険」が付いていて、そこから被害者女性に保険金が
支払われたためだと思われます。

人身傷害補償保険はけがによる治療費の実費や、働けない間の収入、
精神的損害等を幅広く補償するものです。契約自動車による事故だけでなく、
他の自動車に搭乗中の事故や歩行中の交通事故などもカバーするものがあるのです。

この保険から保険金が支払われた場合、加害者への求償権が保険会社に
移行するため、加害児童の母親に対して保険会社が損害賠償請求をしたのでしょう。

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では、9500万円もの賠償金を、この母子は返していけるのでしょうか?

子供の自転車に「自転車保険」を付けている、または、火災保険や自動車保険に
「個人賠償責任補償(特約)」を付けているならば、それを契約した保険会社に
請求すれば、保険金が支払われる可能性があります。

個人賠償責任補償は、国内外での以下のような事故により、他人にケガ等をさせたり、
他人の財物を壊して法律上の損害賠償責任を負う場合に、1事故につき保険金額を限度に
保険金を支払うというものです。対象となる事故はこちらになります。

・日常生活に起因する偶然の事故
・記名被保険者が居住に使用する住宅の所有、使用または管理に起因する偶然な事故

加害児童が悪意をもって、または、重大な過失によりその事故を起こしたと
認められなければ、「自転車保険」または「個人賠償責任保険(特約)」から
保険金が支払われて、ひと安心、となります。

ただ、これらの保険に入っていなかったり、入っていたとしても
保険金の支払い対象ではないとなった場合には自力で返済していくことになります。

自己破産をしたとしても、「悪意で加えた不法行為による損害賠償請求権」と
認められたり、「破産者が扶養義務者として負担すべき費用に関する請求権」と
認められた場合には支払いを免れることはできません。

子供のほんの気の緩みが、被害者とその家庭、そして、
加害者母子の人生を大きく狂わせてしまうのです。

自転車は誰でも乗れるものだけに、他人事ではないと感じました。

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事故を100%防ぐことはできません。しかし、
適切な保険に入っておくことと日頃の注意でもしもの損失を抑えることができます。

いま加入している火災保険か自動車保険などに
「個人賠償責任保険(特約)」を付けてください。
1つ入っておけば、家族全員を補償することができます。
保険料も月200円程度と安価です。

あなたの保険に備えられているか、一刻も早く確認してください。

わが家の場合、火災保険にセットして入っています。

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夏休みの子どもの臨時収入

こんばんは。+106

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

今日、過去の原稿を整理していたら、
こどもの金銭教育について書いていたコラムを発見しました。

キッズマネーステーションに7年前に投稿したものです。

息子に行った金銭教育をベースに書いているのですが、
ちょうど先日ご相談に伺ったお宅で子どもの金銭感覚に関する悩みを
打ち明けられまして、その答えとなる原稿を発見したので
少しアレンジして転機することにします。

いまだに子育ては発展途上で悩みも多いですが、
金銭教育についてはきっと成功していると思います。

いまの息子を見ていると、与えられた環境でいかに収益を得て、
いかに使うか、高校1年生にしてみてはよく考えられていると思うからです。

高1の息子への小遣いは月3000円。実は4歳のときよりも少なくなっているんです。
最初にお小遣いをあげたとき、息子には1日105円を渡し、
その範囲でお菓子やおもちゃ、文房具を買うルールにしていました。
つまり、昔は月3150円〜3255円かかっていたんですね。

その後、紆余曲折あって、現在の月3000円に落ち着いたのでした。

「こんなに少ないのは俺だけだ」

と、ぶーぶー言っていますが、親に前借りすることはなく。
おじいちゃん、おばあちゃんなどからのお祝い金の半分を現金で取り置きしている
ので、それとあわせてやりくりしています(半分は貯金しています)。

毎日のおやつ、ジュース、文房具、ゲーム、
お祭りなど友達と一緒に遊びに行くときの費用も
すべて小遣いでやりくりしています。

どうしても欲しいものがあったときには、自分のゲームソフトや本を売ったり、
進研ゼミの提出物をせっせと出してゲットした図書カードや安く仕入れたお菓子を
私に売り込んだりします。下手な交渉だったら絶対に買わない私に
手を変え品を変えアプローチしている息子の姿を見るのは実に面白いです。

そんな息子が7歳で経験したことをもとに書いた原稿です。

よかったら、ご覧くださいね☆

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もうすぐ、夏休みですね。

おじいちゃん、おばあちゃんのおうちに遊びに行くことになっている
子どもたちも多いのではないでしょうか?

