★上映スケジュール★
9月12日(土)〜9月25日(金)
10:10/20:30
◆12日と19日の土曜日は、8:00スタートの<グッドモーニングショウ>
(一律千円)があります。
◆20:30の回は電話予約で1,100円になります。

★作品情報★
製作年度2018年 | 製作国:オーストリア・ドイツ| 上映時間:1時間53分
ドイツ語 
■原作:ローベルト・ゼーターラー著「キオスク」東宣出版/酒寄進一訳 
■監督・脚本:ニコラウス・ライトナー
■出演:ジーモン・モルツェ、ブルーノ・ガンツ、ヨハネス・クリシュ、エマ・ドログノヴァほか

★ストーリー★
 1937年、ナチ・ドイツとの併合に揺れるオーストリア。17歳の青年フランツは、静かな湖の町で母親と暮らしていたが、生活が苦しくなり、母親の伝手でウイーンのキオスク(タバコ屋)で働くことになる。店主は一家言を持つ頑固者だ。知見を広め、客に新聞を売るために、あらゆる新聞を読み情報を頭に入れるよう、フランツを諭す。そしてここで働く以上は客の名前を全て覚えろ、とも。常連の中には精神科医のシークムント・フロイト教授もいた。教授は真面目なフランツを気にかけ、折に触れ人生教訓を授ける。教授に「恋をしなさい」と言われたフランツは、街でボヘミア出身の女性と知り合い惹かれるが、彼女は”生きてゆくための男性”が必要な類の女性だった。世情はナチスの武力介入が進み、ウイーン併合は目前。ユダヤ人であるフロイト教授はロンドンへの亡命を決意する。

★Kozのお勧め!★
 スイスが生んだ名優、ブルーノ・ガンツの遺作。それを意識して観ていると、フロイト教授の一挙手一投足が愛おしく、フランツにかけた言葉の一つ一つが胸にしみる。
キオスク店主のトゥルスニエクもフランツの良き指導者だ。十代で、学校の教師以外の師に出会えれば人生が開けると言われるが、フランツは二人の師に導かれ、確実に成長してゆく。演ずるジーモン・モルツェのひたむきな表情と学びの精神が現れた横顔がいい。彼の欲望や願いが象徴される夢想のシーンにより、少年から青年へと変わる心理状態が良くわかる。フランツがフロイト教授に「どうして人はのべつまくなし誰かを好きになるのか」と問うシーン。教授の「頭から水に飛び込むために、水を理解する必要はない」のセリフが忘れられない。

★お問合せ先★
東座 FROM EAST上映会 主宰 合木こずえ TEL:0263-52-0515

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