先日引き続き、エリーゼの作業関係のご紹介です。レールもすべて完世掘▲掘璽箸吏・鹿追崗w)篠埠徐ぢ加工も終了いたしましたので装着作業に入ります。

 シートに関しては、シェルカットを施しましたので表皮を再調整するため、一度縫製を 解いて、現状のシート形状に合う形に表皮をカットし再縫製します。

 今回装着させて頂いたSP-Gは1990年前後に製造されたSP-G1の前期モデル(通称: スパイダーリブ)になります。このシートはポルシェ関係で多数使用されており伝説の 930RUFイエローバードや964RSRにも装着された高剛性のドイツ製SP-Gになります。

 SP-G2以降のベルトホルダーがPPパーツ状態でなく簡易的なレザーでベルトホルダが 形成されているので、この部分に関しては現行のRSGやSP-G2以降に採用されている PPパーツに変更しています。また快適装備でオーナーさまがすべてのレカロに装着 しているシートヒーターも背中+座面に装着致しました。
 操作SWは室内のアルミ内装と合わせるべくアルミ板を作製し、そのセンター部分に 操作SWを装着致しました。

 レールに関しては、構造が複雑でパーツ点数も多くなりなりましたが今回のSP-G1に装着して 物理的限界まで下げるレールが完成しました。シートベルト関係もドア側およびコンソール側も シート用サイドステーに固定部を設けることで純正シート同様にシート本体と連動する構造と なり使用時の利便性を図っています。各パーツは塗装後に乾燥炉で焼き付けを実施し スライド時のロック状態等、最適な位置となるように丁重に組み上げました。

 オーナーさまはサーキット走行を実施予定なので4点シートベルトの装着もご依頼頂きました。 背中用のハーネスは現在装着されている補強バーに装着ステーがあるので問題ありませんが 座面サイド部は取付箇所がありません。もともと室内が非常にタイトなお車なので取付アンカー を固定するネジ穴が無いため、アンカー付き装着バーを作製し後方のシートレール固定穴を 利用して装着致しました。

 完成後の納車はオーナーさま多忙のため、次の車両作業の業者さまが引取りに来店されました。

 お会いして、色々とお話が出来なかったのが残念でしたが、チームRSFが総力を注ぎ全てにおいて 拘り抜いたエリーゼの装着作業になりまので、オーナーさまにもお喜び頂けると確信しております。  オーナーさまは京都の日本海側で、遠路になりますが毎回車両をご自身で持ち込み頂き、完成後 も引き取りに来て頂きお車やレカロに関してお話させて頂いています。
 古今、ネットで簡単に物が購入できるので、当社で実施しているシートメンテや作製、レール関係の作製等、 完全手作業の業務に関して、時間が掛かることや現物確認(シートや車)等ご理解の頂けない方がいらっし ゃいます。とても残念ですが、希望するものが瞬時に簡単に購入できてしまう世の中ですから仕方ないと考えます。
 しかし、情熱を持って接して頂けるオーナーさまには、当社もそれにお答えしたいと考えます。 今回のエリーゼ作業は正にそれでブログを見て頂いた通りです。費用もそれなりに掛りますが満足度は非常に高いです。

 最後は少し余談になりましたが、今後も日々技術技能の向上に努めレカロ道を邁進して参りますので 全国のレカロファンに皆さまは是非当社でメンテナンス等実施してくださいませ。  

1