RECARO最高峰のCSE,DSEの最後の流れを酌むプレミアム電動レカロESVの
メンテナンスおよび装着のオーダーを頂きました。
ESVはドイツ本国仕様の電動レカロとなり電動操作SWはドア側側面になります。
電動機能はリクライニング、高さ調整、ヒーター、ベンチレーション、エアランバー(腰、脇、太腿)
になります。内部のストラクチャーはCSシリーズが基礎になっており剛性が非常に高いレカロです。
オーナーさまは関東在住で新車からお持ちの日産Z32へis84LX-VSレザー×アルカンターラモデルを
装着されレカロの素晴らしさを感じられました。
今回、普段乗り用のキューブへレカロの装着を検討され昔からの憧れであったプレミアム電動シリーズの
ESVを偶然2脚中古パーツ店で見つけられましたがすべて右用です。
キューブはレカロを左右交換時 センターコンソール部分が空スペースとなるので左側に右用のESVを
装着しても操作スイッチ関係は右側面となるので操作性の不便はありません。
特に装着に問題はありませんので本ESV2脚を購入され当社へお送り頂きメンテナンス等を実施
致しました。1脚はアームレストが左右に装着しれていましたが取外してキューブへ装着ですが
背中側面にはアームレスト用の穴がレザー部に残ってしまいます。こちらは非常に気になるとのことで
2か所とも部分張替を実施致しました。
その他は電動機能点検をはじめ、レザーメンテナス+座面関係ウレタン補修補強など永くお使い頂ける
ように作業を実施致しました。
取付に関しては、レカロ製のレールにて左右へ装着しました。ESVをはじめとするCS,D系のレカロはレール取付
面とシート底面に20mm程度の段差があるので、内レバー仕様ではスペーサが20mm必要となります。
本車両に関してはレールは外レバーでしたのでスペーサによる腰高感もなくベストなポジションにセッティングすることが
出来ました。
画像見て頂いてもお解りですが、ESV左右は本当にプレミアム感!!抜群です。2010年位に廃盤になったのが悔やまれます。
このように存在感抜群のレカロは現在は無いのが非常に残念です。電動レカロでは史上最強AM19電動RECAROマニフィカも
今年廃盤になりましたのでスポーツシートやメディカルシート以外でフル電動はAM19スタイルST-DC351黒ファブリックしかありません。
私を含めたレカロマニアが心躍るような電動レカロの販売を切に願いたいです。
話は逸れましたが、装着完了後関東までお帰り頂き、非常に快適なドライビングで有ったとお礼のメールも頂きました。
今後も電動プレミアムRECAROは販売予定はありませんので、お持ちの方は大切にお使いくださいませ。
永年のご使用による傷みや不具合は当社がメンテナスさせて頂きますのでご安心下さいませ!!
2017年04月
USEDで購入されたオーナーさまからのメンテナンスご依頼です。
お車へ装着前に、クリーニングおよびウレタン修理等のメンテナンスおよびコンソール側への
アームレスト装着の内容でオーダー頂きました。
クリーニングのために全分解し、表皮を点検したところドア側(背中+座面サイド)のナルド生地に
傷みがありましたので価格がリーズナブルは当社のオリジナル黒生地にて部分張替を実施致しました。
オルソペドにアームレストを装着する場合は、内部フレームがIs84ですがエルゴメドのようにレカロ製取付
台座が残念ながら設置されいません。
アームレストご希望の場合は当社のオリジナル品しか装着ができませんので、全分解が必要となります。
今回のようにクリーニング等の内部メンテナンスを含めて実施しますと大変効率的です。
入庫時は、汚れもありましたがすべての作業が完了しますと本当に新品のようになります。
アームレストも装着されているので、オルソペドのプレミアム性が更にアップするとともに、快適性も
向上します。
オルソペドは現行の220系も含めてis84フレームを使用しており、シートレール取付の底面がフラットなので
車種を選ばず取付が可能です。価格は高額ですが主要なの電動機能もあるので(高さ調整は無し)
大変使いやすいです。今回のオーナーさまのようにUSEDで購入されてメンテナスされるのも一案です。
オルソペドのようなプレミアムRECAROも作業関係は経験豊富なので是非メンテナンスのご用命は
RECARO special shop FREESTYLE へ!完璧に仕上げます!!
トヨタ プリウスでレカロをご使用の車椅子オーナーさまからの作業のご依頼です。
車両へ乗り込む際に、シートはほぼフラットな状態まで倒すとのことですが
電動リクライニングが動作すぜ大変お困りとのことでご相談を受けました。
エルゴメドEはカールコードタイプのSWによりシート底面のコントロールBOXを介して
ヒーターとリクライニングを制御しています。今回のオーナーさまはシートヒーターは
使用していないとのことでしたので、リクライニング機構のみを使用できるように
電源回路を再構成致しました。
なお、リクライニングモーターの操作に関しては別置のSWをダッシュボードに設置し
操作用配線を3m程度に加工しました。
本作業により操作の利便性や信頼性が向上し大変喜んで頂きました。
また、その他メンテナンスとして、乗降車性を向上するためにドア側座面サイドのLO加工や
座面関係のウレタン補修補強を実施致しました。
電動の不具合も解消し、シートの補強等を実施致しましたので末永くご愛用頂けると
思います。レカロのカスタマイズなら当社へ是非ご用命ください。
高度な技術力でRECAROオーナーさまのご要望にお応え致します!!
