名機CクラシックのメディカルシリーズになりますIs81オルソペドのメンテナスのご依頼です。

 本レカロは大変珍しいモデルとなり、通常is81シリーズは、レカロ製表皮はアブス生地が使用されていますが 今回はモジュラーシリーズに使用されているナルド生地であり、しかもモジュラー専用色の405グレーを 使用しています。内部のエアランバーもCクラシック後期モデルに使用されている専用が装備されていました。 こちらはランバー部のエアー漏れが発生しにくスペシャル仕様となります。

 オーナーさまにお聞きしたところ新品で購入されたのはis84オルソペドが発売されるギリギリのタイミングだった とのことなので、秘密裏に!?(笑)is81でスペシャルな仕様が販売されたのかもしれませんね。

 今回は部分張替等も含めてフルオーバーホールを実施しますが、本ブログでのはリクライニングギアー部の 固定ネジの修理をご紹介します。

 リクライニングに関しては画像の大型モーター(RECAROのデカールがいい感じです!)を側面内部の4つの ギアーを介して動作させています。ギアーフレームは別構造となり画像赤丸の部分にメスネジが切ってあり M6ネジで固定します。このネジはT4.5の鋼板に施工してるのでネジが3山程しか無く、使用頻度が多く 調整等を実施するとネジ山が切れて破損します。破損すると4つのギアーをフレームが固定できないので 内部でズレが生じ最終的にはモーターの破損に至ります。

 本事象を解決するには、この部分の内部側面にネジを溶接する方法があります。タップを切る方法もあり ますが鋼板の厚みが薄いので切れませんし、仮に切れたとしてもまた破損する恐れがあるので今回は 確実性を目指し溶接取付としました。

 画像青丸の通り完璧に溶接が出来たので、二度とギアーフレームの固定に不具合が発生することはありません。

 本オルソペドも当時は40万円ほどしたプレミアムレカロなんで、費用を掛けてメンテする価値は十分にあります。

 それでは、ウレタン関係や部分張替後にまたブログにてご紹介します。

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