観光都市、京都でタクシードライバーのオーナーさまからのご依頼です。

 座面の形状が下半身(腿裏、臀部)に合わないとのことで、座面ウレタンを メインにカスタマイズを実施して欲しいとのご要望です。

 繁忙期には1か月で1万km!!1日12時間のドライビングは過酷そのものです。 観光のお客様メインでお仕事されており、待ち時間等も含めて車両のシートに 着座したままで過ごすそうです。

 220オルソは現状で腰の安定は抜群とのことですが、座面ウレタン後方の 傾斜形状の違和感や臀部センター部に掛る座面表皮の縫製結合部および ウレタンに内蔵されているのフック部(画像赤パーツ)による臀部への傷みなどが 発生しています。
 また座面長も股下寸法から比較しますと、サイサポ部を収納した状態でも違和感があり 腿裏には痺れが感じられます。これらの点がストレスになり業務への支障が出てしまうので 今回はこの3点を解消すべく、大胆なカスタマイズを実施致します。

 まず現状のウレタン形状を確認するために、is84系のM座面センターをご要望内容で カスタマイズウレタンおよび仮合わせの表皮を作製しました。完成後オーナーさまに 一度ご来店頂き各部ウレタンの再調整部を確認すると共に、その他の詳細(背中部表皮部分張替 や座面ウレタン加工箇所)について打ち合わせ致しました。

 ご要望をお聞きした内容で220座面ウレタンをカットおよび追加、加工等実施し、表皮に関しても 試作品表皮で完成品作製用のベースになる状態まで作製致しました。

 加工品の座面ウレタンへのフィッティングも完璧でしたので、試作品の表皮を完全分解しこれを型紙に 完成品用の351生地を用いた表皮の裁断、縫製およびベント機能調整を組み上げながら実施して行きます。

 次回は座面表皮組み上げ→シート完成編です。

1