外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

2007年07月

雑感

今日は思いっきり箇条書きに最近思っていること。

一つ目。日本の選挙。まぁ、敵失といわれているようだけど、本当にそうだね。民主党がどうかき回してくれるか知らないけど、彼らは政権を取って運営する能力の経験が薄いからどうだろうと思うがね。僕は混迷と見ます。

二つ目。最近の韓国。かなり焦りが見えるようです。サムソン電子といい、現代といい、そのGDPの大きなポーションを占める財閥系の決算や営業成績が振るわない。理由はウォン高と日本中国にはさまれた中途半端さ。考えてみれば過去20年、韓国は日本を真似てきたが、独自性の評価は下回る。日本が眠れる獅子という感じだったので90年代は延びたけどさてこれからは正念場。

三つ目。中国人のメンタリティ。基本的には盗んで自分のものにするというスタンスはずっと変わらないのです。韓国と違うのは中国は頭脳流入を受け入れるだけ入れて後ははい、さようなら、とする点だね。新幹線だってコンピューターだって全部そうさ。たとえば、IBMが売ったレノボだけど、あれは、IBM末期は日本IBMの技術で持っていたようなもんだ。日本人は踊らされないように注意しよう。

最後にカナダ。バンクーバーの若い人が働かなくなったのは金持ちになったせい。でも、このブームもやっぱり、そう続かない気がしてきたよ。意外とバンクーバーの建設業界は厳しい風が吹いてきたようだよ。新しい物件が少なくなる一方で建設業者や労働者がものすごく増えてきているようだ。バンクーバーの景気がこの1,2年で激変する可能性はあるよ。確率は30%程度と見たい。さてどうなるか。

と、最近気になっていたことをつづって見ました。
ではまた。

為替と株3

このところの動きをもう一度おさらいしてみましょう。

まず、米ドルと円ですが、最近やや、円高傾向が見えています。これはアメリカがしばらく金利を上げないという方向性と日本は一方で金利を上げるという動きから来るものだと推測しますが、もともと金利差はまだ5%もあるのですからあまりこれにこだわることはないと思います。一方、カナダドルと円に関してはカナダ中央銀行がたぶん、今月と9月に金利を上げてくる可能性がありますので円は弱含みであることは変わりありません。
つまり、円は米ドルに対してもカナダドルに対しても引き続き、弱含みという味方は僕は変えていません。

さて、以前、僕は日本株に投資する海外ファンドははたして徳をしているのだろうかという事をこのブログで書きました。どうも、やはり、パフォーマンスは為替を入れると相当悪いというのが実体のようでした。今週あたりから市場では円安は日本にとりよくないということがしきりにいわれ始めました。そんなの当たり前じゃ、と僕はいいたい。それなのに輸出企業の後押しのようなことばかりをいって円安歓迎という風潮は世界の中の日本の地位を押し下げるだけで相対的にはプラスにならないはずです。今頃気がつくなと言いたいが、まぁ、市場というのはその場限りのこじつけをつけるのが上手なのでほっておきましょう。

問題はスティールの様なアグレッシブファンドは日本の風土に馴染まないということが裁判で指摘されたことです。これにより、外国資金は逃げ時を狙うはずです。とにかく、日本市場でのパフォーマンスはよくない。スティールを含め、海外のファンドマネージャーは短期での一定の成果を上げる必要がありますのでこの円安局面で15−20%以上の株式上昇銘柄をコンスタントに探るのはなかなか大変だと思います。そりゃ、たぶん、新日鐵は1200−1300円を狙える位置に来ていますが、それ以外の銘柄の幅が広がらない。ここが問題です。新興市場も全然さえない。

ということは日本株の独歩安というのもシナリオとしては充分考えられると思います。

来週の市場は目先明るいと思いますが、さてさて

では。

夏真っ盛り3

こう暑いと仕事もしたくなくなるけど、それ以上に仕事をするなといっているのがこの雑居ビル。
実はこの数日のバンクーバー猛暑でここの電力会社のダウンタウン地区の変圧施設の一部がぶっこわれたそうだ。そのため、節電の一環で事務所の窓のブラインドを閉めて冷房効率を上げ、且つ、冷房は午後6時に切れる事となりました。 はい、私は今、午後6時5分にこれを書いておりますが、西日がガンガンはいる私の事務所はサウナ風呂状態になりつつあり、そろそろ退去しないと倒れちゃうんじゃないかと思います。

大体、この雑居ビルは20階建てで40−50の会社が入居しておりますが、僕が事務所を普段出る7時半に残っている人は掃除のおばちゃんぐらい。掃除のおばちゃんは時々、事務所に入ってくるなり、僕が事務所に残っているのではっとして、それから冷静に、「アァ、あなた、まだ仕事していらっしゃったの?」と一言。そういえば、ここの掃除のおばちゃんは5時に一斉に仕事を開始しますが、まず、便所掃除からはいるので5時から6時の間は使えないときが多い。つまり5時には退社するという前提なんだよね。

この暑いバンクーバーではその退社時間は更に早くなり、この時期は4時頃がピーク。これが金曜日になるとかなりの割合で半ドンになる。それと多いのがお客と昼御飯を食べて帰るパタン。この場合、昼飯にはアルコールがつくんですよ。要するにカナダ人とアルコールをふまえたお食事をしたい場合、金曜日のランチ。これが絶対狙い目なのです。
僕はこれで役人も飲ませ続けてきましたから。ここの役人は裏金やギフトはとらないけど、酒は結構飲みますからね。
明日の金曜日はテラスを持っているレストランはきっとすごいにぎわいだろうと思います。

これがバンクーバーの最高の時期で最高の楽しみだという気もします。
僕も酒飲んで2時上がり、してみたいな。
長くカナダに住んで何時までたっても日本人を止められない者の嘆きでした。

ではまた。

どうしたの、日本の政治?4

正直言ってここまで悪運を引きづった安倍ちゃんにちょっと同情しようかな。

組閣が悪かったのか、大臣の品位が悪かったのか、はたまた、小泉反動なのか、ひどすぎだね。もともと安倍ちゃんはあれだけ個性の強かった小泉さんのあとだったので保守的に且つ、引かれたレールを実務派のごとく、進める使命感があったはずです。というより、そうすることが安倍政権をうまく泳ぎ切る方法だったと思います。
例えば、アメリカの巨大企業ではいわゆるカリスマ性の高い経営者のあとは高い実務能力を持った人を持ってくることでうまく運営しているケースが多い。例えばマイクロソフトね。

まぁ、政治家というのは常に前に出たがるからなかなかそうさせないのかもしれないけど、安倍ちゃんの場合は彼の良さを一度も全面に出せなかったな。

今度の選挙?さぁ、どうなるかね?基本的には自民は大敗するはずなのだけど、それ以上に民主党は主張がないから結局変わらないような気がします。こんなのは今日に始まったわけではないのだけど、昔から自民を批判するだけで自立能力のない野党だったから自分でドライブしたり、自分で絵を描いたり現実的な政策を作ることができない。

いずれにせよ、安倍ちゃんは退任を考えるべきだな。要するに顔を変えることで自民党のイメージも変えることができる。誰ができるって?誰でも同じよ、小泉さん以外はね。だって自民党と野球の巨人は同じようなものでバックオフィスがうるさいのよ。塩崎さんでいいんじゃないの。彼、若くて受けが良さそうじゃない。一方、民主党も党首を替えるべきだな。小沢君はもう古い。彼ではイメチェンどころか、古い名前で出ていますだよね。

本当に日本の政治は吉本並におもしろい。

ではまた。
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