兵庫県のSHOPさまからのご依頼です。お客さまからレカロシートの車両乗せ換えをご依頼され レールの取外し作業を実施したところ固定ネジを3本破断させたとともに、取付ネジ穴も脱落 したため修理のご依頼を受けました。

 220系オルソペドは新品シート購入時にレール取付用のM6×30mmが6本同封されていますが こちらのネジには緩み止めのロックタイト(青:強力タイプ)がネジ長さ全長に渡り添付されて います。このネジを使用してレールを固定するとほぼ100%の確率で、次回レール取外し時に ネジが1本~全数折れます。  

 通常、RECARO製シートレールを購入した場合は、ロックタイトの添付無しの各ネジが同封され 既定のワッシャーや締め付けトルクにて装着すると問題ありません。当社では220オルソペド取付 時には、ロックタイト添付ネジは使用せずに、RECAROレールに同封されているタイプのもの を使用するとともに、スプリングに平ワッシャーを追加して緩み止め防止を図っています。

 折れたネジですが、特殊な方法で抜き取りますのでシートの全分解が必要です。(逆ネジタップ による作業ではありません。企業秘密です)またネジ固定部が脱落した部分に関してもフレーム 内部から凸部を挿入し、ねじ取付面から凹部を圧入し最後に溶接で固定します。

 分解や溶接、修理箇所の仕上げ塗装も実施しますので最低でも3日は必要となります。 今回の作業も3本+脱落1か所でしたので3日いっぱい掛かりました。 終了後は画像の通り完璧に仕上がっているので今後も問題なくレール装着が可能です。

 is81やis84のM6ネジ仕様のレカロに関してはネジの破断は、工具の選定ミスや締め付けトルクの 関係でも発生することが多々あります。

 6個のネジ穴に対してネジ折れがあるので5点止や4点止めで装着されている方も稀に居られますが とても危険なので、早急に修理された方がベストです。

 当社は張り替えやウレタン修理以外にも、RECAROのメカニカル的な修理も全て対応が可能です。 レカロでお困りな各オーナーさまは是非当社でメンテナンスを実施して快適で安全なレカロライフを お過ごしくださいませ!!

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