世界的なポルシェチューナー:ドイツ RUF社が空冷最後の993時代に 最高の技術を駆使して作製した993CTRのオーナーさまからのご依頼です。 (しかもこの車両は製造番号1番です!!生産台数50台程度で現在7000万円!!)

 オーナーさまは他の車両でレカロを装着されその素晴らしさはご理解頂いています。

 今回は非常に希少な車両でRUF社が製造した専用のシートが内装に合わせて 装着されています。このシートがオーナーさまには全く合わず腰痛が発生すると共に 助手席の奥さまも同様の症状とのことです。 これをレカロに交換することで腰痛は解決されるのですが、RUF社の純正シートの内部を 加工してレカロテイストを取り入れてほしいとのオーナーさまからの強いご希望があり 本作業を実施することに致しました。

 内容が深いので3部構成のブログでご紹介致します。

 現状のRUFのシートを確認および着座しながらご不満点をお聞きすると、背中面からの 腰のサポートがほぼ無いとのことした。形状を確認するとやはり腰椎2番3番あたりの サポートがなく4番もかなり少ない感じでした。

 こちらにウレタンを追加か手動式のエアランバーを装着し表皮のレザーを加工すれば 問題は解決するとお伝えしたところ、現状も使用しているDSVのように電動で加圧、減圧 出来るようにしてほしいとのご要望でした。

 確かに電動は非常に便利ですが、装備が全く無いシートに電動エアラバーを装着するのは 非常に手間が掛かります。(というより、一からシートを作製するみたいなものです。 正にポルシェをRUFが新たに作製するようにレカロをFREESTYLEが新たに作製!?)

 このような経緯から、RUF純正シートを左右お預かりし代替レカロ装着後、一旦ご帰宅 頂きました。

 シート分解後、背中部へのエアランバーやポンプ装着場所や配管の引き回し場所、 座面部への減圧弁装着場所など、アウトラインを図面に落とし込み、仕様パーツの選定を 致しました。

 図面作製と並行して、装着する各パーツを仮組してユニットとして機能し、性能が発揮できるか 検証するためにテストを数日間実施したしました。

 仮組ユニットは問題なく機能し、シートを作製する図面も完成し、次は作製に取り掛かります。

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