2020年07月05日

il mare

「海へ」をイタリア語に訳すと「il mare」となる。この言葉をタイトルにした映画もあった。スペルを間違えて「male」にすると「悪魔」になってしまう。イタリア語は難しい。

先週は山に行ったので、今週は海へ。というか前夜の雨で路面がセミウェットなので、どのみち山は避けたい。東名から圏央道経由で茅ヶ崎へ。西湘バイパスは海からの湿った重い風が吹き荒れ、波しぶきで霧みたいになっている。

夜明けの砂浜には、既に釣り人が大量にいる。トイレ休憩に西湘PAに入ると、自分を含めオートバイは3台。工事中でフェンス越しに海を見てもしょうがない。湘南の海にも飽きてきたが、それでもこのルートを回って小田厚に入り、淡々と走っているだけで休日気分には浸れる。

帰りに給油のために海老名SAに寄ると、ひと頃はいなくなったツアーバス群が復活し、駐輪場の隣の喫煙スペースでドライバーと乗客がモクモクと朝の澄んだ空気を汚している。世の中、正常化しなくて良い事もある。

東名を降りて下道を加減速しながら走っている方がスクランブラーは楽しいが、育った場所のせいか水平線の先を見ながら突き進むのも好きだ。日本はどこにいても海と山とワインディングが楽しめるのが良い。イタリアもそうだからか、ドゥカは日本の道にマッチする。但し、日本のドライバー達の低いペースには合わない。速い人は速いが、日本の交通は弱者に合わせすぎる。この先も休日の昼間は走らないだろうな。



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2020年07月04日

River runs through it

地元にいた頃は暇がある度に釣りをしていた。子供の頃は近くの湖に父と一緒に行き、大学時代は後輩と港の岸壁で夜明けまでいてから、締めに自販機のうどんを食べるのが習慣だった。渓流釣りを始めたのは山あいに近い市内に引っ越してからで、ガレ場に近いダートをスポーツカーで腹を擦りながらポイントまで行き、熊に怯えながらも川のせせらぎを聞きながらフライを振るのは癒しの時間だった。

そんな時代に公開されたこの映画を久しぶりに見た。アメリカはモンタナ州の豊かな自然のなか、古き良き時代。教会の牧師である父は息子二人と渓流釣りに毎日行った。父の役はトップガンで教官役だったトム・スケリット。兄はグレイグ・シェイファーで、弟はまだ新人だったブラッド・ピット。

三人で釣りをする情景とモンタナの雄大な自然がとにかく美しい。子供の頃は三人で通うが、やがて兄弟二人だけで行くようになり、兄が進学して地元を離れてからは弟だけになる。やがて兄が就職して地元に戻ると兄弟二人で行くようになり、時折父も入りまた三人に戻る。しかし、いつまでも三人ではいられなくなる。家族というものを情景で表現しているのだ。

自分が父になり、父を失い、子供が徐々に独り立ちの気配を見せ始めた今、この映画を観るとそれが良く分かる。映画とは人生の表現でもあるのだ。

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fragile2 at 17:55|PermalinkComments(0) シネマ 

2020年06月28日

似て非なる物

スクランブラーは現在、走行4200km。そろそろプラグはどんな状態かと見てみると、けっこう焼け気味。通勤で使ってこれだ。

特に1枚目のリアバンク側が灰色に焼けており、燃焼効率の良さを感じさせる。ちなみにS2Rはもう少しくすぶっており、特にリアバンク側の方が黒かった。実は型番もスクランブラーはBCPR8EQなのに対し、S2RはDCR9EIX。番手も違うし、スクランブラーにはイリジウム指定はない。S2Rの方がレーシーな設定ということか。

一方、ブレブァは最近、オイルキャップ周辺からのオイル滲みが気になる。キャップを交換すれば済めばよいが、そうでないと厄介だ。大した量ではないが、写真のフレーム部分に飛沫が伝わって後ろに流れている。こちらも梅雨が明けたらショップに出してみよう。


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fragile2 at 16:57|PermalinkComments(0) scrambler メンテナンス | メンテナンス(breva)

Re: ロハスな天井

天丼、いや天井、直りました。

代車のノートの天井を触ってみて気づいたけど、こちらは段ボールみたいな素材にクロスを張っただけで、固い感触。一方、147はクロスの内側にスポンジみたいな(ウレタンかな)素材があって、低反発枕みたいな感触。これで高級感を演出しようとしたのか分からないけど、15年後はロハスですよ(笑)

