外から見る日本、見られる日本人

バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

2009年10月

外国人と日本人のすり合わせ4

日経ビジネスに北島康介選手のコーチだった平井伯昌氏が「日本的経営に回帰しよう」という寄稿をしています。

氏曰く、海外で活躍する日本人プロスポーツ選手を海外のコーチらが仕立て上げようとしてもなかなかうまく行かない。日本人には日本人に適したトレーニング方法がある、ということです。だから松坂、上原、川上選手らが伸び悩んでいるというご指摘です。

うーんなるほど。

そして、氏は続けます。わが国にはわが国に適した経営の仕方があるはずなのに米国流の経営をそのまま取り入れようとしたことに無理が出た、とおっしゃっています。つまり、米国流経営手法も日本的テイストを加味しないといけないとおっしゃっています。

更に、
「何故日本流にもっと誇りを持ち、それを生かそうとしないのか?理由の一つには日本人が日本や日本的なものにコンプレックスを感じていることがあると思う。海外に行くとこの国の人になりきっている日本人が多いのもその為だろう。彼らの姿を見るたびに情けない気持ちになる。何故日本や日本人としての誇りを大事にしないのかと」。

この点は個人的には微妙ですね。海外で仕事をする、生活をするというのは「郷にいれば郷に従え」的なところがあります。もちろん日本人的よさを維持しながらその国の文化、社会にフィットするようなフレキシビリティを持たせるというのは極めて重要だと思っています。

さて、平井氏の寄稿にある重要な意味を見て取ることが出来ます。

日本人は日本人に適したやり方があると。例えば中華料理。本場中国の中華とは違います。イタリアンもフレンチもカレーだって違います。みな、日本風にアレンジ。

浅田真央ちゃん。今回のスケートは散々でした。多分、コーチの教え方、方針とうまく合わないような気がします。

(事後追記:このブログをアップしてから読み物をしていてまさしく平井氏が言っていることが浅田真央ちゃんとコーチの間に起きていることを発見しました。コーチのタラソワさんはロシア人としてスケートを「完璧」にすることに専念するタイプだそうです。ですから逆に言うとタラソワさんにとっては真央ちゃんでもキムヨナでもよいわけです。タラソワさんはタラソワさんのやり方を曲げない。そこに無理があるのです。)

これを逆手に取りましょう。

日本製品を海外に送り出す際、日本基準でものを考えていませんか?ということです。日本は世界の中では極めてユニークな文化を築いています。そして、今現在でもまるで文化、社会的に見えない鎖国の幕があるが如く、独自路線を邁進しています。

大手の企業、ソニー、トヨタや日産などはたくさんの外国人社員を抱え、現地の風土に合わせたビジネス展開をするべく土台をつくり上げています。しかし、大多数の普通の日本企業は日本の製品をそのまま送り出そうとしています。これでは現地の人は使いこなせない、便利だと思わない、価値を見出せない、ということになるのです。

日本が海外で物を売るには海外の文化、社会、デマンドを研究し、それにあわせる必要があるということです。そういうマーケティングを強化することで日本の本当の強さは維持することが出来ると確信しています。

平井氏の寄稿はそういう意味でよく考えさせられる内容でした。

いかがでしたでしょうか?皆さんも思い当たること、ありますよね。
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ではまた。

やりたいことが分からない若者4

僕は仕事柄若い日本人とよく話をします。また、採用面接の際に必ず聞かせてもらうのが

何故カナダに来たのか?
カナダ滞在中に何をゲットしたいのか?
日本に戻ったら何をやりたいかということです。

ところが案外面白いことに結構似た返事が返ってきます。

何故カナダに来たの?−英語を勉強したいから。
カナダ滞在中に何をゲットしたいの?−英語をうまくしゃべれるようになりたい。
日本に戻ったら何をしたいの?−まだ考えていません。

この答えには「一貫性」がありません。
英語がうまくなりたいというのは手段です。その手段を使ってある目的を達成したいというのが本来なのですが、手段だけ欲しいというのです。

これでは英語はうまくならないのです。

僕は本当に英語をうまくなりたいと思っている人に助言していることがあります。

英語学校なんて行くなよ。コミュニティカレッジのような目的を持った学校に行きなさいって。

料理でもよいし、スポーツでもいい、陶芸教室でも良いし、コンピューター教室でもよい、とにかく、英語を使いながら自分の好きなものを学ぶことが一番英語を覚えるには早道なのです。

