外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

2005年06月

ロングスティ その3 受け入れ態勢

ロングスティがポピュラーな他の国、他の町のことは分かりませんのであくまでもバンクーバーに限って書きます。

僕が不思議だと思っているのはロングスティする滞在先です。
皆さんどこに滞在しているのでしょうか? 2週間程度の短期でしたら、一般ホテルとか、ウィークリーホテルとか、B&Bなどが考えられます。 1ヶ月をこえると家具付き貸しマンションが妥当でしょうか?

ここで一つ、大事なルールがあることを知っておいてください。
家具付きのマンションの一室を借りる場合、バンクーバーの法律で30日が最低滞在期間です。 また、その上位法である管理組合規定はそれより長い60-120日を規定しているところもあります。 ですので、もしも家具付きマンションに滞在する場合、30日以内でしたら違法ですので御注意願います。 (最悪、追い出しを食らう場合があります。) また、管理組合規定で最低滞在期間がそれより長く決めているところも同じことです。  でも、それを無視しているロングスティーオファーがあるようです。 

僕はまず、そういう受け入れ側の無知さを改善する必要があると思います。 それから、空いている自分の部屋を貸すというケースもあるようですが、この場合、家主と借り手が双方に顔を合わせる機会が多く、トラブルになるときもあるようです。 この場合の根本的問題は日本から来た借り手が横柄であったり、「客」として家主を使用人のように扱うケースがあるためでしょう。 続きを読む

ロングスティ その2 コンセプト練り直し

ずいぶん前、バンクーバーの旅行業界の方と話をしたときにその方がいたく嘆いておりました。 バンクーバーは観光都市といわれながら、3時間で観光は終わっちゃうし、一度は来たいけど二度来たいという人は激減しちゃうんですよと。 僕は今、手元に統計数字がないのでこれが本当かどうか、検証はできません。 が、まんざらうそではないと思うことのひとつにウィスラーへの直行ツアーです。 バンクーバー空港からウィスラーにバスで直行、街には立ち止まることもありません。 日本からカルガリー直行の飛行機というのも脅威でした。 バンクーバーでトランジット、兼観光スティというのがないのです。

なぜバンクーバーはリピーターが来ないのでしょう?
それはここが住む町で日本人がドキドキする街ではないことかもしれません。 ロスのように遊園地があるわけでもない、NYのような都会があるわけでもない、パリやイタリアのような美術、芸術があるわけでもない、食事も特段うまいわけではない。

観光という意味では日本人には全部中途半端。 続きを読む

海外ロングスティ その1 さて、事の発端は? 

この話題は興味深い人が多いでしょう。 いや、実際、どうなるのかということに関してはさまざまな見方があると思います。

僕は旅行会社の人間ではないので「一海外居住者」兼「数十年後の一潜在顧客」として海外ロングスティーを考えてみましょう。

知っている人もいるかもしれませんが、日本でロングスティーの走りといえば1986年、旧通産省主導で計画して大失敗したシルバーコロンビア計画が発端です。 スペインに日本人(老人)村をというコンセプトは確かに物価が安く気候が良く、食物も海の幸が多い同国で老後をのんびり暮らすとは悪い発想ではなかったですよね。 ところが、海外からの批判と同時に日本からもほとんど不発でした。

で、92年にロングスティ財団ができて、もう一度、シルバーコロンビア計画を見直しながら日本人の海外での余暇の楽しみ方を考え、提供するというになりました。 このロングスティ、さて、何がロングでどんな人をどんな目的で滞在させるのかという具体論は残念ながらはっきりしていません。  で、それを「推測した」内外の会社がまぁ、いろんな企画を立てています。 ところが、土台がしっかりしていないから、焦点ボケを起こしているのが現状ではないでしょうか。

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バンクーバー自転車月間

バンクーバー在住の方、こんなこと、知っていましたか? バンクーバー市が中心となって自転車による健康増進とエコロジーを推進していて毎年、6月は自転車月間として自転車を奨励しています。
マウンテンバイクあり、ロードバイクあり、はたまた、ママチャリの変形ものも最近現れつつありますね。

