2009年01月28日
Inauguration 四方山話
このヘリコプターにはInaugurationのセレモニーの後、最後にキャピタルから去っていくブッシュ元大統領とその家族が乗ってます。
ヘリコプターが、丁度、広場に居た私たちの頭の上を通り過ぎて行こうとした時。。。私たち仲間は「ブ〜〜!!」の音を聞くものだと思ってたんだけど、ブーイングはホンの少し聞こえてきただけで代わりに皆一斉に歌を歌い始めました。
http://www.youtube.com/watch?v=C7_ZYDC_Uuc/ (スミマセン こちらは就任式の時のものではないようですが。。。こう言う歌です。)
アメリカに住んでいる人だったら、これが野球やアメフトなどスポーツの試合の時に負けたチームを送る時に歌ったりするのを体験していると思うのですが、元々は1960年代に流行した歌だったそうです。
フランク曰く、要はLooser(ルーザー)に送る歌だそうで。。。(苦笑)
しかし、会場の人達が揃って、「Na Na Na, Na Na Na, Hey Hey Kiss me, Good by~~」って大合唱状態になっちゃたので、ブッシュさんの側近とか回りの人は間違いなく合唱を聞いたと思うけど、まあ、世界中の人が知るほどの悪政で歴史に残る政権なだけに、これくらいの仕打ちは仕方ないでしょうねー。
また何か思い出したら書きますねー。
2009年01月23日
行ってきました!
オバマ新大統領のInaugurationに行ってきましたよん!!
。。。って、今頃の報告になってしまったのは、すっかり風邪引いて帰ってきたからです。。。2日寝込みました。(トホホ。。。グンジ家の食卓のマチコさんなどワザワザ自身のブログで私がDCまで行ったことを書いて下さってたんだけど。。まっちゃん、スンマセン。。。根性なしなもんで。。。すっかりお待たせしました。)
週末からDC入りしていた私たち夫婦ですが、就任式当日は想像を超える人々が集まると予測されていて、TVスクリーンが見えるところまで辿り付けるかどうか定かでなかった為、18日(日曜日)に会場を事前にチェックしに行きました。
丁度、ブルース・スプリングスティーンやら、ビヨンセやら、マリージョーやらU2などビックネームアーティスト達が無料コンサートをやると言うので、それも観られたら良いなーと言う淡い希望もあり、広場に行ったのですが。。。まあ、予想通りっていえば予想通りかな?。。。3,4時間も列に並んで待っている長蛇の列に遭遇して、まず、最初の挫折。。。だってコンサートも含めたら6,7時間極寒の中に居ないとならないんだもの。 無理無理、そんな根性ないし。。。
突き当たりで当日は就任式が行われます。 日曜日の時点でこんなに人がいたんですよ。
だけど、この日に広場に行ったお陰でブッシュ大統領が最後にホワイトハウスのスタッフに挨拶をするセレモニーのシーンを遠くからだけど、目撃できました。
このヘリコプターに乗るもの、この日が最後で残りの2日間は大統領専用ヘリは使わないのだとか。。。
んで、ホワイトハウスのスタッフが最後の挨拶するために待ってるところ(写真をクリックすると大きくなります。)
かなり遠くから撮っていたんだけど、セキュリティが来てもっと離れろと。。。だけど私の回りで同じように写真を撮っていた人達は口を揃えて、[Bull Shit][ridiculous]などと言い返してほぼセキュリティを無視し続けてた。。。確かにバリケードも張ってないし、ココまでよ。。っていう線が引かれているわけでもなく、普段はもっと皆近くまで行って写真撮ってる場所で、そのお別れイベントのシーンだけ撮るなって事らしい。 ハハ、撮っちゃったもんねー。
イブの日は、昼間はお土産買いに行ったくらいで特筆する事は無かったんだけど、夜は友達がオバマ家がシカゴから移って最初に3週間ほど泊まった[Hay Adams Hotel]のレストランでイブのディナーを予約してくれていたので、もしかしてセレブに会っちゃうかもー。。。などとミーハー根性まる出しで出掛けました。
