2015年10月

2015年10月20日

別姓訴訟原告からのお願い(その2)2015年6月26日サンフエスWS

別姓訴訟原告からのお願い(その2)2015年6月26日サンフエスWS

別姓訴訟原告から報告:最高裁大法廷で2015年11月4日午後2時から弁論あります。
 

みなさま方の傍聴を、お待ちしております。よろしくお願いいたします。
支える会に案内もアップされましたね。

支える会のリンク



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今、私たちがやろうとしていることは「愛し合う二人に別姓結婚も認めよう」としているだけです。たっだそれだけです。でも、なぜ反対する人がいるのかわかりません。この法案が採決されたからと言って桜見も出来ます。桜も散ります。ってユーモア交えての日本の国会スピーチ聴きたいです。

自分の名前で生きたい〜選択的夫婦別姓を求めて〜

私派80歳です。10歳の頃から、家父長制で決められた、姓で生きてきたと思います。
ですから、最高裁大法廷で2015年11月4日〜最高裁の決定で、69年間の「審判」を静かな心境で受け止めたいと願っています。

 2002年にシャキットの方に選択的夫婦別姓の会・富山(ななの会)を作って貰いました。
そこで初めて富山県下でKさんに会いました。 
それまで私は1人で耐えていました。夫とは13年間事実婚をとおしていたけれど、校長命令で婚姻届けを出して、名前を捨ててしまいました。

 職場と夫の親戚だけは夫の姓で、それ以外はすべて塚本で通しました。「通称使用」という言葉を聞いたとき、すべてを通称使用にしようと思ったけれど、戸籍に関するものはできずに困りました。夫の名前で呼ばれると背中が焙られるようにチクリチクリとするんです。全国に、同じように夫婦同姓強制に苦しんでいる人は大勢います。

  2002年は政局も動いてました。党議拘束をはずして党派を問わずに投票できたら必ず法案が通るはずだったんですが、1997年ごろから日本会議がつくられました。目的は二つだけ、靖国神社参拝・夫婦別姓反対というので作られたかたが今政治の中心にいるかたです。

  ななの会から要望書をだしたり、立候補者にアンケートをとって考え方を公表したりしてました。2009年には民主党が夫婦別姓法案を通そうとしたけれどダメで、ショックを受けました。

 2010年のワークショップで坂本洋子さんをお迎えした時、「私は別姓訴訟をしたいので、弁護士さんを探してください」とお願いしました。それで紹介されたのが榊原富士子先生なんです。

  11月4日に最高裁で弁論を開くと決まって、原告たちはみんな喜んでいます。このニュースを自分のことと同じように感じてくださる人が別姓の会富山にたくさんいらっしゃいます。私はただの代表で皆さんと一緒に歩いていけばいいんだって安心しました。

  ここで違憲判決がでても、安心できません。あれだけ憲法学者が違憲だと国会で発言しても現政権は問題にもしません。憲法学者のなかにもお金が欲しいために賛成する人がいるわけです。
 今野党で民法改正法案をだしていますが、消え去りました。最高裁では違憲だけではなく、立法不作為を出さないと効果がありません。

 そうしてやっと皆さんの希望される別姓法案が国会にかけられます。国会を動かすには、ロビイングが必要です。
 裁判所を動かすのは皆さんの署名・傍聴だと思います。今、国会と裁判所は車の両輪です。違憲判決と立法不作為が大事。そうなれば嫌でも政府は国会にかけなければなりません。そしてやっと別姓結婚が出来ます。
同姓でも別姓でも、好きな方を選びませんか。女性にとって優しくて居場所のある社会にとお願いします。

  どうか勝てるよう、行動をよろしくお願いします。



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free71 at 12:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)