外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

2009年02月

「いっそ、社長になってみる」かぁ。4

何気でメルマガの「まぐまぐ」を見ていて「いっそ、社長になってみる」というタイトルが目に留まりました。(僕もまぐまぐの愛読者です。)

組織から離脱して自分で道を切り開く。いいですねぇ。道は険しいですが。

芸能界でグループを離脱していく人、いますよね。あの人たち、成功する人もいますが、基本的にはかなりの確率で消えていきますよね。グループにいてグループが売れてくるとメンバーの力関係、考え方が微妙にずれてきます。そうするとどこかでグループ離脱が起きるのですが、多分、離脱する人の心理は、「俺にだって出来る。独立してやる。」という気持ちでしょう。

ですが、過信は禁物です。グループにいたとき、なぜ自分たちの音楽が売れたか、良く考えてみましょう。まず、配信会社があります。プロデューサーもいます。衣装やステージのセットアップもプロダクション会社がみんなやってくれます。あなたの音楽やビデオやステージはさまざまな人たちの支援があってこそ素晴らしい作品が出来たのです。

ビジネスの独立も同じです。あなたが素晴らしい営業成績をあげたとしましょう。でも、それはあなたの能力を営業に特化できるバックグラウンドがあったということに気がついてください。あなたがひと月に1000万円の営業が出来たのは部内の仲間のサポートがあり、会社という看板があり、そして、売れる商品があるという複合要因で出来たのです。

脱サラという言葉をききますが、基本的には二つのルートがあると思います。

一つは本当に起業する方。或いは自営業を行なう方。
もう一つはサラリーマンという組織体から離脱すること、だから、タクシーの運転手でもいいし、先日書いたコンビニのオーナー店長といった上からあまり束縛されない仕事に就くという方です。

後者の場合、社長というタイトルにならないケースもあると思いますが、ある程度の自由と自己責任での仕事はゲットしたわけです。つまり、「社長」に一歩、近づいた訳ですね。

「社長」という音はなかなかいいものです。以前聞いた話ですが、サラリーマンにとって名刺に「社長」というタイトルをもつことは永遠の夢だとか。どんな小さな会社でもいいから社長になってみたいということは昔、時々耳にしました。

でも現実の社長さんは案外、社内でもっとも質素な生活をしていたりするものです。それは、社長さんがお金の大切さ、売り上げから経費を引くと現実はこういうものであるということを身にしみて感じると共に無駄を省こうとする気持ちが前面に出てくるからです。

閉塞された世の中、チャレンジと勇気を持ちながら自分自身に磨きをかけていき、いつか独立するぐらいの気持ちで仕事に向かうことはとても大事です。
日々、流されないで、高い目標を持ってあなたの人生を勝ち抜いてください。

今日はこれを読んでくれている方にエールを送ってみました。
勇気付けられた方、ハイ、クリックです。
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ではまた。

あなたは現金派?クレジット派?4

モノを買うとき、いつも思うことがあります。

日本にいると財布が立つほど札束を持ち歩く人いるよなぁって。

で、支払いも高額になると現金が多かったりして。というのは、例えば、有名電気店やカメラ屋で20万円のテレビを買うとするでしょう。店の人は、「お支払いはいかがいたしましょう。カードですとポイントの値引率が2%下がりますが。」
暗に現金で払え、といっているわけね。だから、○○○カメラに行くときは僕も財布が立つほど現金を引き出してからいざ、特攻となるわけです。

あまり行きませんが、飲み屋もカードより現金を好みますね。昔、カードで払おうとしたらカードの場合10%増しだって。これ、はっきり言って暴力バーですよね。

確かに最近はクレジットカードのポイントをためるということでカード払いの人も増えてきたようですが、まだまだ日本は現金が多いようです。

一方、北米は現金をあまり持たない国です。まず、ATMで現金を引き出しても20ドル札、カナダドルなら今や1600円相当ですが、のお札しか出てきません。いまだに50ドルや100ドル札は嫌がられます。だから、とにかくカード、それもクレジットとデビットを多用します。

200−300円相当のものでもカード払いは普通です。もっとももらう商店側もカードの方が安心したりすることもあります。偽札をつかまされる心配はないし、カードに事故があってもカード会社が負担しますからね。

海外と日本で考え方の違いの一つに信用というものがあります。
まず、海外でクレジットカードが普及した一つの理由は相手が信用できるかどうか分からないのでそれを調査し、資金を立て替えて払ってくれる会社に依存するという体質から来ているのではないでしょうか?(ちなみに小切手はいまだバウンス、つまり引き落とせない事故が散見されます。)

