2011年07月23日

私が育った“日本でいちばん暑い街”が誇るお祭り。それが「熊谷うちわ祭り」。
7月20日〜22日に開催されるうちわ祭りが、熊谷市民にとって暑い暑い夏のはじまりです。
思い出すのは、毎年お友だちが泊まりにきて、ゆかたを着せてもらい、
うちわを持って、みんなでお祭りに行ったこと。最後に行ったのはもう10年以上も前です。
しばらく行っていなかったお祭りに、思い立って帰ってきました。
山車
熊谷市の真ん中を走る国道17号を車両通行止めにし、
12町区の山車・屋台が、太鼓、摺鉦、笛の「熊谷囃子」を鳴らしながら巡行。
ライトアップされた山車の豪華さ、お囃子のにぎやかさは“関東一の祇園”と称賛されるほどです。
お祭り広場

お囃子とともに、子どもにとってのお楽しみは、街中の道路の両脇に立ち並ぶ夜店。
わたあめ、金魚すくい、風船、お面、べっこう飴、お好み焼き・・・etc.が私の幼少時の定番でしたが、
最近はずいぶんラインナップが変わっているようですし、夜店の数もだいぶ減りました。
4歳の甥っ子はスーパーボールすくいに挑戦! ボールの形状は違えどもこれは昔からありました。
スーパーボールすくい

お祭りのフィナーレは、山車・屋台が集結する“叩きあい”。
3日間でおよそ70万人が集まるお祭りの、もっとも人出が多い最終日の夜、
人と人が押しつぶされそうにもみくちゃになりながら、その横をぎりぎりの幅で山車が通り、
狭い道を山車と山車がお囃子を競うようにすれ違いながら、「お祭り広場」に向かいます。
叩きあい
12台が広場をぐるっと囲むように並ぶと、迫力は圧巻! いちばんの見せ場です。
人混みをかきわけ、かきわけ、並んだ山車の 真ん中に入り、叩きあいを見るのが恒例で、
勢いよく鳴らされる12町区のお囃子の響きが重なる中で、“熊谷の夏”の到来を実感。
山車の前までぐいぐい進み、中学生の甥っ子といっしょに、
裃を着て、「総代」の提灯を持ち、いまだ現役でお祭りに参加している76歳の父に手を振りました。

“せっかく行くのだから”と久しぶりに着せてもらった浴衣は、やっぱりうれしい。
浴衣
夕方からの日帰りながら、しっかり「熊谷うちわ祭り」を満喫。
さすがに夜店には興味がなくなりましたが、山車とお囃子にココロが騒ぐのは“熊谷っ子”の証です。

morimadofromhisayo at 23:38│コメント(5)まどかのログ │

この記事へのコメント

1. Posted by マカロン   2011年07月25日 00:28
浴衣、似合ってます!
とってもお似合いですよ!

うちわ祭り、知りませんでした。
通行止めにするくらいなので、大きなお祭りなんですね。
人、人、人ですね(笑)

子供のころは、夜店にしか興味がありませんでしたが、大人になると逆ですね。
・・・風情がわかってくるんですかね〜。

それにしても、日帰りなんてタフですね。
2. Posted by Kazue   2011年07月25日 09:04
浴衣姿とても素敵です。
お祭りなんていいですね。私も今年は花火大会に行こうかしら。でも、人込みが苦手で。
また、暴動が起きるのではないかと警察も消防署も気を張り詰めているみたいです。
3. Posted by alpha   2011年07月25日 11:41
来年はアフカングループで見に行きます。
宜しくね!!
お父ちゃまにも頑張ってもらわないとね。
4. Posted by ひげ   2011年07月25日 16:34
ウチの子は3日間フル参戦でした。
お祭りが終わった今、トンテントントンテン・・・、と口で言いながら歩いています。
5. Posted by 森まどか   2011年07月29日 23:23
>マカロンさま
ありがとうございます!お世辞でも嬉しいです(笑)
京都のお祭りなどもいろいろ見てきましたが、
うちわ祭りはなかなかの迫力で一見の価値ありだと思います!
あ、地元の贔屓目かもしれませんが…(笑)
北関東ご出身であれば、ぜひお勧めします。


>Kazueさま
バンクーバーの夏の花火大会はすごいと聞きましたよ。
ぜひ浴衣を着て、夏の思い出を!
浴衣姿を見たら、周りの人たちが喜ぶでしょうね♪


>alphaさま
来年、ぜひぜひ♪ ムサママも喜びますよ。
お祭りは体力を消耗するから大丈夫かしら?という周囲の心配をよそに、
ムサパパもいまだフル参加でがんばっています。
ジイジに手を振るのが孫の役目とばかりに、海クンがハリキッテいましたよ。


>ひげさま
「小学生になったらお祭りに出られるんだよ」とアサヒが言っていましたよ。
数年後には山車に乗って太鼓を叩いてるかもしれませんね(笑)
しかし“お祭り好き”は誰の血ですかねぇ〜??? パパ? ママ?? ジイジ???

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