大阪のオーナーさまから左用のCSE左用アングルジャススターの不具合があるとのご連絡を受け点検致しました。

 本CSEは6月に当社でクリーニングおよびウレタン修理を含めたメンテナンスを実施したレカロです。

 納品時にはすべての動作確認を実施し、オーナーさまも取付後問題は無かったとのご回答を 頂きました。お電話で状況を確認すると、モーターは駆動(回転)しているが上下の駆動は しないととのことでした。考えられる要因は、モーターから上下駆動部への連結に用いる ケーブルに不具合があるようです。最悪の場合、ケーブルが破断していると交換する必要があることも お伝えし、ご来店頂きました。

 ご来店後、当社で確認するとやはりモーターは単体で問題なく駆動しているので、制御系やモーターは 異常なしと判断し、ケーブルの点検に取り掛かりました、

 モーターを固定部から一旦取り外して、ケーブルに確実に接続して駆動すると、上下とも問題なく 動作しました。内部を点検するとケーブルの固定箇所の1部が後方にズレていたため、ケーブル 接続部が半分以下であったため数回の使用で脱落したようです。

 ケーブル接続部を標準の位置に戻してモーターを装着し動作テストすると問題なく上下致しました。

 このような現象は非常に稀なケースで当方でCSEの点検や不具合修理の中でも依頼があったケースは 有りませんでした。製造後20年以上が経過しているので、一般的な不具合対策(電動不良やウレタン修理等) では見極めが出来なことも発生致します。

 このような点も考慮しながら、80、90年代のレカロは付き合って行かなければならないと考えます。

 新しいレカロではそのような心配はありませんが、80.90年代のRECAROの上質な乗り心地やデザインも 非常に魅力的なのでRECAROの選定としては難しいところです。

 なお、今回の修理に関しては、前回のメンテナスとは別項目となりますので作業費用が発生してしまいます。 オーナーさまはその点は十分ご理解頂てたようで、自身の方からお支払を申し出て頂きました。

 取付に関してはオーナーさまは会社に工作機械もあるとのことで、レールはレカロ製他車用を加工して 作製されました。右側はセンターがバッチリ出ましたが、左側はコンソル側に寄り過ぎたので前側に スライドすると先端が干渉するとのことです。

 「レール作製は難しいです!!」とおっしゃってましたが、このレベルまで作製されるのは可なりのスキルですね。

 お盆休みも静岡までご家族で旅行されましたがCSEのお陰で疲労感もなく快適にドライビングできたと 喜んで頂きました。今後もCSEで快適なドライビングを満喫さてご家族の楽しい思い出を沢山作ってくださいませ!!

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