地下のバーで一杯引っ掛けてから食事しようと言うので、ちょっと早めに出掛けて飲んでいたんだけど、さすがに沢山の着飾った人々を観て、私たちもかなり’その気分’になってきました。
これはその場に居たからこそ体験出来た事だけど、とにかく、皆、ハッピーでオープンな雰囲気で、知らない人同士があちこちで話し込んでいて、私たちも何人もの知らない人達と話をしたんです。。。で、この日も何人もの人達と話をして、[Conguraturation to us!]なんて一緒に乾杯したりしました。
レストランでも同じような感じで、この写真を撮ろうとしていたら隣の席のかなーり酔っ払ったオッサンが「皆並んで。。。オレが撮ってあげるから。」と。。。何度も、オバマが大統領になるのが、もう嬉しくて仕方ないと繰り返しながら写真を撮ってくれた後もすっかり話し込んで、最後には友達もフランクもそのオッサンも皆、フライフィッシングフリークだという事が分かり、絶対一緒に釣りに行こうなんて、名刺を交換し始めた。
で、名刺を見たらその酔っ払いのオッサンったら、なんと[Google Earth]のオーナーだったのだ。 私達の友達はお構い無しな人なので、その人をからかいながら、[You know somebody like you have to pay more tax under new administration.]なんて言ったら、[Who cares about my tax, not only America but also entire world need to change the direction, hey he is the right person in the right moment, I'm fully supporting him and I will keep supporting him...and you know we have to protect him from those crazy racists too.]なんて、会話を続けて、お互い明日エンジョイしようねと言って別れました。
しかし、この時点で私既にかなり具合悪し。。。明日、大丈夫だろうか?と思いながら、もう一度地下のバーで飲もうという友達に申し訳ないけど明日具合が悪くなると嫌なので帰ろうと言って食事のあとは大人しく友人宅に帰宅しました。
さて、当日の朝、8時くらいにTVを付けた私たちはイキナリ焦り始めました。。8時の時点で既に広場はかーなり埋まり始めていて、そこに既に居た人達は早朝3時くらいから来て場所を取ってると言ってます。
私たちと来たら、誰もまだ準備出来てないし、起きたばかりで皆直準備するような雰囲気でもないし。。。それにオバマ就任式チームから、「北の入り口は既に混雑していてセキュリティを通るのにかなり時間が掛かる。。今だったら南の入り口に行くように。。。」とか、「丸々駅は閉まったので、丸々駅で降りてください。」とか、アップデイト情報がTXメッセージでどんどん来るのですが、メッセージを受け取れば受け取るほど、広場にたどり着くのはかなり大変だという事も分かってきました。
相談した結果、とにかく見えなくても近くまで行ってみよう。。。スクリーンも見えないかもしれないけど、スピーチは聞こえるだろうと。。。皆、ちゃんとオバマのスピーチを聞きたいと思っていたので。
皆、コロコロになるくらい着込んで出掛けたんだけど、公共交通機関しか使えなかったので殆どの人が地下鉄を使って広場に向かっていて、うわぁ〜〜、最寄の駅から外に出られるんだろうか?って言うくらい。。。だけど、皆ハッピィな雰囲気はこの日も同じで、最寄の駅で殺人的な人の山に遭遇したんだけど、駅で待つ人の一部が「アメージング・グレース」を歌ってたり、何というか。。。いくらアメリカの大統領の就任式だと言っても、こんなことは過去無かったそうですよ。
ホント、ただの就任式を超えたスピリットをつよーく感じるのですよ。。。特にアフリカ系アメリカ人の人達の表情を観ると、喜びと同時に色んな思いが過ぎっているのがすごく感じられるんですね。
