ヒマを生きる

大きな本屋さんで正社員を目指します。

もう少し暑い。

 セミの声は遠くなって、涼しげな虫が鳴いてはいるものの、まだもう少し。
 でもクーラーをつけるほどでもなく、でも微かに汗は浮かび、なんだかなあ。



 最近、生活のサイクルに慣れてきたのか、疲れがたまっているのか、今日の休みも111時起床で半分を失う。昨日ふと思いついて懐かしの『リューナイト』のDVDをレンタル、27時まで観ていたのが響いたらしい。矢島晶子の声はかわいい。

 で、一日そのままゴロゴロして寝たり起きたりラジバンダリ(お気に入り)。
 休むにもほどがある、という感じ。

 何やら関東地方でまたも集中豪雨があったらしく、今日の分の荷物が届かなかったとかで、明日は2日分の商品が入荷するとのこと。ま、その分の体力は蓄えることはできたかな、と、前向きにとらえておく。めんどくさいけど。
 一人でやるわけじゃないから、きっと大丈夫。



 もう少し秋が深まると、友人の結婚式。
 2次会の司会という名誉ある役割を授かることに。久々に人前で喋ることになるわけだけど、幹事も一緒に司会やる人もきちんとしてるから、きっと大丈夫。
 あまり打ち合わせもできなそうだけど、きっと大丈夫。
 かなりの人数が集まるらしいんだけど、きっと大丈夫。

 とりあえず10年ぶりくらいでスーツを新調することに。
 これもきちんとした人たちに手伝ってもらうのできっと大丈夫。

 たくさんの友人と会えるのも、マイク持って喋れるのも嬉しい。そしてそれに向けたイベントの準備、それまでの日々は、やっぱりワクワクと楽しいもので。

天を突く。

 グレンラガン映画化

 何やら割と以前から決まっていたようなんだけど、ついこの間TVCMで知った。
 9月6日から全国ロードショー!

 岡山ではどこでやるんだ!?

 TOHOシネマズ岡南か!
 じゃあさっそくチケットを予約だ!!


 ………


 ……………


 あれ、公開リストの中にタイトルがないぞ?
 もう一度HPで確認して……




 あれ?




 ――秋公開。


 
 ……って、なんだ?



 映画館の方をもう一度確認だ。

 ………

 ……………

 近日公開作品リストにも載ってないぞ?





 あれ?
 あれれ?

 僕のドリルはどこに向かえばいいのだ?



 え〜っと、つまり、、、
 神戸まで観に行け、と?



 ……行こうかな。

夏の終わりのどんでん返し。

 キン肉マンが「すき屋」と組んじゃダメだろー。

 一人暮らしの部屋に驚嘆の「えぇー!?」がこだましちゃったよ。

エンジンも人生も回転させられない。

 翌日に休日を控え、仕事終わりで何となく外へ出かけたくなる。
 ご飯を食べて、コーヒーでも飲みに行って、ぼんやり本でも読んで……
 ちょいとウキウキとしながら車に乗り込み出発。





 ――1時間後。
 予定通りにコーヒー。





 NIS○ANのショールームで。



 帰宅ラッシュ真っ最中の交差点で車が止まってしまったので。
 エンジンはかかるものの、アクセルを踏んでも反応なし。外は雨。周りは車だらけ。途方に暮れても進展なし。
 とりあえず、ディーラーさんに電話して助けに来てもらうことに。

 待つことしばし。通りすがりの厳しい視線や、背後から浴びせられるクラクションにも慣れてきた頃、見慣れぬ男性が窓をノックしてくれて、安全な場所まで車を押してくれる。人間とは何と優しい存在かと感動していると、ディーラーさん到着。

 何となく予想はしていたものの、ディーラーさんが乗り込むと動く。問題なく進む。むしろ快調に走る。
 お腹が痛くなって病院にいったら、診察室で元気になったような感覚。
 思わず鼻を押さえてしまいたくなるような気まずい感じ。
 とはいえ、動かなくなったのは残念ながら事実なので一通り見てもらうことに。



 当然、異常なし。
 多少キャブレターとやらが汚れていたらしく、掃除をしてもらった程度。

 動くようになったのはいいんだけど、どこか複雑な気持ちになった休日の前夜。
 結局、夕食にはありつけず、食欲もなくなってたので揚げ餅を一本放り込んで終わり。



 車は、今日も元気。
 セミの声も少しずつ遠くなってきたなあ。

あの日から遥か遠く。

 Mステに斉藤和義が初出演。
 『歌うたいのバラッド』を熱唱。
 まあ、あの肩の力の抜けまくった人が熱唱したかどうかはともかくとして。
 フルコーラスじゃなかったのが残念だったのも措くとして。