僕が学生のとき、教授が言うのです。「あまり大きな声ではいえないが、自分は英語がうまくなりたいと思って一生懸命英語のポルノ小説を読んだ」と。これだって同じことですよね。

つまらない文法を学んでも効果には限界があります。頭脳はある行動に印象付けることでより強い記憶となるのです。

さて、今日は記憶力や英語の話をするためにブログを書いているわけではありません。

何故若者はやりたいことがわからなくなってしまったのか?ということなのです。

僕らが小さい頃、男の子なら野球選手とか電車の運転手といった夢がありました。それは体験を通じて楽しい、やってみたい、という深い印象付けが行なわれているからです。

そして幼少期から少年期、青年期を通じてさまざまな経験をし、その結果、自分のビジョンをそれなりに確立してきたと思います。親の仕事を継ぐというのもそれはビジョンであるし、サラリーマンになる選択もそれなりのこだわりがあった記憶があります。

大学の3年生ぐらいになるとどの会社の面接を受けるかということに当たり、飲み屋で同期と意見を戦わせながら自分の選択が正しかったか、常に考えるチャンスがありました。

ですが、最近の若い人は明らかにそういう「うざい」ことはスキップしているような気がします。一見スマートのようなのですが、中身が全然ない。頭でっかちで雑誌やインターネットで得た知識しか持ち合わせていなくて薄っぺら。だから実践に入るとすぐに腰折れになってしまうのです。

僕は今の若者はインターネットの使用を限定すべきではないかと思うのです。もっとフェイスtoフェイスの議論をして、正しい知識を正しい書物からゲットすべきだと思うのです。要領を追求しすぎた結果、自分で汗をかくことを忘れてしまっています。

若者と話しをしていて隔世の感を持つようになったのは単に歳のせいだけではなく明らかに違うタイプの人間と化してしまった若者との目に見えない距離感かなぁと思っています。

皆様はどうお考えでしょうか?ご意見お待ちしております。
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ではまた。

外資で働く日本人4

日経新聞の「大機小機」にとても気になる寄稿がありました。

ニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが不動産デベロッパーのアーバンコーポレーションが昨年倒産した際、BNPパリパ証券の相場操縦があったとされ、その結果、アーバンは倒産し、パリパはそのときの手数料11億円の社会的還元を求められているのみならず、日本での証券業務の継続が危ぶまれています。

なぜそうなったかというと担当者が功績をあげ、ついてはボーナスとして高額の報酬を得るという餌に釣られたからに他なりません。

似たようなケースはシティグループのプライベートバンキング部門でもありましたね。元々はライブドアの価格修正条項付転換社債引き受けでリーマンが巨利を得たことに端を発したとあります。

「大機小機」では外資は日本など自国以外だとどうしても管理の目が行き届かない、その中での行為であったとみています。そして、それ以上に大事なのが外資を渡り歩く日本人。

僕の知り合いでも数人が外資の金融業界を渡り歩いています。そして面白いことに大体2−3年でどんどん変わっていくのです。変わる事でより高い報酬、やる気、そして、技を身につけていくのだろうと思います。ですが、2−3年で転職をするということは外資を食い物にしているとしか思えないのです。

外資もまた一方で、厳しいノルマ、成果主義を掲げていますから、一年ごとにやってくる契約更改では多数の人が振り落とされ、成績を上げなければ年俸も下がることは間違えありません。

外資の金融業界の場合、ごく普通に1000万円越えの年俸が払われています。あなたがもし苦労して外資に入り、夢の1000万円年俸を頂けるとしましょう。2年目以降もそれを維持したいと思うのはどの人も同じでしょう。

それが難しくなれば当然、グレーエリアに足を突っ込むケースはありえます。もちろんこんな事をやっている人は極少数かもしれませんが結果として不祥事が起きているのです。

高い報酬と報酬の為だけに無理を重ねるその世界はやはり歪んでいるとしか思えません。

お金に目がくらみ間違えを犯す人などは世界中どこにでもいます。そして、必ず、トラブルに陥っています。という事はお金は魔力であり、だからこそ、自分をうんと締めておくぐらいの強い精神力が必要だということです。

逆に言うと外資は、日本人で多少の英語と専門知識が出来る人が不足しているからこそやむを得ず2−3年ごとに転職している人を雇っているということです。

外資で高給を取る人たちが住む高層マンションの上層階からみる東京のきれいな夜景は、やはり地に足がつかないということなのでしょうかねぇ。

この記事を読んで一部の高給取りのどろどろした世界を一瞬、垣間見た気がしたのは僕だけでしょうか?