40分くらい掛けて、表に出てこの時点でもう11時過ぎていたので、絶対にスクリーンは見られないと踏んだ私たちはモニュメントの塔のある広場の一番シッポの方に向かいました。。。とりあえず、集まった人々を観てみようと。。。しかし、モニュメントまでたどり着くのも一苦労で、やっと比較的近くまで来た時点で既にセレモニーは始まってました。
すごく印象的だったのは、広場は大盛り上がりで皆旗を振ったりしてワイワイした雰囲気だったのに、オバマ大統領がスピーチを始めた途端、会場が一斉にシーンとして、全ての人が真剣に彼のいう事を聞き逃すまいとばかり聞き入っていたこと。。。
特にアフリカ系アメリカ人の人達が、静かにスピーチに聞き入りながら。。。静かに涙を流している様子は深く感じ入るものがあり、普段は表現力豊かな黒人の人達だからこそ、一人一人が噛み締めるように、その瞬間を味わおうとしているのが余計に心に響くと言うか。。。ご想像通り、私たちもそれを観て貰い泣き。。。私がそれぞれの人とハグしたい気分だと言ったら、フランクも同じ気持ちだって言ってた。
スピーチで、「自分の父親は白人を同じレストランに入れなかったけど、その息子の私は今日こうして皆の前に立っている。。。」のくだりの辺りでは黒人だけでなく多くの人が涙を流していました。。。癒しの涙ですよね。
「新しいエラは始まったばかりだけど、これからは自分達も(差別に対しても)もう言い訳ばかり言ってられない、Barack がやったんだから自分達も何か出来るはず。。。」と、シカゴから鉄道で20時間掛けてやってきた女性が言っていた。。。彼女は自分の子供達にもそう言っているそうで、費用の関係で家族全員を連れて来れなかったけど、私が代表で観た事全てを報告する事になっていると。
ところで、日本のブログでオバマに浮かれる人達という記事があったけど、日本の小浜市の話は横に置いといて、日本のニュースで流れた映像などが浮かれた雰囲気だったのだろうか? なんか、現場での体験とはトーンの違った報道になっているんじゃないのかな?と思ってしまう。
因みに、Inauguration は’アメリカ国民に向けて行う式典’なので、世界にその状況が伝わるのは分かっていても、その機会に世界に向けてのメッセージを伝えるようなものでは無く、2月か3月か忘れたけど、内閣のメンバーが全て決まってその後にState of the Union(年頭教書)を言う正式な方針を発表する場があり、更にその後に、国連で世界に向けてのアメリカ大統領のスピーチってのがあります。 個人的には国連のスピーチでもオバマ大統領が他国にブッシュ政権の過ちを謝るような事は無いと思いますが、とにかく、外に向けての正式なスピーチは国連で行われるものが最初だと記憶してます。
話が反れました。。。元々、スクリーンも観えないような場所に居たのと、ムチャクチャ寒いのと、私の風邪が段々本格的になってきたので、オバマのスピーチが終わり次第、友達の家に帰ってもう一度録画しておいたセレモニーをみようという事になり、その時点で即地下鉄の駅に向かって、引き上げたのが早かったからか逆方面に向かう人は少なく問題なく帰宅。
私の暮の頂き物でドンペリの2000ビンテージってのがあったので、これをNYから持参して皆で歴史的な日に乾杯! 友達はシェフなので、2000年のビンテージが良い評価を貰っているのを知っていて、出来た年もブッシュ前大統領が引き継ぐ直前だと言うのも、汚点?が付いてなくて良いとか何とかゲンを担ぐような会話をして、4人であっという間に一本開けちゃいました。
夕方からは、彼らのアパートでパーティをして、計20人くらいの友達や隣人とお祝いをして、私たちのInauguration Tourは終わりました。(パーティの写真はメモリーが一杯になってしまって撮れなかったのです。。。友達は沢山写真撮ってたんだけど。。。)
それから、ミッシェル・オバマの洋服についても書きたいと思ってたんだけど、長くなってしまったので、そちらは「黒部エリさんのブログ」に詳しくアップされているので、チェックしてみてください。
私もたまたま、イザベル・トレドのランウェイショーの2007年2月のに行って、このブログにもアップしたと思ってチェックしてみたらブログアップは省略と書いてある。(いや、私ですけど)。。。
