長年外国に住んでいると必ず耳にするのが、「外国に住んでいる日本人って変わってるよね」。

ですから僕も日本在住の方から見ると「変わっている」はずです。

この「変わり様」には二通りあるかと思います。

一つは単に外国の生活、外国人に感化されて日本人が薄れている場合。
もう一つは日本人の感性は持ちつつも外国に住み仕事をするために「変態」しなくてはいけないという場合です。

外国の住環境は日本のそれとは全く違います。当然ながらその国、その地方にあった対応をすることを余儀なくされます。それこそ外国に行って日本語が通じないと怒る人はいないでしょう。片言でもその国の言葉を使おうと努力します。

中東に行ってお酒は飲めませんよね。これも自分がその国のやり方に合わせなくてはいけません。

これらは明白な例ですが、生活をすると食生活、子供の教育、ビジネスの進め方、近隣との付き合い方などあらゆる方面でそのやり方に合わせなくてはいけません。その結果、人は必ず影響を受け、その場に最も相応しいやり方に溶け込むようになるのです。これが「変態」です。女の人の化粧一つ、変わってしまうのです。

これらの変わり方を見て日本の方から「外国に住んでいる日本人は…」というコメントを頂くのですが、これは正しい捉え方ではないことはお分かり頂けるかと思います。そこに住むためには生活上の当然の防御であるのです。

外国に長く住んでいる僕らが日本に行くと本当に不思議なことに出会います。上司が帰るまでオフィスから出られない若手社員とか、どのチャンネルをひねっても同じような番組しかやっていない日本のテレビとか、同じ髪型、同じファッションをした「時代に敏感な」女性達とか。

見方を変えると日本在住の日本人が「変わっている」という言い方もできるのではないか、という推論も出来ます。

外国に住んでいると我々はたくさんの出身国の方の中の「日本人」という位置づけです。コミュニケーションに国境はありません。様々な方と一緒に生きていく中で一定の国際常識を備えておくことは非常に重要です。

日本の舞台のみで生きている日本人は、自分達のやり方が世界から理解されなくなるリスクを抱えています。高齢者の方はそれでも良いかもしれません。60歳の方に「今から国際化してください」と言うのは酷でしょう。が、日本を支える20代、30代の方々が世界はどんなところが知らないことは日本の将来にあまりに不利益であります。

例えば、年金を払わない、給食代を払わない、中には区議会議員で税金を踏み倒している方もいるようですが、そういう「自己中心的」な発想は「社会の一員」という発想を大事にする外国では通用しません。

「変わっているのはあなたです」と言われないためにもあなたが変態出来るか挑戦してみられたらいかがでしょうか?

ということで今日はこのぐらいにしておきましょう。

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ではまた明日。