軽自動車の中で抜群のデザイン性を誇るR2スーパーチャージャー仕様へ、プレミアム電動レカロ!!
スタイルST-JCを左右装着のご依頼を受けました。
シートはオーナーさまが新品で購入され、BP.BL系のレガシーへ装着れていましたがお車の買い替えで
ご自宅で7年程度保管されていました。親類の方がお乗りのR2を譲り受けて当社で装着の
予定でしたが2脚とも電動機能に不具合(1脚はコントロールBOX不良、1脚はカールコード不良)が
発生していたので装着前に、全て修理致しました。
電動の修理に関しては全分解を実施しますのでウレタン関係の補修補強も実施し耐久性と
着座感覚の安定の向上を図りました。
取付に関してはレカロ製のレールを使用し、女性の方も運転されるとのことでしたので3ポジションの
最上段で装着致しました。左右セットの本革レザーRECAROは本当にいい感じですね。高級感が満点です!!
室内の干渉に関してはレカロのHPの記載通りドア側アームレストに干渉が
見られますが、身長が175cm程度の方でシートを後方位置へのポジションとする場合はドア側アームレストの
ピークが回避できてるので干渉の問題は無さそうです。
この位置ですとBピラーはスタイルの形状でもギリギリ回避できていますがスポーツやis84SR2あたりは干渉がありそうですね。
軽自動車全般に言えることですが、室内が狭いので干渉は残念ながら避けられません。ウレタン側の干渉に関しては
ドアが閉まらない、シートがスライドしない等の致命傷的な不具合はでませんのでご安心下さい。
ですが干渉に関してはRECARO装着のネックになる点ですが、着座位置の決まらなく腰痛に苦しんだり、運転疲労が大きな
純正シートと比較すると、室内干渉はあってもレカロを装着する利点の方が遥かに大きな場合はあります。
レカロシートはファッションのために車に装着するものではなく(こちらを重視することも大事です!!)快適に疲労なく
ドライビングすることを目的としたシートです。干渉が気になるオーナーさまでも是非レカロをご検討ください。
干渉が気になるようであればシートの加工も可能ですのでお気軽にお問合せ下さいませ!
スバルのBL系レガシーからの買い替えのオーナーさまで ご使用になられてたSP-Gプレデターを装着するためにご来店頂きました。
お車はスバル最高峰のスポーツセダン WRX STiを新車で購入され走行距離は90km!!の状態です。
定番のSTIカラーのブルーではなく鮮やかなレットがスポーツティーさを演出しとてもいい感じですね。
本レカロはカラーリングが大変気に入られ前回のレガシーにお乗りの時、10年ほど前にS他店でUSEDで購入されました。
その時に当社でクリーニングを実施し現在まで大切にお使いになっておられました。
このインパクトのあるライムグリーンはレカロ製のオリジナルカラーです。センターもグリーン系のシャイニングメッシュになっており
とてもスペシャルな仕様です。2004年に限定で200脚のみ販売されたSP-Gで、この時期には他にもSR4サンダーボルトや
その他カラーリングの豊富なモデルが多種多様ありレカロ社もかなり販売意欲が旺盛な時代でした。
またこの時代は小物パーツもレカロ社は拘りがありスライドレールの操作レバーも限定品の赤仕様がありました。
オーナーさまはこちらも購入されており以前のレガシーからご使用になられて今回のWRXにも引き続き装着致しました。
今回は新車ご予約時にレカロをレガシーから当社で取外し、ウレタン入替やクリーニング等のメンテナンスを実施致しました。
ウレタンに関しては10万Km程度使用されたのでセンターの部分(背中+座面2か所)を当社のオリジナルウレタンに交換致しました。
装着に関してはレカロ製スポーツフレーム(ワンポジション)を使用しました。MT車なのでポジション調整に関しては
装着後に実施し、スペーサー等を使用してクラッチの踏切やステアリングの操作位置等、適切なポジションになるように
セッティングしました。
今状態で一点シートベルトのバックル位置に不具合が発生しました。本来レカロには多数のモデルが
あり殆どがリクライニングシートです。こちらを基準にシートベルトバックルステー取付形状を決定しているので
今回のようにスポーツシェル(SP-GやTSG,RSGなど)装着して場合サイドシェルに高さがあるため、シートベルトバックルが
下側に入り込んでしまいます。このため運転時、バックルにベルトを固定することが非常にし難くなります。
本症状は他メーカー(HONDAや日産など)車両でレカロのスポーツシェルを装着して場合にも発生する現象です。
今回もその対策として、現物合わせで延長ステーを作製し、シート側面からバックルの操作ボタンだ見える位置にまで
移動させ操作性の向上を図りました。
すべての作業を終えて深紅のWRXに装着されたライムグリーンのSP-Gを見るとその存在感がたまりません!
見た目ではなく、スポーツシートとしての機能もドイツ本国製のシェルを使用したこの時代のSP-Gは日本製の
TSGやRSGとは一線を画する乗り心地があります。
これからも、素晴らしいWRXの相棒としてプレミアムのプレデターSP-Gでカーライフを楽しんでくださいませ!!