とても技術力の高いデザイナーで、パターンも色々なパターンをふんだんに使っていたのが印象に残ってます。。。コンサバ系なので私は取り上げなかったんだと思うけど、行ったのはアン・テイラーのディレクターになった時のショーだったんですが、このショーの頃は結構噂になっていたんだけど、アン・テイラーの客のイメージと上手く合っていなかったのか、売り上げに繋がらず、アンテイラーとの契約は終わってしまったみたい。 しかし、ミッシェルさんが着たことで今年のショーは注目の的になりそうですね。
私は一連のイベントの中ではやはりナルシソ・ロドリゲスのセットが一番似合っていたと思いますが、彼のような有名デザイナーだけでなく、新進デザイナーからJクルーまで一般人も着られそうなラインも織り交ぜて使っている辺りも、今までには聞かなかったことですね。 良いことだ。(笑)
また、何か思いついたら書きますね。(笑)
2008年11月07日
写真集
オバマさんが当選した夜の舞台裏付き写真が載ってます。
日本でもオバマ情報は超満載なようですが、当選確定するのをTVみながら待ってるシーンなども載ってますので見てみてね。
http://flickr.com/photos/barackobamadotcom/sets/72157608716313371/
2008年11月05日
Goverment of the people, by the people, for the people
New Team
写真はオバマの地盤のシカゴで、次期大統領選出の演説をお祝いするために集まったシカゴの人々。。。なんと、20万人以上が集まったそうです。
見る見るうちに、人が集まり始めて公園を埋め尽くしているのにまだまだ人が集まっている。。。NYでもハーレムをはじめ、タイムズスクエア、ロックフェラーセンター辺りには沢山の人が集まって、オバマ大統領の誕生を祝おうと沢山の人が集まりました。
New York
Philadelphia
Martin Luther King's sister Christine
初のアメリカ黒人大統領の誕生。。。私はこれが今回のオバマ大統領誕生の一番のテーマだっとは思わないけど、でも間違いなく、黒人大統領誕生はアメリカ黒人社会に大きく深い影響を与えているようですね。
マーチン・ルーサー・キング牧師と一緒に戦った市民権運動の生き証人ともいえる、ルイス下院議員が「A nonviolence revolution」(暴動なしの革命)と言ったのですが、ホント、集まった人々を見ていると革命が起きたみたいです。。。とてもハッピーな革命だけど。
黒人だけでなく、沢山の人が感極まってたけど、特にある程度年齢の行った黒人が沢山泣いていて口々に「I never thought I'd live to see this day.」(生きてるうちに黒人大統領が見られるなんて思ったことも無かった。)と、言うようなことを言ってました。
ウーピー・ゴールドバークが雑誌のインタビューに答えてた言葉の中に、「これでアメリカ黒人も本当にアメリカの一部になったと言う気がする。。。これでスーツケースをやっと片付けられるって言うような感じかしら。」と、とても上手く言ってると思いましたが、奴隷から解放されても、選挙権を得ても、そう遠くない過去に人間に同じ人間として扱われ無かった事の傷は癒されないままなのですね。。。
黒人のジャーナリストや、TVアンカー、ライス外務大臣など、一夜明けた今日、有名な黒人が感想を述べながら、ついつい涙ぐんでしまったりするのを観ると、こちらにも高揚が伝わってくるというか。。言葉で現せない深い思いみたいなのが伝わってきます。
これがアメリカの黒人奴隷の歴史の一つの区切りになり、新しい時代がやってきたという事なんでしょうね。。。もちろん、だから完璧とか言う話ではありませんが。。。
リンカーン大統領の有名な言葉「人民の人民による人民のための政治(政府)」は、オバマ次期大統領が好んで使う言葉ですが、もう一つ大人になった健康なアメリカの政治を少し期待したいと思える出来事でした。
2008年11月04日
アメリカ大統領選 歴史的瞬間
皆様、お久しぶりです!!