それにしても15年とはなぁ。70年代の日本車だと錆びて自動的に廃車になりかねない経年だけど、今やアルファですら錆びも出ないし。なまじまだ乗れちゃうだけに、ささいな部品の枯渇で廃車を考えさせられるのも、メーカーは罪作りだなぁ。

今どきのクルマに2日も乗ると、アルファに戻ったときは旧車かと思ってしまう。特にロールさせて曲がる足は、今どきは少なくなった。

そういえばディーラーの客足も増えてきた。ジュリエッタが生産完了で、今後はフィアットくらいしか買えそうにないが、インポーターにはまだまだ頑張って夢を見させて欲しいな。


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fragile2 at 12:31|PermalinkComments(0) アルファロメオ 

2020年06月27日

秋山街道へ

今朝は梅雨曇りのなか中央道へ。相模湖で高速を降りて藤野から秋山街道へ。道志も宮ヶ瀬も6月に入ってから浮かれたオートバイが一気に増え、危険度が増したので、マイナーなこの道を選んだ。

道志ほど整備されてはいないが、げっぷが出るほど大小のコーナーが続く。ギアは高めでドンつきを抑止しつつ立ち上がりのトラクションを稼ぐ。ターンインは臥せの姿勢を忘れず、フロントを食いつかせる。固めのリアサスは高速では快適だが、荒れた道では跳ねてしまう。やたら元気なエンジン特性からも、オフロード車というよりはモタードに近い気もする。(本当にヤンチャなモタードには乗ったことはないが。)

秋山渓谷が見えてくると、ダイナミックな山岳ワインディングが続き、都留に向かって標高を下げ始めると、景色が開けてコーナーも緩やかになってくる。

帰りの中央道は6時にして八王子の手前から反対車線は渋滞気味だ。世間はすっかり緩んでしまい、以前より人出が多い気もする。まぁ、自分の行動ペースだと彼らと関わることはないから影響はないが。


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2020年06月26日

代車でドライブ

ルーフ内張りの部品が届いたので、アルファをディーラーに入庫した。今回の代車は日産ノート。ブルーメタリックが初夏にマッチして良いね。

隣町のナップスに家内のブーツを買いに30分ほどドライブ。流れは最悪の30〜40kmhだが、CVTだし人のクルマだし、気楽で良い。アクセル踏んでも反応遅いし、乗り心地もバンプラバー任せな安直さだけど、町中なら関係ないし。前に代車で借りたマーチやフィットに比べてリアからのロードノイズが少ないのも良い。

夜は夜で学校帰りの息子がドライブに行きたいというので、隣町のスタバまでひとっ走り。登り坂は全然登らないし、下りはエンブレが効かなくて怖いが、何せ人のクルマだから気にならない。いずれはカーシェアリングも良いかなと本気で思う今日この頃。

オーディオはBruetoothでスマホが繋がるので、家内のスマホを勝手に繋げて操作も迷わず好きに選曲しながら、「この曲、3歳の時に聞いたやつだ。懐かしいねぇ。」などとほざく今どきの小学生…。


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fragile2 at 21:20|PermalinkComments(0) アルファ メンテナンス 

2020年06月20日

ロハスな天井

アルファのルーフの内張りが剥がれてきた。数年前からフロントウィンドウの上端部分が剥がれ始め、去年から助手席の上が膨らみ始め、そして6月に入って暑くなると、この通りロハスなカフェの天井状態に(笑)

走行中にバサッときてはたまらんと、まずは近場の内装専門店に見積りを依頼すると、「アルファは部品が出ていないので、国産の似た色の生地を使います。」とのことで、生地が1万に工賃が15万!とのこと。しかも代車なしで10日間かかるという。こりゃ無理だ。

そこで試しに、工賃は高そうだが、代車もあるディーラーに見積を依頼すると、全て込みで7万という。はあぁ??もちろんディーラーで即決。部品は4日で来るというし、預りも1日で済むという。何だこの差は?相見積もりの大事さを痛感した。

ちなみに、ルーフの部品は国内最後の5個だとか。このルーフ落ち現象はイタリア車だけでなく、ドイツ車にも起きる。(BMWの1シリーズの事例を見たことがある。)日本車では聞いたことはないが。


