2013年12月
2013年12月04日
大家族 (食糧難・空襲警報・国民学校3年)再掲
大家族 (食糧難・空襲警報・国民学校3年)
blogランキングへよろしくお願いします。
叔母にお見合いの話はありましたが、理想が高くて纏まりません。若い元気な男性は軍隊に招集されて居ません。
私は，ＹＹ叔母のお陰で、「ヒステリー」「いどる」という言葉をしりました。
「ヒステリー」は誰でも知ってますが、「いどる」は、方言らしいのです。
例えば、祖母が見合い話をＹＹ叔母に言います。
ＹＹ叔母は気に入らないと同じ事を繰り返して延々と祖母を責め続けます。これを、「いどる」といいます。
この標的になったらたまりません。
母は「いどられて」
急に家にいなくなりました。
私達姉妹は、夜、泣きながら5分程歩いて、母の仲良しのＹのおばちゃん家に行きました。
母を連れてかえりました。
こんな事が何回もありました。
ある夕飯時、私の大好きなタケノコの煮しめでした。
母がお粥をよそいます。
Ｓ叔母が、タケノコの煮しめをよそいます。
皆、合掌して食べ始めました。
ＹＹ叔母がＳ叔母を睨み付けながらお皿を持って立ち上がり，Ｓ叔母の横の鍋
にぶち開けました。
そして「私に、タケノコの固いところだけ入れて。柔らかいところを入れま！」
と罵りました。
その後、どうなったか忘れました。
この頃、食糧の配給は、お米より大豆の方がおおく、私のＴ家のお店の配給も２〜3時間でなくなる状況でした。
近所の家々では、「闇米」を買っていましたが、祖父は「闇米」を禁止しました。
母は、代用食、蒸しパン、かぼちゃ・じゃがいも、さつまいも、大根・野菜のいれたお粥など、美味しく作ってくれました。
でも、弁当だけはお粥を持って行けないので、大豆のなかにお米の入っている弁当でした。
お昼弁当を開けると、大豆は納豆みたいになっていました。
だから、いつも、お腹を壊し、「げんのしょうこ」を煎じたお茶を飲んでいました。傷は必ず膿みました。
その頃は、私も痩せていました。
私の家は「闇」は一切しないのに、｢闇取引｣をしているとよく密告されました。
母が、警察に呼び出されます。その度に、すぐ、当時、検事局にいる母の弟にＴＥＬします。母の弟は警察にＴＥＬ。母は釈放されて、私は、ホットします。
誰が、密告するのでしょうか。
密告社会でした。
人なつこい母は警察の人たちとも、仲良くなってきました。
2学期にはいると、モールス信号が教えられました。
放送設備も整っていない学校では、皆廊下にすわって、廊下の所々の拡声器から流れるト・ツー、の音を聞き分ける練習をしました。
私は、聞き分けれないので、いつも、デタラメに答えていました。
次第にアメリカの空襲が、ひんぱんになってきました。
警戒警報に、空襲警報が混じるようになりました。
いつの間にか、私の服の前は、小さい穴があくようになりました。服の前を噛むようになっていました。
勉強は一度聞けば、覚えて理解出来るので、勉強は原因ではないでしょう。
家でも騒動があり、学校も戦時色が強まっていくし、空襲などの不安等が充ちていたからでしょうか。
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叔母にお見合いの話はありましたが、理想が高くて纏まりません。若い元気な男性は軍隊に招集されて居ません。
私は，ＹＹ叔母のお陰で、「ヒステリー」「いどる」という言葉をしりました。
「ヒステリー」は誰でも知ってますが、「いどる」は、方言らしいのです。
例えば、祖母が見合い話をＹＹ叔母に言います。
ＹＹ叔母は気に入らないと同じ事を繰り返して延々と祖母を責め続けます。これを、「いどる」といいます。
この標的になったらたまりません。
母は「いどられて」
急に家にいなくなりました。
私達姉妹は、夜、泣きながら5分程歩いて、母の仲良しのＹのおばちゃん家に行きました。
母を連れてかえりました。
こんな事が何回もありました。
ある夕飯時、私の大好きなタケノコの煮しめでした。
母がお粥をよそいます。
Ｓ叔母が、タケノコの煮しめをよそいます。
皆、合掌して食べ始めました。
ＹＹ叔母がＳ叔母を睨み付けながらお皿を持って立ち上がり，Ｓ叔母の横の鍋
にぶち開けました。
そして「私に、タケノコの固いところだけ入れて。柔らかいところを入れま！」
と罵りました。
その後、どうなったか忘れました。
この頃、食糧の配給は、お米より大豆の方がおおく、私のＴ家のお店の配給も２〜3時間でなくなる状況でした。
近所の家々では、「闇米」を買っていましたが、祖父は「闇米」を禁止しました。
母は、代用食、蒸しパン、かぼちゃ・じゃがいも、さつまいも、大根・野菜のいれたお粥など、美味しく作ってくれました。
でも、弁当だけはお粥を持って行けないので、大豆のなかにお米の入っている弁当でした。
お昼弁当を開けると、大豆は納豆みたいになっていました。
