2016年10月
2016年10月05日
夫婦同姓強制はいやです。
夫婦同姓強制はいやです。
私は婚姻後の姓を同姓と別姓とを自由に選べる制度の実現を願ってきました。
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私は旧姓と戸籍姓の二つの使い分けに不便と痛みを堪えながら、人としての”生き方”(尊厳)を保って来たつもりです。
女性が男性のように出自の姓で生きていけたらどんなに幸せでしょう。
私がが私でであり続けるために、名前は社会的にも人間としても根源的に大切です。
婚姻届けを出すとき、好きな姓を選べる選択肢があれば、夫婦同姓であっても夫婦別姓であっても、夫婦は対等です。しかし、事実、女性の96%が改姓を求められる現状は不平等であり損害は甚大です。また、750条がこのままであれば婚姻を避けるという統計も出ております。
戦後1947年から、選択的夫婦別姓制が、民法改正が俎上しました。
何度も国会で話し合われると共に、女性差別撤廃条約調印のころから、選択的夫婦別姓の論議は人々に広まってきました。
本来なら、女性の人権問題として多数決に馴染まず、女性個人の人格権を守るために絶対に実現しなければならない問題です。
政治の不作為です。
権交代が実現し、「内閣は憲法の趣旨に沿って閣議決定が行われる責任を負う」(2月下旬)の平野官房長官の発言を受け、大きな変革の波を一緒に起こしたいと思っております。
更に、国連の女性差別撤廃委員会からの総括所見で問題にされた婚姻の際の夫婦同姓強制、再婚禁止期間、婚外子差別のために多くの女性・子供たちが苦しんでいます。
2年以内に、速やかに、条約と民法などの国内法を合致させて欲しいとの強い勧告を受けました。婚外子相続分の法改正の遅れを叱咤する最高裁判決と、民法法改正への流れが起こっています。
自分が臓器提供をしたくないのに、臓器移植法の賛否を応えるとおなじ理屈です。
自分は夫婦別姓をしないのに、夫婦同姓強制に反対するのと、同じと思います。
皆様、どうか、夫婦同姓強制に反対し、選択的夫婦別姓制に賛成して下さいますよう、よろしくお願いします。
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