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fragile2 at 19:39|PermalinkComments(2) アルファ メンテナンス 

三浦半島へ

梅雨のなかの貴重な晴れ間、早起きして三浦半島へ。剣崎に抜ける畑のなかの道は、狭くアップダウンがあり、しかも路面が荒れているというオートバイ泣かせの道。モンスターの時は路面の荒れに翻弄され怖かったが、スクランブラーならば大丈夫か?と期待したものの、うねりで跳ねてやはり怖い。この道にはオフロード車のストロークが必要だ。

しかし、畑を抜けた時の海の眺めは相変わらず最高だ。朝の強すぎる日差しより、夕暮れ前の方が良い写真になりそうだ。

今週は忙しく、寝不足の体には三浦半島ですらきつかったが、走っている間は研ぎ澄まされるのがオートバイだ。降りたらフラフラだが…。




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2020年06月15日

Perfect World

これも、学生時代に観たことのある映画だが、久々にケビン・コスナーが見たくなった。舞台は60年代のテキサス州。刑務所を脱獄した2人が通りがかった家に忍び込む、運悪く見つかってしまったので、そこの家の8歳の少年フィリップを拉致し、クルマで逃亡を図る。脱獄囚の1人であるブッチを演じるのがケビン・コスナーだが、下品で残虐なもう一人のテリーとの相性は良くない。結局、フィリップに危害を加えようとするテリーを殺し、2人での逃亡は続く。

初対面の時からブッチのフィリップへの接し方には特徴があった。大人には2種類ある。子供を子供としか見ないタイプと、一人の人間として敬意をもって接するタイプ。ブッチは後者だ。だから、フィリップはすぐにブッチと友達になり、犯人と人質という関係ではなくなるが、逃げ出そうとはしない。フィリップの家庭にも少し問題がある。父親がいなく、母親は宗教上の理由でクリスマスはハロウィンといった子供が楽しみにする行事への参加を許さないのだ。これも大人の一方的な都合だ。

日頃、子供と接していると忘れがちになるが、子供は大人とは別の生き物ではない。あの小さな体と脳で、限られた経験と世界のなかでものすごく色んなことを感じ、考えている。(近所の子供らと普通に世間話をしてみると、とても面白い。)だいたい、ちょっと思い出すと分かるはずだ。自分が8歳の時にどんな事を考えていたか。そういうイマジネーションを無視して頭ごなしに子供を押さえつけようとする大人は、あまり良い結果を得ていないのではないか?

まぁとにかく、この8歳のフィリップは可愛らしい。そして、この映画のもう一つの魅力はロードムービーであるということだ。行く先々では良くも悪くも様々な出会いがある。追跡される身ゆえ、クルマも次から次へと盗んで車種を変えていく。向かう先はアリゾナだ。そして、トレーラーを捜査本部として追跡する警察。老練な警察官役はこの映画の監督であるクリント・イーストウッド。ほんと、アメリカ人はロードムービーを作るのがうまい。クルマがないと生活できない国ならではである。

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fragile2 at 21:47|PermalinkComments(0) シネマ 

2020年06月14日

仕事の流儀・宮崎駿

NHKのあの番組である。宮崎駿さんの作品「風立ちぬ」の製作を取材したものだ。アニメーションの製作現場は、ICT業界のソフトウェア開発によく似ている。製作の物量が多く、同じスペースに大量の人を集めて長期に渡り開発を続ける。

ものづくりは、前半が辛い。作るもののイメージが定まらない、まとまらない、進まないの三重苦は当たり前だ。周囲も無責任にごちゃごちゃと口を出し、リーダーは苦悩する。アニメーションの場合は、絵コンテという設計図を作るが、宮崎さんはどうやら全て1人でこれを作っているようだ。(さぞかし面白く、辛かろう。)

やはり前半は色々と苦悩されたようだが、途中でブレイクスルーが2回ある。気分転換に見に行ったハンセン病患者の写真展で、必死に生きようとした患者達の姿に「こりゃ、生半可に生きていちゃいけないな」と感じ、「生きねば」というこの映画の主題が見えてくる。

