外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

2008年03月

東京レポート その44

最近は半年に一度、日本に来ているが、そのたびにいろいろな思いを持つのが日本のテレビ番組だ。

僕はバンクーバーではテレビジャパンを入れているが基本的にはNHKの実直な番組主体。まぁ、事実を知るという意味ではこれで十分だよね。
日本のすごいところはテレビの力。地上波デジタルに限定すれば、基本的に7チャンネルしかない。僕の実家はそれにケーブル放送が入っているのでそれ以外に約30チャンネルほど見ることができる。

が、僕は日本でこのケーブル放送を見ることは極めて少ない。テレビ番組表を見ると映画チャンネルが邦画と洋画で5チャンネル、邦楽と洋楽で3チャンネル、もちろんCNNを含めたアメリカチャンネルも英語でも日本語でも見ることはできる。この辺はバンクーバーのケーブル放送と同じ。が、バンクーバーでは見たい番組がないから専門チャンネルを見る。が、日本の場合は大多数の国民は地上波デジタルを見ると思う。
なぜなら、番組が面白い。

が、それ以上に気がついてもらいたいことは朝番組は主要チャンネルはどこも同じスタイルでニュースを解説している。それは、キャスターに専門家、あるいはタレントが同席し、主婦や素人向けに画像や優しい解説をつけながらそれなりに高度で専門的な内容まで掘り下げる。悪く言うと週刊誌のテレビ版ということになるが、もちろん、週刊誌よりははるかに内容は良い。

仮に日本のすべてのサラリーマンと主婦とお年寄りと学生が同じ番組を見たとしよう。少なくともかなり掘り下げた高い知識を持って情報を確保することができる。この点は立派。日本人の知識水準が高い所以のひとつである。ただ、日本の怖いところはみな同じ情報と判断力になるということだ。つまり、ある事件に対し、これは悪いとテレビでいえば国民は悪いと判断をする。それは、テレビが一方的に悪いとする理由を画像と証拠で固めるから。
これが日本が「羊」と同じといわれる理由。つまり、同じ情報で同じ答えを埋め込まれているからその答えしか出てこない。まぁ、コンピューター回路にそう判断しろとプログラムされているようなものかな。

僕が大学生のとき、新聞は読み方に気をつけるということを学んだ。それは、各誌、それなりに新聞社の主張が入るからだ。朝日と読売はその典型。だから、日経を読んで中立になれといわれた。なるほど、それなら、テレビはNHKということか。
でもそれは、中立的な事実のみをインプットし、それが良いか、悪いかは自分で判断する力をつけよという教授のメッセージであったわけである。

そういうことは大事だと思う。だけど、日本の地上波放送、やっぱり、面白いよな。今日も見ちゃおうかな。




東京レポート その34

僕は昔、外交官になりたくて、大学3年のときは一日12時間とか勉強していた時期があったのだが、願いかなわずだった。試験科目で近年外交史というのがあるので大体、幕末から昭和までかなり高度な知識を要求された。特に厄介なのがいわゆる戦争時代。僕らの年代は日教組が強くその時代のことは学校教育では最も消極的であったので一番、抜けている部分でもあるのだ。

そこを必死に独学していくと日本外交というのが少し見えてくるわけでこの外務大臣はどうとか、首相はどうだった、天皇はどう答えたとか、そんなことをかなり掘り下げて勉強したわけだね。結果、僕は幣原喜重郎という外交官で終戦直後に総理まで歴任したこの重鎮に至極感銘を受けた。ちなみに僕から見る本当の政治家はあと、浜口雄幸と広田弘毅、高橋是清だな。

まぁ、ともかく、幣原さんは自伝を一冊だけ残している。それを先ごろ読んで彼の東京の仮住まいであった駒込の六義園に行ってみた。六義園は日本庭園として東京の9大庭園のひとつであまり目立たないけど、よく手入れされた庭園。僕もこの庭園に行くのは小学校以来だな。

