辛淑(しんそ)玉(ご)さんのお話 「あたしはあたしが好き」

辛淑(しんす)玉(ご)さんのお話　「あたしはあたしが好き」

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辛淑玉さんにはイヤガラセのＴｅｌ・Ｆａｘ・メールが1日630件位くる。私達は1000件まで頑張ろうと言っている。高校生の質問に『日本と韓国が戦争したらどっちにつくか？』在日は何処に行っても殺される、在日3世の私です。
1901年生まれで日本に来た祖母が創氏改名で初子としたが、千代子に代えられた。『千代に八千代に・・』から千代が多かった。祖母は14歳で製紙工場に働きに行った。腕にイレズミをしていて、「どこで死んでも解るよ」といっていた。
辛さんが幼いとき、夜中、朝鮮語を大きく喚いてガバッと起きる。箒を持って歩く。又寝る。これは、関東近辺に住んでいた人たちの共通の行動です。関東大震災（1923年）の時、同胞が日本人から虐殺されていく中で命が助かった人たちのＰＴＳＤでした。関東大震災（1923年）は7000人の朝鮮人がデマによって、殺された。
・ 数珠つなぎになった朝鮮人を群がった日本人が頭を叩いて殺す。・轢き殺す。井戸に投げ込む、警察は朝鮮人を保護する名目で囚え、日本人に殺させる。
　淡路・関西大震災(1995年1・17)時、神戸の長田区は朝鮮人部落の蜜集地で1・６倍の死者があった。朝鮮人差別が人を殺したのだ。朝鮮人は、日本社会では群れないと生きていけない。家も借りれない。公団は国籍条項で入れない。東京都の美濃部知事が在日に健康保険を与えてくれた。

朝鮮人は日本で生き抜こうと思ったんだ。
　暗い歴史から目を背ける朝鮮人が多い。辛さんは親戚から嫌われている。何故なら、朝鮮名をつけて、
いるから。群れないで大学で教鞭をとり。会社をたて経営しているから。

日本は一貫して戦争している。

2004年高田光生がイラク捕まったとき、「今度はプータロか」が日本の世論。小泉さんは「自衛隊は撤退しない」が第一声。日本の首相が自国の同胞を見捨てた。自己責任が政府・マスコミの言い分。3人が捕まったとき、「自己責任をとれ・バカ・死ね」の何千人の罵声です。3人は捕まっていたときより日本に帰ってからの方が辛い。フイリピン・イタリーでは、空港から歓迎・国中が解放を喜んだのに。

私たちは、チョットした蜃気楼の中で生きてきた。今なお、○○が残り、多くの人を殺している。
在日は国民の中には入らない。在日は年金にすら入れない。在日には住民票がない。孫さんは敬老の日に老人に配られた座布団が当たらなかった。「俺、座布団が欲しい」その孫さんは、『金』を集めては、「小遣いあるか？」と言って、同胞に配っている。
在日で衆議院議員の新井将敬（朴景在）は洋服を着た猿といわれた。自殺した。石原慎太郎に殺されたと同じ。在日は右翼になった。
　
　人は国境を超えて加害者になり。被害者になっている。人が人として分断されてきた。辛さんは夢を持てるように「あたしはあたしが好き」と声を上げる。そしたら、友が出来ていく。日本でも慰安婦裁判・原発訴訟・不二越訴訟など、一つの裁判でもしっかりと勝つ。一つ一つ潰していくのです。

　辛さんの底知れない深い心の断面が辛さんの卓逸した話術に依って話されていく。
100年の日韓の歴史のあゆみが頭によぎる。私、差別はもうたくさん。排除社会はもうたくさん。
私は「あたしはあたしが好き」と声を上げてみる。人は無関心に私を通りすぎる。でも、恥ずかしがらずに言い続けよう。
この文は居所が狭く思える私の大事なメモです。
国際条約に違反して国際条項を廃止しない政府の下で、国際条項を廃止している県・市・そして多くの町がある(^。^)
慰安婦裁判・原発訴訟・不二越訴訟の意味が深く解り、友になれそう。心を澄ますと「あたしはあたしが好き」の声が微かに聞こえてきます。ありがとう。辛さん。

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