そして、堀越二郎役の声優の選択に悩んだ末に鈴木さんの「庵野は?」という一言に直感が働いたのか、すぐに実際に本人にアテレコさせてみて、それが確信に変わる様が宮崎さんの表情から伺える。そこからは迷いが消え、製作は加速し、結果はご存知の通りだ。個人的には、「紅の豚」に続く、宮崎さんが好きなように作れた映画だと感じている。

番組の最後にアトリエの映像が写るのだが、なんと嬉しいことに、まだ2CVに乗っているらしい。嬉しくなった。それでこそ宮崎駿さんである。


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2020年06月13日

アルファ&ドゥカ通勤

今週はアルファを2回とドゥカを2回、通勤に使った。毎日ギリシャとweb会議があり、テレワークの通信品質では円滑な会話がままならないのだ。

ギリシャでは朝9時、日本では15時に会議を始める。決まって1時間経つと、ギリシャ側からオートバイの通過音が聞こえる。covid対策で窓を開けているのだ。しかし、何故か全員マスクはつけていない。相手を名前で呼び、こまめに謝意を示すと向こうも気配りをしてくれるようになる。相手が誰であれ、礼儀は大事なのだ。

先週までは9時過ぎに出発していたが、暑くなってきたので6時に早めると流れは良いし汗もかかない。そのかわり帰りは疲れてくるので19時には帰る。金曜は早めに終わったので18時に事務所を出ると、まだ猛烈に暑く、道路も異様に渋滞していた。すり抜けで鉄クズどもを視界のすみに追いやっても、長い信号待ちではスクランブラーのエンジンが熱を持ち、足を降ろしているのが辛くなる。V型、L型はどうしてもリアバンク側が熱くなり、こうなるが、排ガス規制が緩かった883の頃より、ユーロ3のドゥカの方が辛い。(触媒のせいだ。)

日頃、通勤慣れしていなさそうな変なやつが絡んでくる事もある。突然、シグナルブルーで隣のベンツのハッチバックがフル加速して張り合ってきたり、ニンジャの250がブンブン吹かしながら煽ってきたりと、今週はよく絡まれた。(通勤慣れすると、こんな非効率な事はしなくなるものだ。)

そんなこんなで夜はもうヘトヘトになり、早く寝ようとすると、なかなか寝ない息子が学校の話をしてくる。これがなかなか終わらなくて、1時間も話したかと思うと突然静かになり、寝息が聞こえてくる。ジョギングをすれば散歩中の犬が寄ってくるし、今週は絡まれやすい運気だったのかもしれない。




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2020年06月06日

ホンダを除いて日本製を語る

「ばくおん」を読んでたら、日本の4メーカーの話がしたくなってきた。

今さらだけど、ホンダ以外の日本製オートバイを買ったことがない。まぁ、最初の原付でホンダNS50Fを選んだのも、他メーカーのが旧態化していたからだけど。ヤマハのRZ50はあの通り初代RZ250のデザインモチーフだし、スズキのRG50Γは既に時代遅れのビキニカウルだし、カワサキのARなんか丸目の旧車スタイルだし…。10代には刺さらなかったのだ。(逆に今はARが好き)

その次にホンダを選んだのも、GPマシンはロスマンズカラーが格好良かったし、耐久のRVFはダントツにスタイリッシュだったし、バリバリ伝説の主役はCBだったし、まぁ時代的には順当だったわけですよ。

ヤマハは今、一番好きかな。レンタルや代車で乗ったSR400、ドラッグスター400、XT250モタードがことごとく良かったからだ。ハンドリングは世界一と言っても間違いないだろう。WRは今でも気になるし、セローも一度は乗っておきたい。レプリカ時代は、大学の駐輪場でいつも隣に並んでいたTZRの後方排気にとにかく憧れた。そのせいか、2ストのヤマハは、今でも買いそうになる。

スズキは出会いが悪かった。教習車がGSX400Xで、車体が軽いのは良いがやたらレスポンスが良く、どう考えても教習には向いていなかった。(今見ると、KTMみたいでちょっと欲しいかも・笑)それ以降、なぜかスズキには縁がないが、今はモタードのDRZ400がちょっと欲しい。250のモタードにもヨシムラ仕様のがあって、あれはそそられた。

