前回は左用運転席CSのカスタマイズやCTのメンテ等をご紹介しましたが 今回はレール作製も含めた装着内容をご紹介します。

 前回、ご説明が抜けておりましたがお車は陸送で納車頂き、特注レール作製により ベストなポジションをご希望されましたので6日間のお時間を頂きました。

 陸送頂とは!!オーナーさまの本気度合いがヒシヒシと感じられます。

 ご存知の方も多いと思いますが、CS系やDシリーズはシートの底面がレール取付面から 30mm程度凸状になっているとともに、シート幅が広い(特にヒンジ部のプラパーツ部が is84等より20mm程度幅があります)ので、シートポジションをベストなレールを 作製するのが非常に難しいです。また、BMWは今回のアルピナもそうですがE36の後期モデル から現行までコンソール側シートベルトバックルに巻取り装置(ガスシリンダー)が付属して います。こちらの部分も国産車のように単純なステーではなく、画像のような構造なので この部分も踏まえてステアリングやペダルセンターを出す必要があります。

 今回はお日にちも余裕があり、現状もis84装着されていた経緯もあり、オーナーさまがレカロ ベースでご希望されているポジションは把握しやすかったので、比較的スムーズにレールの 作製は完了致しました。

 オーナーさまは新幹線で来阪頂き、装着後のお車で最終のポジション調整を実施致しました。 CS系は前側のアングルは手動で40mm程度の可動域で調整ができます。リアのハイトは電動ですので アングルに位置をベストな状態を探り出し、これを基準にリアのハイトを電動で稼働させ、都度の身体状態に 合わせたポジションを取れるようにセッティング致しました。 また、CSシリーズは独自のブロックタイプの腰部ランバーが装備されていますので、こちらに関しても 各部のポジション調整後、最適に位置にセット致しました。

 助手席のCT用はCS用をベースにレール作製しました。こちらは奥さま専用席なので ご来店時に着座頂き、乗降車し易いポジションに調整致しました。

 ブルーのアルピナカラーと302のからリングが最適な組み合わせで、視覚的にもパーフェクトです。 運転席に電動、手動も含めた調整範囲の広いCS系、助手席に上質なウレタンを使用し快適な 着座感を体感できるCTを装着!というレカロマニア感満載のシートコンビネーションは最高ですね。

 素晴らしいE36アルピナとともに末永くスペシャルRECAROをご堪能下さいませ!!

 以下はオーナーさまからのメールとなります。

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豊嶋さま
  シートのオーバーホール・装着、ありがとうございました。 岐阜で一泊して、無事に東京に戻りました。

 運転した感想ですが
 1.シートが、路面段差・うねりを吸収することで、上下左右とも、大幅に揺れが無くなった。
 2.体重がシート座面全体に分散した感じで、長時間の乗車でもお尻が痛くならなかった。
 3.座面高さ調整で、運転姿勢を変えられることも、疲労が少ない要因に思います。

 左右交換したこともあり、少し高い買い物になりましたが、大切に使いたいと思います。 嫁も満足しています。 ありがとうございました。

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