釘宮順子の考現学

豊田市のフリースペースKでは楽しい企画を一緒に考えてくれる人を募集しています!交流、学び、子育て、出会いと学びの場を提供します。ぜひ一度遊びにいらして下さい.お一人の方、お子さん連れの方、大歓迎です。

2009年10月

 昨日、秋晴れの気持ちの良い日。今日もですが。目的の場所に出かける為、自転車を走らせながら、ふと「何だか多忙で、いつもいつも目的の点から点だけを走っているなあ、これでいいのだろうか」と思いました。そうした思いはしばらく前からあったのですが、これでは視野が狭くなるし、新鮮な視点が出てこなくなる、マズイな・・・と。
 大学生の頃は時刻表を片手に気ままに旅をしていたのに、今は目的から目的に向かってです。
 旅ではなくても日常的に、いつも通る道を変える、自転車を徒歩に、車を自転車に・・・というふうに変化をつけると新たな発見があるでしょう。
 そんなことを、さっそく実践してみたいものです。時間がない、ではなく、時間は作るものですから。それを1ケ月程続けてみるとどうなるか、実験してみましょう。
 新たな世界という意味では読書なども、居ながらにしていろいろな世界を知ることができるので、思いっきり乱読したいのですが、こちらもどうも偏った関心のあるものだけ読んでいて、こちらもちょっとどうかな・・と思っているところです。自分の感性や思考にゆらぎを起こすことをしなければ、と結構マジで思っているところです。
 寄り道・まわり道・道草・・・あまり関係のないこと、一見無駄に見えることの大切さを思います。

 今日は午後から、社会福祉協議会の職員の方々とボランティアの方々と一緒に2時間ほど、豊田市駅のペディストリアンデッキの上で「赤い羽根共同募金」の呼びかけをしました。きぐるみのコアラや犬がいたせいと、風船を持っていたことで、まず子どもたちが反応して、お父さん・お母さんと一緒に近寄ってきて募金をしてくれる人が多かったですね。そして、コアラなどをみて「かわいいー」と大喜びする若い女の子たち。いろんな人たちがいて面白かったですよ。
 人の為に何かをしたいというDNAが、人間の中にはあるようです。
小さい子たちも、きぐるみにひかれて募金をしたことも、そのささやかな一歩。小さな助け合いの輪が広がりますように!

  先日、ふと「ほがらか」という言葉が浮かんできました。そう言えば「明るい」という言い方はしても、しばらく「ほがらか」という言葉をつかっていなかったなあ・・・と。「ほがらか」という感じ・・・ちょっといいかも、なんてどうでもいいようなことを考えたりしています。

 秋晴れの気持ちの良い日でした。挙母祭りの山車や紙吹雪が青空に映えていました。祭り・踊りと聞くと、どうもじっとしていられないくらいの「祭り好き」な私です。これは、どうも祖父に似たらしく、小さい頃から、地元の盆踊り(鶴崎踊り)はいつも踊っていましたし、春祭りの山車もひっぱっていましたので、場所は違っても、やはり「おいでん祭り」も「よさこいソーラン」も挙母祭りもその他の祭り・踊りも心躍るのでしょうね。「三つ子の魂、百まで」とは、よく言ったものです。
 さて、先日「おいでん祭り意見交換会」があり、「つなぎすと」としてコーディネーターをしました。「おいでん祭り」が好きな人たちが集まり、話し合いましたが、一度縮小したものを、盛り上げていくのはなかなかです。これからも続けていくには、あなた任せではなく、みんなの協力が必要ですね。
 13日に「ゆずりはの会」と高齢福祉課・社協との共働事業の市民講座(7回)「あなたの老後は大丈夫〜豊田はどうなっているの?高齢者の福祉」の最終回でした。「たまり場」を作りたい、という人が結構いたのは、予想外でした。「フリースペースK」は「誰でもどうぞ」という「たまり場」的なところでもあります。興味のある人には「見学会&説明」をしてもいいかな、と思っています。今日は商店街の中の空き店舗を利用した「パプリカ」に立ち寄りました。大学の先生や学生たちが中心になりながらの「町づくり」などの拠点というところでしょうか。まだ、これからということで楽しみなことです。
 あちこちで、人が行き交い、話し合い、様々なたまり場などができて、新たな人間交際のデザインがされていくと豊かな町になるかもしれませんね。

 連休初日は秋晴れの気持ちのいい日になりました。台風18号の風で百日草がだいぶ倒れそうになっていますが、まだまだきれいに咲いています。
 昨日は「秋川雅史コンサート」でした。私は「市民文化の会 ろんど」の会員として「もぎり」などの手伝いをしてきました。
 これまでいろいろなコンサートを主催したり、手伝ったりしてきましたが、今回ほど高齢者の観客の多かったコンサートは初めてでした。「ろんど」のもなさんも「珍しいね」と話していました。やはり「千の風になって」にヒットで、ご自分で聞きたいと思ったり、お子さん達がプレゼントしたりというケースが多かったのでしょうか。どこのコンサート会場の観客層もそうした人たちが多いのでしょうか。プログラムもなじみのある曲、懐かしい曲も多かったですし、MCも上手でした。秋川氏の声量もすごかったですし、伴奏のピアノも良かったですね。とても盛り上げていました。プラスのオーラで会場を包み、元気をもらってほしいというような話を最後にされていましたが、きっと元気をもらったことでしょう。秋川氏は日頃から、愚痴などのマイナスの言葉を言わないように気をつけている、プラスの言葉を言うように・・・話していましたが、言葉は言霊ですし、歌声は人の感性にストレートに入ってきますから、大事なことと思います。
 私たちも「こんばんは、ごゆっくりどうぞ」とか、「ありがとうございました。気をつけてお帰り下さい」など、できるだけ笑顔で声掛けをしました。
 みなさんも笑顔で帰られていましたので、良かったなと思いました。
 

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