カワサキは「男カワサキ」のイメージがまずかったが、友達のGPZ400Rに乗ってみたらイメージとは裏腹にサスはしなやかだし、エンジンもマイルドで、ツーリングに適していた。そういえば当時のカワサキは、他社のレプリカ志向に追随しないポリシーだった。ゼファーが出た頃は広告が良く、カワサキのイメージまで良く思えたが、10年後にレンタルでゼファーXに乗ったら、低速はスカスカだし、サスもフワフワで、CBXの方がずっと良かった。仕事で川重に行ったことがあるが、新幹線や自衛隊機を作っている工場のショールームにZZRが飾ってあって、さながら地上のロケットとでも言いたげだった。



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Kawasaki GPZ400R 87


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2020年06月05日

山中湖から道志へ

久しぶりに休みを取り、家内と2台で出かけた。朝9時にして既に気温24℃。バテ気味の体を中央道に乗って風で冷やす。

談合坂で休憩すると、人の多さに戸惑う。平日にしては異常だ。クソ暑いなかマスクをするのも辛い。富士は雲で見えないが、河口湖から山中湖までの景色は久々で、湖畔と木陰の効果で涼しい。山中湖から道志までは配送トラックのペースに付き合わされ修行のようなスローさだ。道志の道の駅も人の多さに驚いた。特にオートバイの数は平時の休日並みだ。

昼食後、数台のオートバイと同時に道の駅を出る。先頭はスポーツスター、次がDR-Z(400かな)、その2台に続いて厚木方面へ。2台ともなかなか速く、靴先が接地するまでバンクさせついていく。家内もちゃんとついてくる。(タイトコーナーは得意だしね)途中でスポーツスターは道をそれ、DRがペースメーカーになる。タイトな山道でオフ車、特にモタードが有利なのは、スクランブラーに乗っていても実感しているが、このDRは走り慣れていてかなり上手い。下り右ヘアピンやブラインドの下りなんかは、ついていくのがやっとだ。

途中でDRから離れ、藤野に抜けるさらにタイトな道へ。クルマとすれ違うのがやっとな区間が多く、安全マージンを取る。やまなみ温泉まで行くと、あとは慣れた道だ。ブラインドでも道が分かるから怖くない。帰りの中央道は熱風地獄。ジャケットのエアインテークを開けて走っていたから、走行中は暑くなかったが、ジャケットが膨らみ空気抵抗が増して、ちょっと辛かった。

帰りに給油すると、なんとリッター25kmも走っていた。(あれだけ飛ばしたのに。)空の入道雲はもう夏の風情だった。


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2020年05月31日

ユナイテッド93

言わずと知れた、9.11事件のドキュメンタリーである。4機がハイジャックされ、うち2機はNYのトレードセンタービルに激突し、うち1機はDCのペンタゴンに墜落したが、この1機だけはテロリストの目的を阻止した。しかし、…という話だ。

この映画のすごい所は徹底したリアリティーの追求である。キャストは無名の俳優を選び、パイロットは経験者、さらに管制センターの職員は本物を使っている。しかも、93便の乗客の俳優達は、実際の家族に話を聞きに行ってまでしている。

この事件を境にアメリカは変わったと思うが、軍の対応の遅れには驚いたし、何より他国でこんな大胆なテロを計画し、75%は成功したということは恐ろしいが事実なのだ。

当時、家でゴロゴロしている時にこの事件を友人から知らされてテレビをつけたら、ニュース映像を見て映画だと勘違いしたが、この映画を観て、20年も過ぎてようやく、この事件のすごさを感じた。


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fragile2 at 15:12|PermalinkComments(0) シネマ 

藤野から上野原へ

通勤以外でオートバイで出かけるのは久しぶりだ。とはいえ、さほど長距離を走りたいわけでもないので中央道を相模湖で降りて藤野へ。

早朝なので回転数は低め、ギアは高めにする。散歩する老人を驚かせないようにペースも控えめだが、超タイトな下りワインディングが続くので、十分に走り応えがある。ワイドなアップハンにストロークのあるサスはこの手の道が得意で、モンスターの時より安定してイージーにこなせる。

秋川に入る前に右折し、暗い不気味なトンネルを3つも抜けて上野原へ。再び高速に乗り、藤野PAで一服。今朝は気温が10℃まで下がったので、冷えた体を暖かいコーヒーで暖め、再び本線へ。まだ6時ということもあり、トラックが若干いるのみ。家から100kmも乗りっぱなしだったので、左肩が痛くなってきた。それでも、冷えた空気にLツインは絶好調で、料金所からフル加速するとレブリミットでメーターの赤い警告ランプがシュパッとカッコよく光る時、オアアァと吠える音がドゥカらしくなってきた。オドメーターはようやく3500kmを超えた。

