兵庫県在住のオーナーさまからのご依頼です。英国車のライトウエイト:ジネッタ社のサーキットモデル G40のストリート仕様のG40Rへのレカロ装着でオーダーを頂きました。

 純正のシートはデザインは最高ですが、車体の構造と同じく鋼管パイプのフレームに合皮レザーを 施した内部となります。ポジションは低目で最適なポジションが取れますが、着座感や乗り心地は あまり良いとは言えません。

 今回はSP-G(ドイツ本国モデル)をシェルを車体同色のオレンジで塗装し、表皮も黒×オレンジWステッチの スペシャルオーダーを頂きました。

 シート作製に合わせて、サーキット走行を前提とした純正より更にLOポジション化を目指したレールを 御希望されました。シートの作製にはお時間が掛かるので、先行でお車をお預かりしてスペシャル LOポジションレールの作製を実施致しました。

 お車も非常に特殊な構造となっており、車体剛性も確保するためにサイドシェルが非常に太いとともに 内部にロールバーが張り巡らせれています。また2シータのため後方への空間もなく、シートの脱着が非常に 困難です。 レールを作製するためには、どのような車両でも10回程度はシートを着脱しますので 今回のG40Rはドアの開放角度少ないので、全体的に非常に困難を極めました。

 レール自体の構造は、特に複雑にはなりませんでしたが、究極のLOポジ化のためサイドステー構造と シート底面とフロアーのクリアランス確保や重いクラッチを踏み切るために必要な前方へのスライド量の 確保など、オーナーさまの身体情報を認識しながら最適なポジション化を図りました。

 苦労の甲斐もあり、G40R用の究極のLOポジションレールが完成しました。 勿論、本体はドイツ本国レカロ製の高剛性レールを使用し、スライドロック機構もセンターレーバーの Wロック仕様です。

 次回はシート作製および装着をご紹介致しまます。

1