という事で今日はここまで。
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ではまた。


日本はどうして貧乏なの?その2 貧乏からの脱却4

昨日は日本だけが貧しくなっているということを複数の角度から検証しました。

では、今日は大胆な提言です。
そう、貧乏からの脱却を図る方法。

先に結論を申し上げます。僕の考えは技術的に世界の中で先端を走っているものや競争力のあるものは全部国内に回帰させよ

ということです。

僕はこのブログを毎日書きながら常にこの問題を考えていました。さまざまな角度から日本人の特性、歴史を踏まえてどういう展開が良いのか考えてきました。
そして、今後、世界の中の日本という位置づけで日本を相対的に上昇させ、富を蓄積する方法は何か?

上述の通りです。今までの安い労賃を求めて海外に進出していた工場を日本に戻すのです。

なぜか。

答えは頭脳流出を防ぐということです。

頭脳流出(Brain Drain)は僕が学生時代に経済の英語の原書を読んで始めて覚えた言葉です。とても衝撃的な言葉でした。そして、残念ながら日本では頭脳流出は垂れ流し状態であるということです。

ですからせっかく苦心して高度な技術を開発しても開発者利益を享受する前にみな盗まれてしまっています。

超高度な技術については国内の企業と経済産業省がそのノウハウを徹底してブラックボックス化し日本独自の技術として海外に売り込むしか方法はないのです。

アメリカは昔、日本の閉鎖的姿勢について自由化とノウハウの共有で世界が共に繁栄すべきと提唱しました。それで無理やり説得されて門戸を開きました。ですが欧米に代表されるキリスト教的道徳心はアジアにはないのです。だからみな盗まれる。

僕は昨日、カナダやオーストラリアには資源があり、潤っているといいました。
アメリカにはお金が集まってくる仕組みがあって潤っているといいました。
中国にはあふれんほどの人口がいて内需だけでやっていけるといいました。

では日本には何があるのでしょう。そう、技術力があるのです。世界一です。

ならば何故これを飯の種にしないのでしょう。企業は小銭を稼ぐために海外に行って技術を盗まれて挙句の果てに社員の給与を削るわけです。そうではなく、もっと儲ける仕組みをもう一度考えるのです。

それには企業ベースのみならず、政府の力と国民の愛国心が必要です。

日本にもう一度チカラを。

それにはもう一度「国内回帰」です。ですが、銀行のいう国内回帰とは違います。日本全体をブラックボックス化する、そして、国内で根幹となるべきところを生産します。

日本人に一つ、間違ったインプットがあるとすれば「安くなくては売れない。」
そんなことありません。日本の唯一の技術ならそれしかないのですから品質競争力が
あります。日本は競争力は価格を主体に考えます。それが癖なのです。

それをまずは変えて欲しいと思います。日本には世界で最高の品質を提供する能力がある、だからそれを付加価値として最大限の利益を取る仕組みを作ることなのです。

いかがでしょうか?
もちろん、そんな無謀な、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
これですべて解決できるわけではありません。しかし、安い労働力を求めてアジア諸国に進出するという発想をすっかり転換するというポイントはそろそろ有効かと思います。

皆様の忌憚ないご意見、お待ち申し上げております。
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ではまた。

日本はどうして貧乏になの? その14

日本の貧困率が15.7%という発表が先日ありました。貧困率という言葉はあまりなじみがないのですが、要は平均可処分所得の中央値の半分に達しない人を貧困と称しています。問題はこの数字が年々上昇気味でOECD加盟国の中でも下から数えて4番目ぐらい。