僕は、幣原さんが自伝で「庭はすばらしく、海外からのお客様を喜ばせるには困らなかったが、首相には似つかわしくない小屋のようなところにすんでいた」と記述されていたのをよく覚えていた。
入り口で入場料を払いがてら中年女性の方に「すみませんが、幣原さんがお住まいになっていた家はどこにあるのでしょう。」と単刀直入に聞いた。その方はわからなかったらしく年配の知識ありそうな女性がすぐに出てきた。「どのようなことでしょうか?」と再び聞くので幣原さんがどこに住んでいたか、見てみたいというと、「ここは岩崎さんがお持ちでしたが。」という。岩崎さんは三菱商事の創立者だね。が、幣原さんは岩崎弥太郎さんのお嬢様を奥さんにもらっているのだよ。「いや、幣原さんが東京の仮住まいでここにお住まいになっていたはずでが。」というと、「それなら関東大震災でみんななくなりました。」という。幣原さんが仮住まいしていたのは終戦直前までだ。関東大震災はもっとずっと前。思わず、「あのー、幣原さんって名前、知っていますか?」と聞くと、「えぇ、名前ぐらいは聞いたことがあります。」
で、僕は食い下がる。「元首相までされた方でここに仮住まいを持っていたのです。が、小屋のような家というのでどんなものか見たいのです。」
すると、この女性は突然、「館長、幣原さんがどこに住んでいたか知っていますか?」と大きな声で聞くが、なにやらぼそぼそと声が聞こえたが良く聞き取れない。
そして、「ですので岩崎さんの庭がこの辺ですので.....」とわけのわからない返事が来たのでもうこれ以上議論してもわからないと判断し、「もう結構です。」とあきらめた。するとその女性は「私も長くこの仕事をしていますが、そのような質問を受けたのは初めてです。」

まぁ、僕もかなりマニアックな域に入っているのでこんなことを聞く人はいないのかもしれないが、それにしても館内で長年仕事している人がその辺を押さえていないというのは失格だな。日本人はもっと深く掘り下げた専門的レベルの知識を押さえたその道のプロをもっとたくさん作るべきだと思う。

ちなみに僕の庭内を見た限りでは幣原さんの小屋は心泉亭ではないかと思うがさてさて。

では。

新銀行東京に思うこと。4

東京にいると日本の話題がまた、別の角度から見えてきます。その中で盛り上がっているひとつに新銀行東京の行方だね。

この銀行は都知事の石原慎太郎氏が大前研一氏のアドバイスを基に立ち上げたのだが、そこからちょっと路線がずれて、中小企業に積極融資をする銀行となってしまった。ところが、その融資はかなりずさんな管理で不良債権が山積してしまった。その結果、もともとの銀行への出資金、1000億円を食い込む債務超過状態。そこでこの銀行をつぶさないためにあと400億円を東京都が出す、出さないでもめている事件だね。

ちなみに銀行の株主は85%が東京都、あと著名企業が残りシェアを少しつづ取り合っているという感じ。

揉め事のひとつに石原氏が呼び込んだという仁司泰正というトヨタ出身の社長だ。この人の経歴を見るとじつはトヨタといってもそのあと、トーメンの立て直し役を買われたが失敗で降格人事を受けたあと豊田通商の監査役というルートなので一般企業からするともう、ぜんぜん「だめ人事」だ。その人が何故、この銀行の代表者になったか?銀行業の専門でもないしね。その後この社長はやめて、いまは3代目の社長さんだが、この人も東京都港湾局長の人だ。つまり、何でいつもこういう非専門家がトップに立つのかがまるでわからない。

マスコミの論調はもちろん、×。専門家の論調はつぶせ。石原さんも責任は感じているようだがつぶすのにはまだ抵抗をしているようだ。

さて、石原さんとは僕はほんの少しだけ縁がある。僕が秘書をしていたころ、青木の会長さんと石原さんはまぁ、電話一本でやり取りできる関係。そんな時、石原さんが青木の本社にやってきて青木と会談をすることになった。僕は石原事務所に電話をして先生の「お車」が何時ごろ本社につくか確認したところ、さもいつものことのように、「先生はタクシーでお一人でお出になります」。青木の本社の入り口は裏通りに面していてわかりにくいので「では、先生に私が青山通りの青木の本社ビルの前で待っていますからそちらにお越しいただくように。」と伝えてもらった。
ころあいを見て青山通りに立ち、行きかうタクシーを見ていると一台の黄色いタクシーが止まった。そこから長身の石原さんが一人、出てきた。簡単な自己紹介をし、青木の本社まで約100メートルを歩く。あの有名人の石原さんと人通りの多い青山通りを歩くと自分が有名人になった気がしたが本社に入っても行きかう社員が一様に見る。これはいい気分だった。
そのあとも何度か石原さんは青木の本社にお越しになったがそのたびに僕が青山通りで待ち構えていた懐かしい思い出がある。

