神戸在住オーナーさまからのご依頼です。20数年前に新品でご購入され数台のお車に 装着後、一旦取り外して保管されていました。

 今回のシエンタの前に、オペル:ザフィーラにお乗りになっていた時は、ドイツ車なのでシートウレタンも 固めで欧州ドライバー体型セッティングでしたので問題なかったそうです。 ドイツ車は見た目は純正シートですが内部がレカロ製であることが多いので、ザフィーラもそうだったのかも 知れません。

 今回シエンタに乗り換えて、室内の使い勝手やシートアレンジはザフィーラに匹敵するくらい素晴らしい ものでしたが、シートは全く比べものにならない位疲労感が多いとのことです。

 この状態を改善するために、保管されていたLS-Lをリフレッシュして装着することをお考えになり 当社へオーダー頂きました。

 ご依頼のLSはis84の前期モデルになり80年後半のファミリアやピアッツァ前期モデルに装着されていた タイプのLS-Mと同等となります。リクライニングダイヤル機能部にテンションバネが無いタイプですので シートのガタツキは出やすいですが、ウレタンの硬度や品質は最高レベルです。

 今回のメンテは分解クリーニング後、センター部のみ張替を実施、ウレタン補修補強、オリジナルラバーマットの装着を 主要部分はすべて実施しました。装着に関してはレカロ製3ポジションタイプにて取付し、奥さまも共同でお乗りなるので スペーサーを13mm分挿入することでシートのベース面を高い目でセッティングし、微調整をレールの3ホールで 調整致しました。

 完成後のLS着座されて素晴らしい座り心地や腰部のホールド性に大変ご満足頂きました。 これからも末永くLSをご愛用頂けると幸いです。

 ここで、LSの背中サイド部のウレタン形状について少し記載いたします。 特にLSはベースモデルのLX背中サイド(エルゴメドの背中サイドもLX系です)と比較すると腰部のサポートが 格段に良いです。数値的に表現しますと腰部でmax値約50mm程度深めになっていますので安定感があります。 この感覚を味わうともうLXには戻れないです。ただし腰部が深い分、乗降車が多少し辛いですが腰の安定感と 差し引きすると、気にならないレベルです。また腰のサポートの調整機能がないので体格が大柄なオーナーさまは ウレタンの加工実施や調整機能があるis84LTやis81CTを購入されるのも良いのではと考えます。

 他のオーナーさまで,LSをお持ちの方は是非と当社でメンテを実施して頂きLSの素晴らしさを再認識してくださいませ!!

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