いよいよ埼玉でのジョイントコンサート1か月後に迫ってまいりました。
facebookのイベントページに出演者インタビューが順次掲載されておりますが、こちらにも転載して参りたいと思います!来年1月7日よろしくお願いいたします。

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【出演者インタビュー:櫛田圭右(1)】

12月に入り、2017年も残すところあとわずか、コンサートまで約1ヶ月となりました。
本番までの間、ジョイントコンサート出演者ご紹介をいたします。
楽しみながら読んでいただければと思います!

トップバッターは、チェロの櫛田圭右さんです。

●自己紹介を簡単によろしくお願いいたします。
櫛田圭右です。
一つ目の大学では 電子・情報通信学
二つ目の大学では 器楽(チェロ)を専攻しました。
現在は音楽教室の代表およびチェロ講師をしています。

●今回演奏する曲はなんですか?好きなところ、嫌いなところ、思い出などを教えてください!
ブラームスチェロソナタ第1番第1楽章とハイドンピアノトリオ第24番を演奏いたします。

ここしばらく室内楽を中心に演奏活動をし、あまりソロ曲については演奏してこなかったこともあり、
チェロ定番曲であるブラームスチェロソナタに取り組むことにしました。
ピアニストが東京在住で私が愛知在住なので合わせをするのは出張となり難儀ですが、
音大時代の同級生なので音楽的なことについてお互い遠慮なく指摘しあえるのは音楽をつくっていく上でとてもありがたく思っています。
この曲の好きなところであり、また、嫌いなところはその音楽の大きさです。
チェロとピアノしかないのにまるでオーケストラの譜面を見ているかに感じます。
同時に音楽の大きさに圧倒され、練習を始めるまでにエネルギーが必要です…(苦笑)
チェロとピアノの二人でどこまで音楽の大きさを伝えられるか、本番を迎えるぎりぎりまであがきたいと思います。

●ハイドンのピアノトリオについてもう少し詳しく教えてください。
昨年よりゆるく活動しているピアノトリオに名前がつき「trio meda」としての初の演奏となります。
前回はメンデルスゾーントリオを取り上げましたがなかなか大変で、その後の作戦会議で「次はまた基礎から勉強しよう!」となりハイドンを取り上げることにしました。
メンバーみながそれぞれ別都県に在住なので、あまり回数を重ねての合わせができないのが大変なのですが、
音大時代に同じときを過ごしたことがあるメンバーはやはり安心して音楽に取り組めます。
この曲自体は基本に即しているため、理解がしやすく音の並び自体もそこまで難しいものではありません。
その分、音楽の精緻さ他の楽器への気配り、また、音へのこだわりを追及でき、よりよい音楽をお届けできると思います。
嫌いというか残念なところは、ハイドンはピアノトリオをたくさん作っているのでピアノトリオ第24番と言ってもほとんどの人が「どんな曲?」と思い浮かばないところでしょうか。