★上映スケジュール★
8月31日(土)〜9月20日(金)
◆8/31〜9/13→12:30/18:30
◆9/14〜9/20→12:30

★作品情報★
☆☆第71回カンヌ国際映画祭審査員賞(2018)
☆☆第71回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞(2018)
☆第91回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート(2019)
☆第76回ゴールデングローブ賞ノミネート(2019年)

2018年レバノン・フランス 製作/アラビア語
上映時間:2時間 5分
監督・脚本:ナディーン・ラバキー
出演:ゼイン・アル=ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ナディーン・ラバキーほか

★ストーリー★
 推定12歳の少年ゼインは、法廷で自分の両親を訴える。罪状は「僕を生んだ罪」。
そして画面は少し前にさかのぼる。

 中東の貧民窟で生まれ育った少年ゼインは、学校に行かせてもらえず、妹のサハルと朝から路上で自家製のジュースを売り、大家が営む雑貨店で使い走りをして働かされていた。両親が出生届けを出していないため、彼は誕生日も自分の年齢も知らない。そんなある日、両親は生活のためにサハルを大家に嫁がせると決めてしまう。ゼインは激しく抗議するが聞き入れてもらえず、二人は無理やり引き離される。妹を泣きながら見送ったゼインは、そのまま家を出た。
行くあてもなく街を彷徨った彼は、レストランで働くエチオピア難民のラヒルに救われ、バラック小屋に泊めてもらう。ラヒルはそこで赤ん坊を育てていた。ゼインはラヒルの留守中、知恵を絞って赤ん坊の世話をする。

 原題の「カペナウム」は新約聖書のエピソードに起因する、混沌や修羅場の意味のフランス語。
「キャラメル」で一世を風靡したレバノンの鬼才ナディーン・ラバキーは、ベイルートの貧困地区に3年間入り込み入念にリサーチした上で脚本を書いた。演じているのは弁護士役のラバキー以外ほとんどが芝居経験のない現地の素人だ。ゼインもラヒルも役柄と似た環境で育っているという。ゼイン役の少年の意志が強く悲しみを秘めた眼差しが心に突き刺さる。
まるでドキュメンタリーのようなカメラワークがリアリティをもたらし、彼らのありのままの感情を引き出したラバキーの演出は実に見事だ。

★お問合せ先★
東座 FROM EAST上映会 主宰 合木こずえ TEL:0263-52-0515

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