話を元に戻そう。大前さんの助言もどうだったのかという疑問もある。なぜなら、大前さんは当時ばんばん潰れていた日本の銀行をみてこんな銀行に都民の大事なお金を預金できますかといったわけだ。それで銀行を立ち上げた。が、大前さんが指摘したのは銀行のバブルみそぎが終わったあとだ。それなのになぜ、そんなことを言い出したのか?
次に石原さんの失敗は中小企業への積極融資。そのころは日本がデフレでみんな苦しい。大手銀行は病み上がりで融資には慎重。そんなことで中小企業からの悲鳴をうけてそういうスタイルをとったのだろう。であるとすれば、大事なことを忘れている。まず、融資の審査だ。これが、実に甘かったらしい。銀行に提出された決算の数字だって適当だったとか。普通、決算は公認会計士が認めた数字でないと数字ではない。それを先方の数字を信じて処理した。それから、コンピューターでの自動融資判断。アコムや武富士ではないのだから、そんなコンピューターで処理できるものではない。企業融資というのはもっとギトギトしたものだ。
それから、もしも信用度の落ちる企業への積極融資ということならば、金利を高めに設定し、担保も十分に確保する必要がある。一般銀行は融資先の借り入れ信用度が下がると別グループに担当替えになり、厳しい取立てが行われる。これが新銀行ではまるでおこわなわれなかった。ノウハウがないという以前だよね、僕はそれを何度も経験している。
この銀行経営は高め金利で融資し、高めのリターンを預金者に返す。 ハイリスクハイリターンを標榜しなくてはいけなかった、もしも石原戦略を進めるとすればね。
だから、この辺でもともとのストーリーラインが狂ってしまったわけだ。

正直言うと、石原さんに世の中の本質の部分はわからないだろう。エリートで上流社会にいる人は飲み屋の経営とか、胡散臭い通販の経営者の百戦錬磨の人をだます能力とは接することがないだろう。餅は餅屋。石原さんにはそういう支流の裏側みたいなところはわからないだろう。でも、こういうところでみんなやられてきたんです。バブルの清算でたくさんの金融機関が潰れた本当の原因はやくざがらみの土地開発で過剰融資をしたからでしょう。つまり、専門家でも間違える非常にセンシティブなエリアがあるのだよ。

私感としてはこの銀行はいったん清算。もしも石原さんが経営陣をプロの取立て屋とプロの査定屋で固めたら、この銀行にわずかながらもチャンスがあるかもしれないが。

石原さんはユニークな人。そういう点では小泉さんに通じるところがある。これは良い。この人材不足の折、石原さんをつぶさないためにもこの問題の処理は慎重に行うべきでしょう。

東京レポート その14

今東京にいます。 半年にいっぺんぐらい来る訳ですが、まぁ、目的は日本、というより東京のセンスを維持すること、日本人の感覚を取り戻すことにあります。
まぁ、東京のセンスとは、洋服、食べ物、サービス、品質、包装などなど見る物、聞くものすべてです。何も東京のセンスが世界で最もいいとは言い切りませんが、いいものも多いのでそういうものを盗むのです。日本人の感覚とはまぁ、日本語しゃべって日本の文化に浸っていると3−4日で戻ってきます。これは大事ね。まぁ、リハビリなんですよ。充電期間といってもいいですね。

