内装がブルーのアルピナB3のオーナーさまからis81CTのメンテナンスのご依頼を 頂きました。

 現在運転席に装着するための302CSモデルのメンテナンスも実施中です。 CTに関しては、分解後のウレタン修理用も実施中ですが、今回は 部分張替について記載します。

 今回の生地はレアなブルー(青)302カラーです。本表皮はCTモデルの 製造が古いことも合わせて在庫がかなり厳しいです。 部分張替は可能ですが、SRシリーズの背面バック側のような大きな 面積は取れません。

 張替作業ですが、どのタイプのレカロにも言えることですが、ドア側の太陽光が あたる部分は紫外線等の焼けにより生地の劣化が早いです。
 またシートベルトも擦れる部分であるので、それにより生地の傷みの進行に 拍車をかけてしまいます。
 今回も画像の通り目視では②のみの傷みしたが、シート分離後に生地の 裏面から圧力をかけると③部分の表皮に亀裂が入りセンタースポンジが露出して しまいます。このような状態ですと表皮はすぐに裂けてしまいます。
 画像を見比べて頂ければご理解頂けると思いますが、③部の302生地の繊維目が 擦り切れて無くなっています。この状態は生地寿命の末期となるので紫外線で 表皮が乾燥していると即座に破れます。

 今回は②+③の予定で張替作業を実施していましたが、隣接する①と④との 結合部表皮も劣化が進んでいましたので、結論的には①~④の4ブロックを 張り替えることになりました。

 右側のところは日焼けはありますが、繊維目の擦り切れや生地の乾燥も無かったので そのまま使用しました。新品の生地とでは張替部で(グリーンのラインから→方向) 色の差は出ますが、同じレカロ製の302表皮なのであまり違和感はないと考えます。

 部分張替をご希望される場合は、今回のように広範囲に広がる(今回のように擦れている 部分黄色〇が4方向に重なる場所の場合)可能性があります。
 301系や401、AM19等に使用されている黒生地に関しては当社のオリジナル表皮が近似なので 問題は有りませんが、ブルー系、パープル系は近似カラーが有りませんのでレカロ製の生地のみが ベストな張替となります。
 レカロ製の稀少カラーは在庫も極小で価格も高い目になりますが、オリジナルにこだわるオーナーさまには 大変好評です。
 レカロ社に在庫が無い表皮も当社では一部取り扱いが(在庫のみ)ありますのでオリジナルカラーに拘りに オーナーさまは早い目にお問合せ下さませ!!

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