茨城県のお客さまから、レカロの購入を検討しており運転中の蒸れ防止の観点から 表皮の通気性について知りたいとのご要望がありましたので解説させて頂きます。

 通気性についての解説はセンター部(レザー以外)に表皮に限定しての解説とさせて頂きます。 気を付けて頂きたいのは表皮の通気性とシート全体の評価は全く別のもので有ることを 十分にご理解頂き下記内容をお読みください。

 また2017モデルのすべて生地を吸放湿性能で評価したものではなく、あくまでも表皮単品で目視で確認 および当社でこれまでに多数取扱した表皮の質感比較や使用の経験則からの 解説となります。厳密な性能条件比較したものでありませんのでご参考としてください。

 現在2017モデルに関して使用されている表皮は、is05モデルは、SRシリーズのカムイ、グラスメッシュ、LXシリーズの3Dエアー、 スポーツシェル(フルバケ)のベロア、アルカンターラ、スポーツスターやAM19、Is84メディカルシリーズに 採用されているアルティスタ351、220限定のダイナミカがあります。

 1番は 単純に生地の構造から通気性がよく蒸れが無いのは、ダントツにis05の3Dエアーです。表皮表目が網目状の立体構造に なっており目視でも確認できるくらいですから、蒸れ等はかなり低減できます。
 過去の同等表皮モデルはエリッセ等があります。 当社も同等モデルのオリジナルメッシュ生地を保有しております。

 2番は351アルティスタです。メディカルシリーズやプレミアムモデルのスポーツスターにも採用されているように、表皮は織り込みにより 作製されているので通気性は抜群です。過去の同等モデルはルマカラー、301,401、レカロストライプ等があります。

 3番はアルカンターラおよびダイナミカです。一見通気性が無いように見えますが、十分な快適性があります。表皮の製造時に ミクロ単位の繊維を成型して作製しているので蒸れも少ないようです。

 4番はグラスメッシュです。一般的な化繊生地になりますが織り込み作製しているようなので、通気性も普通にあります。 一般的に量産自動車に採用されている表皮と同等と考えて頂ければと思います。 過去の同等モデルはシャイニングメッシュです。

 5番はカムイです。一見アルカンターラ風に見えますが、織り込み作製の表皮でなくほぼ100%化繊状態の生地です。 通気性は乏しいですが、表面にアルカンターラ風に毛並みを持たせているので質感は良いです。

 6番はベロアです。これはスポーツシェル専用の生地です。歪なFRPシートの形状に合わせるため伸びることを優先に作製 された化繊生地です。過去にis84のSRシリーズに採用されていましたが、かなり無理がありました。通気性は厳しいですね・・・・・。

 番外ですが、トムキャット生地は通気性や質感も含めて、個人的に非常に気に入っています。表面はザラッとした感じですが 格子状に編み込まれた生地は耐久性、通気性も抜群でとても快適です。現在986ボクスターにSP-GNのセンターを本生地で 張替、助手席はAM19トムキャットを装着しています。

 当社ではオールブラックのトムキャット生地を作製しました。オリジナルのメッシュ生地を含めてご興味のある方はお問合せ下さい!!

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