だから、いつも、お腹を壊し、「げんのしょうこ」を煎じたお茶を飲んでいました。傷は必ず膿みました。
その頃は、私も痩せていました。
私の家は「闇」は一切しないのに、｢闇取引｣をしているとよく密告されました。
母が、警察に呼び出されます。その度に、すぐ、当時、検事局にいる母の弟にＴＥＬします。母の弟は警察にＴＥＬ。母は釈放されて、私は、ホットします。
誰が、密告するのでしょうか。
密告社会でした。
人なつこい母は警察の人たちとも、仲良くなってきました。
2学期にはいると、モールス信号が教えられました。
放送設備も整っていない学校では、皆廊下にすわって、廊下の所々の拡声器から流れるト・ツー、の音を聞き分ける練習をしました。
私は、聞き分けれないので、いつも、デタラメに答えていました。
次第にアメリカの空襲が、ひんぱんになってきました。
警戒警報に、空襲警報が混じるようになりました。
いつの間にか、私の服の前は、小さい穴があくようになりました。服の前を噛むようになっていました。
勉強は一度聞けば、覚えて理解出来るので、勉強は原因ではないでしょう。
家でも騒動があり、学校も戦時色が強まっていくし、空襲などの不安等が充ちていたからでしょうか。
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2013年12月02日
別姓訴訟控訴審で《違憲》・《違憲の疑いが生じている》との判決が欲しかったです。
blogランキングへよろしくお願いします。
再び、ブログを書きます。4年ぶりです。よろしくお願いします。110年で初の夫婦別姓訴訟が提起されました。
これも追っていきます。
９月４日、最高裁大法廷で民法９００条婚外子差別が憲法１４条１項の平等原則に反し違憲であるとの決定を下しました。
婚外子裁判を始めて30年、１１５年間ぶりの婚外子差別(人権侵害)違憲の流れがやっと国会まで届きそうです。11月21日、婚外子相続差別民法900条の民法改正案は、衆議院を通りました。
１，最高裁は、この判断にあたり
�〇碧，六�代の変遷に沿った判断をしていく必要があるとの基準を示しました。
��現代では、婚姻、家族の形態が著しく多様化し、婚姻・家族の在り方に対する国民の意識の多様化が大きく進んでいること
��諸外国・特に欧米においては婚外子の相続分制限の規定がなくなり、残存しているのは世界的にも限られた状況にあること
�す餾鬱�約及び条約の批准により、国際的に改正勧告や現状懸念の見解の提示などを受けていること
�ズС飴劼領�場に配慮した住民票上・戸籍上の扱いが進んできたことなどに言及
�Α峅搬欧箸いΧζ餌里涼罎砲�ける個人の尊重がより明確に認識されてきたことは明らかである」と結論づけ、これを違憲判断の主要な論拠としました。
２，別姓訴訟判決では（1審棄却判決理由では、下記２つの事実を認めました）
� げ�姓の不利益を認めた・・・「氏を変更することにより、人間関係やキャリアの断絶などが生じる可能性が高く、不利益が生じることは容易に推測し得る。婚姻について選択的夫婦別姓制度が採用される期待が大きく、これを積極的に認める意見の多い・・・」と表現した点には、十分に着目して欲しい
�◆�民法 ７５０条の立法目的について・・・・「婚姻制度に必要不可欠のものであるとも、婚姻の本質に起因するものであるとも説明されていない」との事実を認めたことは意義深い
原告弁護団は、７月３１日付で控訴理由書を提出しました。５７ページに及ぶ超大作です。
まず、原判決を榊原富士子弁護団長は
、『 原判決全体の問題点、
氏の変更を強制されない自由（憲法１３条論）、
婚姻の自由（憲法２４条論）、
２つの自由の二者択一という特殊性、国家賠償法１条１項の違法性、条約違反の立法不作為の違法性、という順で構成しました。
原判決は民法７５０条の合憲審査を直接にはせず回避したので、これをまずすべきという主張を強く打ち出し、２つの自由権論を国賠法よりも先に展開しました。支える会サイトにアップしている理由書で「原判決の問題点」をお読みいただくと、非常に理解し難い原判決の問題点がうっすらとおわかりいただけるのではと思います』
『６６年経た今、「違憲の疑いが生じている」くらいは、判決理由中で述べて欲しかったというのが率直なところです』と書いています。
判決で私にはわからなかった「憲法上の保障が及ぶべき範囲が明白である事実は見当たらず、・・・『結婚当事者の双方が婚姻前の氏を称する権利は憲法13条で保障されている権利に含まれることが明白であるということはできない』
と聞いたこともない権利を、控訴理由書の４ｐから１３ｐを懸けて裁判官に届くよう丁寧に論破していく懸命さに打たれます。結論として、この明白性とは、権利の明白性ではなく、権利侵害の明白性である。
氏の変更を強制されない権利つまり妻の氏名権を軽視した判断でした。