僕は小さいときから自転車が好きでほっておくとどこまでも自転車で行って親泣かせだったそうです。 高校の時にはクラスメートから中古で買ったプジョーの自転車で四国を一周したし、大学に入ったら自転車のクラブに入ってひとつの青春を築きました。

その後、日本でサラリーマンやって自転車とはまるで縁がなかったのですが、こちらに来て、しばらくしてからまた乗るようになりました。 

若い人のレースグループにはもう、体力的についていけないですが、でもこの歳にしてはよく走るほうでしょう。 昨日、今日の土日で150キロほど転がしました。 でも、それ以上に何がいいって、このバンクーバーが一番美しく6月に好きなバイクに乗って気ままに走るサイクリングをして気持ちがすっきりリフレッシュできることかな。続きを読む

ダンクタンク

ダンクタンクってご存知ですか?
水を入れたドラム缶をふた周りぐらい大きくしたタンクの上に人が座れるいすがついています。 その横に的があり、ボールを投げてその的に当たるとタンクの上にあるいすがパカッと外れて上に座っている人が水の中に落ちるという仕組みです。
これは昨日、TDバンクでやった恒例のダンクタンクでいわゆる寄付金集めのメインショーですね。
銀行から「これこれこういうところに寄付をするので法人のお客様、よろしく寄付を」という丁寧なレターがきて、営業担当者がどうぞよろしくと電話攻勢をするわけです。
僕も付き合いがあるので毎年、必ず寄付をさせてもらっていますが、今年もこのイベントだけで95、000ドルも集まったようです。 

で、そのダンクタンクの上に座る人は実は、銀行の法人部のおえらさんだったり、その銀行のお客さん、しかも名の知れているところで結構上のクラスの方が座るのです。 みんないろんな衣装を着てきます。ほとんどハローウィンのノリですが、逆に、スーツをびしっと着たいかにもエグゼクティブという人がスーツのまま上に座り、タンクに落とされてびしょびしょというケースもありました。
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世代交代

今しがたデベロッパーの業界の一年に一度のアワードディナーから帰ってきました。  500人以上が参加するこのイベントはまさしく業界の最先端をゆく物件とそのリーダーたちが表彰されるわけですが、今年はびっくりしたことに明らかな世代交代が起きていたことです。

通常は会社の会長や社長が表彰台に上がり、一言述べるのですが、それがすっかり影を潜め、自分の子供や会社の次を担う人が次々と表彰を受け取っていったのです。

僕もびっくりしていたのですがある方の祝辞にも同じようなコメントがありました。 でもこれはこの業界にとってはすごく喜ばしいことなのです。

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少子化って何? その3 どうすればいいの?

日本に限らず、アジア全般の少子化問題に対して返ってくる答えは
子育てに金がかかる。
自分たちの生活で精一杯。
子供の人数だけの子供部屋を確保できない。(マンション住まいの場合特に)

で、政府では子供補助金などの検討がなされているという話しも聞きます。
ただ、僕は、お金を与えたからどうなるというそんなストレートな話ではないと思います。 

僕らが小学校の時には授業が終わると一目散に校庭でドッジボールをしたりして暗くなるまで遊びました。 校庭は子供であふれていました。 
確かに僕も塾には小学校二年から行きました。 しかし、時間を盗んでは外で遊んでいたのを良く覚えています。

今はそんなことはすっかりなくなって塾に行く、テレビゲームで遊ぶ、外は危ないから遊ばせない、という管理された子供になってしまっているようです。

子供同士のコミュニケーションもなければ親と子の本当のふれあいも少なくなってきているのでしょう。 サラリーマンのお父さんとは平日の会話はなく、休日はレストランに連れて行くことがコミュニケーションだと勘違いしている親がたくさんいます。 レストランや遊園地は介在、道具であってどうやってヒューマンタッチを生み出すかが問題なのです。続きを読む
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