♪"waver" by Sakura Fujiwara


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2020年05月24日

New AGV

事故から一年近くなるが、ようやく新しいヘルメットを買った。前のagvにすっかり馴染んでしまい、次もagvをと探していたが、現行のax-9はちょっとスタイルがぼってりしてしまっており、旧型のax-8で探していたが、在庫が少なく、気に入った色とサイズが合わない。

ちょっと自分のこれまでの好みと違う、この白と黄色のグラフィックは気になりつつも見送り続けてきたが、この2ヶ月のフラストレーションゆえか、ついポチっとイタリアの通販「Motostorm」をクリックしてしまったら、なんとその日には発送され(amazonかよ)、5日で着いてしまった。

装着すると、前のと同じLサイズだが、少しタイトに感じる。ストラップがクイック式ではなく通常のタイプなのは残念だが、agvの美点である軽さは変わらない。

さて、走らせてみると、オフロードタイプだからといって、特に風切り音はしない。前のより静かなくらいだ。高速で車線変更の際に安全確認をするために首を振ると、自縛霊の仕業かと思うくらい微妙に空気抵抗で引っ張られるのが唯一の違和感だ。インナーのスモークシールドはないので、バイザーを庇にする。視界は良好。オフ用の長所だ。

ax-8はバイザーを外せばオフ用としても使える。機会は無いかもしれないが、ちょっと夢が広がる気がして楽しくなる。


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2020年05月23日

キリング・フィールド

10代後半の多感な頃、なぜか戦争映画が流行った。プラトーン、グッドモーニング・ベトナム、ハンバーガー・ヒル。どれも心を動かされたが、今回久々に観た「キリング・フィールド」は異色だ。

まず制作国がイギリスであり、ハリウッド映画独特の分かりやすさとは違う。また、ベトナム戦争ではなく、付随して起きたカンボジア紛争を描いており、兵士ではなく記者の目線で描かれている。

カンボジア紛争の取材で現地に来ていた記者が、クメール・ルージュによる制圧に巻き込まれる。記者仲間とフランス大使館に逃げ込むが、現地の記者でありガイド役の友人、プランは現地人ゆえ、大使館から追い出される。

プランはクメール・ルージュによる強制労働に就かされるが、疑り深い独裁者により、ささいな理由で労働者は次々と虐殺されていく。恐ろしいのは、子供を洗脳し、子供が不要と判断した大人を殺して行くことだ…。

人間社会というものは、一歩間違うとこういうことになるのは、歴史が証明してきた。数々の独裁者による虐殺は、今も続いている。大国による恣意的な軍事介入により、民間人が爆撃で亡くなることも、ちっとも無くならない。

エンディングでジョン・レノンの「イマジン」が流れる。この曲が反戦を訴える内容と知ったのは、この映画が初めてだった。あれから40年経ったが、形や場所を変えて殺戮は続いている。認めたくはないが、これも人間の性の一つなのかもしれない。

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fragile2 at 16:29|PermalinkComments(0) シネマ 

2020年05月22日

アルファ 2days

今週は雨ばかりなので、二日間ともアルファで通勤。クルマだと機動性が低いのと、その占有面積から人をひくリスクが高まるのを嫌って(駐車場代もかかるし)、通勤用途には避けがちだった。

しかし、天気の変化を気にしなくてもよい、服装の制約がないというメリットに加え、仕事を終えて自分のクルマのキャビンに収まった時の安堵感は素晴らしい。

行きは時間帯的に混雑は避けられないので、スロコンを解除する。過度特性が穏やかになるので、発進時のクラッチのリリースがしやすくなるし、レスポンスに挑発されなくてすむ。

帰りは溜まったストレスを解放させるべく、スロコンをオンにする。ルートも踏める道を選択する。あえて一旦、都内に入るのは、環八のメリハリが効いた流れでテンションを上げ、東名に乗って解放させるためだ。