でも、久しぶりに実家に戻ると、親から見たらちょっと高額かなと思える
「おこづかい」を祖父母が与えて困った・・・なんてこともあるようです。

ある程度お金の管理ができる子供であれば計画的に使うことはできますが
いつのまにかゲーム代やおもちゃ代に消えてしまうこともあり、
浪費癖がついてしまいそうで心配だと、やきもきしているパパ、ママも多いことでしょう。

お年玉にも通じることですが、
子供に『臨時収入』が入ったとき、
親としてどんな行動をとればいいか迷うところ。

子供が小さいときなら親が管理することができますが
小学生くらいになると、

「ボク(わたし)がもらったお金なんだから、どう使おうと勝手でしょ?」

なんて偉そうなことを言い始めますしね(笑)。

でも、そんなときこそ、金銭教育のチャンス! 

子供を名義人とした貯金(預金)口座を作ろうと誘ってみてはいかがでしょうか?

「郵便局や銀行にお金を預けると、1年たったら『りそく』というおこづかいをくれるって。
おばあちゃんからもらったお金を少しだけ預けてみない?」

といった感じで、さりげなく提案するのです。

自分のお金を金融機関に預けるということで<お金を貯める>意識が高まるし、
子供にとってみれば、『貯金(預金)通帳をもつ』ことは大人の仲間入りをしたみたいで嬉しいものです。

☆☆やなきちJr.くん(7歳)の場合☆☆

やなきちJr.くんは小学2年生の男の子。

今年のお正月は全部で1万2000円のお年玉をもらいました。

ずっと前から見たかった映画の前売り券を買う以外はとくに欲しいものはありません。

お母さんから

「映画のために2000円とっておいて、残りの1万円は郵便局に預けようか?」

と言われたのですが、自分のお金がなくなってしまうようで不安になりました。

「お母さんが使ってしまうかもしれないから、ゼッタイ嫌だ」

そこでお母さんは、

「郵便局にいつ、いくら預けたかは『つうちょう』をみればわかるよ。
しかも、預けたお金は1年たったら『りそく』というおこづかいがもらえるの。
やなきちJr.くんが小さいときにもらったお年玉や、生まれたときにお祝いで
もらったお金も、やなきちJr.くんのつうちょうに書いてあるんだよ」

と、説明しました。すると、

「ボクのつうちょう見せて!」

と、目を輝かせたやなきちJr.くん。
通帳に書いてある残高と利息を見て大満足です。

「1万円預けたら、またつうちょうを見せてね」

と嬉しそうでした。

ところが、通帳に書いてある金額を見て、
やなきちJr.くんはとてもお金持ちになった気分になってしまいました。そして、
嬉しさのあまりに、お友達に自慢してしまいました。

お母さんはそのことを知ってビックリ!

小さいときに作った口座とは別に
新しい口座を作ってあげるべきだったと後悔したのでした。

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子供の失敗を逆手にとる〜ちょいセコ?マネー教育

こんばんは。+115

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

昨夜高熱を出した息子ですが、ご飯もしっかり食べられるようになりました。
ちょっと前までぐったりしていたとは思えない!テレビを見ながら
熱唱しておるのですよ(笑)。子供の回復力の早さはハンパないですね。

38度2分だと言って、布団につっぷして寝ている息子を見ていたら
小さかったときのことを思い出しました。

そういえば、ジャンバーを失くして帰ってきたことがあったっけ?

