岐阜県在住のオーナーさまからのご依頼です。長年ご使用になっているis84の フレーム関係ヘッドレストのセンター部メンテナスに関してご相談を受けました。

 is84用のヘッドレストに関しては、パットタイプとフレームタイプの2モデルがあります。  パットタイプはウレタンの形状が少し異なりますがほぼ同じ仕様で角度調整および 高さ調整が出来る1種類のみです。
 次にフレームヘッドレスとはis84前期用のネットタイプと後期モジュラーシリーズ用の スリットタイプの2種類があります。(ネットタイプは一部 SモデルにCSモデル同形状 の横長ネットタイプが存在します)
 この2種類は機能的には全く異なり、ネットタイプは調整機能がなく、角度や高さは 一定の位置で固定です。一方のモジュラーシリーズのスリットタイプは、パットタイプと 同様に角度調整や高さ調整が可能となります。
 ヘッドレスト単体でのデザインも洗練されておりスタイリッシュなモジュラーシリーズに 専用設計された点もいい感じです。

 さてご依頼頂きましたメンテナンスですが、ネットタイプはネット部が破損しているので 当社へ送付頂き交換作業を実施致しました。こちらのタイプは交換作業は非常に 手間の掛かる作業となり、分解や組立には専用の冶具が必要となります。
 ネットタイプのネット部が脱落等発生する要因としては、ネット固定パーツが金属 シャフトに固定されている部分が破断することで発生致します。(画像赤〇)
 こちらのパーツを交換するためにも、ヘッド部は分解の必要があります。 今回のオーナーさまのパーツは異常がなく、現状のものを使用できました。

 スリットタイプはセンター部のフィン部が3mm程度のPPとなり強い衝撃で破損する ことが多いです。こちらの部分に関しては、センター部のPPが分離出来る構造です ので今回のようにパーツのみ購入頂いても、器用なオーナーさまですとご自身で 交換は可能です。本パーツもドイツ本国およびレカロJAPANさまにも在庫はありません。 当社は30個程度保有していますが、こちらも完売すれば終了となってしまいます。

 レカロのネットヘッドレストは80~90年代前半のレカロファンには大人気のアイテムですね。 装着した状態で、後方ガラスから見えるネットヘッドレストでレカロ装着がアピールできる! ことが車好きにとってステイタスな時代もありました(私もその一人でした)
 当時は1脚16万円ですから左右で32万円、レール左右+装着費用でおよそ40万円弱 です。価格がプレミアムでしたが装着後のドライビングプレジャーの激変ぶりにノック アウトでした。その感動がこの会社を立ち上げる要因の一つでした。

 少し話が横道にそれましたが、ヘッドレスト系のオーバーホールも当社ではすべて可能です。 DSE用の高さ調整専用品やバッファローレザーでの張替も可能です。すべてのレカロ関係の メンテナンスに関しては是非当社へご用命くださいませ!!

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