ただ閉口することもあります。
先日もある本屋に併設されている喫茶店で本を読みながら時間をつぶそうとしたとき。ほぼ満席だったのでしばらく黙っていたのだけど、席についても誰もサーブしてこない。で、ようやく、声をかけてアイスコーヒーを注文。この間約5分。日本では珍しい。そこからが面白かった。周りの席を見渡すと水しかサーブされていない客が続出。そのうち、僕の目の前に座っていたOLの人が店員に「まだですか、注文したアイスコーヒー?」と催促した。そして、雪崩のように連続して4組ぐらいの客が催促をしたのだ。隣のサラリーマン二人は「コーヒー、30分待っているんだけど。」とかなりお怒り風。そのうち、おどおどした大学生風のバイト君。向かいの席のOLさんに「お待たせしました、アイスコーヒーです。」といってまず、コースターを敷いた。その次にガムシロップを置いた。が、そこで手が滑った。ガムシロップがテーブルの上に転がった。OLさんの顔が引きつった。わかる、わかる、その気持ち。そのあと、要領悪く、テーブルを拭いてようやくアイスコーヒーがサーブされた。その間、OLさんはバイト君から思いっきり距離をおいて手の動きから目を離さず。そりゃそうだ。コーヒーこぼされたらたまらん。
その次に僕のところに来た。ごめん、隣のサラリーマン君、僕のほうが先に来ちゃったよ。が、僕もバイト君からは思いっきり距離を置いて、こぼれないかどきどきしながらサーブし終わるのを待っていた。サラリーマン君のテーブルにはそれから10分ほどしてサーブされた。「おいおい、コーヒー一杯40分かよ。」

久しぶりに最低サービスの店だったなぁと思わず、カナダならチップゼロだぞ、といいたくなった。ということで、日本は何でもサービスがいいわけじゃないのよ。

某大手銀行に用があって電話したとき。「海外送金の件で本人確認で電話したのですが。」というと、「少々お待ちください。ただいまお調べしております。」といって保留音になった。5分ほどして、「もう少々お待ちください。」という。そこで、
あの、僕の名前も口座番号も聞かなくて何を調べているのですか。」というと「あぁ、すみません、お聞かせいただけますか。」といって、また保留。
しばらくして、「大変お待たせしました。恐れ入りますが、これから言う番号に電話していただけませんか。」といわれ日本のサービスのレベルが低いということに気がつくわけです。大手銀行ならこの場合はこう対応するということをきちんと勉強させるべきです。あるいはそういう知識があるものに電話を対応させる必要があります。カナダで銀行に電話するとコールセンター一括処理ですよね。これはセンターの職員が正しい事務処理をするからです。こういう対処が必要ですね。

日本は大体、サービスがすばらしいといわれています。そうでしょう。お店でもの買うとお店の外まで袋を持って外であらためて深々と頭を下げる。でも、これでだまされてしまうのだよ。頭下げるのがサービスではない。商品に対する深い知識が必要なのだよ。その点、良かったお店の例として、伊勢丹のメンズ館でのこと。ある商品を買った際、その商品に関し、懇切丁寧に説明し、どんな質問にも的確なアドバイス。最後に、「ご使用中、何かありましたらいつでもご連絡ください。海外にお住まいのようですので私のメールアドレスも渡しておきますので連絡いただければ対応いたします。」といわれた。これはすばらしい。ここまでできれば、国際対応。世界でも通じるサービスだと思います。

日本、サービスはいいといわれているけれど、必ずも本当のサービスをするところはそうはないということを改めて印象付けました。

次回は新銀行東京の件でも書きましょう。

今日は最近の僕のブログのおさらいです。4

たまに自分のブログを読み返してみるとまぁ、そんなにはずしていないなぁと自己満足してにやつくこともあるのですが、正直、うそかいても大げさなことかいてもいけないと思うのでこのブログは本当に僕の誠心誠意のものですのであらかじめ申し上げるぞよ。

まず、日銀の総裁選びの件ねぇ。3月6日付の日経新聞の一面のトップに社説のような形で大きく取り上げられていました。基調は僕の指摘していることとまったく同じです。要するにこの緊迫する国際経済の微妙なときに総裁なしでもいいじゃないかとする政治家の愚劣さを鋭く批判しています。また、日銀総裁選びを政治の駆け引きの道具とする点についても厳しく指摘されています。こんなの、外から見ると当たり前のことなんだけどねぇ。