よりコンパクトで加速が良ければ、さらに楽しめるかもしれない。だが、ツインスパークのサウンドという癒しの要素があるからか、なかなか他の選択肢が定まらないのだ。





fragile2 at 19:28|PermalinkComments(0) アルファロメオ 

2020年05月16日

バルジ大作戦

第二次世界大戦でアメリカ軍とドイツ軍が実際に繰り広げた大規模な戦車戦を映画化した作品。戦車マニアには堪らないかと思ったが、ドイツ軍側のタイガー戦車が現存しないため手配できず、アメリカ軍のパットン戦車で代用したことが、不評だったらしい。

しかし、代用品とはいえ大量の戦車による戦いの映像は圧巻で、60年代の映画とは思えない素晴らしい出来映えだ。通常、陸戦であっても、戦車対戦車だけの戦いは、第二次世界大戦でも既に一般的ではなかったと思うが、このバルジの戦いでは深い霧という気象条件により航空機が使えず、このような戦車戦となったようだ。

実はこの映画の見処は、両軍の名将が繰り出す戦略だ。いかに敵の弱点をつき、裏をかくか。それでも判断にミスは生じるが、ヘンリー・フォンダが演じる米軍の優秀な部下のカンと判断、そして素直に自らの誤りを認めて部下の判断を信じる司令官により、米軍は勝利する。

アメリカの映画だからドイツ軍は悪役だが、米軍の捕虜を大量に銃殺する残虐さは実話らしく、これまたドイツ軍らしい話だ。しかし、デスラー総統を思わせるドイツ軍の戦車隊長は名将で、冷酷そうに見えるがフェアな側面もある。しかし、彼があまりにも軍人でありすきたゆえに、副官は最後に彼の側から離れ、その結果生き残る。形はどうあれ、生き残る人が優れているのだ。

この映画の面白いところは、上官と副官の関係が3グループで描かれていて、上下関係が絶対ではないことを示している。60年代というタフな時代に、よくこんなヒューマニティ溢れる脚本が描けたものだと感心してしまった。日本人には絶対に作れない映画だろう。

捕虜の虐殺はドイツ軍だけでなく、日本軍でも行われたようだ。その理由はフェアネスに欠ける国民性ということもあるかもしれないが、捕虜の世話をするキャパシティがないというのが定説だ。戦略に欠け、物量と補給力にも欠けるのに海外まで出兵させ、現場の努力に結果を委ねる所は、この数ヶ月の日本の状況を見ると、80年も経ってもあまり学習されていないようだ。


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fragile2 at 16:11|PermalinkComments(0) シネマ 

2020年05月14日

ブレブァ始動

徐々に出勤の頻度が増えてきたので、今日は気分を変えてブレブァで出撃した。そういえば、3月中旬の定期点検以来、全く走らせていないのだ。

家を出て最初の交差点まで、様々な違和感が襲う。ハンドルの幅が狭い。蛇行するようなふらつき。さらにはウィンカーレバーの軽さまで気になる。しかし、2kmも走れば馴染んでくる。クランクの重さとレスポンスの設定、シフトのフィールが絶妙にバランスしている。タイトな裏道もクイックな17インチの前輪と細い後輪の相乗作用か、意外に素直に曲がってくれる。

246から港北に入り、第三京浜までの直線区間は、これぞグッツィと褒めたくなる矢のような直進力に改めて感激する。きっと、オートバイを深く理解している熟練したテストライダーが仕上げたに違いない。

帰りは21時。環八から東名に乗ると、何故かヘッドライトを点灯しないボルボのV40が用賀から青葉まで前方に居座り、周囲のクルマ達を混乱させていた。Covid騒ぎになってから、この手の異常なドライバーの出没が増えた。事故も増えたのか、パトカーが方々で警戒に就いている。

青葉で高速を降りて、負荷をかける。ここから猛牛が顔を出し始める。縦置きVツインが狂ったアメ車みたいな咆哮をあげるくらい回すと、途端にフロントブレーキが足りなくなり、エンジンのジャイロ効果でコーナリングもセンシティブになってくる。

それでも、ロードスポーツならではの足回りのシュアな感覚は久々で、スポークホイールにロングストロークのサスを組み合わせたスクランブラーとは明確に異なる。縦置きVツインとモタードは相性が悪そうだが、ステルビオのようなツアラーなら合うのかもしれない。相変わらず個性的なユニットだ。

余談だが、スクランブラーの癖でタイトターンを曲がる時につい足を出してしまい、飛び出したヘッドにゴッと脛をぶつけた。



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