4月1
3月12
ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大は、卒業を機に上京。高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込んだ大は、ある日ライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会う。
ライブの場面では拍手と涙よ。
音楽は上原ひろみさん。
エンドロールを見ると、演奏シーンはモーションキャプチャーだったみたい。
納得。
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2月20
世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功。現代音楽界を牽引する圧倒的カリスマとして君臨するが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の死をきっかけに、彼女の完璧な世界は少しずつ崩れ始める―。
***
ケイト・ブランシェットだから、絶対に観たかった。
でも、2時間38分は少し長い。
途中でうとうとしてしまった。
EGOT:エミー賞・グラミー賞・オスカー賞・トニー賞の4冠のこと。
セリフとしては「ささいなこだわりは自由を損なうものだ」。
はい、まさに。
オーディションは、衝立の向こうで演奏。
これは、年齢や性別を含む、個人の特定を避けるため。
なんだけれども、実際には、セクハラ+パワハラ。
力を持った男性がハラスメントを行う側に立つ場合が多いと思うけど、
この作品では、女性なんだけど、男性性を強く持つ主人公。
キャンセルカルチャーの末に、彼女(彼)がたどり着いた場所。
それでも、ある少女の可憐さを数秒間、映すことで、
「あ、はい…」とはなる。
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2月18
2021年の作品。1時間40分。
原題は『Tailor』。
テーラー 人生の仕立て屋(字幕版)
アテネで36年間、高級スーツの仕立て屋店を父と営んできた寡黙なニコス。だが不況で店は銀行に差し押さえられ、父は倒れてしまう。崖っぷちのニコスは店を飛び出し、手作りの移動式屋台で仕立て屋を始める。だが道端で高級スーツは全く売れず、商売は傾く一方…。そんな時、思いがけないオファーがくる。「ウェディングドレスは作れる?」これまで紳士服一筋だったニコス。思い切ってオーダーメイドのドレス作りを始めるが―!?一歩を踏み出した生真面目な仕立て屋。彼が作る色とりどりのドレスが、新たな出会いと幸せを繋いでいく、希望溢れる感動作!
つまり、「変化」への物語。
冒頭から余計な音楽が流れず、淡々と仕事場を見せるの、いい。
20分を過ぎて、ようやくお話は転がりだす。
お手製の屋台(自転車)から、SUZUKIのバイク、
やがては車になっていく、お商売の様子。
ギリシャの人たちや、その生活感、街並みなども匂う。
幸あれと願う。
主人公の装いが常にきちんとしているだけでも、目にいい。
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原題は『Tailor』。
テーラー 人生の仕立て屋(字幕版)
アテネで36年間、高級スーツの仕立て屋店を父と営んできた寡黙なニコス。だが不況で店は銀行に差し押さえられ、父は倒れてしまう。崖っぷちのニコスは店を飛び出し、手作りの移動式屋台で仕立て屋を始める。だが道端で高級スーツは全く売れず、商売は傾く一方…。そんな時、思いがけないオファーがくる。「ウェディングドレスは作れる?」これまで紳士服一筋だったニコス。思い切ってオーダーメイドのドレス作りを始めるが―!?一歩を踏み出した生真面目な仕立て屋。彼が作る色とりどりのドレスが、新たな出会いと幸せを繋いでいく、希望溢れる感動作!
つまり、「変化」への物語。
冒頭から余計な音楽が流れず、淡々と仕事場を見せるの、いい。
20分を過ぎて、ようやくお話は転がりだす。
お手製の屋台(自転車)から、SUZUKIのバイク、
やがては車になっていく、お商売の様子。
ギリシャの人たちや、その生活感、街並みなども匂う。
幸あれと願う。
主人公の装いが常にきちんとしているだけでも、目にいい。
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2月8
2022年の作品。
舞台は1937年。(なので、衣装が素敵。)
原題は「Death on the Nile」。
登場人物の全員に「動機」があるっていうね。
そして、実際のところの「意外性」。
『オリエント急行殺人事件』のほうが面白かったかも。
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2月1
NHK出版 学びのきほん はじめての利他学 (教養・文化シリーズ)
他者だけでなく、自分も利する「利他」の本質とは。
「利他」という言葉は「自分ではなく、他者のためにおこなうこと」だと捉えられがちだ。しかし、日本の起源から利他を見つめ直してみると、それとは全く異なる姿が見えてくる。空海の「自利利他」、孔子の「仁」、中江藤樹の「虚」、二宮尊徳の「誠の道」、エーリッヒ・フロムの「愛」……彼らは利他をどのようにとらえ、それをどう実践して生きたのか。彼らの考える利他は、現代とどう違うのか。「自分」があってこその利他のちからとは、どんなものなのか。日本を代表する批評家が、危機の時代における「自他のつながり」に迫る、日本初・利他の入門書。
***
利他主義は利己主義の反対ではなく、というのが第一の鍵。
利己主義:西洋思想によるもの。
利他:空海が初めて使った言葉。
仏教には「自利利他」や「自他一如」という言葉もある。
西洋における「エゴイズム(エゴ=自我)(利己主義)」の逆は「愛他主義」とも言える。
「正鵠(せいこく)を射る」という言葉も、この本で初めて知った。
***
ちょうどお仏壇屋さんのカレンダーに、
「帰ってゆくべき世界は 今遭う光によって知らされる」との言葉があり、
この本の内容とつながる感じがありました。
***
久しぶりに会った友人が、送ってくれたのです。
ありがとう!
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Profile
オカノユミ
コーチだけでなく、
トレーナー、
インストラクター、
コンサルタント、
メンター、チューター、
ティーチャーでもあります。
(最近は、小さな子どもたちのコーチでもあります。)
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