もちろんここには統計のマジックがあるのと所得格差が拡大しつつある現実がこの数字となって隠れています。

さて、では何故こんなに貧乏になってしまったのでしょうか?
今日は根本的な問題を考えてみたいと思います。

僕はカナダに住んでいます。カナダの経済はG8の中では現在、最も好調といわれています。何故でしょう。資源があるからですね。

オーストラリアは先週、金利を上げましたね。このご時世に金利をあげられるというのは国内経済がしっかりしているということ。そう、あの国も資源があります。

では、アメリカ。いろいろ言われていますがアメリカは潰れません。何故そういうかというとお金が集まる仕組みがあるからです。世界中からお金が集まり、そのお金がアメリカを通じ、再投資される。だから、世界最大級の企業を含め、巨大産業がごろごろしています。つまり、お金が集まるということは国内は潤うということです。

中国はようやく目を覚ましたばかりです。13億人という人口の富を均等に増やしていくのです。そして、インフラも整備するのです。内需だけでもとてつもないパワーがあります。何故内需だけでやっていけるのでしょうか?それは中国が一定の技術力を既に確立したからです。繊維、鉄鋼等の素材産業から自動車、コンピューターなど高度集積技術の製品まで世界レベルの7-8割まで追いついています。だから、当面はこれだけで国内需要を満たしていくことが出来るのです。

では日本。何がありますか?昔はモノづくりでうならしました。でも韓国、台湾、中国にその差を詰められました。ではアジアの金融センター。そんな夢のようなプランは僕の大学時代に目をきらきらさせながら講義を聴いていたものです。もちろん夢で終わりました。

直接投資。やりましたね。80年代後半。日本はアメリカの不動産を買い占める気か?とまで言われました。ところが、バブル崩壊とともに海外における日本と日本人の存在はまるでナメクジに塩を撒くようにさーっと消えました。

90年代からの「失われた○○年」(何年だか分からなくなりました)の間に何が起きたかというと国内回帰、本業回帰という銀行の大号令で企業が積極的にビジネス展開することを放棄してしまったのです。(いや、銀行がやらせなかったというほうが正解かもしれません。)

いま、どんどん貧困になっていく日本に政府が下駄を履かせようとしています。つまり、これでは生活できないだろう、だから、小遣いだよ、って。今の政府方針は基本的に全部この考えの下に成り立っています。

では、一旦下駄を履かせてもらったら二度と下駄を脱げなくなる、ということは考えたことはありませんか?そうではなく、国民一人一人が走る力を備えなくてはいけないのです。そう、体力。

ではその体力はどうするのか?僕も一生懸命考えました。僕の脳みそはそれほど素晴らしいものではないので考えにも限界がありますが、明日のブログに僕の意見を書かせてもらおうと思います。

今日は現状をもう一度おさらいするというところでおしまい。
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ではまた明日。

マンション投資は儲かるでしょうか?4

日本では根強い人気なのがマンション投資。部屋を買ってもいいし、マンションを一棟、全部買ってもいいですよね。

実際、僕も何度となく検証をしています。検証をしているということは興味があるのですが、どうしても数字が合わないのです。巷で言う高利回りのマンション投資、何処にからくりがあるのでしょう。

まず、利回り。よく広告などに書かれている利回りですが、あれはグロス表示になっています。つまり、不動産を持つことでかかる諸費用は計算外。

例えば、3000万円のマンションを買って月20万円で貸せば年間240万円の家賃が入ってきますから240万÷3000万x100=8.0%という利回り表示です。

ですが、あなたがマンションを買っている間に維持費がかかります。管理費、積立金、固定資産税など。この計算は何処に行ってしまったのでしょう。

次に不動産を取得するときにはさまざまなコストがかかります。不動産屋へのコミッションもあります。司法書士の先生は安くありません。このコストは何処に行くのでしょう。

これらを考慮すると2%程度は下がるものです。

でも6%ある、と考えますか?ではもっと言いましょう。
同じ人が延々と入居して間違えなく家賃を払ってくれればいいです。ですが、家賃の滞納がありますよね、入居者の入れ替えもありますよね、その間、すぐに埋まらなくて、不動産屋に斡旋してもらいますよね。そうするとその間、空き部屋で逸した収入、不動産屋への手数料はどうなるのでしょう。

それだけではありません。前の人がきちんと使っていてもだんだん古くなるもの。やはり疲れてきたカーペット、壁紙、ペンキは塗らなくてはいけません。

このコストはどうでしょう?うーん、と悩み始めましたか?