あ、それを本に書いていたぞ。

懐かしくなって読み返したのが、この本です。

ファイナンシャル・プランナーママの実践マネー教育(アールズ出版)


※クリックをすると、アマゾンで詳しい内容が確認できます

55〜56ページにこんなコラムを書いていました。

タイトルは「子供の失敗を逆手にとって教えよう」

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子どもって、本当によく失敗しますよね。

大人にしてみたら、どうしてそんな失敗をするのだろうと思うけど、
それが子どもなんですよね。

失敗して、悔しかったり恥ずかしかったりを経験して、
次は失敗しないように気を付ける。

その繰り返しで成長していくのだなと、実感しています。

子どもが失敗したとき、それがお金に関連するようなものであれば、
積極的にマネー教育に活かしましょう。

年齢やマネーに関する知識の度合いによって対応は変わってくると思いますが、
息子が小3のとき、わが家ではこんなことがありました。

私  :朝着ていったジャンバーはどうしちゃったの?

息子:あれ? 運動場に忘れちゃった

翌日、学校で探したのだけど見当たらなかったと、平気な顔をして帰ってきました。
ジャンバーをなくしてもったいないことをした、お父さんやお母さんに悪いことをしたという
反省の色がまったく見えません。

私  :あのジャンバーは2980円したんだよ。どうするの?
息子:どうするって言われても・・・
私  :新しいジャンバーを買うのに、親がお金を出さなければいけないの?
    やなきちJr.が失くしたのに・・・。これは、やなきちJr.の不注意でしょ?
息子:そう
私  :おこづかいから毎月300円ずつ返済してちょうだい。ジャンバーが見つかったら
    返すけど、見つからなければこれから10ヶ月間、おこづかい300円カットだからね

せこいと言われそうですが、モノを大切にすr、気を付けて管理することを教えるために
おこづかいを利用しました。

それから1カ月ほど経って、
そのときのジャンバーが学校の落し物箱の中に入っていたと、
嬉しそうに持ち帰ってきました。

おこづかいが300円減ったのがよほどこたえたのでしょう。
毎日毎日落し物箱に入っていないか確認していたようです。

約束通り、おこづかいから返済していた300円を息子に返して

「これからはモノを大切にしようね」

と、約束をしました。

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本当は、こんなやり方でモノを大事にすることを教えるのは邪道かもしれません。

でも、フツーに話してもわからなければ、痛い思いをさせるしかない。

それができるのが、幼少期だと思うのです。

自分のケツは自分で拭く。

それを教えられるのは親じゃないかなって思うのです。
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12歳で100万円ためました!

おはようございます。+138

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

今日は子どもの経済感覚を養うのに適した本をご紹介します。
2004年に出た本なので、中古でしか買えないのですが、
読書嫌いの息子が小学4年生のときに

「めちゃ、おもしろい!」

と食いついた希少価値の高い(?)本です。

なんといっても実話ですから、説得力があります。

キムソンヒ著
「12歳で100万円ためました!〜本当のお金持ちになった女の子のお話」



この本の表紙をめくると、こんな言葉が書いてあります。

「お金持ちになりたければ、
 まずお金を好きになってみてください。
 だけど、きれいなお金を好きに
 ならなくてはいけません」

金銭教育というと、お小遣い管理など、家計簿につながる指導をする
イメージを持っている方が多いと思います。

しかし、私は思うのです。

お金を管理できることは大切だけど、
生きていく上でもっとも大事なのは「収入を得る力」だと。

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我々はお金を得るために働きなさいと教わってきました。

でも、一生懸命働いても、わずかなお金しかもらえない人はいます。

なぜか?

喜んでたくさんのお金を払ってもらえるだけの価値を提供できていないからです。

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この物語の主人公であるホン・エダミちゃんは、自分で編み出したある方法で
12歳のときに1000万ウォン(当時の貨幣価値で100万円)を貯めます。

その後、17歳の高校生になったエダミちゃんはそのお金を元手にマンションを買い、
それを他の人に貸して、家賃としてもらうお金を学費にしているそうです。

彼女がやってきたことは、非合法なことでも、宝くじを当てたなどの
一攫千金的なものでもありません。

あれこれ試行錯誤の末、子どもでもできる方法で、収入を生むしくみをつくり、
利益をコツコツ貯めて、それを活用して不労所得を手に入れました。

子どもだけでなく、これからビジネスをやっていこうという人や
すでに事業を始めているけど、イマイチ上手くいかないと思っている人にも
参考になる本だと思います。

あまりお話しすると、ネタバレになっちゃうのでこのへんで。

超オススメです!