 なんだかしみじみと聞き入ってしまった。

 リリースされてから約10年。
 この10年は、あの歌から始まった日々だったような気がするので。

 なんだかしみじみと聞き入ってしまったのだ。

 ずっと言えないままの言葉が積み重なった。
 大切な思いも伝え方を忘れた。
 映画はネバーエンドを好むようになった。

 1年は1年として、1分は1分として、それぞれに意味を持ち。
 空は日ごとに表情を変え、歩く速さも時々に変わり。

 あの日から遥か遠く、僕はそして、ここにいて。



 ――で、猛烈にカラオケに行きたくなった。

力の証明

 柔道女子63キロ級、谷本歩実。
 金メダル獲得。

 初戦から決勝戦まで、本当に本当に危なげのない戦いで、僕の印象を言葉にすると『大人の柔道』。円熟し洗練された落ち着きのある柔道は、まさに日本が目指す理想の形で、歴史の浅い欧米の柔道と比べれば『大人』という言葉がピッタリだと思う。

 組み手で振りになっても焦らない。
 ポイントを取られても気持ちが揺れない。
 前を向く目が、ひきしめられた口元が、緊張に満ちた表情が曇ることはなかった。

 強かった。とにかく強かった。
 観ていて何の不安も抱かせない姿は、全盛期の谷――田村を彷彿とさせるほどだった。
 強者のオーラとでも言うのか、他を寄せ付けない何かをまとった立ち姿は、世界一の名にふさわしかったと思う。

 全試合一本勝ちではあっても、決勝以外は寝技でさばいての静かな勝利。
 決勝の内股も相手の力を利用した後の先をとった勝利。

 前回のアテネのときのような、豪快さや派手さはなかった。
 だけど、前回以上に僕は興奮している。
 久しぶりに日本の強い柔道を観ることができたから。

 強かった。とにかく強かった。
 強者に祝福を。
 そしてそれ以上の感謝を。

水のある休日

 さて、何の写真でしょうか?

裏見の滝01

 続いてのヒントはこちら。

裏見の滝02






 正解はこちら。ニン。

裏見の滝の表面

 岡山県北にある岩井滝。通称、裏見の滝。
 最初の2枚は、正解写真の裏側だったというわけで。
 なかなかにおもしろい眺めだった。

それはまるで雨のようで。

 これなんて、滝というよりは雨のようで。
 水が落ちているという現象自体は変わらない。見る角度によって、滝も雨のようになる。

 だからと言って、この後に泣きたくなるほどの豪雨になるとは思いもよらず。
 裏側を見たいと思っただけで、中に入って打たれたいとまでは願っていなかったのに、結果的にはずぶ濡れ。
 大変だったけど、今にしてみればよい思い出。
 山を下りたらピーカンだったおかげで、どうにか乾いたし。
 


 こちらはその前に行ったダムの写真。
ダム


 ダム湖。
ダム湖


 そんなこんな。
 湖と滝と雨と、ちょっと川べりの足湯にも行ってみたりして。
 水に囲まれて心安らかに過ごしたきゅうじつだったとさ。

60億分の1の天才。

 その一礼に、彼女はどんな思いを込めたのか――



 鮮やかな一本を取っての勝利。
 勝利でもぎ取ったメダル。

 しかし、畳を降りる彼女の表情がやわらぐことはなかった。
 それがファイナルマッチではなかったから。
 敗者の上がる畳だったから。
 メダルの色が、求めていたものと違うから。

 柔道女子48キロ級日本代表、谷亮子。準決勝敗退――3位。

 いつもの迫力がなかった。
 精彩を欠いていた。
 表情が暗かった。

 ――ような気がする。すべては結果論。

 残り30秒でもらった反則に思わず「え、なんで?」という呟きがもれた。
 現実を受け入れるのに時間がかかった。正直に言うとまだ疑問。
 しかし、彼女自身が言っていたように「負けは負け」だ。

 人生の半分を世界の頂点で過ごした彼女が、北京で見たのはどんな景色だったのか。
 敗北の瞬間。
 勝利の直後。
 表彰台の上で。

 すべてが淡々としていた気がする。
 なんだかとてもあっけなくて、放り投げられるように見せ付けられる現実に頭が付いていかなくて、感情がついていかないままに終わったような気がする。

 印象に残っているのは。3位決定戦の畳から下りるときの、彼女の深い一礼だけ。
 不意に涙がこぼれそうになるくらいに、表情も言葉もないその動作に胸を打たれてしまった。

 あそこにこめられた思いは何だったのか。
 想像することはできる。
 だけど、言葉にすることはできない。
 そして、決して忘れることのない一コマ。



 年齢を考えると、おそらくは今回が最後。
 僕が、この地球上で最高の天才だと思う、世界唯一の人のオリンピックは、あの一礼で幕を下ろした。

ヤングサンデーが休刊になって、夏。

 とりあえず最終号は入手。
 『鉄腕バーディー』の最終ページにゆうきまさみの怒りを見た。
 各種ビッグコミックに放り込まれるらしい。

 ELLEGARDENのベストなんぞをレンタルして聴いてみる。
 ベタに『Space Sonic』が好きなもので。
 日本語の歌詞もたくさんあるんだな、という感想を抱く程度の認識。