ではとどめ。

利回りは投下資本に対して何%のリターンがあるか、という表示です。ですから冒頭の例では3000万円に対するリターンの計算です。ところがあなたが10年間、そのマンションを持って売却しようとしたときその金額で売れるでしょうか?まずムリでしょう。
10%以上の減価は覚悟しなくてはいけません。

そうすると仮に諸経費込みで10年間4%程度で回っていたとしてその間ゲットしたネットの収入は1200万円。売却したところ、10%少ない2700万円とすると300万円、投下資本に対して損をしました。結局総ネットは900万円です。

3000万円を10年回してネット収入900万円は年あたり利回りが3%になってしまいます。

ちなみに現在、利回り8%の物件などありません。市場に出ているのは大体6%程度。つまり、リスクをとってリターンは1%程度が現実なのです。厳しいですね。

不動産はもはや素人が普通に買って投資対象にするのは無理なのです。不動産を受動的投資=アパート経営のように老後の安定収入、というようなコンセプトではムリだということです。(ですが攻める不動産、という方法があります。僕は今、研究しています。)

ところが、皆さん、往々にして月々入ってくる定期収入で満足してしまうということです。上述の場合、年間240万円の収入があたかも自分が死ぬまで入ってくる錯覚に陥ります。初めの投資を忘れています。

まったく同じことがいえるのが最近の投資信託で毎月分配金があるタイプ。今、日本ではこれでないと売れない、というぐらい人気があります。ですが、これも同じからくり。毎月分配しているものの当初の投資資金はとっくに元本を割っているのです。ですから基本的には損をしている。なのに毎月の分配金がずっと入ってくる勘違いを起こしています。

皆さんもそういうことありませんか?
こういうところに気をつけないと何時まで経ってもお金は貯まらないということですね。

なーるほど、と思ってくれた方、是非ともクリックを。
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ではまた。

JAL,郵政、別の視点4

新聞でにぎわしている二つの話題、日本航空再建問題と日本郵政は共通するものがあります。それは、

大きな政府

日本航空の再建については協議中ですので最終判断を待たなくてはいけませんが方向として政府が増資を引き受ける公算もあるようです。そうなれば今、巷でいわれている約1/3のコントロールを政府が握るということになります。

一方日本郵政も今後の国会の審議等を通じてどうなるかを判断しなくてはいけませんが一つは株式公開は見合わせるという大前提があります。そして、過疎化地域へも郵便サービスを提供するという方針ですから赤字よりもサービス、つまり行政としての色彩を強めるというわけです。

この方向性が世界の主流からは大きく逆行するということはこれをお読みの皆様は十分ご理解いただけると思います。

さて、最近の政府の動きをみていますと景気対策と称して政府が全面的に国民の貧困化を下支えしているような状況です。では何故国民はここまで貧困化したかというと企業の厳しいリストラなのですが、言い換えれば、過剰で不必要な国内競争を延々とやり続けたことで体力を消耗してしまったとも言えますよね。

これは日本航空に限ったことではなくJRもそうなのですが、人が動かなくなったのではなく、「動けなくなった」のです。出張も減り、レジャーも手軽ではなくなった、ということでしょう。JRがここまでさまざまな割引キャンペーンを張っているのは今までになかったことです。

僕はこのブログなどで何度も繰り返しています。
「不要な競争で物価を下げるのはよくない。」

何故皆さんは海外旅行に気軽に行けなくなったのですか?なぜ、出張が減り、ビジネスクラスの利用が禁止されているのですか?それは給与が減り、企業の利益が減っているからですが、それはひいては適正利益をうる売り上げが足りないのです。

純国内産業であれば売り上げが減ってもコストも減るからネットで同じということも極論ではあるでしょう。しかし、日本航空のようにコストは世界の中での戦い、でも乗客はより安くではとてもやっていけません。

企業努力という美語にだまされて実は日本だけ世の中と逆の歯車で回っていると思っているのは僕だけなのでしょうか?僕は心配でなりません。

ということで今日はここまで。
皆様の熱い応援、よろしくお願いします。
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では。
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