一方、日本は手形の国なのです。手形、これは会社間でしか流通していないでしょうから皆さん縁がないと思います。ちなみに僕もほとんど縁がありませんでしたが。

手形の原型というのは「てぎょう」と読み、戦国時代の合戦の頃、負けそうな武士が命乞いをして助けてもらった人にお金を後日返す、というスタンスから来ているそうです。つまり、血判が入った約束なのですね。それはとりもなおさず、「この俺が信用できないのか?」というお約束であり、そのペナルティーとして二度、不渡りを出すと銀行からレッドカードが出るということです。

とすると日本でクレジットカードの普及が遅れ、個人の現金か会社の手形決済が主体である意味は「俺はこんなに金があるんだ。ほれ、もって行け。」という個人や会社の信用度を前提に商売が展開しているのだろうと思います。

僕は海外で商売をする側としてクレジットカードでありがたい思いをしています。例えば月極めの駐車場の料金をクレジットカードで決済できるからです。要するに毎月取り立てることなく、頂いているクレジットカードの番号をピッピッピッと押せば2−3日後には会社の口座にお金が入っているのです。

日本の手形決済ははっきり言って苦労したことがあります。80年代終わりの頃、不動産の仕事をしていたとき、相手方が手形が決済できなくてジャンプ、つまり、決済日を延期することが年中あったからです。
また、大手の企業から工事代金をもらっても手形のサイト(現金になる日)が6ヶ月といった長いものもちょくちょく見かけました。僕はこんなのは「支払い」ではないと思います。ローンですよ。

そういう意味では日本の手形システムは立ち遅れた決済手段だと思いますけどね。

支払方法や考え方も日本と北米ではずいぶん違うものです。

ということでへぇ、と思ってくれた方、クリックです。
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ではまた。

起業とチェーン店4

起業とチェーン店というとこいつはいったい何を書き出すのか、と思われることと思います。

僕は昔から起業する人を応援しています。そして、起業の一つにフランチャイズという手っ取り早い方法があります。
つまり、出来上がっているシステムに乗っかってビジネスをするのです。

コンビニエンスストアを想像してください。
商品は工場からどんどん納品されてきます。宣伝、広告はどんどん送られてきます。
新しいシステムは逐次紹介されます。そして、フランチャイズのオーナーのための会合がしばしば開かれ、さまざま「経営教育」を受けます。

そして、あなたはオーナーという名の「店長」として働くわけです。
そう、あなたに経営の自由度はほとんどないのです。なぜなら、本社という超頭脳明晰集団が作ったマーケティングプログラムは万能であり、あなたのアイディアより素晴らしいと考えるからです。

また、あなたのロケーションにマッチしたもっと正しい販売方法があったとしてもあなたのロケーションに合う細やかなマーケティングは通常行ないません。それは統計的手法により最大公約数を取るため、公約数から外れた場合でもやむをえないという判断をするからです。

ふむふむ。では、チェーンコーヒーショップ。
あなたは大のコーヒー通です。でも、日本全国、或いは全世界にあるコーヒーチェーンであなたのコーヒー通は満足されるでしょうか?多分、NOです。それは最大公約数の味だからです。

では、ハンバーガーショップ。例えば、カナダにはグルメバーガーという別カテゴリーがあります。いわゆるチェーンのカウンターサービスのバーガーはレギュラーバーガーで、グルメバーガーとは明らかに区別されます。僕は時々グルメバーガーを食べに行きます。カナダで大体、1000円から1500円だせば申し訳ないけど、二度とレギュラーバーガーは食べられなくなるぐらいうまい。

それは、こだわりなんです。

はい、今日のポイントです。

アメリカで始まったチェーンビジネスはあくまでも80点のビジネスだということに気がついて欲しいのです。すべて80点、だから合格なんです。だけど、もっと上を狙うならチェーン店ではないのです。

カナダの東、ニューファンドランド辺りに行くとディナーで最も込むところの一つにマクドナルドがあがるそうです。ディナーです。なぜかというと、一番安心して食べられるということらしい。つまり、知らない店に入り、まずいものが出てきたらどうしようという大変コンサバなお考えがマックを支えているということを以前、読んだことがあります。

ハイここで、冒頭の起業の話に繋がります。

起業家マインドを持った方というのは何かに秀でている方だと認識しています。そのレベルは80点ですか?多分、もっと上だとおっしゃるでしょう。つまり、その才能をうまく商売というレールに乗せることであなたの起業に可能性を見出すことが出来るのです。でもチェーンには勝てません。