婚外子差別違憲の理由にある判断基準と違憲判断の主要な論拠は、そのまま別姓訴訟にも当てはめてほしいと願います。
最高裁判断の1の�Δ痢峅搬欧箸いΧζ餌里涼罎砲�ける個人の尊重がより明確に認識されてきたことは明らかである」は、まさに民法750条の夫婦同姓の非合理性の根拠となります。
ですので、婚外子差別違憲を夫婦同姓強制に、民法900条２項違憲を民法７５０条に変えた判決が欲しいです(^O^)
控訴審では、裁判所が控訴人（原告）の主張をきちんと捉え、これにきちんと応えた判決が出されることを願っています。
皆様、どうか傍聴・ご支援よろしくお願いいたします。
１２月２０日11時東京高等裁判所101法廷第2回口頭弁論期日
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これも追っていきます。
９月４日、最高裁大法廷で民法９００条婚外子差別が憲法１４条１項の平等原則に反し違憲であるとの決定を下しました。
婚外子裁判を始めて30年、１１５年間ぶりの婚外子差別(人権侵害)違憲の流れがやっと国会まで届きそうです。11月21日、婚外子相続差別民法900条の民法改正案は、衆議院を通りました。
１，最高裁は、この判断にあたり
�〇碧，六�代の変遷に沿った判断をしていく必要があるとの基準を示しました。
��現代では、婚姻、家族の形態が著しく多様化し、婚姻・家族の在り方に対する国民の意識の多様化が大きく進んでいること
��諸外国・特に欧米においては婚外子の相続分制限の規定がなくなり、残存しているのは世界的にも限られた状況にあること
�す餾鬱�約及び条約の批准により、国際的に改正勧告や現状懸念の見解の提示などを受けていること
�ズС飴劼領�場に配慮した住民票上・戸籍上の扱いが進んできたことなどに言及
�Α峅搬欧箸いΧζ餌里涼罎砲�ける個人の尊重がより明確に認識されてきたことは明らかである」と結論づけ、これを違憲判断の主要な論拠としました。
２，別姓訴訟判決では（1審棄却判決理由では、下記２つの事実を認めました）
� げ�姓の不利益を認めた・・・「氏を変更することにより、人間関係やキャリアの断絶などが生じる可能性が高く、不利益が生じることは容易に推測し得る。婚姻について選択的夫婦別姓制度が採用される期待が大きく、これを積極的に認める意見の多い・・・」と表現した点には、十分に着目して欲しい
�◆�民法 ７５０条の立法目的について・・・・「婚姻制度に必要不可欠のものであるとも、婚姻の本質に起因するものであるとも説明されていない」との事実を認めたことは意義深い
原告弁護団は、７月３１日付で控訴理由書を提出しました。５７ページに及ぶ超大作です。
まず、原判決を榊原富士子弁護団長は
、『 原判決全体の問題点、
氏の変更を強制されない自由（憲法１３条論）、
婚姻の自由（憲法２４条論）、
２つの自由の二者択一という特殊性、国家賠償法１条１項の違法性、条約違反の立法不作為の違法性、という順で構成しました。
原判決は民法７５０条の合憲審査を直接にはせず回避したので、これをまずすべきという主張を強く打ち出し、２つの自由権論を国賠法よりも先に展開しました。支える会サイトにアップしている理由書で「原判決の問題点」をお読みいただくと、非常に理解し難い原判決の問題点がうっすらとおわかりいただけるのではと思います』
『６６年経た今、「違憲の疑いが生じている」くらいは、判決理由中で述べて欲しかったというのが率直なところです』と書いています。
判決で私にはわからなかった「憲法上の保障が及ぶべき範囲が明白である事実は見当たらず、・・・『結婚当事者の双方が婚姻前の氏を称する権利は憲法13条で保障されている権利に含まれることが明白であるということはできない』
と聞いたこともない権利を、控訴理由書の４ｐから１３ｐを懸けて裁判官に届くよう丁寧に論破していく懸命さに打たれます。結論として、この明白性とは、権利の明白性ではなく、権利侵害の明白性である。
氏の変更を強制されない権利つまり妻の氏名権を軽視した判断でした。
婚外子差別違憲の理由にある判断基準と違憲判断の主要な論拠は、そのまま別姓訴訟にも当てはめてほしいと願います。
最高裁判断の1の�Δ痢峅搬欧箸いΧζ餌里涼罎砲�ける個人の尊重がより明確に認識されてきたことは明らかである」は、まさに民法750条の夫婦同姓の非合理性の根拠となります。
ですので、婚外子差別違憲を夫婦同姓強制に、民法900条２項違憲を民法７５０条に変えた判決が欲しいです(^O^)
控訴審では、裁判所が控訴人（原告）の主張をきちんと捉え、これにきちんと応えた判決が出されることを願っています。
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１２月２０日11時東京高等裁判所101法廷第2回口頭弁論期日blogランキングへよろしくお願いします。