もう1年以上もサボっていたブログですが、この歴史的瞬間を記す為にちょこっとだけ復活しました。(繋いだリンクをそのまま残してくださっている友人の方々、恐れ入りますです。。。ありがとうございます。)
あと12時間もすると9割以上の確率で、オバマ大統領が誕生するわけですが、アメリカに来て15年近くの間に、9/11なんて言う大惨事も体験して、さらにアメリカ初の有色人種大統領の誕生まで目にするとは思いもしませんでした!!
まだオバマ大統領は誕生していないし、オバマ政権が始まるのも来年の1月末。。。更に、大恐慌も有り得る状態という世界的な経済危機の中、新しい政権を始めなくてはならないわけで、歴史的に優れた選挙キャンペーンを展開したオバマ議員も、実際の政権の舵取りはかなーり難しいものになるのは間違いないでしょう。
しかし、ビル・クリントンがオバマの応援演説で言ってましたが、大統領などという、誰も経験した事のない職にその人物が相応しいかどうかを判断するには、その候補者の演説を聞くだけでなく、どんな選挙キャンペーンを展開するかを注意深く観ていく必要があるのだそうです。 そして、オバマ陣営が展開した若い世代をターゲットにしてインターネットを酷使した草の根活動の成功と、それに伴って新しく加わった沢山の若い世代の政治への参加を高く評価し、オバマ氏を「新しい世代の未来の大統領」と称え、大変な世の中だからこそ、オバマが必要なんだと訴えていました。
思うに、アメリカ人は本当に自信を無くしているのではないでしょうか?。。。長く続く経済不振。。。貧富の差の益々の拡大。。。さらに大きな荷物の戦争があり、アメリカ=世界のリーダーの名もすっかり地に落ちてしまった。。。と。(ある意味、アメリカが国として大人になるキッカケになるのかもしれないとワタシなんかは思うけど。)
藁にもすがる気持ち?で、大統領を選んでいると言って良いのかも。。。それだけ、重いモノがオバマ政権の肩には乗っかるわけだけど。。。
フランクなんかも、言いますもんね。。。世界はアメリカの横暴さにうんざりしてるんだよ。。。オバマが選ばれれば、少なくともアメリカは変わろうとしていると言うメッセージになるだろ?と。。。こんなに世界中が熱く注目している大統領選も前例ありませんもんね。
面白いなぁと思うのは、今回オバマの’特別さ’を最初に支持したのは、若い世代。。。大学生くらいの若者を始め、今じゃあ、多くの子供達のヒーローはバラク・オバマなんですよね。 実際、多くの議員が初期の頃オバマ支持を表明する時に、自分の子供達がキッカケだったと言っています。(キャロライン・ケネディも演説で大学生の娘達が’アイビーリーグのオバマ組織’を作ったりするのを観て、そう言ってますね。)
初めての黒人大統領である事について。。。どれくらい大きな政治改革が出来るのかについてなど、話題は山ほどありますが、とりあえず、今日は歴史に残る事が起きた日として記しておきたいと思うのです。
そういえば、先週末にハロウィンのキャンデーを貰いに来た、白人、アジア系、アラブ系の子供達が、ウチの窓に張ってある[OBAMA/BIDEN 2008]のポスターを指差して、「Obama! Obama!」なんて掛け声掛けたりするんで(笑)、「That's cool, right?」って親指立てながら言ったら、彼らも親指立てて「Yey!」だって。(笑)
この子達の為にも、アメリカはデモクラシーの国だと改めて言えるように、オバマ大統領に頑張って欲しいとエールを送りたいです。
(ポリティックジャンキーの私としては)せっかく復活したので、暫くはオバマ新政権についてなどブログしたいと思ってますので、また読みに来てくださいねー。
2007年08月14日
Goodbye, good riddance.