 『崖の上のポニョ』を観る。
 つまり今、宮崎センセはああいう白昼夢を見ているということで。
 思ったよりおもしろく、思ったより深刻な感じがした。

 オリンピックがそろそろ始まる。
 柔道はどうやって見ればいいんだろう。地上波のNHKでもやるのかなあ。

 赤塚不二夫が死んだ。
 ――セミの音も笑いに変えて巨星散る
 つまらないな。

 カフェモカにハマりつつある。
 苦甘い感じが喉にしっくりと来ていい。後味がよいものが好き。
 飲み歩きたいが、暑い。お金がない。

 カレンダーが7月のまま。
 ただただ、朝夕が巡り、日付が変わるだけの毎日。
 季節を意識しないほどにのんびりと過ごせているのはよい兆候。

灼熱VSのんびり

 のんべんだらりんと暮らしていたら、財布の中身がこうなっていた。

えんぷてぃうぉれっと

 給料日は25日。
 さてどうしようか休日。

 家でごろごろしているのが一番と思うも、暑いからクーラーをつけてしまって電気代がもったいない。かといって、つけずにいるのは無理。
 とりあえず午前中はなるべく動かずに暑さをやり過ごすことにする。それでも洗濯はする。偉い。コーヒーを2杯飲む。うまい。でも暑い。

 午後。これからどんどん暑くなる。さてどうしよう。
 お金を使わずに涼を取る方法を考える。そしてどうせなら有意義な時間を過ごしたい。
 一つの可能性に思いつく――図書館。



 『食わず嫌い王』のうなぎが旨そう過ぎる。うなぎ食べたいうなぎ食べたい。



 で、家の近くにあるのに行ったことのなかった図書館に向けて出発。
 車なのですぐ到着。
 問題発生。車なので駐車場に入れなければいけない。たぶん、制限時間内なら無料というシステムなんだろうけど、よく分からないので怖くて停められない。
 思案しながらグルグル回る。ガソリンの消費も気になる。このまま家にかえるのもバカバカしい。

 結局。
 仕方なくちょっとだけお金を下ろす。久々に残高がマイナス値に突入。
 自分の年齢を少し確認して、自業自得とか因果応報とかの意味を深く深く考えて5秒だけ反省してこの後の人生を賭けて後悔することにする。

 再び図書館。
 90分無料の駐車場に乗り入れて入館。まあ、深く考えない。
 思ったより冷房が効いていなかったことや、本の置き方が乱雑で探しづらかったりはしたものの、人も少なくて静かでよい。
 有栖川有栖『虹果て村の秘密』
 加納朋子『モノレールねこ』
 2冊を抱えて席を確保。ひとまず時間いっぱい読みふける。
 90分が近くなってきたところで席を立ち、貸し出しカードを作ってもらって先の2冊を借りる。

 次の目的地は実家。
 おそらく買い置きがあるであろうアイスを食べて、気兼ねなくクーラーを動かしてのんびりと読書をしてやろうと企み、ついでに土用の丑を満喫しようと思って、とりあえず母親にメール。

 しばらくして返事は電話。
 「今日は○○のおばさんのお通夜だから来てもいない」
 とのこと。親戚らしいがよく知らない。

 仕方なく帰路に着く。
 着いて気が付いたのは、別にアイスを食べたりクーラーを効かせたりするだけなら別に関係ないということ。しかもamazonで買った『こどものじかん』(限定版DVD付き)も届いているはずだし。

 でも帰路に着いてしまったので引き返すのも面倒くさい。
 こうなったら家でくつろぐしかない。
 どうやったらくつろげるだろう。実家にあった我が家にないものを考えて、それを埋めてみたらどうだろう。

 クーラーはある。コーヒーもある。
 ないものは? ――アイス、座椅子(リリック)

 でも座椅子なんて買う金が――ある。
 多分なければよかったんだろうけど、ある。
 あるんなら買っちゃえばいいじゃん。いいよね。

 と、財布を壊滅させた原因とも言うべき快楽思考によって座椅子購入。



 新しいマクドのCM、東儀秀樹と伊東たけしの共演がかっこよすぎる。



 ついでにアイスも買って帰宅。
 勢いで買った、座椅子に座ってアイス食べながら読書。
 どうせだったら、ということで2年間ほったらかしだったクーラーのフィルターも掃除して万全の状態でくつろぐ。

 この座椅子。座り心地がたまらない。背も高いし、クッションも柔らかいし、背中もしっかり支えてくれる。
 これはもう座椅子などというレベルではなく、『サナギさん』でも語られていたように“THE椅子”と呼ぶべき代物だ。
THE椅子

 それにゆったりと身を沈めて、コーヒーをすすりながら読書。
 『虹果て村の秘密』は思ったより楽しめなかったけど、幸せな時間は満喫。

 クーラーかけっぱなしだったり、ガソリンを消費したり、座椅子を買ったりでお金は使ったけど、なかなかに充実した休日(リリック)。

 そんなわけで灼熱VSのんびりの結果は――



 ドロー。
 明日からもがんばろう。

 うなぎ食べたい。
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