https://www.tbsradio.jp/420673久米宏さんのラジオ番ゲストに慶応大学名誉教授、岸由二(きしゆうじ)さんが出演され拝聴しました。これはぜひ多くの人に聞いてほしい話です。今は便利な時代でラジオクラウドとかラジコなどアプリで過去の放送を聞くことができますので是非。 河川は流域という視点で見なければ、問題は解決しないという彼の古くからの主張の正しさをしみじみ納得する内容でした。そのようなある種の思想、鳥瞰的視線を妨げるは役所の縄張りや市町村の区分だというのです。はぁ そのとおり。
 彼は横浜育ち。幾度となく氾濫した鶴見川を制御するために当時の建設省の話のわかる役人と彼は画策しました。その経緯はラジオクラウドというアプリで聞いてほしいのですが、日産スタジアムという新横浜のスポーツ施設とその周りの公園は遊水地なのです。つまり鶴見川の氾濫を抑えるために作られた84ヘクタール、340万屬涼水量の池なのだそうです。 平常時には公園とスタジアムです。スタジアムは千本の長い支柱の上に建てられているそうです。過去何回か公園は水没しています。今回の台風19号ではそこまではいかなかったそうです。
 という話もおもしろいのですが、流域思考というのはものすごく大切な考え方だと思いました。縦割りでも横割りでもなく全体を流域として見渡す感覚。源流から海に注ぐまでの川は数々の支流や湖、人工物、人の暮らす街、森、などを含む全体です。ビジネスでも、日々の生活でも、そのような視点なくして解決策、というか最善策は見つかりません。