理由は何でしょう。それは総合力ではないでしょうか?あなたが、ある一分野にとても秀でていても残り99分野にも80点以上取らなくてはチェーンには勝てません。

僕は今日、街を歩きながらあるチェーンコーヒーショップの前でうちの店と何が違うのか、改めて印象付けられたことがあります。それは、店先にある綺麗なカラー刷りの宣伝なんです。おいしそうなコーヒー、飲みたくなるようなコーヒーの写真がドンと飾ってあると、あぁ、入ってみようかなぁ、という気にさせるのです。

写真一枚ですが、自分で撮る才能、修正し、グラッフィックデザインを施し、印刷するという一連の流れだけでもプロに頼めば目が飛び出るぐらいのコストがかかります。これがチェーンとの圧倒的な差の一つだと僕は思っています。

起業される方は身近にあるチェーンのビジネスのあり方を参考にされると良いと思います。そして、経営者はかなりゼネラリストになる必要があるということ、これも覚えて欲しいことなのです。
レストランの二軒目が成功する確率はドンと下がります。なぜでしょう。それはあなたの目が行き届かないからです。つまり、二軒目は自動で動かない=チェーンとしてのベースが足りないということです。

これを理解されたうえで起業を考えられるとあなたのリスクは少しは減ってくるでしょう。そして、80点以上取れる自身があればあなたはチェーンを負かせることだって出来るのです。

いかがでしたか?
これは僕が皆さんと経営へのチャレンジと勇気を分かち合いたいという願いから書いてみました。
ちょっとはやる気、出たぞ、という方、ハイクリックですよ。
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では。

今日はいいニュースがたくさんありました。4

僕個人ではありません。日本にとってですけど。

まず、高島屋中国進出。
それから、インドの新幹線網拡充
パナソニックの白物家電欧州での販売を倍増計画
それを言えば先週にはトヨタの5月からの増産計画もありました。

そして、バーナンキFRB議長はこの景気は2010年には脱出するとの見方を示しました。

どうです。
見事なラインナップでしょう。

ポイントを確認しましょう。

中国、インドへの投資ないし、その可能性です。前から指摘しているようにこの二つの大国は人口も多く、国土も広い。一方でインフラを含めた社会資本がまだ十分に整備されていません。ですのでいわゆる内需拡大という言葉に一番反応しやすいのはこの二つの国なのです。そこに日本の技術、能力、知識、経験が反映されるとなると大変大きなマーケットになるのです。

それとここに為替がどう絡んでくるかというのも今後、注目されると思います。ブログに書きましたように米ドルが基軸通貨として維持されるかどうか注目されている中、少なくともリスクヘッジをする動きは出てきています。仮に日本と中国、日本とインドというトレード関係の場合、決済にドルを極力絡ませない可能性があります。これにより、今後通貨が強くなる元やインドルピーを取引ベースにすると日本にはメリットは大いにあるでしょう。

パナソニック、トヨタのニュースは世界規模での生産調整を見越した動きだと思います。現在、体力のない会社がばたばたつぶれています。まさしくダーウィンの自然淘汰説のようなものです。淘汰されると価格競争から品質競争に転じます。日本の製品が世界でもっとも品質が高いということは疑う余地がないでしょう。となれば、日本が復活する素地が十分整ってきたということです。

そして最後にバーナンキ議長の景気回復の兆しの時期についてはじめて言及した今日のインタビューには意味があります。要するに専門家も含め、この景気が何処まで落ち込むのか分からないという見方でした。トヨタですら決算見通しを出せなかったくらいです。今日、議長が回復時期についてある程度の指針をだしたことには大いに意味があります。そして、これが各国の財務担当にとり、目標水準になるでしょう。

とすれば、この目標に向かい、各国が更なる政策を打ち出し、現況を改善していくことになると思います。

もちろん、目先、大型倒産が待ち構えていると思います。カナダの地元紙にも僕が指摘したとおり、今後数ヶ月以内に販売店の倒産が増えるだろうという記事がビジネス面トップにでています。しかし、これは予見できていることですから、底が霧と闇の奥底にほんのりと見えてきたというのであればこれはとても意味あることになるのです。

このところちょっと暗いトーンのブログが多かったのですが、今日はパーンと打ち上げてみました。
皆さんも一緒に明るくまい進しましょう。
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では。