私立高校の授業料

こんばんは。+147

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

うちの息子は私立高校に通っています。

学費に関してはそれなりに覚悟はしていたのですが、
想定外の出費もあって、びっくり!

パンフレットで確認したつもりだったんだけどなぁ〜。

そう思っていたら、こんなデータを見つけました。

平成25年度 都内私立高等学校(全日制)の学費の状況

このサイトの最後に学費一覧PDFが付いているんです。

これを見ると、たしかにこのくらいかかってる!

とてもわかりやすくまとめてあります。

私立中学バージョンもありますよ。

平成25年度 都内私立中学校の学費の状況

私立受験を予定されている人は要チェックですぞ。



高校無償化 年収910万円以上は対象外に

こんにちは。+148

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

民主党政権の目玉政策?としてスタートした高校授業料無償化。

公立高校の授業料(原則として年11万8800円)が無料になり、
私立高校に関しても就学支援金(標準額11万8800円)を支給するというものです。

私立高校の場合、学校に支給されることになるので、
授業料から差し引かれて請求されるのですが、それに対する
所得制限が2014年度から導入されることが大筋決まったようです。

うーむ、複雑な気分。

もともともらえなかったものなのに、
もらい出したらそれが当たり前の感覚になって
打ち切るよ〜と言われるとガツンと負担が増えたみたいな
錯覚に陥ってしまいます。

4年前までもらえてなかったものなんですけどね。

給付型の施策を安易にやると、これがあるから怖いです。

今回のニュースは、
自民党の高市早苗政調会長と公明党の石井啓一政調会長との
8月27日の会談で合意したものです。

これによって、対象者の約22%が給付を受けられなくなります。

所得制限導入で浮いた財源は約490億円だそうです。

所得制限導入により、
私学に通う高校生に支給される就学支援金は大幅に増えると
みられています。それだけキビシイ家計状況で子どもを私立に通わせている
家庭が多いということなのかな。

世帯年収250万円までの低所得層は現行の23万7600円から29万7000円に増加。
世帯年収250〜350万円の層は現行の17万8200円から23万7600円に増え、
350〜590万円の層は、現行の11万8800円から17万8200円に引き上げる予定だそうです。



学費の足しに年間100万円捻出する

おはようございます。+151

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

いま、12月発売の単行本のためにリサーチを続けています。

テーマは「お受験」

お受験にかかる費用や受験のお金にまつわるQ&A、
資金計画の立て方、奨学金の活用ポイントなどについて
まとめているところです。

いやぁ〜、めっちゃ面白いですよ。

公・民ともに豊富な調査データがあり、飽きません。

ただ、統計データはあくまでも平均なのでリアルとかけ離れてしまうことも
あるので注意したいところ。

そこで、お受験のリアルを知るために膨大な「プレジデント・ファミリー」に
目を通しているところなんです。※図書館で借りました

そこで…

発見しちゃいました!

受験真っ盛りのご家庭はもとより
ファイナンシャル・プランナーのみなさんに
ぜひ一読してほしい「家計見直し企画記事」を。

残念ながら、私がアドバイスしたものではないんですけど、
駆け出し時代からの知人の藤川 太(ふじかわ ふとし)くんの記事です。

マネー誌とプレジデント系の雑誌の読者なら言わずもがなの
有名FP・藤川太くんが心の動きの軌道修正と固定費の見直しを
丁寧に解説しているのです。

1家族につき4ページ割いている力作で、
家計の見直しアドバイスのバイブルになる記事と言えるでしょう。

プレジデント・ファミリー2011年3月号
「お隣の貯金額」全国1000件大調査
お金が貯まる生き方

年収別、危ない金銭感覚総チェック!