タイトルは、民主党の2008年大統領候補 John Edward がブッシュ大統領補佐官 Karl Rove氏のポジション辞任を受けての答えです。
さて、ここで久々の英語言い回しコーナーです!(笑)
Good Riddance (いなくなってせいせいした)(いい厄介払いだ)
Karl Rove氏といえば、今のブッシュ政権を形成した(形成と呼べるなら)首謀者の一人というか、もっともブッシュ大統領が力にしていた補佐官だけど、ホント、エドワード候補者じゃないけど、大のアンチRove派の私も声を大にして「あ〜、せいせいした!」と言いたいです。
このKarl Roveって人の野望は、なんと「共和党の永久過半数を実現させる事」。。。これって一言に言ってもはぁ??なのかもしれないけど、大体、民主主義の世界で一つの党が他の党を永久に支配する。。。なんて事自体おかしな話じゃあありませんか?
そのためにはどんなリスクを負っても。。。って感じで、イラク戦争から、CIAスパイの名前リーク事件から、最高裁の判事決定や、地方の判事を自分達の身近な判事に代えるとか。。。とにかく、法に触れるギリギリの事や実際法に触れてる事など数々のダーティな計画の参謀者だったのが、このRove氏で「architect」などと呼ばれ、ブッシュ大統領も盛んに彼を「天才」と持ち上げてました。
その天才をして、ブッシュ政権は今の低落ですからねー。。。何ていう陳家な天才だったんだろうと思いますが、この時期に辞任したのは、民主党過半数になった議会から、判事交代事件などの公式回答を求められているのに、それを拒否し続けている所を見ると、もうどうもRove氏に矛先が向くのを逃れられなくなってきているからじゃないでしょうか。。。?
要は、逃げたんだと。。。これもブッシュ大統領を守る為なんだろうと思いますが。。。Rove氏がパクっちゃったらブッシュ氏の立場益々悪くなりますものね。
なので、辞めたからと言って問題が解決するわけでなく、きっとRove氏はこれからも共和党の選挙のためなどのコンサルタントなどして、表舞台でなくとも、活躍し続けて行くんだろうと思われますが。。。とりあえず、居なくなったということでやっぱり今日の英語の文例は下記のようになりますね。(笑)
Rove is gone at last. (とうとうローブ氏いっちゃったね。)
Good riddance!!(ああ、せいせいしたよ!)
2007年07月26日
Orient Point
New Yorker 夏の避暑地といえば、ロングアイランドの東の方なんですが、南側と北側に分かれていて、南側の突端がモントーク、北川の突端がオリエントと言い、両方釣りで有名な場所。
その中でも今回は本当は教えたくない秘密のスポットを紹介しますね。
北側出身のフランクのお気に入りのスポットでもあります。。。私の友達は何人かこのスポットに過去来ていますが、とにかくココは北側の一番突端、オリエント・ポイントといいます。
国定公園になっているので、手前のニューイングランド行きのフェリー乗り場から先は、「グリーンキー」と言う地元の人のみが取得できるチケットを持っていないと車で進入は禁止という場所。
。。。なので、このブログみて行ってみようと決めた方がいらっしゃったら、フェリー乗り場から先は徒歩でお願いいたします。。。本当にキレイな水と静かな環境は出来るだけそぉ〜っとして置きたいので。
私がこのスポットを気に入っているのは、本当に美しいからなんだけど、フランクや釣りキチ友達がイソイソとココへ来るのは、シーズンによって絶好のフライフィッシングスポットになるからです。
水きれいでしょ? 灯台の先の島は Plum Island と言う島です。
写真のように引き潮だと、灯台の辺りまで行けるわけですね。。。だけど、ココは内海と外海の境目にあたる場所で、引き潮、満ち潮になるとき潮がどちらかへ流れるんだけど、その時の潮の流れの速さと言ったら。。。マジ、危険です。
子供の頃からこのスポットに馴染んでるフランクでも、数回溺れそうになってます。。。なので、もし、このスポットで釣りチャレンジするつもりの方がいらしたら、それだけは忘れないでくださいね。
しかし、マンハッタンから2時間半くらいで、こんな場所があるんですね。。。日本じゃ考えられません。。。やっぱりアメリカは広い!(笑)