二つ目は円ドル相場のこと。2月29日付で為替に変化。円ドルは100円を目指すと書きました。今日、今の相場で102.71をつけています。今日の円高ドル安はアメリカ景気の先行き不透明感が改めて強まったということでアメリカ株式が売られたことを受けています。問題は明日の雇用統計だな。これが予想を下回るとそこで円は一揆勝負に出るでしょう。この週末は要注意です。アメリカの経済でものすごくトリッキーなのはアメリカでも海外進出型企業は新興国でものすごく儲けているので国内の不調を打ち消しているのです。そのわなに気がつかないと開けてびっくり玉手箱だよ。実態はかなり悪いと見ています。

三つ目は株式ね。今日は大きく下げている東京市場。大きな目安としてダウの倍動くと見てください。たとえば今日はダウが214ドル下がったから日経平均は430円ぐらいの下げとなります。最近の動きは見事にこれにマッチしています。なぜか。東京市場に自力で上げ下げする能力がまったくないということでしょうね。その証拠に東京市場の後場は基本的には惰性相場。つまり、前場の午前10時までにその日の相場は実質終わっているのです。さて、今後の動きですが、僕の年初の下値は12500円と見ていました。実際、その予想は今のところ当たっていますが、その後のブログで(確か、2ヶ月前ぐらいかな。)12500円を切ってくると次は11000円まで止まりがないと指摘していました。さて、僕はまだ12500円の攻防を期待しているのですが、アメリカ発の悪いニュースはもう少しありそうですからこれは11000円を覚悟したほうがよさそうです。ちなみにダウも11000ドルを目指すと見てください。

最後にマクドナルド裁判。これは本当に日本の労働社会に風穴を開けたいい裁判でしたね。高野さんに改めて感謝。あの後、セブンをはじめ、続々と店長管理職に見直しが続きました。日本は今変わろうとしているなぁというのがありありとわかりました。

ということで僕のブログ、読む価値あると思う方、今後も継続購読をよろしく。

では。

日銀の総裁3

なにやら日本ではつまらないお遊びをしているようですね、小沢さん。
次期日銀総裁を選ぶのに政府推薦の武藤さんを不同意とするようです。
いや、こんなこと興味ない人にはどっちでもいい話なのですが、これはすごく意味のあることなんです、少なくとも僕にとっては。

どの国にも中央銀行というのがあります。この中央銀行は一般銀行へのお金の貸し出しや回収などを通じ、景気の調整をしているわけですが、一般的には中央銀行の政策というのは政府は不介入であり、高い独立性を維持しています。というのは金融政策が時の政治家の主張などに流されては国の長期的な経済の安定が図れないからです。

今回、日銀の総裁の任期満了に伴う新総裁の選定で政府、つまり、自民党は現副総裁の武藤さん推すことにしていました。が、小沢さんがいやだといい始めたわけです。僕は小沢さんが武藤さん主導の日銀運営が嫌いというのではなく、単に予算案の問題でそのお返し的に武藤さんを推薦しないという考え方が幼稚で稚拙であると思うのです。要するに民主党は自民の言うなりにはならないのだという実力を見せ付けるという反抗期の僕ちゃんみたいなことをしてくれたわけです。

こんな政治化が主導する民主党って本当に信頼できると思いますか?
僕は国民が自民嫌いになってしょうがなくて民主党を推しているのだと思いますが、前にも言ったように自分たちのポイント稼ぎ的要素が強すぎて国民や国の運営を邪魔しているだけだと思うのです。

僕は有能な政治家がたくさんいるのですから、もっと個人個人の能力が発揮できるような無所属の人たちの集まりを作りもっと自由な雰囲気で政治を組み立てていくような仕組みを作るべきです。今の自民も民主も政党政治の一番悪い部分を前面に押し出してしまい、結果として誰も興味を持たない政治運営をしてしまっています。

海外の目から見た日本の政治は本当にがっかりです。小泉さんと竹中さんはきわめて高い評価をもらっていました。その後は推して知るべしです。海外からの投資がいまひとつ伸びないのも政治不信という点はすごく大きい。こんな状態が続くのなら国民が両党にたいし、NOを突きつけるぐらいの気持ちがないといけないと思います。
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