6月30日に東松島市の『ゆぷと』で開催した「チャリティスイムクリニック/フリースタイル流速くなるクロールを学ぼう!」が、お陰さまで無事に終了致しましたことご報告いたします。

当日は第1部が小学生、そして第2部が中・高生とマスターズスイマーという構成で行いましたが、各回とも満員御礼で、とても実り多い時間になりました。

小学生の部のご参加者の中に、ある小学校に避難された際に津波にあい、その体育館に押し寄せた激流の中、必死にバタ足をして生還したという小学生もいらっしゃいました。

「水泳を習っていてよかったです・・・」という生の声も伺うことができ、水泳指導に従事するものとして、改めて身の引き締まる思いがいたしました。


少し写真でその様子をご紹介しますね。

pool4

フリースタイルのレッスンではお馴染の、原コーチの模範泳法からイベントはスタート。ジュニアの皆さん、原コーチの体つきに驚きながらも(笑)水中にもぐったりしながら、熱心に泳ぎを観察していました。


pool10

原も伊藤も時間ギリギリまで熱心に指導していました。彼らががかぶっている「ブルー×ホワイト」配色のスイムキャップが、今回のために特別に作ったたオリジナルです。このキャップにはフリースタイル会員の有志の方から寄せられた支援金を、代金の一部として使わせていただきました。つまり、このキャップが私どもフリースタイルと被災されたスイマーを繋ぐ「結び目」になってくれたのです。


pool14b

最後に、そのオリジナルキャップとゴールドウィン社様よりご提供いただいた「SPEEDO」のエコバッグをお土産にプレゼントしました。予期せぬプレゼントに皆さん大喜び!終了後には「けのびの姿勢の大切さがよくわかりました」「速く泳げるようになった気がする!」などの元気な声が飛び交いました。


pool15

第2部では石巻高校の水泳部員など自力のある選手が集合し、その雰囲気も真剣そのもの。中身の濃い充実したレッスンになりました。写真はクロールのレッスン後に「おまけ」で、原がターンの模範を見せているところ。皆さん食い入るように見ていました。


pool12


励ましにいったはずの原や伊藤でしたが、結果的には参加された皆さんに励まされ、勇気づけられ、こういった機会を得られたことを本当に感謝していたようです。私も会場探しや日程の交渉、その他もろもろ縁の下で右往左往しておりましたけれど、輝く笑顔で泳いでいたお子さんたちの表情に、「ここまでくることができてて本当によかった」と熱い思いを抱きました。


まだまだ復興への道のりは長く険しいかもしれませんが、私どももこれに限らず、こういった活動を今後も継続していきたいと考えています。水泳界のトップスイマーのなかに、もしこのような活動に協力したい、という選手がいたら、ぜひご連絡をいただけたらと思います。まだまだ小さな輪ですけれど、少しずつでも大きくできたらなら、これに勝る喜びはありません。


最後になりますが、今回のイベントに会場をご提供くださり、さらには指導の補助もしてくださいました東松島市健康増進センター「ゆぷと」のスタッフの皆さまに、心よりお礼を申し上げます。また、ポスターを事前に貼るなど、私の活動をサポートしてくださいました石巻市の皆さまに、心より「ありがとうございました」と感謝申し上げます。




pool1

またお目にかかる日まで、お元気で。

そして水泳の練習、がんばってくださいね。

皆さま、本当にありがとうございました。


後藤