どうやって生き延びていきましょうか、この世の中。4

もちろん、日々悪化する景気の話です。

よく言われることに倒産は不況になってから半年から一年経って急増するといいます。というのは会社というのはそれなりに体力を持って仕事をしています。体力とは資金です。

ところが、予想外の事態が長く続くとこの体力の消耗戦に入るのです。「俺は体力がある」と思っても既にこのヘビーな不景気が半年続いています。僕の周りでもあちらこちらから悲鳴が聞こえてくるのです。「今年はバケーション無しだな。」って。

今日の最悪ニュースはアメリカのGM/クライスラーの処理にかかる噂です。そう、破たん処理の上で再生させるというアイディアが平然とメディアに取り上げられるようになりました。

これは二つの見方が出来ます。
 .バマさんも救えなかったか?
◆仝い選択肢をとったな。

オバマさんが就任する直前まで世論の期待は「オバマさんなら救ってくれる。」こういう期待が彼に対する過度な人気と共に膨らんでいた可能性はあります。そして、だれも「潰す」という選択肢を表向き、論じることはありませんでした。

僕はずいぶん前からビックスリーは潰すべき、そして、アメリカの自動車会社三つを一緒に合併して国策産業として政府が支えるべきといい続けています。

政府はようやく、高い費用を払って倒産→再生の選択肢を前向きに検討し始めたようです。正直いって遅いけどそれでいいと思います。

竹中平蔵さんがひと月ぐらい前に面白いことを言っています。「オバマ人気はバブルか?」と。それと、ビックスリーへの対応がオバマさんの評価の試金石だといっています。竹中さんは政府主導で潰して再建するという策は「第三の策」として有効であるという考え方です。

そういう意味ではアメリカ政府は賢い選択肢を検討しているともいえます。

世の中、自動車だけではありません。例えばエアカナダに倒産リスクということも新聞記事で先日出ていましたね。今や、どの会社がどうなっても誰も驚かない、だけど、それに関連している人たちにとってはまさしく暗黒の日々がやってくるということなのです。

残念ながら100年に一度しか経験できない恐怖の中でわれわれは見えない明日に立ち向かわなくてはいけません。どうすれば太刀打ちできるのか?

自分でやってみたらどうですか?

そう、今まで業者に頼んでいたり、コンビニで買っていたものや弁当を買っていたあなた、自分で作ってみたりやってみたらどうでしょう?クリーニングでもいい、靴の修理でもいい、大工仕事でもいい、ペンキ塗りでもいい。

なぜそんなこと言うかって?自分で作るとお金の節約になることもそうなのですが、自分でこんなことも出来る、あんなことも出来るという発見があるのです。その発見から自分の才能を見つけ出す工夫をするということです。

今、世界の不況という圧力に皆吹き飛ばされそうなのです。一生懸命しがみつくより、工夫をして飛ばされないようにするのです。自分で出来る些細なこと、それって、案外、こんな小さなことから始まるのではないでしょうか?

世界経済の話からアイロンがけの話まで飛んでしまいました。ちょっと極端でしたね。でも、視点を変えるという工夫が大事だというメッセージは伝わったかと思います。

いかがですか?早速アイロン台を出してみたくなった方、ハイクリックです。
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では。

今日はドルのことを書きましょう。4

アメリカの景気が悪化すると同時に最近、大きく議論されるようになったのが基軸通貨ドルのあり方です。

基軸通貨?

平たく言うと世界は米ドルが支配しているということです。米ドルさえればどこでも旅行できるし、モノも買えるのです。これがドルなのです。つまり、米ドルは二つの顔を持っています。アメリカの国内通貨、それと外国で使われる通貨。

アメリカが黄金時代で一国独裁の時は良かったのです。1971年の固定相場制が終わったとき、アメリカの真の時代が始まったわけです。だって、世界のGDPの半分も占めて御覧なさい。否が応でもドルを使うのが便利に決まっています。

その間、アメリカの造幣局はどんどん輪転機を廻すわけ。アメリカがどんな双子の赤字を出そうともお構いなし。どんどん輪転機を廻せば事は済んだわけ。
(昔、ドイツが第一次世界大戦が終わった際、戦債の支払いの為インフレにさせたことがあります。コーラを一本買うのにリヤカーで引っ張るほどの札がいる、という風刺漫画が出たくらいです。)

おまけに世界は今のような力関係ではなかった。ヨーロッパはイギリスのひどい不況もあり、ドイツはまだ、東西に分裂していたし、ソ連はアメリカと冷戦中、日本は戦後復興から本格復興を遂げて目覚しい発展をしていたものの国際舞台では発言力は小さかった。

