埼玉県在住のオーナーさまからのご依頼です。欧州車で不動の人気を誇るGクラス!! その中でも、元祖W460のステータスをそのまま引継ぎ、細部にまで拘りを見せながら 現代のW463に蘇らせた限定モデルが300cdiプロフェッショナルです。

 手動ミラーや鉄板剥き出しの室内、観音開きのリアドアなどマニア心を擽る内容ですが 純正シートが驚くほどチープで、ほぼ日本車のリッターカーレベルの座り心地です。

 初代のW460は拘りのレカロが純正で採用されis81モデルのLX-Fで最高の乗り心地でした。

 今回はオーナーさまが純正シートの形状に似たAM19トレンドTR-JSをご自身で入手され 当社に張替+メンテナンスのオーダーを頂きました。 張替表皮に関してもドイツ本国からゲレンデ純正の表皮を購入されこちらも当社へご送付 頂きました。

 ゲレンデ純正表皮は裏生地の無い1枚ものでした。この状態でレカロへ張り込みすると生地の 張りが無いので仕上がりや耐久性が非常に悪いです。3mm程度の硬質ウレタンを張り合わせ することで不具合が解消されますので、こちらに関しては専門の業者さまにて加工を依頼し ました。

 張替前に純正シートと張替レカロの表皮の生地方向を合わせるべく詳細に写真にて 打合せを実施致しました。柄的には格子柄なので2脚セット時に左右が柄が揃うのと シート単体でもヘッドレスト+背中センター+座面センターの柄が縦方向で完璧に合うように 型紙作製および裁断が必要となります。

 詳細な打合せを完了し、グリーンの部分およびRECARO刺繍部をゲレンデ純正生地で張替し、 黒のナルド生地部は現状のままので残す仕様で決定致しました。 純正表皮の硬質ウレタン加工後、TR-JSを全分解し型紙を作製し随時、表皮のカット+ 縫製に取り掛かります。

 次回はウレタン修理+シートヒータ装着を含めた完成組み込みをご紹介します。

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