       ↓


この中の「学費の足しに年間100万円捻出してみせましょう」という
記事がそれになります。

2年以上前の雑誌なので中古のみですが、
そのほかの調査データのまとめ方も面白かったですから
私も速攻注文しちゃいました。

まあ、気になる方はチェックしてください。

私は図書館で借りられましたので、
最寄りの図書館でサーチされてもいいですね。

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子どものためにあなたがしていることは何ですか?

こんばんは。+158

人生の転機コンサルタント/ファイナンシャル・プランナーの
柳澤美由紀(やなきち)です。

結婚をして、もっとも「こんなはずではなかった!」と思う瞬間。

私の場合、それは子育てでした。

妊娠中は、お腹にいるわが子にとって最高の親になろうと
育児書を読み、心地よい音楽を聴き、いつも笑顔で過ごしていました。
天使のような赤ちゃんが、私に幸せを届けてくれる。
そう思っていたのです。

しかし、現実は甘くなかった。

生まれた瞬間から我の強いわが子は、夜泣きから始まり、
食べ物の好き嫌い、何度注意してもすぐ忘れる、気に入らないと
テコでも動かない、・・・そんな息子に手を焼き、つい手を上げてしまったことも。
食事に関しても根負けして、料理を工夫するのではなく本人の食べたいものを
与えるという、理想とはかけ離れた暮らしの連続でした。

そんな自分が悔しくて、情けなくて、どうしようもないときは

「こんな母でごめんよぉ〜」

と、子どもを抱きしめて泣きました。

そのたびに息子から「いいよ〜」とよしよしされて、

(ん? しかし、それもこれも全部お前がしでかしたものでないかい?)

と思いながらも、とりあえずいっかーとお茶を濁していたものです。

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ただ、たった1つ、息子の子育てて誇れるものがあります。

それは、金銭教育です。

子どもが欲しいものを親が買い与えるのではなく、小遣いを貯めることで
必要なものを得ていくトレーニングを4歳のときからやっていました。

当時は工夫をしてモノを手に入れる喜びと
お金の価値を教えたくてやっていたことです。

お祭りに友達と行くと言っても追加の資金援助はせず、
本人のこづかいの範囲で楽しんできなさいと言いました。

もちろん、お祭りなどのお金がかかりそうなイベントがある数カ月前から

「お祭りがあってもお金はあげないからね」

という前ふりはやっておく必要はありますけどね。

親からお金をもらって、お祭りでガンガン使っている友達の姿を
どんな思いでみていたのかはわかりません。

でも、その渇望感こそが、創意工夫の源だと思います。

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私は中学生のころからお小遣いをもらったことがありません。

父の借金で私の小遣いどころじゃなかったからです。

明星や平凡も買えなくなりましたし(時代だなぁ〜)、
マーガレットやなかよしなどの漫画雑誌もしかり。

残念ではありましたが、「おこづかいちょうだい!」と言える雰囲気でも
なかったので、読むものを変更しました。

親戚のおじさんちの押し入れに眠っている
チャンピオンやジャンプを借りて読むことにしたんです。

なければないで、なんとかなる。

そんなことを体験でわかっていたので、
息子には小遣いルールを徹底することで疑似体験させたのです。

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お子さんのために、あなたがしていることはどんなことですか?

欲しいがるだけ、モノを与えていませんか?

渇望感を体験させることはとても大事です。

もしも少し与えすぎているかな、と思ったら、
お小遣いに切り替えて子ども自身に買わせるようにしましょう。

困ったときに泣きつくことしかしらないと、
社会人になって職場で苦境に立たされたとき、
どう対処していいかわからない、耐えることができない
人になる可能性が高くなります。

お子様のメンタル疾患の予防の意味でも
親が渇望感を演出することは意味のあることなのです。

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Profile

柳澤美由紀

子ども時代にサラ金
の取り立てを経験。

どん底生活の中で
チャンスをつかんだ
習慣とお金を
チャージする仕組み
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