だからアメリカの独走を許したのです。

が、今になり、基軸通貨、ドルの信認が揺らいでいます。

アメリカの経済が大変になっていること。
ヨーロッパ、中国、ロシアを始め、G7はG20になったくらい、世界で力をつけた国が増えたということ。
アメリカを後ろ支えしていた中国、台湾、日本もこのままドルを支えてもよいのだろうかという疑念を持ち始めたこと。
ロシアが基軸通貨のドルを政治的に揺さぶりをかけていること。

だから、どの国も今、悩んででいます。
「どの通貨を使おうか?どの国の国債を買おうか?」

ついこの前までユーロが第二の基軸通貨になるという期待もありました。ですが、専門家の見方はまだまだ程遠い、という感じです。

結局、ドルを基軸通貨にしたくない、だけど、ドル以外に見つからない、これが本当の答えです。

麻生さんはドルを全面支援しています。中国も支援体制を表明しています。
将来的には当面、ドルから他国通貨へのリスクヘッジが進むと思います。それはユーロかもしれないし、円かもしれません。

うんと将来、基軸通貨を考える場合、基本的には三通りしかありません。
ドルを支え続ける。
新基軸通貨を作る。
地域ごとの通貨を作る。

ケインズは新基軸通貨としてバンコール(bancor)というものを考え出しています。もちろん実現はしていませんが、考え方としてはいろいろな財をバランスよく組み合わせることで価値を作り出すという点で理想に近いものだろうと思います。

一方、ユーロは地域通貨として実現できた点で、似たような地域通貨を作り出すことは可能でしょう。
いづれにせよ、僕は以前から折に触れて指摘しているように通貨バスケットの様なもので地域通貨を創設する努力は必要だと思っています。

ドルの事なんて全然興味ない、と思っている方、あなたの今の生活は表向き、裏向き、ともにドルとともに支えられているのです。少しでも関心を持ってもらえると嬉しい限りです。

ちょっとでも理解してくれた方、ぜひともクリックです。
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では。

日本の景気悪化を止めるには4

とどまるところを知らない経済状況になってきました。
底なし沼という感じです。

世界の主要国を中心にあらゆる手立てを打っています。ですが、一向に上向きになりません。アメリカにおいては散々です。オバマさんが大統領になってからもアメリカの株価は反発らしき反発がないままです。

各国がいくらお金をつぎ込んでもなすすべがないという感じでしょうか。

僕は日本においては大々的な株のPKOを行なうのが効果的かもしれないと考えています。

まず、銀行の持ち合いの相手株価が下がっていることで自己資本比率が下がってきています。おまけに株価が半分以下になれば時価会計に引っかかります。
これが銀行の貸し渋りの大きな原因になっています。

議論されているようですので早めに実行に移す必要があるかもしれません。3月末は近いのですから。

現在、空売り規制が結構かかっています。これは株価をある程度維持するには助かります。

問題は外人売りです。外資は自国のファンド解約などで引き続き売りポジションが強い状況です。この嵐が何時収まるかですがこれをカバーするだけの国内機関投資家からの買いが継続的に入れば日本の株価はどうにか維持される公算があります。

個人投資家は一部の層が虎視眈々とチャンスをうかがっていますので新興市場ではかなり熱くなっている銘柄も多くなっています。抵抗力があるのはむしろ新興市場かもしれません。

話を元に戻しましょう。
アメリカもそうですし、日本もそうです。まずは銀行株が安定する必要があるのです。シティバンクの株価、金曜日には一時1.61ドルと07年の高値から96%も下がる状態になっています。はっきり言って銀行の体をなしていません。これでは銀行がモーゲージを出したり、預金者が安心してお金を預けられるわけがありません。

今日、ロス在住の中国系ビジネスマンと朝のエクササイズをしながら話しをしていましたが、銀行不安定→不動産処理進まず→不景気継続→仕事なし の悪循環はまだまだ抜け出せる感じがしないといっていました。

僕はまず銀行。これを救い出すことが先決なのだと思います。
日本の一昔前の株価チャートを思い出してください。まず銀行の株価が上がる、すると新日鉄などの重厚長大型の株価が上がり始めるのです。そうすると政府も民間も個人もみんなハッピーになるのです。

まずは株価対策です。政府の方や与野党はいろいろ言っていますが正直、株価対策は本当に即効性があると思いますよ。

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