フランス車の2大自動車メーカー、ブルーライオンことプジョーが市場に久しぶりに導入した本気モードの戦闘車両!? 斬新なクーペスタイルのRCZへ、RECAROのフルバケを装着したいとのご相談をいただきました。取付のシートは、RS-G SK100 ブラック×シャイニングメッシュレッドです。
RCZはベースが308と同じプラットホームを使用しているとともに、エンジンも1.6+ターボ200hpとなるので、特別走りを追及したモデルではありませんがデザインが素晴らしいです。デザイン的にはミッドシップの感じですが、エンジンはFFレイアウトで4人乗です。しかし4人乗りとは思えない素晴らしいルーフのラインとそのセンターウエーブ形状は芸術的の一言です。その他、前後左右の斜めから見るフェンダーの盛り上がりも芸術的なデザインです。
1週間のお預かりでしたが欧州車の最新のデザイナーの仕事の素晴らしさが肌で感じれる良い日々を過ごせました。かなり話が飛びましたが本題へ入ります。
今回もレールのデータ等がありませんので、お預かりによる作製です。純正シートは電動タイプでサイドエアバックも装着されていましたので、キャンセラーの装着と電動シートを取り外した場合の不具合が車両側に出るかについて事前に購入ディーラーさまでご確認いただきました。
本車両に関しても2点ほどの解決ポイントがあり、これらをクリアして装着可能となりました。
ポジションに関しては、純正のハイトアジャスター最下段からまだ20mm下げたいとのご要望でしたので、物理的限界まで下げた状態とし、またマニュアル車なのでステアリングセンター等も完璧に出してほしいとのご要望で、こちらの方もご要望通りのセッティングとさせていただき大変ご満足頂いただきました。
レールの作製には大変な労力と経験則が必要となりますが、すべてのRECAROを自分自身で装着し、経験している当社なので実施できる内容と自負しております。
プジョーRCZは2014の今春にレーシングバージョンのRCZRが最高出力270hpで華々しくデビューします。足回りやその他を含めて更にチューンされているとのことなので、こちらをご購入のお客さまも是非RECAROでワングレード上のドライビングをお楽しみください。