★上映スケジュール★
9月9日(土)〜9月22日(金)
◆10:00/20:40
※9日と16日の土曜日のみ8:00のグッドモーニングショウ(どなたも千円)あり

★作品情報★
製作年度:2016年 | 製作国:英・仏・独 | 上映時間:1時間43分 | 英語

原作:「ベルリンに一人死す」ハンス・ファラダ著(赤根洋子訳・みすず書房)   
監督・脚本:ヴァンサン・ペレーズ
出演:エマ・トンプソン、ブレンダン・グリーソン、ダニエル・ブリュールほか

★ストーリー★
 原作は、第二次世界大戦中に、ベルリンで実際に起きた「ハンベル事件」をもとにドイツ人作家ハンス・ファラダが書いた「ベルリンに一人死す」。

 ヒトラー政権下、ベルリンで暮らす労働者階級の夫婦は、戦争に取られたひとり息子が戦死したと知り悲嘆にくれる。夫は絶望をかみしめながらペンを握り「総督は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」と葉書に書き綴り、公共の場にそっと置いて立ち去った。
「ヒトラー政権では暴力が正義に勝つ。加担するな」
「この自由な報道を広めよう。人殺しヒトラーを止めろ」
それから毎晩、夫は文言を変え、字体を変えて、ヒトラーへの怒りをしたため、その行動に気づいた妻も加勢して、なぞの行為は町中の噂になる。
やがてゲシュタボの警部が犯人探しに乗り出すが、2人はもはや命など惜しくなかった。

 監督は「インドシナ」や「王妃マルゴ」で美男スターとして人気を得た俳優ヴァンサン・ペレーズ。2002年に初監督作品を撮り上げて以来、監督と作家としての才能も高い評価を得ている。彼の祖父はフランコ将軍のファシスト政権と戦い処刑され、ドイツ系の母親はナチスから逃れて国外に逃亡した経験を持つ。原作を読んだ彼は、自分の祖先に興味を持ちはじめ、祖父や母についての事実を知って、映画化を切望したという。

★Kozのお勧め!★
 父と母の悲しみは、戦争とヒトラーへの怒りに変わり、静かなパワーが炸裂する。
エマ・トンプソンの胸が押し潰されそうな表情がたまらない。淡々と葉書に憤りを綴る父に扮したベテラン、ブレンダン・グリーソンの、無言の行為がずしりと胃の腑に響き、われわれを勇気づける。

★お問合せ先★
東座 FROM EAST上映会 主宰 合木こずえ TEL:0263-52-0515

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www.fromeastcinema.com